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アップデートCubase8 & Roland JV-1080 接続

2016年09月27日 | 音楽DTM&DAW

音楽用シーケンサー・CUBASEをアップデートして8にしました。

もともとZoomR8という数年前のハードウエアー(MTR・マルチトラックレコーダー)に付属していたCUBASE6を最近になってインストールしていたのですが、今回PCを乗り換えたので次に故障するまではもう少し時間があるだろう・・・と、Cubase環境を整えてみました。

Zoomユーザー用の簡易Cubase6でしたが、いちおうスタインバーグに製品登録し、ソフトを稼働させるためのアクティベーションコードを発行してもらって入手、そのうえでユーザー優待価格で最新版Cubaseをダウンロードして、利用可能となりました。

<スタインバーグHPで購入手続き後、Cubase8 2.6GBをダウンロード、setupインストール。その後、Cubase8アイコンをクリック、メールで届いていたアクティベート・コードを入力、Cubase8使用準備完了。・・・・Cubase6はそのまま残っていて、Cubase6アイコンをクリックするとCubase6が起動し、今まで通り使用可能の状態。新しく別のアプリケーションとしてCubase8が追加インストールされた状況。>


正確には,起動時のTop画面で CUBASE LE 8 となっていました。

   

正式にアクティベーションコードを入手して登録しましたので、このCubaseは日数限定なしに使うことが可能です。ただし、上位製品版のCubase Proや、Cubase Element8と比較すると、シーケンサーソフトのキャパシティ、付属音源などなど、全体に簡易版であることは間違いありません。・・・が、ソフト・シーケンサーをほとんど初めて使おうとするものにとっては、もう十分すぎるほどの出来になっていると感じました。

キーボードを接続して、音を鳴らすことが出来る「 音源 」は多いほうが、いろいろ楽しいですし、面白いのですが、この点について簡易版のCubaseを使う上でちょっと寂しいところです。

とはいえ、「外部音源モジュール Roland JV1080」が手元にあり、そのモジュールに「SR JV80-13 Vocal」 「SR JV80-02 Orchestral」と個人的に欲しかった音源拡張カードも搭載してありますので、今のところ個人的には音源については幸いにもOKと思っています。

      


 「 でもせっかくだから、音源モジュールの音をCubaseに記録して編集を! 」

と思ってしまうわけです。(もともとCubaseのHalionソニックSEの音源は基本的に十分な音になっているのですが、Rolandの音源モジュールの音を選択すると、すでにあれこれ手を加えてあって、とりあえずそのまま選択して鳴らすと、結構雰囲気が良く聞こえるような音源になっているように思います。その意味で、Roland JV-1080で音源を選択するのは、お気楽で、きれいで楽しい音楽遊びが即可能になっているように感じます。・・・Cubaseも、JV-1080も、かなりの範囲で音作りが可能な機能をもともと備えているのですが、初心者ユーザーとしては、すぐにあれこれ思い通りに音を加工するほどの技量が・・・ありません(^^;))

ちなみに、CubaseLE8に標準装備されているのは「Halion Sonic SE2」という音源です。プログラミングされたソフト・音源です。( PC上で動作するソフト音源は多くの製品が単体で販売されていて、購入、インストールすることで、音楽制作に利用できるようになっています。)

この音源のリストをそのままクリック、選択してとりあえず音を出すことが出来るのですが、この「ハリオン」という音源は、Cubaseの進化とともに作り込まれてきているツールで、かなり多機能な音の加工、編集、鳴らし方を、ユーザーが意のままに作ることが出来ます。( その扱い、操作をよく知っているユーザーの人は・・・(-_-;) )

たとえば、1にピアノ音源、2にオーケストラ音源、3に合唱コーラス音源と設定して、その三つを「同じ一つのMIDIチャンネル」に設定してしまうとします。 すると接続したキーボードを演奏すると、オーケストラに合唱隊を背景にピアノを弾くことが出来ますね。

さらにまたその音源の音にリバーブ・残響効果を設定すると、大きな大ホールでのコンサートみたいになりますよね。

本当に文字通り際限なく自分の音作りが可能なツールになっています。

(絵の具の調合と塗り方に無限の可能性がある、ということと、キャンバスにどのような絵画が描き出されアートとしての摩訶不思議な魅力、価値が生み出されること、とは、個人的にはほとんど直結していないと考えていますので、 CubaseのHalionがあれば素晴らしい音楽を生み出すことが出来るとは、とてもとても、そんな風には思えません、はい(^^;)。)

ということで、本来的には、ソフトシーケンサーCubaseと付属されているソフト音源をPCにインストールして起動したら、そのPCにUSBでキーボードを接続するだけで、いわゆるソフト・シンセサイザーとして使うことが出来、その音を記録することが出来、記録した音を編集加工して、最終的に仕上げてしまうことが出来るということになります。



そうはいうものの、すぐ故障してしまうPCは波打ち際の砂の城郭のようなものなので、先にハードウエア(装置)のシーケンサーを手元に用意しました。Roland MC-50MkII。これはこれで面白いのですが、MIDIデータのまま記録・・・保存・・・しようとすると、内蔵のフロッピィドライブを駆動させて、3.5インチフロッピィに記録するしかありません。

   

現在のところ、巨大な楽曲の作品を記録!!!なんてことはないので、問題はないのですが、「いつFDDドライブが物理的に故障するかもしれない」「予備のフロッピィが手元にあまりない」など、時代の変化の影響で多少困ったことになっています。

( それでも日々業務で使用しているPCは最近十数年のあいだ、かなり短いサイクルで物理的にハードウエアが故障するので、PC上の環境はいつまでも継続的に使用できないもの、となってしまいます。そんなわけで、どちらかというとハードウエア(装置・機器)を用意してきていたのが、個人的事情です)

・・・とはいえ、最新バージョン8のCubaseはとても仕上がりのいいソフトになっているようなので(和音・コード関連の機能追加が気になっています)、ここはひとつ試してみよう!と思ったわけでした。

( ソフトシーケンサー初心者としては、基本機能としてはCubase6でもう十分で、大満足だったのですが )

ということで、MIDI/USB変換アダプタも利用しながら、それぞれ接続してみました。

   

この接続で、「PCを起動」「Cubaseを立ち上げ」「MIDIトラック準備」「アウトプット音源をJV1080に指定」・・・とここまで手間を加えると、

   MIDIキーボードで、JV1080の各種音源をステレオスピーカー出力が可能

 以前は、MIDIキーボード・・MIDI接続・・JV1080 出力可能
   (PCは無関係、PCで別の音楽を流しながら、キーボード演奏が簡単)
   



○ 外部音源モジュールとシーケンサー  2016.09.27

「いつ失ってしまうか分らないPC環境」から離脱するために、ついついハードウエアの音源・外部音源モジュール(Roland SC-55、JV1080)や、ハードウエア・シーケンサー(Roland MC-50MKII)を手元にならべて、MIDIキーボード(YamahaKX)を中心に、それら機器をMIDIケーブルで接続していって、何もかも直接自分の手でボタンを押したり、つまみを回したりしながら、音を出して遊んでいます。

が、今回PC上のソフト・シーケンサーCubase8に対して、USB・USBアダプタ経由で、上記の機器を接続して使ってみることに挑戦してみました。

トライ初日の結果としては、「不都合がひとつ」「すぐに実現しないことが一つ」と、この二点を除いては、比較的順調に、うまく動作してくれました。


「不都合が一つ」
これは、音源モジュールJV-1080にはMIDI・INコネクタが一つしかない!ということが原因です。PCとUSBアダプタ経由で接続すると、この一つしかないコネクタが失われてしまいます。

PC・Cubaseを経由せずに、ただただ MIDIキーボードと音源モジュールだけで音を出そうとするときには、「 机の下のモジュールの裏側に潜り込んで、ケーブルの抜き差し 」をしなければいけません。

この点、同じRolandでもより古いモデルの音源モジュール SC-55 では、「機器接続用のINコネクタ」に「コーボード接続用のINコネクタ」と、本体上に二つのMIDI・INコネクタが標準装備されています。

   

当初から、古い製品のくせに、後発の新しい製品よりも内容のいい装置として作られているなあと感心していたのですが、今回PCへの接続で、それを痛感しました。

(それではSC-55をPCと接続したらいいのでは! ・・・その通りなのですが、それはやはり後発のJV1080の方が圧倒的に上質の音源になっていて、なおかつ、増設カードで人のボーカル音源や、オーケストラの音源も利用できるようになっているJV-1080をどうしてもPCのCubaseに接続して利用してみたいと思うわけです。)



   

( 2in1outの、MIDIケーブル用アダプタをそのうち作ることで解決させようと思っています)



「すぐに実現しないこと」
音楽モジュール・外部音源装置では、16パートの各種音源を重ねて音楽を作ることが出来るのですが、そのパートの指定、設定が JV-1080ではちょっとややこしいということです。Roland後発の音源モジュールですから、様々な機能が盛り込まれていて、多くの機能を正面のパネルで操作することが可能になっています。

つまり、良く出来ているわけですが、それだけ複雑になっていると言えます。

   

ちなみに、とってもシンプルで扱いやすく出来ているRoland SC-55では、さささっとMIDIチャンネル指定が出来て、複数のトラックでそれぞれ異なる音を出すことが・・・・とてもとても簡単で手軽です!!

