「濃霧の中の勝利」といったところでしょうか。試合の数時間前、私がベッドに行く前にSerbenfiquistaでは、マデイラ島在住ファンたちが「霧がかなりすごいよ~」と書いてはいたんです。でも、「なに、ここでは天候はあっという間に変わるから大丈夫」という投稿もあり、あまり気にも留めずにいました。でも、朝方起きてネットに繋げてびっくり。最初のほうはそれでもまあまあの視界で、「パブロがベンフィカに来て最初の試合(リオ・アベ戦だったか)を思い出すなあ」と呑気に思っていましたが、そのうち半端ではない濃霧になってきて、ネットの画面が真っ白に! 全然ボールが見えないし、誰が誰だかわからないし、これって観戦している意味があるの~?? 画面が見えないということは、当然プレーしている選手たちもお互いが見えないわけで、そのうち試合は中断されてしまいました。パブロも含めて、選手たちはみんなベンチに座って霧が晴れるのを待つことに。5~6分して視界が良くなってきたので再開。カルドーソのゴールはいつのタイミングだったかなあ、はっきり覚えていません(汗)。かなりの濃霧の中、かすかにウィッツェルが中央をドリブルするのが見えて、こちら側のガイタンにパス。ガイタンは素晴らしいクロスを上げて、カルドーソがヘディングでゴールという流れでした。カルドーソ、よくボールが見えたなあ。この間、パブロがどこにいたのだか全くわかりませんでした。(ダイジェストを見ても、ピッチが白すぎてわからない・・・。)
前半の間に、再度霧が濃くなり、2度目の中断。
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この写真は二度目の中断のときのもの。パブロの髪を見ればわかるとおり、雨も降っていた模様です。この中断時は、選手たちはベンチまで下がらず、ピッチで待っていました。英語実況のネットを見ていた人によれば、英語解説者は「どう見てもプレーするコンディションではないでしょう。選手たちを守るためにも試合はキャンセルするべき。」と話していたそうです。でも、明日に順延するにも、マキシ、ガライ、ウィッツェル、カルドーソと多数の選手が代表に呼ばれているベンフィカは、明日試合をするのは不可能。後日マデイラ島まで出直すのも大変すぎ。強行するしかない状態です。
そんなこんなで前半はばたばたのうちに終わりましたが、チームやパブロの調子がどうだったのか、全然わかりませんでした。(相変わらずの髭で顔が酷かったのはわかりましたが。)
幸い後半は霧が嘘のように晴れて、問題なく試合ができました。きっとそういう天気予報になっていたから、試合を続行したのでしょうね。
試合内容のほうは、アイマールにはマンツーマンのディフェンスががっちりつき、本人も少し疲れがあった上に、グラウンドの状態も良くなくて、最近の試合のように素晴らしいプレーはできませんでした。そのせいかどうか、ベンフィカもあんまりぱっとしませんでしたが、ブルーノ・セサールのドリブルを阻止して相手選手が2枚目のイエローで退場。試合のコントロールは大体できていたように思います。いつものように頑張っていたパブロですが、疲れが見えてきた73分頃にエンソ・ペレスと交代。0-1での交代だと、またいつものように追いつかれるんじゃ?と心配でしたけれど、ロス・タイムにブルーノ・セサールが豪快なシュートを決めて、決着をつけました。昨シーズン第20節スポルティング戦以来の無失点だそうです。やれやれ~。
試合ダイジェスト:
ウィッツェルがペナルティ・エリア近くで倒されているシーン、パブロからの良いパスを受けてのものだったのに、パブロのパスの部分が映っているダイジェストがなくて残念です。試合を見ているときは、あのファウルでも退場者が出たのだと思い込んでいました。
その後のパブロのフリーキック、惜しかったです!! あと数センチで入っていたのに! 蹴る前に、ブルーノ・セサールも蹴りたさそうだったのを、パブロが「自分が蹴るから」とあっさりブルーノを退けていたので(そしてブルーノも素直に引き下がっていた・・・)、自信あるのかな?と思っていたんですよね。
しかしこの写真は・・・。
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パブロ、全然腹筋を鍛えていなさそうですね。どちらかというと、(上半身だけ見ると)ボートで漂流していた遭難者か、無人島でお腹を空かせて暮らしていた人に見えます・・・。
ジェスス監督は、
採点:
パブロに、A BolaとO Jogoが5を付けているのに対して、5点満点のMaisfutebolとRecordは、それぞれ4と4.2。評価は分かれているようです。オフィシャル・ページとmaisfutebolの良かった人に、パブロの名前が挙がっていました。
NACIONAL- BENFICA
B J MF R(/5) JC
ARTUR 6 6 3 4.6 6
