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アイマールは予定通り30日から練習に戻っているようですね。30日午後の練習からで良かったはずですが、午前中の練習から参加しています。でも、ジムでのトレーニングで、みんなとは別メニュー。まだ恥骨の痛みがあり、3日の国王杯ポンテベルデ戦は厳しい見込みのようです(ペリオディコによると)。
アルゼンチンからスペインへは、お昼過ぎにブエノス・アイレスを出発して早朝にマドリードに着くフライトと夜出発して午後スペインに到着するフライトがあり、小さな子供連れには断然夜便の方が楽だと思うのですが、きっと昼便のほうで帰ってきたのでしょう。少しでも早く練習をするため?
今日31日は11時から非公開で練習がありました。アラゴンTVニュースで一瞬映ったような気がするけれど・・・気のせいかも。
ところで、アイマールは12月27日にリオ・クアルトで'Un techo para mi país'というキャンペーンのためのチャリティー試合に出ました。非営利団体がラテン・アメリカ諸国で展開している貧困を改善する事業のようで、パブロは2006年の12月にこの事業に協力する契約をしています。そして12月27日の試合のことも夏には決まっていました。毎日ニュースをチェックしているのに、このことを全く知らなかった自分にびっくりです。(まだチェックが甘いなあ~。)'Un techo para mi país'については明日詳しく書くとして、試合のほうは、アイマールの他にCristian Sanchez Prette、Daniel Bilos、Lionel Scaloniなどが参加。アイマール・チームが、リオ・クアルトの地元選手たちチームを3-2でリードしていましたが、前半31分、激しい雨により中止されてしまったそうです。でもテレビ放映もされ、見た人によると、パブロは良いプレーをしていたんですって。記事にも「アイマールの天才と足技」なんて書いてあるし・・・恥骨炎があるのにプレーできたんでしょうか? 以前から決まっていた試合なので、出ないわけにはいかなかったとは思いますが・・・。
試合に先立ち、記者会見が。そのときの写真;
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やっぱりかなり痩せているような。ちゃんとクリスマスのご馳走を食べたのかな??
記者会見の後でTelediarioのインタビューに答えて:Pablo Aimar: "Nunca te terminás de acostumbrar a ser reconocido y cuando te pasa ya no jugás más"
あなたのサッカー・レベルから引き離す怪我のために良い一年だったようには見えませんが。
「チームはすごく良くはない。僕はこの数ヶ月怪我のために先発の座を失い、そのために来年は良くなるようにこの数試合は出場しなかった。サラゴサで先発できると信じているし、サラゴサに来たときに考えていた目標を達成できることを願っている。」
アルゼンチン代表について国民は割れています。アルゼンチン・サッカーの真髄を取り戻したと考える人もいれば、マラドーナのようにスピードとゲームの厚みがないと考える人もいます。
「サッカーではすべては相対的で、真実は少ししかないよ・・・。代表が好きな人もいれば、そうでない人もいる。僕はいいと思うよ、アルゼンチン・サッカーのスピリットを備えているから。かつての選手たち、今の選手たち、これから来るだろう選手たちのことを考えれば、すべてはとても上手く行くだろう。」
でも、あなたはビエルサの代表でベストなときを過ごし、チームにきらめきとスピードをもたらしましたね。
「どちらの監督にも試合の素晴らしい部分というのはあるけれど、彼らはそれぞれのアイデアに一番合う選手を探さなければならない。」
リーベルに戻りますか?
「今のところはノー。今のチームで物事が上手く行ってほしい。その後でならたぶん戻れるかも。それは二~三年後にヨーロッパから戻ってきてからのことによるし、リーベルの興味にもよる。リーベルでプレーすることはとても素晴らしい、偉大なクラブだしね、でも僕は28歳になったばかりで、万全でなければならない。」
リーベルの困難な数年をどう見ていましたか?
「リーベルの選手たちはタイトルを欲し、良いプレーをし、試合の主役になりたいと願っている。シメオネは状況を変えられると信じているよ。ただ、全ての問題がサッカーのことではないよね。」
リオ・クアルトの町を歩くことは難しいですか、アイドルとして?
