Lady Ella

ひとり語り・・・

雪。

2005-01-15 16:47:06 | 雑記
 雨が降り続いている。この先、雪になるんだろうか・・・天気予報では今夜半から明日の午前3時頃にかけては大雪になると言っている。雪はなぁ、降っているときはいいんだよ、後がね。
 夕べの仕事帰りの時も妙に暖かくってって、表現はオーバーかな、まぁ寒くは無くて変な空気の流れではあった。どっちにしろ雪はご勘弁願いたいものである。
 ただ雪が降ってる風景と言うのはいいものである。前にも書いたように私は鍋をあまり好きではないのだけれど、窓越しに雪でも見ながら鍋を囲んでいる風景は絵として素敵である。
 特にこの時期には河豚とアンコウなんだろうなぁ。
 河豚は西日本を中心にかなり古くから食されてきたんだけれど、毒にあたって命を落とす人が多くて、朝鮮出兵の時に九州において豊臣秀吉が禁止してしまったらしい。なんとももったえない話しである。以来、伊藤博文によって明治21年に解禁されるまでご禁制の食いもんであった。
 その間、関東を中心にアンコウが愛されるようになり、皮、エラ、肝、ヌノ(卵巣)、水袋(胃)、柳肉(身・頬肉)トモ(鰭)を七つ道具と呼び余すところ無く食されるようになった。
 私の感想としてはどちらも淡白でありながら、その流れ出る出し汁は濃厚である。魚のわりに癖の無い獣肉ようの味わいは冬の寒気を吹き飛ばし、体内に熱をためるのには格好の食材なのであろう。身はあくまでコキュコキュとして、それ以外の部位はたっぷりと溜め込んだ脂肪により、ヌメヌメ、プリプリ、ハムハムと、これまた絶品である。
 宿酔いが抜けきってしまえば、ま~たそんなものを想像しながら「うふふ、今宵は一杯だけ・・・」な~んて考えがふつふつと脳幹の奥のほうから湧き上がってくる。
 あ~いかんいかん・・・でも一杯だけ、いや、いっぱい飲んでしまおう。河豚皮をポン酢醤油ともみじおろしをあてに・・・
 うぁ~とっと、牡蠣の土手鍋を忘れるとこだったぁ・・・ノロウイルスだけに気を付けて、土手鍋もいいなぁ・・・

 こんな想像が脹らむのも雪が降るかもしれない、なんて天気のおかげか・・・でもなぁ、雪かきは大変だぁ、北国の雪深きところの人に言わせれば、そのっくらいの雪で、なんて言われそうな量の雪であっても。
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