１・１７

　いまでも記憶する・・・あの映像。

　遠くにしてはいけない・・・いま、起きることかも・・・


　そんなことをすこしだけ・・・考えていた・・・


　よろしくない・・・静かな夜。独り映画を観ていた。

　１・１７の違う記憶を思い出させてくれたお客さんが来る。

　そうかぁ・・・菩薩。冬の色を掛ける。


　かなり・・・いい気分。

　でね、看板の灯りを落として・・・煙草を巻く。

　もしや・・・と、ラヂオを点ける。

　あ～ラヂオで聴かせたかったか・・・

　美・サイレントのエンディングが流れる・・・

　愛染橋・・・

　で・・・くるよね・・・ラストが・・・

　さよならの向こう側。

　あらためて・・・さよならの・・・向こう側を考える。

　やはり・・・阿木曜子・・・痺れる。

　さよなら・・・向こう側・・・私にはこんにちはしかない・・・

　やはり・・・屑である。


　忘れ物。私のね・・・靴はあんまり持っていない・・・

　コンバースでよい。