ところが、後発機種のRoland JV-1080では、「パッチモード・一つ一つの音を出す」「パフォーマンスモード・別々の音源を16パートで鳴らす」のふたつのモードで動作するようになっています。

このようにモードを完全に別にする点に何かメリットがあってのことなのでしょうが、初心者なのでわかりませーん。

ともあれJV-1080で16種類の音源( たとえば、バイオリンに、チェロ、そこへハープシコードに、鐘の音・・・などなど、別々にmidi記録して、それを同時にならそうとすると・・・・

・・・・・ JV-1080のパフォーマンス・モードをよく理解して、そのように装置を操作しないと実現しないようです。

ちなみに、このパフォーマンスモードをきちんと実行させることが出来ない状態ではどうなるかというと・・・・

もしJV-1080上で例えば「トランペット」が表示されていると、バイオリンも、チェロも、ハープシコードも、鐘の音も、 ぜーーーんぶトランペットの音でスピーカーから聞こえてきます。にぎやか!というより、もうごちゃごちゃでやかましい!ことになります(^^;)

・・・・以前にこのパフォーマンスモードで、16パートのMIDI記録と演奏をハードウエア・シーケンサーで試したときに、試行錯誤の末やっとのことでうまく扱えるようになりました。

・・・でも、もう少し前のことで、何もかもすっかり忘れています(^^;)。今日はJV-1080の別音源をそれぞれCubase上に記録したMIDI情報通りに音を出すということは、・・・できませんでした。


だた、「外部モジュール・JV-1080の音源」と「内部VST Halionの音源」の二つの音源、別の楽器の音を同時に鳴らして演奏することは実現しました。

今後も少しずつ、試して、何より複雑なJV-1080の操作が楽にできるようになればと思っています。16パートのマルチティンバーを実現することに関して、ハードウエアとして不可能というのではなくて、ハードウエアをうまく操作するというのが問題だということです。決して決定的な問題という意味ではありません。

おそらく最終的にはすべて「 慣れ 」で解決することになるはずです。

 

Edit lesson 動画編集練習01:DTM機材・RolandJV-1080 / SC-55音源モジュール  


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届く BleuTooth外付けスピーカー

2016年07月11日 | 音楽DTM&DAW

仕事で使うのに必要となったので、十分な製品選びもすることなく、とりあえずある程度しっかりとした音質で鳴る外付けスピーカーを購入することになりました。

   

室内でタブレットのデータ資料の音声を全体に響かせることのできるものであることを望みながら、えいやっ!と見当をつけてクリックしたのですが、幸いにもどうやら希望を満たしてくれそうな様子です。 Lerving というメーカーのBleutooth Speaker、ワイヤレス・ポータブルスピーカーです。

内臓バッテリーは付属のUSBケーブルでPCと接続して充電・ 2時間充電で6時間使用可能とあります。 

Bleutooth以外でも付属のモノラル・ミニプラグ・ケーブルで、タブレットやノートPCなどと接続して音を出すことも可能です。

面白いのは音源を保存してあるマイクロSDカードをスピーカー本体に直接差し込むことで、オーディオプレイヤーにもなるようです。

また基本機能をそのまま応用して、ハンズフリーなどの通話の時にそのまま外部スピーカーとして利用する使い方もできるようです。

サイズは直径が8センチほどなので、必要な時にはタブレットなどと一緒にカバンの中に入れておいて、どこへでも持ち込んで、その場にいる人に聞き取りやすい音でデータ資料を聞いてもらうことが出来ます。

小さなサイズですが、思いのほか迫力ある低音が再生されるので、中高音のみのシャラシャラした耳障りな音ではなく、しっとりとした聞きやすい音で鳴ってくれるのが幸いでした。良かったよかった。


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フリーソフトDEXED・FM音源シンセサイザー

2016年03月22日 | 音楽DTM&DAW

   

カシオペアのフュージョン・ミュージックを聴いていて、ふとYAMAHAのDX7に思いがいたり、「今のことだからもしかすると」と検索すると・・・ありました。

まず紹介されたWeb上のページ「藤本健の“DTMステーション”」 にたどり着いて、その詳しい情報をたよりに、自分のPCにもインストールしました。

ソフト・シーケンサー、スタインバーグのCUBASEにも無事認識され、DEXEDを選択すると上記のような(見るからに複雑そうで、わけわからん(--;))FM音源シンセサイザーをシミュレートしたソフト・シンセが起動しました。

1980年代、1990年代にどこかで耳にしたような「音色」が、豊富なプリセットの中に聞こえてきます(^-^)。

それにしても、PCを利用した、DTM=デスクトップミュージックというのはすごいですねー。とりあえずPCが稼動すれば、それで(別途にインストールした)様々なビンテージ・シンセサイザーを演奏することが出来る! し、それに加えて機能豊富でキャパシティの大きいMIDIシーケンサーも利用して多重録音、ミキシング、微調整が出来てしまう!!!

僕が、1990年ごろに安くなったIOデータの100MBハードディスクを11万円で手に入れて「MS-DOSを起動するのにフロッピィが不要になった!ソフトの起動が簡単で速い!」と大喜びしていた頃、Rolandの音源モジュールは15万円もしていたし、YAMAHAのシンセサイザー・DX7の発展モデルは30万円近くもしていたようですから、(DX7をシミュレートしたソフトシンセがフリーソフトで無料、モジュールは1万円ほど、HDDは1Tが数千円の)2016年はまるで夢のような世界ですね(^-^;)。

とりあえず、DX7の音源を入手できましたが、カシオペアの曲を弾くほどの技量はありませんので、ちょっとずつ真似事をして遊んでみたいと思っています。

 



PS シンセサイザー三系統?

最初にソフトシンセでKORGのM1に触れました。これはPCM音源で様々な音色を切り替えながら演奏するタイプです。それに対して購入したシンセサイザー・Roland GAIA SH-01はアナログ・シンセです。(デジタルでシミュレートされたアナログシンセサイザー)そして、今回のFM音源のソフトシンセ・DEXEDです。

「アナログ音源」「PCM音源」「FM音源」と三種類のシンセサイザーに触れることが出来るようになりました。

( 先日の夜、ふと思い立ってGAIA SH-01で、出来るだけエレクトリックピアノの音の再現にトライしてみよー、とサイン波の発生から、各種パラメーターをいじって、いじって、いじって・・・エレピの音作りをして遊んでしまいました。 とりあえずここまで!という段階でユーザープリセットに保存して、そのあとエレピ弾くことも無く寝てしまいました(^-^;)。・・・アナログシンセサイザーの遊び方のひとつです!はい。(^-^) )


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管理人のMIDI機器 リスト・メモ for 音楽あそび

2016年03月22日 | 音楽DTM&DAW
YAMAHA MG10/2ミキサー




Digitech製 StudioQuad




Roland MC-50MkII

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Roland SC-88VL




Roland SC-55

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Roland JV-1080

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Roland GAIA SH-01

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YAMAHA KX-61 & KORG Microkey61

届く キーボードYAMAHA KX-61 - ☆航空無線とアマチュア無線のii-blog



KOEG soft M1

電源供給USB Midiキーボード - ☆航空無線とアマチュア無線のii-blog



NIXER Behringer Xenyx1002( non USB)

Behringerミキサー - ☆航空無線とアマチュア無線のii-blog



Behringer UCA-202 (Audio/USB interface)



MTR(Multi track Recorder) Zoom R8

録音機ZoomR8 - ☆航空無線とアマチュア無線のii-blog



Amp: LEPY

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届く Roland JV1080 & SR-JV80**

2016年02月24日 | 音楽DTM&DAW

Roland 音源モジュール JV-1080 が届きました。

   

   ( Amazon 詳細:Roland ローランド JV-1080 SUPER JV )

 

Edit lesson 動画編集練習01:DTM機材・RolandJV-1080 / SC-55音源モジュール

 


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ローランドHPで確認してみると結構な重量のある装置だったので「大きいのかな」と思っていましたが、届いてみると・・・うーん、かなり大きい! オーディオラックに固定するための穴が左右についていて、正面パネルが少し大きい面積になっていることもあって、前面から見た時にはかなり迫力があります(^-^;)。

上の写真の右下にある、白く小さいものは・・「単三乾電池」です!

