今年の6月に左京区浄土寺にある川越病院の花壇で見つけたチェッカーベリーの実をようやく観賞することができました。
当初は観測史上最速とされる5月中旬に発表された梅雨入りも今秋には6月中旬に改定されましたが、その梅雨入りしたとされる頃に見つけたのが、こちらの花でした。
チェッカーベリーの花(過去記事より再掲。2021年6月撮影)
なぜここまでチェッカーベリーの実にこだわるかというと、昨年12月に高野橋西詰にある京都下鴨病院の花壇に植えられたこちらの植物の実をチェッカーベリーと勘違いしたことが発端です。
コトネアスターの実(過去記事より再掲。2020年12月撮影)
ぱっと見てヤブコウジ(藪柑子)かツルコウジ(蔓柑子)かと思いましたが、実のおしりが少し窪んでいるので、てっきりチェッカーベリーだと思って紹介したら、今春にこのような花が咲いていたのでした。花で調べなおすとコトネアスターだということがわかりました。
コトネアスターの花(過去記事より再掲。2021年4月撮影)
6月に花をみつけたときに「実も見られる」と喜んでいたのですが、これまでは秋咲きの花に埋もれてチェッカーベリーの姿が見えず、実をつけているのかどうかわからなかったのです。先日ようやく、冬から春にかけての花に花壇の植え替えをされたのか再び姿を表したので確認してみると、少し傷んでいますが2つだけ大きな実をつけていました。実のかたちはチェッカーベリーのほうがコトネアスターより窪んでる箇所がデコボコしていますね。1枚目の写真の左上の実は、だんご鼻に見えてしまいます。
実物を見られたことはとてもうれしいのですが、なおざりにしたままだった課題をようやく片付けて責任を果たしたことで、肩の荷が降りたという気持ちのほうが大きいかも。