M.PEREIRA 6 6 3 3.7 6
LUISÃO 6 6 4 4 6
JARDEL 6 6 3 3,1 5
EMERSON 4 5 3 3.5 5
JAVI GARCIA 7 6 3 3.9 6
WITSEL 6 6 4 4.3 7
GAITAN 7 7 4 3.9 6
NOLITO 4 3 2 3.2 4
AIMAR 5 5 4 4.2 7
CARDOZO 7 7 4 4,1 7
(B. CESAR 6 6 3 4.2 6
ENZO PEREZ 5 3 2 3.4 4
R. AMORIM - - - 3,1 -)
LIGA - 3.ª Jornada - 29/08/2011
Estádio da Choupana - Assistência: 5 000
NACIONAL: Elisson, João Aurélio, Felipe Lopes, Danielson, Nuno Pinto, Luís Alberto, Skolnik, Mihelic, Todorovic, Candeias, Rondón, D. Barcellos, Mateus, Edgar Costa
SUPLENTES NÃO UTILIZADOS
Marcelo, Oliver, Elizeu e Neto.
TREINADOR: IVO VIEIRA
BENFICA: Artur Moraes, Emerson, Jardel, Luisão, Maxi Pereira, Javi García, Witsel, Nolito, B. César, Pablo Aimar, Enzo Perez, Gaitán, R. Amorim, Cardozo
SUPLENTES NÃO UTILIZADOS
Varela, Miguel Vítor, Rodrigo e Saviola.
TREINADORES: JORGE JESUS
Golos: 0-1 Cardozo (25’) e 0-2 B. César (90’+5)
Figura do jogo: Gaitán (23 anos, extremo)
Árbitro: Artur Soares Dias (Porto)
Disciplina: Amarelos: João Aurélio (49’ e 62’), Danielson (53’), Emerson (54’), Cardozo (54’), Javi García (59’), Felipe Lopes (67’) e Edgar Costa (77’) Vermelho: João Aurélio (62’)
前半の間に、再度霧が濃くなり、2度目の中断。
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この写真は二度目の中断のときのもの。パブロの髪を見ればわかるとおり、雨も降っていた模様です。この中断時は、選手たちはベンチまで下がらず、ピッチで待っていました。英語実況のネットを見ていた人によれば、英語解説者は「どう見てもプレーするコンディションではないでしょう。選手たちを守るためにも試合はキャンセルするべき。」と話していたそうです。でも、明日に順延するにも、マキシ、ガライ、ウィッツェル、カルドーソと多数の選手が代表に呼ばれているベンフィカは、明日試合をするのは不可能。後日マデイラ島まで出直すのも大変すぎ。強行するしかない状態です。
そんなこんなで前半はばたばたのうちに終わりましたが、チームやパブロの調子がどうだったのか、全然わかりませんでした。(相変わらずの髭で顔が酷かったのはわかりましたが。)
幸い後半は霧が嘘のように晴れて、問題なく試合ができました。きっとそういう天気予報になっていたから、試合を続行したのでしょうね。
試合内容のほうは、アイマールにはマンツーマンのディフェンスががっちりつき、本人も少し疲れがあった上に、グラウンドの状態も良くなくて、最近の試合のように素晴らしいプレーはできませんでした。そのせいかどうか、ベンフィカもあんまりぱっとしませんでしたが、ブルーノ・セサールのドリブルを阻止して相手選手が2枚目のイエローで退場。試合のコントロールは大体できていたように思います。いつものように頑張っていたパブロですが、疲れが見えてきた73分頃にエンソ・ペレスと交代。0-1での交代だと、またいつものように追いつかれるんじゃ?と心配でしたけれど、ロス・タイムにブルーノ・セサールが豪快なシュートを決めて、決着をつけました。昨シーズン第20節スポルティング戦以来の無失点だそうです。やれやれ~。
試合ダイジェスト:
ウィッツェルがペナルティ・エリア近くで倒されているシーン、パブロからの良いパスを受けてのものだったのに、パブロのパスの部分が映っているダイジェストがなくて残念です。試合を見ているときは、あのファウルでも退場者が出たのだと思い込んでいました。