MIDIキーボードを接続して、プリセット・サウンドをちょっとだけチェックしてみました。部屋のオーディオスピーカーから出てくる音は、たいそうきらびやかなもので(^-^;)、同じRolandSC-55と比べるとずいぶん雰囲気が異なります。SC-55もローランド・JV-1080も確か1991年と1994年の登場のはずで、今から思うとわずかしか違いがないのですが、当時としてはパーソナルコンピューターもまさに日進月歩の発展ぶりでしたから、両者の違いはそうした時代背景の影響でしょうか。

また、JV-1080は記事を読んでみると当時最高峰のフラッグシップ機種として登場しているようなので、装備されているポテンシャルがとても高いデバイスであることは、正面パネルの多くのボタンを見ても分かりますし、あまり音源モジュールのことがよく分かっていない僕でも、その内蔵されている機能を一見すれば十分理解できるほどです。



○追記 二台目の本格的音源モジュール   2016.02.26

先のRolandSC-55に加えて、また二つ目の音源モジュールRolandJV-1080を購入しました。先のSC-55は電源が落ちたり、ボタン不具合のジャンク品ということで通常の中古相場価格ではなく破格値だったので「日曜電子工作」素材として購入したのがきっかけでした。・・が、修理後に、なんとも「いい音」がするものですから感動して、外部音源モジュールが気に入りました。

ほとんど先駆けてきな先のSC-55なのですが、音源モジュールのパイオニアだけに今となっては厳しいところもあることが、現物を前にようやく体感できるようになりました。

例えば 最大同時発音数 について

1991年のSC-55が「24音」に対して、1994年のJV-108は同時に「64音」を鳴らすことができます。・・・でも、右手と左手の指を全部合わせても10本しかないのに・・・と思ったのですが、そこはシンセサイザー・音源の世界が関係していました。

Rolandでは、キーボードの鍵盤を一つ押すと「ひとつ音が出る」のですが、これが「パッチ」という概念でカテゴライズされています(メーカーによって表現が異なる)。 でも、その音一つは、実は複数の「音の素材」で構成されています。これは「トーン」なのだそうです。

   パッチ1つ ・・・・・  いくつものトーンの重なり合い

もし、3つのトーンが重なって一つのパッチ・一つの音がスピーカーからなると、これだけで複数の音が同時に発音されていることになります。 その音を右手で3音の和音コード、左手で3音の和音コード を押さえて全部で6音の和音がスピーカーから聞こえる時は・・・

 「6音・パッチ」・・・トーンは 3*6=18トーン

もし、左右の手で4音ずつ合計8音を、ブゥワーーーーと鳴らしたら・・・

 「8音パッチ」。・・・ トーンの数は 3*8=24 トーン

もしRolandSC-55ならばこれで最大同時発音数になります。

・・・でも、ずっと左右の指8本を使ってコードをガシガシ引くようなことがあるかというと、(個人的にはそのコード知識と演奏技量がないので)ふつう、そのようなことはないでしょう。

しかしながら、「ダンパーペダルを踏んで音を響かせている間にメロディを!」

と思ったときには、 もう最大同時発音数24音を使い切っているので・・・むり?

・・・そんなことにしたら、鍵盤を弾いているのに音が出ない!ということになりますから、楽器としては致命的です。ということで、時間的に古い音から「切り捨てて」、新しい音を発音させるようになっているとの事です。 ふむ、合理的ですね。

でも、演奏者の立場からすると、和音を一発どかーんと慣らし続けて置いて、その余韻の中でメロディを引こうとすると、バックの和音がぽろぽろと「歯抜け」になるということですね。

ということだとシンセサイザーモジュールの超初心者は思うのですが、そんなわけでほんの数年あとに登場した高級音源モジュールJV-1080は「最大同時発音数64音」になっているのだと思います。


音源モジュールをひょんなことから手に入れた超初心者が、いろいろいじってみるうちに次第に分かってきたことを踏まえてみると、あれこれ困ることの無いしっかりとした、立派な音源モジュールが一つあってもいいなあと思うようになったわけです。

上記の「最大同時発音数」もひとつの基本的な性能の一つですが、それ以外にもほんの数年で、今回入手したJV-1080は(パイオニアのSC-55と比べて)格段に飛躍した性能をもった音源モジュールになっています。

そんなこんなで、あれま!という値段で中古JV-1080に出くわしたものですから、ついポチッとやってしまったわけでした(^-^;)。

( そんな本格的音源モジュールですが、当時まだUSBが無かったので、付いていません! USBコネクタを装備した音源モジュールは、したがって中古市場でも3万円とか4万円とかします。でも、その時代のモジュールはまたそれなりに進化していて、とても魅力的です。とはいえ、1万円札一枚でJV-1080が手に入るというのは、その内容とコストにおいて抜群のパフォーマンスだと思います。)




○外部シーケンサーMC-50と音源モジュールJV-1080  2016.03.19

先日入手した音源モジュールJV-1080は、MIDIキーボード・KX-61を接続して音を出してみると、先のSC-55よりも洗練された音源がたくさん詰まったモジュールです。

しかし、いきなり問題を抱えていました。それがこの週末の夜、やっと解決したのでメモしておきます。その問題というのは、

「外部シーケンサーMC-50で複数パートを記録すると、JV-1080パネルに表示された音源で音が出る!」 という・・・・決定的に致命的な問題でした。

幸か不幸か、同じRolandの音源モジュールSC-55が、16パートそれぞれにMIDIチャンネルを設定してキーボードを弾いて、シーケンサーに記録したら、(とても相性のいい、SC-55とMC-50なので)何も問題なく一発でいわゆる複数パートで複数の音源が鳴ってくれていました。

ところが、二代目のRoland JV-1080では、ドラムをシーケンサーで記録して、そのあとピアノを弾いて記録したら、「ドラムもピアノも記録データがすべてピアノの音!!」となってしまいます(^-^;)。

入手と同時に、RolandのHPから説明書もダウンロードしていて、それをチラチラと見ていたので、この問題の根源は・・・

「シンセサイザー演奏・単音源のパッチモード」と「マルチ・ティンバー16パート・音源で音を鳴らすパフォーマンスモード」の、二種類のモードを使い分ける必要のあるJV-1080だから・・・という点にあることはすぐ見当がつきました。

それにしても基本は「パートとMIDIチャンネルを合わせる」につきる!わけですから、さわっていればすぐわかるさ!とスタートしたのがいけませんでした。

結局、2,3回、外部シーケンサーMC-50と音源モジュールJV-1080を接続して、多重録音を試したのですが、ことごとく失敗してしまいました。

これは腹をくくるしかない!と、その後JV-1080の取扱説明書をじっくり読んで行くことにしたのでした。

この取扱説明書がMIDI装置ということもあって(JV-1080にはUSB端子は無い!)、「じっくり」読まないと・・・(読んでも)分かりにくいものでした(--;)。

それでもやはり説明書!最後には「それぞれ音源の異なる16音を同時に鳴らすパフォーマンスモード」の使い方が分かるようになっています。

ポイントは、
1 外部シーケンサーとの接続では「パフォーマンスモード」での利用
  (「パッチモード」は別物)
2 パフォーマンスモードでは、複数の音源がセットになっていて、
  パネルに表示される名前は「音源セットの名前」
3 16音、それぞれに別の音源を鳴らすときには、パフォーマンスモードの、
  音源セットの中に「 16音源を選択して 」、ここで、
  「16パート」と「16音源(=パッチ)」を選択する

・・・・ この手順をふまないと、16音源のマルチ・ティンバーとして音源モジュールJV-1080を鳴らすことは出来ない!ということでした。単にPartとMIDIチャンネルを合わせただけでは、それも「パッチモード」との区別も付かないまま、扱っていたため、最終的に各パートの録音を終えたシーケンサーを再生させたとき、記録したMIDIデータが全部同じひとつの音源の音色で鳴ってしまっていたわけです。

この扱いについては、シンプルな働きの音源モジュールSC-55では、単音で鳴らしても、16音のマルチティンバーで鳴らしても、モジュールの扱い方、操作にはまったく違いはありませんでした。(= この点については、SC-55の方がかなり扱いやすい!!)


そうはいっても、JV-1080を購入において、SC-55で扱いにくい点を、とても簡単な操作でらくらく扱うことの出来る大きなメリットがあるというのが、その購入の動機でした。

それは、
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モジュールに用意されている音源を選択した後、その音色に対して「カットオフ」「レゾナンス」設定変更する時に、そしてキーボードを押した時の音の立ち上がり、音の余韻のスピードを設定変更する時に( いわゆるアタック・ディケイ・サスティーン・リリースの ADSR設定 )、ボタン操作で呼び出したパネルを見ながら真ん中のツマミを回すだけ!!!!という使いやすさ!
(ちなみにSC-55では、それぞれのメニューにたどり着くまで、メイン・メニューの下の階層に下りて、捜し求めてうろうろすることになります。 少なくともボタン一発で呼び出すことが出来ません。この点は後継機種のSC-88では、本体正面パネルに呼び出しボタンが追加されていて、解決されています。)
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JV-1080を触っていて、これは確かに扱いやすい装置になっています。

鍵盤をがばっ!と押したとき、パパッ!とスピーカら音が鳴るように設定したり、逆に、いつ鍵盤を押したか分からないくらいに少し間をおいて、もわーっと音が鳴り始めて次第に大きくなるように設定したりするのが、きわめて簡単で直感的に操作できます。
(テンポの速い弾けたリズムでは、鍵盤を押した瞬間にパッ、パッ、パーと! ゆったりとしたストリングスでは、そーっと、もわーっと音を出そうとする時! などなど、ADSR設定を変更すると具合いい感じかも)

そして、「もっとキラキラっと明るい音がほしい」と思った時に、カットオフやレゾナンスを「ツマミを回して」微調整できるのも、こちらもきわめて直感的です。

SC-55とJV-1080はその登場のタイミングがほとんど同じ時期なので、両者の音源モジュールとしての機能は決定的に異なるということはありません。( JV-1080は、別売りの音源ボードを別途購入して本体内部に希望する音源を増設することが出来る。 このオプションはSC-55にはありません。)

