先月末に投稿した「緑綿の実とニホンハッカの苗を預かって観察中です」でお伝えした緑綿の実の「つるし綿」とニホンハッカの鉢植えのその後ですが……
ニホンハッカは順調に生育しています。だんだん寒くなってきているのですが、なぜか新葉を少しずつ展開しています。前回の投稿で掲載した写真はこちら。
先月末のニホンハッカ(2021年10月撮影)
上下で比較してもあまり変化がないように見えますが、先月の苗の上部の3対の黄緑色の新葉部分が5対に増え、節間も伸長しています。根元から4対の対生の葉が、植え替え時についていた葉です
いずれ地上部は枯れるかと思いますが、根っこは生き残ってくれるのではと思っています。
さて、では緑綿の実はというと、変わらずです。
若干水分が抜けて縮んだように見えるのと、実の先端部分に割れ目が入り出したように思いますが、そう思いたいだけかもしれません。
確実なことは、萼状総苞だけがカサカサに乾燥したことだけです。先週まで実が下向きになる「逆さ吊り」にしていたのですが、逆さだと重力で実のほうに水分が溜まるかもと思い、今更ながら逆向き(木にできているときと同じ向き)にしてみました。弾けるときは中央部分からパカっと裂けるはずです。干す場所も模索しながら、もう少し観察してみます。