その後のパブロのフリーキック、惜しかったです!! あと数センチで入っていたのに! 蹴る前に、ブルーノ・セサールも蹴りたさそうだったのを、パブロが「自分が蹴るから」とあっさりブルーノを退けていたので(そしてブルーノも素直に引き下がっていた・・・)、自信あるのかな?と思っていたんですよね。
しかしこの写真は・・・。
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パブロ、全然腹筋を鍛えていなさそうですね。どちらかというと、(上半身だけ見ると)ボートで漂流していた遭難者か、無人島でお腹を空かせて暮らしていた人に見えます・・・。
ジェスス監督は、
「前半は混乱していた、多くの中断があり、試合の密度がなくなった。ゴールのおかげで試合をよくコントロールすることができた。後半は1つのチームしかなかった。退場の後に試合は更に簡単になり、ゴールのチャンスがいくつかあった。最後まで0-1だったので、ナシオナルがセットプレーから同点に追いつくことは考えられた。最後の瞬間にブルーノ・セサールが素晴らしいプレー、素晴らしいゴールで試合を終わらせた。ベンフィカはブラガと並んで、一応順位表のトップに上がりました。でも、実はポルトの第3節は後日に延期されたので、暫定順位に過ぎません。もちろん今の時点でトップにいることはとても大切ですが。
今日は何人かの選手に疲労が見られた。ナシオナルの選手たちにもだ。ミッドウィークの試合は当然影響を与える。選手は体が重くなり、そうするとあまり敏捷さがなくなる。考えて行動するのが素早くなくなる。
この難しいスタジアムで3ポイントを取ったことは重要だ。これからのリーグ戦を戦う上で更に力を与えてくれる。」
採点:
パブロに、A BolaとO Jogoが5を付けているのに対して、5点満点のMaisfutebolとRecordは、それぞれ4と4.2。評価は分かれているようです。オフィシャル・ページとmaisfutebolの良かった人に、パブロの名前が挙がっていました。
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B J MF R(/5) JC
ARTUR 6 6 3 4.6 6
M.PEREIRA 6 6 3 3.7 6
LUISÃO 6 6 4 4 6
JARDEL 6 6 3 3,1 5
EMERSON 4 5 3 3.5 5
JAVI GARCIA 7 6 3 3.9 6
WITSEL 6 6 4 4.3 7
GAITAN 7 7 4 3.9 6
NOLITO 4 3 2 3.2 4
AIMAR 5 5 4 4.2 7
CARDOZO 7 7 4 4,1 7
(B. CESAR 6 6 3 4.2 6
ENZO PEREZ 5 3 2 3.4 4
R. AMORIM - - - 3,1 -)
LIGA - 3.ª Jornada - 29/08/2011
Estádio da Choupana - Assistência: 5 000
NACIONAL: Elisson, João Aurélio, Felipe Lopes, Danielson, Nuno Pinto, Luís Alberto, Skolnik, Mihelic, Todorovic, Candeias, Rondón, D. Barcellos, Mateus, Edgar Costa
SUPLENTES NÃO UTILIZADOS
Marcelo, Oliver, Elizeu e Neto.
TREINADOR: IVO VIEIRA
BENFICA: Artur Moraes, Emerson, Jardel, Luisão, Maxi Pereira, Javi García, Witsel, Nolito, B. César, Pablo Aimar, Enzo Perez, Gaitán, R. Amorim, Cardozo
SUPLENTES NÃO UTILIZADOS
Varela, Miguel Vítor, Rodrigo e Saviola.
TREINADORES: JORGE JESUS
Golos: 0-1 Cardozo (25’) e 0-2 B. César (90’+5)
Figura do jogo: Gaitán (23 anos, extremo)
Árbitro: Artur Soares Dias (Porto)
Disciplina: Amarelos: João Aurélio (49’ e 62’), Danielson (53’), Emerson (54’), Cardozo (54’), Javi García (59’), Felipe Lopes (67’) e Edgar Costa (77’) Vermelho: João Aurélio (62’)