「音源モジュール」を「外部シーケンサー(ハード)」と接続して使う・・・というのは、まったく個人的なMIDIに対する好奇心です。

つい最近、PCに スタインバーグのCUBASE=PCソフト・シーケンサーをインストールしました。もしMIDIデータを記録(録音)して、ちょっとしたひとつの音楽を構成しようとするときには、外部シーケンサーは・・・・ 「かなり大変」もしくは「現実的に無理」だったりします。

それでも、個人的には、RolandシーケンサーMC-50MKIIは、手元で必要に応じて軽く扱いやすい「ルーパー」です。ちょっと音を記録して多重録音を楽しむのには、有能で扱いやすい便利な録音装置だと思っています(^-^;)。

ともあれ、JV-1080での多重録音での問題がクリアできました。面白かった。MIDIの理解がまた進みましたし、手元の装置が思うように稼動するようになるというのは嬉しく、楽しいものです。

次の課題・・・PCとUSB接続(アダプタ)して、CUBASEで「外部音源JV-1080」をソフトシーケンサーの上でも音源として利用できるように、セットアップを試してみようと思っています。



○Roland音源モジュールJV-1080用 増設音源ボード  2016.03.21

   

JV-1080に増設可能な音源ボード・SR-JV80-13Vocal に手を出してしまいました。・・・といっても、もともとYoutubeなどの動画でローランド・シンセサイザーのボーカル音源にとても魅了されてしまって、

 (Youtube SoundTrack Roland V-Synth2.0 by Ujiie ・・・影響力の大きい動画です、ほんと(^-^;))

それならば、ローランドのすべての音源が一つの箱にまとめられた音源モジュールを手に入れたら、一気にすべて入手可能!・・なわけですが、Roland Integra-7 は最新のデバイスで、お手ごろ価格の新品シンセサイザーが二台購入できてしまうような価格ですから、

・・・むりです(--;)。

そんな意識がもうろうとした状態でWeb上をうろついていましたら、ふるーい音源モジュールに増設用のボーカル・エクスパンションボードが中古市場にある!というので、さらにふらふらと寄っていくと・・・「あー、あるんだぁ」(^-^;)。

そんなこともあって、個人的に、実は音源モジュールJV-1080と、その増設エクスパンションボードSR-JV80-**(01から19)は「ワンセット」でイメージしていました。

( ローランド 音源モジュールとエクスパンション・ボード by wiki  )

とりあえず、ゆったりと中古市場をキョロキョロしながら、ずいぶん長くふらついていたら、やっぱり出くわすものですね、思いがけず安価で我が家にJV-1080がやってきました。

次は・・・と今度はお目当ての増設ボードがどこかに無いかなあと、またキョロキョロしてみるのですが、ところが、こちらは・・・「ない!」(^-^;)


現在でも、20年も、25年も以前の製品が中古市場に流通しているジャンルですから、「まあ急いだことは無いな、そのうち出くわすかも」と、思い出すたびにちょこちょことチェックしていました。

他の種類の増設ボードは、結構あちらこちらで見かけるのですが、どうも13番の「ボーカルコレクション」はなかなか出くわしません。

「いつの日か・・・」とのんびり構えていたのですが、思いがけず出くわしてしまい、入手することとなりました。

この SR-JV80-13 に含まれる音源の数は他のボードに比べて少ないのですが、個人的にはそれでも貴重な音源ではないかなあと思っています。

   

   

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Roland SR-JV80-13 Vocal Collection ( SR-JV80-13の詳しいページ by Synth mania 
このページにサンプル音源が並んでいてクリックすると聞くことが出来ました。)
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こうしてハードウエアはそろってきているのですが、鍵盤の演奏技術がなんともおそまつなものでアンバランスはすぐにはどうしようもありません。

ただ、自分のキーボードで「 オーケストラを操りたい! 」とか、「聖歌隊を指揮したい」とか・・・、なにせ手元にハードウエアがそろってきているので、今、こうした自分のまわりの状況が鍵盤演奏の習得練習の強い動機付けになっています。

鍵盤の上で指をスムーズに動かせるように!

正確に鍵盤を押せるように!

ひとつずつ和音(コード)を覚えていけるように!

コードの鳴り具合を楽しみながら、コード進行を展開できるように!

微妙なテンション(7th, 9th, 13th)を心地よく扱えるように!


(ちなみにギターでは、コードはとにかく「まる覚え」で、目でよく確認できないまま左手でがしっと押さえて、あとは右手でジャラーン、でしたが、それに対してピアノ鍵盤は、眼下にきれいにずらりと音が整列していて、ギターよりも目で確認しやすく、しかもある程度論理的に「押さえるところを割り出せる」というのはいいですね。
 もし、ピアノを先に習得していて、その後にギターを引こうとすると・・・・これはちょと大変なことになると思います。)


ボーカル音源を入手して、簡単な多重録音を利用しながら、音楽を作ることが出来るとしたら楽しそうですね。






参考データ *************

SR-JV80-** 増設ボードの種類 ( 上記WikiPediaよりボードリストの引用 )
------------------------ 引用 --------------------------------------
SR−JV80-01「POP」ロック、ジャズ、ポップスに多用される224音色を追加する。
SR−JV80-02「Orchestral」オーケストラに使われる楽器174音色を追加する。
SR−JV80-03「Piano」ピアノ73音色を追加する。
SR−JV80-04「Vintage Synth」古いシンセサイザーの255音色を追加する。
SR−JV80-05「WORLD」民族楽器の255音色を追加する。
SR−JV80-06「Dance」255音色を追加する。
SR−JV80-07「Super Sound Set」255音色を追加する。
SR−JV80-08「Keyboards Of 60s & 70s」255音色を追加する。
SR−JV80-09「Session」206音色を追加する。JV-1010、XP-30に標準装備される。
SR−JV80-10「Bass & Drums」241音色を追加する。
SR−JV80-11「Techno Collection」255音色を追加する。XP-30に標準装備される。
SR−JV80-12「HipHop Collection」255音色を追加する。
SR−JV80-13「Vocal Collection」82音色を追加する。
SR−JV80-14「World Collection ASIA」175音色を追加する。
SR−JV80-15「Special FX Collection」248音色を追加する。
SR−JV80-16「Orchestral II」153音色を追加する。
SR−JV80-17「Country Collection」247音色を追加する。
SR−JV80-18「World Collection Latin」255音色を追加する。
SR−JV80-19「House Collection」255音色を追加する。

---------------------------------------------------------------------

///// SR-JV80-13 Vocal Collection Patch List /////// by Roland HP /////
11Full Scat Sw
22Jazz Doos
33Jazz Doot
44Jazz Dat
55Jazz Bap
66Jz.Dow Fall
77Big Dows!
88Vox Bass
99Happy Scats
1010Doo Dat Sw
1111Doo Bap Sw
1212Baps Sw
1313Scatmen! Sw
1414Scat with me
1515Staggered
1616Scatin'Down
1717Bap-A-Dap
1818Thum Steps
1919Minor Scat
20205th Voxers
2121Doo Forest
2222Doo Atmosph
2323Doo Choir
2424Choirtron
2525Bap Brassy
2626Ambient Scat
2727Real Choir
2828Rich Choir
2929Large Chr Sw
3030Big Choir
3131Large Choir
3232Full Choir
3333Church Choir
3434Uhh Ahh Chr
3535Hybrid Choir
3636Gregorian Sw
3737GregorianChr
3838Greg.Spin
3939Quiet Voices
4040Medium Choir
41412Soprano Vox
4242SopranoVoice
4343Light Female
4444Boys Choir
4545Rich Boys
4646Combi Choir
4747X.. Vox
4848Serene Choir
4949Tranquil Chr
5050Milky Choir
5151Humming Chr
5252Winter Choir
5353Dreamy Vox
5454December Vox
5555European Chr
5656Glass Choir
5757Dawn of Day
5858Siberian Pad
5959Stacked Vox
6060Detuned VOX
6161Moscow Ghost
6262Light Choir
6363Slow Atmosph
6464Faze Voices
6565JD-800 Choir
6666Heaven Dooos
6767Sweeping Vox
6868Phasing Vox
6969Splintered
7070Ancient Vox
7171StreamingVox
7272Dreams Away
7373Dopey Slider
7474Space Choir
7575Step Choir
7676Ambient Chr
7777Faked Real
7878VP330 5th
7979Fairlike Vox
8080Glue Vox
8181HPF Synvox
8282Gleaming Vox
8383Pulsing Vox
8484Flitter Vox
8585Jumpin Voice
8686Escapades
8787Bell Choir
8888Voice Bell
8989AirySpacePad
9090Harp Vox
9191Raaave Blips
9292Techno Vox
9393Doo VocoBass
9494Danc'dat MOD
9595Voxadelphia
9696Scratch Back
9797Cavern
9898Piano Scat
9999Piano Choir
100100Boys Sky
101101E.Piano Scat
102102Gregorian EP
103103JazzyScatOrg
104104Organ Choir
105105Organ Voice
106106Strings Chr
107107ChoiryString
108108SlowVoicyStr
109109Nylon Doo
110110Ac.Gtr Choir
111111Jazz Gt Scat
112112Flute Scat
113113Andes Choir
114114Windy Vox
115115Tpts Scat
116116Singin'Brass
117117Vocal Menu
118118Reverse Menu
119119Boys Amen 1
120120Boys Amen 2
121121Amen
122122Aleluia
123123Boys Aleluia
124124Mystify
125125Limbus
126126Doos for Pef
127127Doot for Pef
128128Dat for Pefm
129129Bap for Pefm
002130Dow for Pefm
003131Vox Bs 4 Pef





