市内の川とも言えない川で、名前も知らない小さな川で、親父が二人、釣りをしていた。3メートルくらいの川幅のこっちとあっちに陣取って、何が釣れるか知らないけれど、淵に玉浮子を浮かべていた。
釣れたか釣れるか知らないけれど、缶のビールが宙に舞い、長閑な時間が流れてゆく、日常のなかの非日常的な風景がそこには存在して、私は佇み口をポカンと開けて、ただただ親父を凝視する。
「ふーっ」溜め息までが聞こえてくるようだ。しかし二人は一言も発せず、たまにビールとあてが宙を飛び交い、それも阿と吽の呼吸なのか、言葉は交わされない。
突然、一人の親父が私に気が付いた、思わずペコリと会釈する。ニーッと歯茎を見せながら親父がわらった。それでも親父の目は私を拒絶する。そうそうに立ち去る。ただもう一度・・・・・
釣れたか釣れるか知らないけれど、缶のビールが宙に舞い、長閑な時間が流れてゆく、日常のなかの非日常的な風景がそこには存在して、私は佇み口をポカンと開けて、ただただ親父を凝視する。
「ふーっ」溜め息までが聞こえてくるようだ。しかし二人は一言も発せず、たまにビールとあてが宙を飛び交い、それも阿と吽の呼吸なのか、言葉は交わされない。
突然、一人の親父が私に気が付いた、思わずペコリと会釈する。ニーッと歯茎を見せながら親父がわらった。それでも親父の目は私を拒絶する。そうそうに立ち去る。ただもう一度・・・・・
などと勝手に小説を書いてみる篠原の巻き
ふと思った…
釣りしている男達は、もしかしたら凄く贅沢な毎日なのかも!
ビールも飲めるし・釣りをしていても生活出来ている訳だから…