先日偶然、古本サイトで見つけた(今は亡き)祖父の画集が届いた。なんと、自筆の手紙が付いていた(写真)。あまりにも達筆で読むのが大変。興味深かったのは、画家人生70年のプロフィール。私にとっては優しい「おじいちゃん」でしか無かった人が、一人の芸術家として目の前に現れた感じ。画家としての祖父と話がしたかったナァ、と今は思う。本の冒頭に「目に見えた総てを描くのではなく、心に強く感じたものを主とし、あとは省いて表現されますと、背景の広さと深さを自由に感ずる事ができます。」と書いてあり、ジャズに通じるカモ、と思った。