○Roland音源モジュールJV-1080用 増設音源ボード  2016.09.15

      
    ( Web検索画像より引用 )

ローランド音源モジュールJV-1080用の増設カード、二枚目 SR-JV80-02 オーケストラル が届きました。先日、たまたまオークションで目にして、無事落札することが出来、手に入れることが出来ました。

説明記事を見ると 
-------------------------------------------
SR−JV80-02「Orchestral」オーケストラに使われる楽器174音色を追加する
-------------------------------------------
とあります。

---- from HP of Roland -----
User-installable expansion board for expandable Roland synths
(see compatibility guide for details)
Adds 174 waveforms and 255 patches ideal for classical orchestration and recording
Includes strings, woodwinds and brass sounds, plus orchestral percussion
----------------------------

先のエクスパンションカード SR-JV80-13 に加えて、SR-JV80-02と これで二枚増設することになりました。音源モジュールJV1080は本体内部に4枚の増設カードを装着することが可能になっていますので、必要に応じてまだあと二枚は増設可能です。

(ちなみに後継のローランド・モジュール装置では、SRX-01 と型番になる少し小型の増設カードに、従来型のやや大きめになるSR-JV80-01 という型番のカードと、両方を装着することが可能であると、何かの記事で読みました。)




CUBASEで外部音源(モジュール)を使う 2016.10.01

バージョン6の時から、外部音源モジュール・RolandJV-1080を接続を試していましたが、バージョン8を64bitマシンにインストールしたので、あらためて接続、利用を試してみました。

デバイス設定でRolandJV-1080がすでにリストにあるので、選択、セットアップは比較的簡単に進みます。

新規トラックを外部音源に設定して、USB接続MIDIキーボードを弾いて、MIDI記録(録音)も、再生も実現しました。

・・・しかし、この場合外部音源は発音する時には、外部音源(外部の音源モジュールであれ、音源を持っているシンセサイザーキーボードでも)の出力から音が出ています。

PCのCubaseから命令が音源まで来て、その音源の音が再びPCのCubaseに戻って、そのCubase上であらためて発音され、PCスピーカーから聞こえてくる・・・という状態にはなっていません。( これが実現可能なのか、不可能なのかは今現在、まだ知識不足で不明 )
そんなとき「Cubase6徹底操作ガイド」(古本でVersion6当時のものを購入)で、「MIDIトラック演奏に外部MIDI音源を利用している場合、最終段階でCubase6上でオーディオミックスファイルを作成するならば、その前に外部MIDI音源による演奏をオーディオファイル化しておかなければなりません」

とありました。・・・なるほど、基本的動作としてとても納得できることです。(もしかすると、その後のCubase7、Cubase8では、何か便利な機能が組み込まれて、この問題は解決しているかもしれません)

ともあれ、外部音源として手元にあるローランド音源モジュールJV-1080と、同じローランド・シンセサイザーSH-01ガイアを利用する場合、Cubase上にトラック作成、記録、再生はすぐそのまま可能ではあるものの、すべてをまとめて一つの音楽ファイルとして保存し直す=いわゆるミックスダウン、をする場合・・・・

あれーーー、おかしーなー、どうしたらいいんだろう???

と思っていたのですが、これで最終的に「オーディオトラック」と「MIDIインストゥルメントトラック」の複数トラックを同時に再生して、それを一つの音楽ファイル(WAV形式とか)にすることが可能になりそうです。

また時間のある時に、のんびり試してみようと思っています。



○ JV-1080とキーボード練習  2016.10.22

JV-1080の音源、増設した音源のいくつかを使って記録してみました。三脚のカメラ内蔵マイクでそのまま直接録音した、かんたんメモ動画です。

 Youtube Having Fun with JV-1080



Having Fun with Roland JV-1080 "Rains of Castamere" Game of Thrones



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DTM, DAW, MIDI 音楽・楽器TOP

2016年02月20日 | 音楽DTM&DAW
音楽・楽器関連のトップページをまだ用意していなかったので作成します。2016.02.20

◯ ベリンガー・ミキサー   2013.03.21
  (無線通信用マイクアンプとして多用途のミキサーを用意)

  (無線送受信をPCで録音しようとI/Fを用意)

  (いつでも膝に乗せて鍵盤とたわむれるために、ここからスタート)

  (引越し後、荷物から出してきて初めて配線・設置)

  (CASIO SA-76の鍵盤が少なかったので、一気に61鍵盤を!)

  (引越し後、久しぶりにケースから出してクリーニング)

◯ ギターアンプYAMAHA GA15II   2013.06.06
  (部屋で使いやすい小型のエレキギターアンプを用意)

  (普通のシンセサイザーを考えていたのに、行き着いたのはアナログの世界だった)


  (PC上のソフトシーケンサー・CPU力不足!で、直接録音するため)

  (ずっと以前からベースには関心あったものの、やっと入手)

◯ ベースアンプ Cort GE15B    2013.11.24
  (ベースの低音は専用のベースアンプで音を出してみたい!)

◯ 小型デジタルアンプLEPY   2015.12.20
  (好奇心で入手したら、びっくり! 常用アンプになった)

  (ミニ鍵盤ではなくて、普通の大きさの鍵盤で引いてみたくなった・・・)

◯ 音源モジュール Roland SC-55   2016.01.15
  (MIDI接続したキーボード・コントローラーの信号を発音してくれる音源装置)

  (MIDI信号データを記録する装置・・フロッピィに!録音機ともいえる)

  (登場の1994年当時、「超」高額デバイスも・・・なんと1万円!)
  ( 追加 増設カード SR JV-80-13 Vocal 2016. )
  ( 追加 増設カード SR JV-80-02 Orchestral 2016.09月 )


◯ 届く コルグコントローラー          2016年9月

◯ 届く MIDIパッチャー             2016年10月

◯ ダウンロード Kontakt Player         2016年10月

◯ 手元の音源 まとめ              2016年10月


◯ 届く ペダル M-Audio SP2          2017年03月

◯ Roland MC-50 操作メモ            2017年11月

◯ 換装FDドライブ>USB Roland MC-50      2017年11月

◯ 購入 KORG iM1               2017年11月


◯ MIDI機器接続 2019              2019年3月

◯ 届く 新しいヘッドフォン(セール品)      2019年12月



◯ 登録 SoundCloud サウンド・クラウド        2021年3月

◯ Akai PMC Beats ソフトウエアのセール        2021年3月

◯ 掘り出す Roland SC-88VL 音源モジュール       2021年3月 

◯ 引っ張り出す、古いスピーカー            2021年3月 


◯ 届く エフェクターZoom MS-50G         2021年9月 

◯      2021年0月 

◯      2021年0月 





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届く Roland MC-50MkII 中古

2016年02月03日 | 音楽DTM&DAW

今日2月3日、ローランドのMIDIシーケンサーMC-50MkIIが届きました。もう勢いで、単に好奇心で手を出してしまいました(^-^)。

   

Wikipediaによると、1990年にMC-50が登場し、その二年後の1992年にマイナーバージョンアップされた 「MC-50MkII」が登場しているようです。

先に入手した同じローランドの音源モジュール Sound Canvas SC-55もほぼ同じ時期のもので、MIDIケーブルで接続された SC-55とMC-50は相性のいいMIDI機器ということになります。

シーケンサーMC-50では、作成されたMIDIデータは本体横に搭載されたフロッピードライブに2DDフロッピーを差し込んでデータ保存が出来るようになっています。(データ保存にカセットテープなどを使う必要が無くて、簡単で、便利になっています)

でも、現在は2016年、ちなみに手元にはフロッピーはもうありません。ましてや2DDタイプのものは。今でも購入可能なのだろうかとアマゾンでチェックしてみると、なんと今でも購入可能なんですねえ。すばらしい。

しかしながら、その価格は10枚単位でも、50枚単位でもなく、「一枚が500円だったり700円だったり」していました。うーん、すばらしい価格だ!(--;)


おそらく基本的にはリアルタイム・レコーディングで使っていくはずなので、本体裏の音声出入力端子(モノラル)から、ミキサーに接続して、最終的にWAV音声ファイルにすることになると思っています。

でも、せっかくの往年の名機なので、音を一つずつその性質を数値に置き換えて入力するステップ・レコーディングというのも、ものはためし!で体験して遊んでみるのもいいなあと思っていたりします。( MIDI-USB変換ケーブルを利用して、MIDI形式データをフロッピー保存するのではなく、PCに直接保存することが出来るかどうか、そんなこともトライしてみたいと思っています。・・・ MIDI形式ならばあとでどのようにでも音のデータをエディット可能ですから、演奏のやり直しをしなくていいのは大きなメリットです )

