京都園芸倶楽部の元ブログ管理人の書笈

京都園芸倶楽部のブログとして2022年11月までの8年間、植物にまつわることを綴った記事を納めた書笈。

緑綿の実とニホンハッカのその後

2021-11-15 17:00:37 | 研究・教育・体験
先月末に投稿した「緑綿の実とニホンハッカの苗を預かって観察中です」でお伝えした緑綿の実の「つるし綿」とニホンハッカの鉢植えのその後ですが……



ニホンハッカは順調に生育しています。だんだん寒くなってきているのですが、なぜか新葉を少しずつ展開しています。前回の投稿で掲載した写真はこちら。

先月末のニホンハッカ(2021年10月撮影)


上下で比較してもあまり変化がないように見えますが、先月の苗の上部の3対の黄緑色の新葉部分が5対に増え、節間も伸長しています。根元から4対の対生の葉が、植え替え時についていた葉です



いずれ地上部は枯れるかと思いますが、根っこは生き残ってくれるのではと思っています。

さて、では緑綿の実はというと、変わらずです。



若干水分が抜けて縮んだように見えるのと、実の先端部分に割れ目が入り出したように思いますが、そう思いたいだけかもしれません。



確実なことは、萼状総苞だけがカサカサに乾燥したことだけです。先週まで実が下向きになる「逆さ吊り」にしていたのですが、逆さだと重力で実のほうに水分が溜まるかもと思い、今更ながら逆向き(木にできているときと同じ向き)にしてみました。弾けるときは中央部分からパカっと裂けるはずです。干す場所も模索しながら、もう少し観察してみます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | ようやく本物の実も観賞でき... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。