「リオ・クアルトは自分の家という感じがするよ。僕はここやバレンシアやサラゴサに住むのは好きだよ、住むには素晴らしい場所だ。でも変に見えるかもしれないけれど、スペインにはもっとファナティシズム(ファンが多いということ?)があって、外出するのはもっと難しいんだ。」
あなたはブエノス・アイレスに去ってからずいぶん変わりました。アイドルとしての状況をどう我慢していますか?
「少し妙な感じだね。慣れるようにすることを決して止められない、プレーをしなくなったら、もうこういうことは起こらないんだと思う。人々が近づいてくるのは居心地が悪いこともあるし、サインをもらってとても喜ぶのが理解できないこともある。注目を浴びるのは好きではないけれど、でも成長をすると、こういうことは数分のことで何も負担にはならないことがわかってくる。短い時間で何も失うものはないわけだし・・・。リオ・クアルトでは通りを歩くのも快適に感じるよ、でもスペインではもっとファンがいるんだ。」
今からあなたはリオ・クアルトの何千人もの家のない困難な状況を救うためのUn techo para mi paísのチャリティーに参加するわけですが、この国とこの町の社会的状況についてどう思いますか?
「5年前に比べると、僕たちは良くなっていると思う。不公正があることは否定できないけれど、幸いにも資材を探して仕事を貧しい家族にさせるこうしたボランティアのような人々が存在する。そこに全ての希望がある。このチャリティの主役は試合をする僕らや、リオ・クアルトの少年たちではなくて、入場料を払う人たちのほうなんだ。」
この社会的不平等の責任は誰にあるのでしょう?
「この不公正には僕らみんなが責任がある。」
引退をしたらリオ・クアルトに帰りますか?
「二年前に家を建てたし、そこが僕の家だと思っている。ここには僕の家族がいて、僕が一番快適に感じて、僕の子供たちもいたがる。他の選択肢はないよ。」
テレビを見た人によると、「手術はしない。」と言ったそうなんですが、ここには書かれていないですね。一番知りたいことなのに!
ファンのくだりを読んで、ちょっと申し訳なく感じてしまいました。パブロに近づいたことすらないんですけどね。引退をして、誰からも注目されなくなる日を楽しみにすらしているような印象を受けます。
短いインタなのに、ややっこしくて訳すのに手間取っていたら、カリフォルニアでも2008年になってしまいました。A Happy New Year!
2007年の間に1年を振り返ろうと思っていたのに~。まあ、怪我に次ぐ怪我の1年でしたね・・・。本人も辛かったと思うけれど、応援するファンにとっても辛い1年でした、本当に。もしこれを読んでいるアイマール・ファンの方がいらっしゃったら・・・お疲れ様でした。2008年はもっと良い年になるといいなあ。とにかくアイマールの怪我が治りますように。痛みがなくなりますように。
上のチャリティーのパブロが出てくるプロモ・ビデオがあったの貼っておきます。2006年12月のものなので、もう1年以上前のものですが。
I'm Thai and I'm a fan of Aimar ..
and I've been reading your blog for about a year. It's great!!
Thank you so much for all Aimar's news.
http://www.hermanosozcoz.com/visita_zaragoza/visita_real_zaragoza.htm
A Happy New Year!!
Thanks for your comment.
It's really exciting to know my blog is read by someone in a foreign country. Incredible~~.
Can you read Japanese?? How nice!
I am sometimes worried my Japanese is too casual...
By the way, thank you for posting the web page of a restaurant somewhere in Zaragoza. It's REALLY interesting. The picture of the wives of the players is especially interesting. I think I know Mrs.Aimar, but I don't know the rest of them. I enjoyed guessing whose wives they are.
昨年は沢山のアイマール情報を提供して頂き、ありがとうございました♪
サンタフェへの旅は、ずいぶん楽しかったようで何よりです
かなり寒かったと思いますが、体調はいかがですか?
とりあえず、アイマールが試合に出れて良かったですねぇ
国王杯に出れるかどうかは微妙ですが、まずは怪我の回復を優先して欲しいものです。
今年もブログをしっかり拝見させて頂きます。
今後もよろしく
(カリフォルニアもようやく一月一日になりました。お雑煮も食べましたし。
うちっちさんこそ、2007年はコメントをたくさんいただきありがとうございました
サンタ・フェは、そうなんです・・・恐ろしい寒さでした。あんな寒いところ、うん十年前にレニングラードとモスクワに行って以来でした。やっぱり住むならカリフォルニアだなとしみじみ思ったのでした。