 とはいえ、今となっては、PCにインストールされているCUBASEで音を記録すれば、広い画面で視覚的にも全体を捉えながら、部分的な改編が可能です。 MIDI形式でも音声形式でも、メニューから選ぶだけで思うようにデータを保存できたりするわけです。にもかかわらず、ハードウエアでステップ・レコーディング「打ち込み」というのは、どう考えても現実的ではありません。

 それがいちばんの理由で、この高価な、高性能MIDIシーケンサーが破格値で中古市場に出ているのだろうと思います。 

(前回、たまたま破格値の破格値でジャンク品の音源モジュールSC-55を手に入れてしまったために、今度はMC-50と「先祖がえり」で遊んでみようと思ったのが運のつきでした(^-^;))


ともあれ、手元にシーケンサーMC-50を配置しておけば、メモリ等の限界の範囲内でちょっとした「ルーパー」として利用することも可能ですし、面白いことになってくれたらいいなあと思っています。


○ 初めてのMIDI録音

   

1何も音源を持たない鍵盤スイッチだけのキーボードKX-61、 2音源モジュールSC-55  3MIDIシーケンサーMC-50 の三つの機器をMIDIケーブルで接続し動作確認をしてみました。

最終的な音声出力は音源モジュールで、背面パネルにピンケーブルをさしてオーディオ装置で増幅再生しています。

この接続でいいのかどうか、まだよく分からないのですが、とりあえず「普通にキーボードを弾くとスピーカーから音が出る」「シーケンサーに録音された音がスピーカーから出る」「シーケンサーのトラック1の再生音を利きながら、トラック2に重ね録音が出来る」、

・・・・のを確認できました。

まだデータ保存の説明書ページは読んでいないので、ひとしきり遊んで電源をOFFにすると、ぜーーーんぶすっかり綺麗に消えてなくなる!環境です(^-^;)。

ちなみに、ハードウエア・シーケンサーなので、目の前に現物があり、目の前にボタンが並んでいて、「扱いたいトラック選択」「録音準備」「録音」「ストップ」「ポーズ」「巻き戻し」「再生チェック」そのすべてが「指一本で押すだけ」で操作できます。

---------------------------------------------
個人的に鍵盤演奏は初心者なので(^-^;)、
 トラック1に「右手演奏」、トラック2に「左手演奏」を録音して、
 その2つの録音トラックを再生し、その音を聴きながら、
 キーボードでメロディを演奏、なんてことも実現しました。

 OK、なら、そのメロディをさらにトラック3に録音することで、
 両手を使った、もしくは人間の2つの手では演奏不可能な
 鍵盤演奏を再生することが可能です、はい (^-^;)。

 情感の問題を別にするならば、
 なんといってもシーケンサーなので、クオンタイズ機能を
 ONにすることで、すべての音符の乱れたタイミングを
 シーケンサーMC-50が「綺麗に揃えて」録音してくれます!

 これは初心者には・・・ありがたい(^-^)。

 また、ピアノの音で弾いたものを記録していても、
 再生させる時はチェロの音で再生したり、
 トランペットで再生させたりすることが出来るのも
 やはりMIDIシーケンサーならではの機能です。
 MTR、マルチトラックレコーディング装置 ZoomR8では
 これは、ありえないことです。
 (多少その機能も組み込まれているR8ですが・・・)
---------------------------------------------

とても合理的な操作感覚で、スピーディです。ボタンは機器のパネルに固定されているので、上の操作をほんの少し繰り返すだけで、 ○○は右下のボタン、○○させるのは左のボタンと、その位置関係で覚えてしまいますし、文字通りワンタッチで操作完了です。

(小さい液晶画面ですが、操作の基本動作をこの画面のサブメニューから呼び出して、選択して、使うようなことはほとんどありません!!)

うーん、これでデータ保存がうまく出来るかどうかが確認できたら、これはかなり具合のいい機器ではないかと感じました。




○ローランド・シーケンサーMC-50 動作テスト     2016.02.24

やっとシーケンサーデータ保存装置(フロッピィFD)動作テストが出来ました。

   

部屋の中を探したら、もう仕事で使うことは無いだろうと思われる2HD 1.44MBのフロッピィを見つけたので、角の穴をふさいで、ローランドMC50内蔵のフロッピィドライブに入れ、ディスクを初期化してみました。 ・・・・ 2DD ディスク 準備OK。

次に、同じくローランドの音源モジュールSC-55とMIDIキーボード(KX-61)を接続して、複数トラックを利用した重ね録音を試してみました。「 ベース 」「 ドラム 」「 Pad 」と三種類の音源を重ねて録音・・・ 16パートのうち3つを使って、それぞれの音源にMIDIチャンネルを設定して録音・・・再生してみると・・・OK。うまく行きました。( ベースもドラムもストリングスになる、などということなく、意図通りに音源を設定できました )

次に、中古購入したシーケンサーMC50のフロッピィドライブがちゃんと動作するかどうか、その2、装置内部に記録されているMIDIデータをフロッピィに保存してみます。( 外部記憶しておかないと、電源をOFFにしたとたん全部消えてなくなる!)・・・ OK。

( でも、このフロッピィドライブがいつまで正常に動作するか・・・時間の問題です )

データ全部まとめて、クオンタイズ! ・・・ MC-50のパネルボタンを操作して、記録したMIDIデータをこの際!まとめて一括クオンタイズしてみます。・・・・結果は、たぶん音がそろったと思うのですが、よく分かりません(^-^;)。( 実験用に意図的にリズムを乱した音を記録しておけばよかった!この次試してみることにします。)


 いずれもPCにインストールしてある CUBASE を使って行えばすぐできることですが、その作業を「音源モジュール」と「シーケンサー」という2つの装置をならべて、パネルのボタンを操作しながら行うのは・・・・・

・・・これは思った以上に快適です。 ( MIDIデータの部分修正とかになると、視覚的にディスプレイで確認できるCUBASEのほうが圧倒的に有能ですが、) 2つの装置のパネルにあるボタンを「人差し指」で「ポン」、とこの動作で基本的に何もかも出来てしまいますから、さささっと重ねてMIDIを記録して遊ぶ時には、操作が自然で快適です。 ふつうに(テープ)レコーダーをいくつか並べて、それを順番に「録音ボタン」を押して記録する感覚ですから、当然ですね。

(繰り返しますが、記録したMIDIデータをローランドMC-50シーケンサーで、修正したり、加工したりしようとすると、もう異次元の複雑さ、難しさですが・・・(^-^;)。それだけ、ディスプレイ画面を見ながらマウスでちょこちょこいじるのは、洗練された操作で、今度はソフトウエアシーケンサーの方が自然なものとなりそうです。)

ともあれ、ちょっと音遊びをしようというときには、MIDIケーブルで接続されたシーケンサーがより面白くしてくれます。普通にちゃんとした音楽遊びをしようというときは、PC上でソフトウエア・シーケンサーCUBASEを起動しておいて、USBを使ったMIDI接続でデータを入力(打ち込み)して、その後マウスを片手に記録されたMIDIデータをいじって、音楽を仕上げていくというのが現在では「普通」だと思います。(^-^;)


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届く MIDIケーブル

2016年02月02日 | 音楽DTM&DAW

MIDIケーブルを用意しました。

  

   

   

普通の日常生活でも、いろいろなケーブルと名の付くものを使うことになります。このMIDIケーブルの口金の形は見たことがあるように思いますが(正確にはあれこれ区別がついていません(^-^;))、個人的にはMIDIケーブルを今まで使ったことはありませんでした。

RolandシンセサイザーGaia(ガイア)や、YAMAHA KX-61のコネクタ部分に、MIDI用のコネクタがあるのは見ていました。しかしながら、現在ではシンセサイザーやキーボードを接続する先はパーソナルコンピュータが一般的で、その結果利用するケーブルはここでもやっぱり「USBケーブル」でした。

それが、つい先日「電源が落ちる」「チャンネルボタン不具合」というジャンク品の音源モジュール RolandSC55 を、つい好奇心で購入したのですが、この1990年当時の機器は当然「 USB 」なるものの出現、普及以前のものでした。

そしてその当時の一般的な(ある意味今でも)使用ケーブルが「 MIDIケーブル 」でした。

まさに1990年頃(それ以前はワープロ専用機・富士通OASYS)、PCを用意して使うようになったので、PC雑誌をパラパラめくるとあちらこちらに MIDI という文字を目にしていました。

が、NEC PC-98で音楽をするというのはかなり無理があり、いろんな面において敷居も高かったので、素通りして、そのまま現在に至っていました。

それなのに、2016年の今に至って「 ええっと、MIDIケーブルがいるな! 」なんてことになるとは思っても見ませんでした。(^-^;)

(確か当時「マルチメディアキット」などと別売りのハードウエアを購入して、PCに組み込むと音楽や映像を楽しむことの出来るPCにすることができたのですが、1992.93年頃からなにもかもが標準装備の富士通のFM-Townsも使うようになって、えらいことになってきたなあ、と感心しながら・・・ただ眺めるだけでした(^-^;))

そんな頃の「音源モジュール Roland SC-55」ジャンク品を入手して、それが届いたその場であっさり修理できてしまったので、じゃあ使ってみよう! と思ったのが出発点でした。

