キムチ・・・

　気になっている事があった。「場所は良く分からないんだけどぉ、美味いキムチがあるんです」こ～んなウサちゃんの一言。

　朝・・・まぁ、私の場合昼ね、起きた時に唐突にこの言葉が思い出された。よっしゃ～探しに行くか・・・と旅立ってみる。場所が良く分からないって言ってはいても、そりゃ～まぁ、そんなに遠くぁ～ない所、大体で、だ～いた～いで分かるっしょってな安易な考えで車を乗り出す。
　この辺、この辺・・・・・ない。まぁ～ったくない。んじゃ～しょうがない。ウロウロと有名なんだけれども私ゃ～写真でしか見た事がないひまわり畑に行ってみる。う～ん・・・盛りは過ぎている。ってかね、私ゃ～もっと壮大なものを想定していた。
　　　　　　　　
しっかし・・・綺麗なんだなぁ。ちょいと蜂が多すぎて近寄り難いとこはあったんだけれども、とりあえず接写。なかなかにいい匂いもする。ちょいと気になった事と言えば私が知ってるひまわりと種類が違うんだろうか？？？背丈も花も１回り・・・２回りっくらい小さいように思う。茎も、どうなんかなぁ、私が知ってるのは幹に近いのだけれどもこいつらはまさしく茎だ。
　　　　　　　　　　　　　　
お約束ってか私の大好きなソフトクリームを頂く。それもひまわり味。さすがにそんなにチャレンジャーにはなれず本意ではないのだがヴァニラとのミックスを注文した。不味くない。なんで着色したのかは分からないが、色は、ひまわり色。味はねぇ、蜜・・・うん、なんての花の蜜の味はする。ただソフトクリーム自体の質ってのかな、味がよろしくない。まぁ、観光地価格の３００円は１回食えばいいんだろう・・・
　　　　　　　　
これはね、別にカップルを撮った訳ではない。畦に１本だけひまわりが咲いていたの。それがねぇ、なんとも言えずにいい雰囲気。２０メーターくらい距離があって側に行くのが面倒だったから・・・「ええぃ、撮っちゃえ」って思ったら・・・２人が愛を語らい始めてしまったの・・・
　　　　　　　　
なにしろ暑かった。おまけに３００円も払った駐車場はもの凄く埃っぽい。車が移動するたびに持っているソフトクリームを隠さんならん。野菜直売所があったのでゴーヤでも買って帰ろうかと歩き始めると、馬が、馬が歩いてくる。多分ねぇ、サラ。疲れきった・・・馬は暑さに弱いんだって・・・表情で歩いている。そう思って周りをみたら乗馬は出来る、ブルーベリー狩りはある、えだまめ摘みはある、ハイジの家？？？もあるってもの凄くワンダーランド。クラックラする頭をなんとか平衡に保ってゴーヤを買い蓮根のピリ辛煮を買って帰途につく。
　　　　　　　　
しっかしね、目に付くのは単車、単車。ライダーはみ～んな汗だくで、疲れきってちょっとだけ満足気。いいなぁ、流行りのビッグスクーターにタンデムって遠くから来てる若い子。クソ暑いのに上下革でピシャって決まった同年代の中年。み～んなみ～んな格好がよい。その１台１台に聞こえる筈のないエールを送って帰って来た。チャンチャン。

　じゃ～ない。その帰りに問題のキムチは発見した。これがねぇ、確かに美味い。甘く辛くこくがある。ち～っとお値段は張るが、へんな百貨店で売ってる韓国特産とか直輸入な～んてのよりは断然お安いしうんまい。ただね、本格？？？的過ぎてこの暑い時期、車がその臭いで充満した事も・・・日記には書いておこう。