  ----------------------------------------------------
 「キーボード」===MIDIケーブル===「音源モジュール」
  ----------------------------------------------------

で、2つの装置を接続するのに必要だったのが、MIDIケーブルでした。

これで電源の落ちるジャンク品だった音源モジュールがちゃんと完動してくれて、スピーカーから1990年のシンセサイザー音が出てきた時にはびっくりしました。

ファミコンのビープ音くらいのもの、と想像していたのですが、思った以上に、想像をはるかに超えた「 いい音 」が音源としていくつもこの小さな箱の中に入っているのを知って、あーこれはもっと使ってみたいなあと思うようになったのでした。



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届く 音源モジュールRoland SC-55

2016年01月15日 | 音楽DTM&DAW

必要なわけではなかったのですが、ついつい音源モジュール Roland SC-55(年代物wikipediaによると1991年、中古)を購入してしまいました。

   

   ( Amazon 詳細:Roland SC-55 サウンドモジュール  )

 ( こうしてみると、まるで無線機みたいです。特に前面にMIDIコネクタがあるあたりも。)   

 


○電源プラグ接触不良で電源が落ちる  ○パネルの一つ 切替ボタン動作不良

ということで、ジャンク品として¥2980 !!! 同じ機種の中古相場をチェックしても確かに格安のジャンク品価格です。(きちんとデバイスとして動作しないのだから当然かもしれません。もう¥5000追加したら、どうやらちゃんと動作するモジュールを入手することが出来るようです。でも、もともと1990年前半ころの製品なので、もうほとんど20年前の製品ですから、あちらこちらの故障発生は普通でしょうね。)

一般的には「半田づけ部分のはがれ、亀裂」とスイッチ内部の「金属板表面の経年変化」のはずです。いずれも素人でも対応できそうです。
( 基板上の、その他の断線・接触不良や、コンデンサーの寿命だとしても、ずいぶん手間がかかりそうですが、「休日の楽しい電子工作」素材として遊ぶことが出来そうです。)
(それをこえた所での故障であれば、もうプロでないと無理です(--;) )

 なんか良く分からないけど「おもしろそー」と思ってしまったのがいけません。ポチッ。


もしその程度の故障で、修理後無事動作してくれるようになったら、我が家にはMIDIキーボードが二つありますから( あと一つはUSB専用キーボード )、この装置にキーボードを接続すると、モジュールの出力を先日購入したLEPT小型デジタルアンプに接続すれば、さまざまな音でシンセサイザーを鳴らすことが出来ることになります。

もともとPC上のソフトシンセサイザーを使っているので、この音源モジュールが動作しなくても不都合は無いので、のんびり電子工作・修理をして遊んでみようかと思っています。

ちなみに、この音源モジュールというデバイス、

現在のローランドのインテグラ7という製品は税込みで17万円を越えていますし、ヤマハのモチーフラックは12万円を越えています。見た目は小さなただの箱なんですが、中はきわめてハイレベルなこだわりの上質な、広大なシンセサイザーの世界が広がっているんですね。( ちなみにSC-55は127音色、インテグラ7は6000音色以上・・・音の数をかぞえることに意味の無い世界!!)

(修正 ローランドSC-55には全部で317種類の音色が入っているという記述を読みました。うーん、どうも別のバンクにもさらに音が入っているということか、そのへんもダウンロードした説明書を片手に、もう少しよく見ていくことにします。(^-^;))

Youtube ROLAND INTEGRA-7 Demo&Review by 氏家氏

 


早速修理 Roland SC-55  2016.01.15

夕方、部屋でちょうど半田づけしながらちょっとオーディオ・ケーブルを一本作っているところへ、配達されてきました。ジャンク品(扱い)ローランドSC-55・音源モジュール。

Web上でショップの症状に関するコメントを見て、「基板の電源ジャック・半田はがれ」と思っていました。届いたSC-55を箱から出して、すぐ付属の純正電源アダプタで通電してみました。なるほど、コネクタ・ケーブルを手で触るとモジュールに電源が入ったり落ちたりしています。

OK、OK・・・届いたばかりの音源モジュールの分解を開始しました。ちょうど半田づけ関連の工具を出していましたし・・・(^-^;)。

   

   

あっ、分解していくと、もうひとつジャンク扱いになった理由の、フロントパネル「MIDIチャンネル切り替えボタン」のところが見えます。すぐ手を出すことが出来そうなので、先にフロントパネルをさらに分解します。

   

これなら、最悪ボタンスイッチを部品で入手して半田付けし直せばよさそうです。でも、今日のところはそのまえに、ボタンの隙間から接点復活剤をたらして、クリーニングしながらしばらくカチカチカチ・・・カチカチ・・・カチカチとしておきました。

とりあえず今日のところはこれで元に戻します。

   

今度は、決定的なジャンク扱い理由の「電源ジャック接触不良」に取り掛かります。基板だけにして良く眺めてみると・・・半田が割れていたり、剥がれていたりするところはありません。

あれーーーーーっ、見当はずれかなーぁ。 とジャックの中を覗き込んだら、中の金具が結構錆びています。それから、金具がつぶれて弾力が失われています。

これかぁ!(^-^) 良かった、単純な接触不良でした。ジャック内の金具の錆びによる通電不良と、金具の変形でジャックとプラグの接触する力が弱くなっているようです。

ということは、さびを削り落として接点を磨いて、それから、ちょっとだけジャック内の金具に力を加えて、差し込まれたプラグをしっかりと挟み込むようにしてやるだけ、これで修理完了となります。

見当があたりかはずれか、とにかく一通り作業をして、通電してみました。

あたりーーーーーー(^-^)。

ということで、MIDIチャンネルボタンの不具合でチャンネル変更が不確かという点と、通電不良で電源が落ちるという点で、ジャンク扱いのローランド音源モジュールSC-55が、普通に稼動するMIDIツールに復活しました。

結局半田付けのやり直しまではしませんでしたが、一度分解して組み立てる作業に、接点復活スプレーと磨き作業が加わって、トータルで1時間半ほどの作業でした。

   
( 正面パネルは白けていましたが、シリコンオイルスプレーで新品みたいになりました)

今、内蔵されているDEMO音楽を、オーディオスピーカーから聞きながら、このメモ書きをしています。良かったよかった。

追記 それでももし今後も同様の不具合が発生するようなら、「電源ジャック」と「スイッチ」を電子パーツショップで入手して、基板に新しく半田付けし直してもいいなあと思っています。このローランドSC-55という音源モジュールは、そうやって使う価値のある一品だと思います。

Youtubeにアップされている動画を引用しておきます。

Roland SC-55 Sound Canvas Demo

Roland SC-55 Synthesizer Module playing "The Christmas Song" (Chestnuts)
( こちらは収録されている曲ではなく、音源を使って作成された音楽です )

PASSPORT.MID played on a Roland Sound Canvas SC-55

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Windows95が1995年とすると、この当時にPCを使い込んでMIDI音楽をトライするのは今と比べると大変だったはずです。それでも、その当時のこの音源のレベルの高さはすごいですね。もちろん現行音源モジュールはもうこれでもか!というくらいのものになっていますが、ジャンク扱いだったSC-55のさまざまな基本的な音源を利用するだけで、色々な音楽制作を楽しめそうです。

ちなみに1990年には、必要に迫られてPCを使い始めました。NEC98 とか、マルチメディアが扱える富士通のPCも使っていました。

その当時安くなってきた外付けハードディスク、巨大容量の100MBを12万円で購入したのは、覚悟が必要でしたし、使ってみてその便利さにホクホクだったりしたのですが、そのような当時のPCデバイスのほとんどは、21世紀の現在、さまざまな規格の変更、進化のため利用することが出来ないのではないでしょうか。

・・・が、そのPC上で音楽をやろうとは思ったことはありませんでした。 そんな当時のMIDIデバイス・音楽モジュールを、2016年になって手に入れることになるとは!!!! しかも、かなり、結構・・・今でもいけてる(^-^)。

今度は、手元のMIDIキーボードに接続して、SC-55の中の音源をひとつひとつ実際に慣らして楽しもうと思っています。
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追記 MIDI接続でのSC-55 音色 2016.01.16

週末土曜日の午後、昨日届いたジャンク・音源モジュール(修理済み)ローランドSC-55に、キーボードをMIDI接続して、正面のパネルを操作しながらいくつか音を出してみました。(こちらも普通に無事動作)

あれ、なんかすごくいい音!想像以上にきれいな音が部屋のオーディオスピーカーから出てきます。( アンプ:LEPY小型デジタルアンプ スピーカー:DENON )

1990年初頭の製品ということで、この約25年前の音源モジュールから出てくる音を勝手に「想像」していたものが・・・きっと当時のPCゲームの「効果音」と重なり合っていたのかもしれません。

21世紀、現行の音源モジュールの音質のすばらしさはあちらこちらの動画やHP・ブログなどで見聞きしますが、四半世紀前のローランドSC-55の段階でこれほどまでにすばらしい音源が用意され、小さな箱の中にコレクションされていたとは、驚きです。

現在では、バイオリンといえばバイオリンの音が出て、三味線を選べば確かに三味線、グランドピアノを指定すれば本当にピアノの音がするように思いますが、さすがにそういうリアリティについては四半世紀前の音源モジュールでは無理があると思います。

でも一つ一つの音源が「どんなに本物っぽいか」という視点ではなく、いろんな音を利用しながら音楽を楽しむ!という視点では、面白い、綺麗な音がこの音源モジュールにはたくさん詰まっているということが出来そうです。( SC-55:128種類の音 )

なんとも楽しい「小箱」です(^-^)。


PCにインストールされたCUBASEで、複数の音色を多重トラック録音したり、また、外付けのZoomマルチトラック録音機(8トラック)録音して、曲作りを楽しむのに、今回手に入れた音源モジュールは面白いことになりそうな気がします。

   

      (今回の基本MIDI接続)


追記 MIDIキーボードの電源

通常PCに接続してソフトシンセを使って音を出す時と違って、SC-55のような音源モジュールを利用して、MIDIキーボードでシンセサイザー演奏をしようとする時は、それぞれMIDIキーボードを駆動させる「電源」が必要になります。

たとえば手元にあるRoland GAIA SH-01では、電源アダプター挿すか、本来裏に用意されているフタを開いて乾電池を入れるか、する必要があります。それに対して、YAMAHA KX-61は「乾電池駆動」になっていないので、こちらは電源アダプターを利用して12V電源を確保する必要があります。

しかし、その「電源」さえ確保できたら・・・

 方法1・・DCジャックにリチウムポリマー電池・3セルをプラグ加工して用意
      これならば、KX-61MIDIキーボードを使う時に、簡単に電源供給できます。
 方法2・・起動しているPCのUSBに、USBケーブルを挿す
      = PCからUSB電源を得てKX-61のパネルに電源を供給。
 方法3・・家庭100Vコンセント・12V出力のACDCアダプタを購入してKX-61に挿す

ともかく電源さえ確保することが出来たらYAMAHAのKX-61はMIDIケーブルで音源モジュールと接続して、シンセサイザーサウンドを鳴らすことが出来ます。

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MIDIも初めてのことですし、ピアノ・・・鍵盤・・・キーボードもこの年になってついに手を出してしまって、もうヘロヘロ、よたよたなんですが、面白がって鍵盤遊びをしています。

とりあえず始めたばかりのメモ、記録として動画(一部静止画にライン入力録音)をとっていこうと思っています。もし将来上達することが出来たら、ああこの頃はこんなことやってたんだぁーと、面白いかなと思ってのことです。

 Youtube YAMAHA KX-61 -USB接続- PC・ソフトシンセ(KorgM1)



ちなみにPCの音声出力も、音源モジュールの音声出力も 手元の「ミキサー」に引き込んでいるので、どちらで音を出しても、ミキサー経由で出力した音を 「録音機」で記録することができます。

(個人的な問題は、動画はすべて今のところWindowsムービーメーカーで処理していますが、音声編集ソフトが現在のPCにはありません。用意しようと思っています。・・ カメラ内蔵マイクで音を録音すれば一発で解決ですが、ライン入力の音とはやはり違いますからね。)

そんな、こんなで、ちょっとずつ合間の時間を利用して、キーボード鍵盤あそびをあれこれいろんな形で試して行こうと思っています。




追記 音源モジュール Roland SC-55の各種機能(驚き!) 2016.02.

もともとジャンク品ということで、修理の電子工作用素材として購入したのですが、あっさり感動品になってくれたので、それでは!とついつい音源モジュールを使っての音遊びに腰を上げてしまいました。

しかしながら、購入してからチェックしてみると1991年登場のデバイスということです、1980年代のテレビゲームの効果音ていどかなとどうしても思ってしまうのですが、実際にMIDIキーボードで演奏してみると、その(個人的な)想像を大きく超えた高音質のサウンドに驚かされてしまいました。

そこで、ローランドHPから「取扱説明書」PDFをダウンロードしてみました。

うーん、よくわからん(--;)・・・ということで、とりあえず手にとって読むことが出来るようにプリントアウトしてホッチキスで閉じて冊子を用意しました。

このところ、合間を使って目を通しているのですが・・・ その高機能ぶりにも再び驚かされました。

また個人的な偏った想像の話ですが、この音源モジュールには「プリセット」と呼ばれるメーカーが作って設定してある多くの種類の音を「ただ選択して鳴らす」だけ!!と思っていたのが、大きな間違いでした(^-^;)。

( 逆に手元のRoland SH-01GAIAでは、基本的にはスタートの発信音からユーザーが加工して、加工して、加工して、音を作っていくシンセサイザーです。ピアノとか、バイオリンとか、サックスとか、そのようなプリセットは搭載されていないタイプのシンセサイザーです。)

ローランドSC-55では、基本的な音源はメーカーが作ってあるのですが、パネルには各種エフェクターの調整が可能になっていますし、説明書を読むとパネルのボタンを複数操作することで、メニューの奥に入っていくことが出来て、カットオフやレゾナンスなども調整することが出来るようになっていました。(後継機種のSC-88proではパネル表面に調整ボタンが配置されている)

説明書を見てくとずらりと各種機能が搭載されているのが、読み進めると大混乱してしまうので、個人的に扱うことが出来るようになりたい機能をいくつかピックアップしてメモしておこうと思います。





 ○音源モジュール Roland SC-55 の各種設定機能 2016.03.21


モジュール正面パネルに、配置されているボタンは、全部で8つ。使用頻度の高いものが優先的にボタンになっているのでしょう。
(パート変更、音色変更、音量変更、左右パン調整、リバーブ調整、コーラス調整、キーシフト調整、midiチャンネル変更の8つ)
そして、セットでボタンを押す操作をするものが、
ミュートボタン( すべての音を止める、指定したパートの音を止める、選択可能)
モニターボタン(すべて、指定パート、選択可能)

こうして、改めてみると、音源モジュールSC-55は、シーケンサーと接続して連動させながら使っていくというのが「基本」になっているのがよく分かります。そのきわめつけが、

マイナスワン(希望のパートの音を止めて、その楽器のパートを自分で演奏時)

あと、他の楽器と音を合わせる場合に、正面パネルのボタンをいくつか操作して、
マスターチューン、 ファインチューン、 のチューニングが可能になっています。

( こうして、メモで文字入力作業をしながらデバイスの機能と使い方のイメージをつかもうとしています。。。。。。(^_^;) )


さてさて、ここから複雑なボタン操作をして変更可能な機能が、、、、

ベンドレンジ( ベンドホイール操作時の音程変化幅の調整)
モジュレーション デプス
キーレンジ(接続鍵盤の音域を変更設定)
( これでスプリット設定可能、パート1を左手、右手にパート2など
で、例えば左手にベース、右手にトランペットなど、設定可能)
ベロシティ( 鍵盤の押し具合に対して、その反応度合いの設定可能)
モノ、ポリ モード( 単音か、同時に複数音を鳴らすか設定可能)
ポルタメント( 音と音の間で引きずるような音の度合い調整可能)
エクスプレッシオン( 全16パートの、それぞれの楽器の演奏音量の微調整)
ビブラート( 各音色のビブラートを、速さー深さー効果開始時間 で微調整)

いやあ、たいしたものですね。これらの操作は、正面パネルに操作ボタンはありませんが、複数のボタンを押すことで、正面の液晶画面にメニューが表示され、それを目で確認しながら値を変更して行くことになります。



SC-55に戻ると、さらにシンセサイザーとして重要な項目も変更可能です。ただ、個人的には以下の機能はパネル正面に出ていて、一発操作で即調整可能というのが望ましいです。(実際、後継機種のSC-88では正面パネルにボタンが出てきています。)

◯カットオフ(音質調整)
◯レゾナンス(音質調整)
◯エンベロープーアタック(鍵盤押下時、音の立ち上がり速度)
◯エンベロープーディケイ(発音後の、音の減衰)
◯エンベロープーリリース(指を鍵盤から話した後の、余韻音の持続)

これらは、シンセサイザーで演奏する楽器の種類、演奏する音楽の雰囲気で、事前にセットアップしたい内容です。もしかすると、演奏途中でも変更したくなることはとても多いと思われます、本当は。

ところが、SC-55では、パネルの[パート]選択ボタンを二つ同時に押し、[パートを選択]し、今度は[ ALL ] + [ MUTE ] の二つを同時に押して、[ 音色変更ボタン ] をポチポチと希望の設定変化の分だけ押して、、、、、(変更完了)、 確定のためもう一度パネルの[パート]選択ボタンを二つ同時に押す、、、と、、、、これで操作終了となります。

(正面パネルにたくさんボタンが配置されているJV-1080では、基本的に変更したいボタンを押して、パネル中央の大きなダイヤルを回す! これで操作が実現します。)

一番いいのは、ヤマハの高価なモジュールのように「つまみ」そのものが正面のパネルについているのが理想的です。キーボードの上に音源モジュールを設置しておけば、それならば、演奏途中でも好きなように音色を変化させることができますし、鍵盤タッチの反応具合を音楽の途中で変更できますね。

( Roland GAIA SH-01は、キーボードパネル上にすべてのつまみ、フィーダーがむき出しで付いているので、どのタイミングでも、いつでも、変更が可能です。 )


上にメモしたように、確かに操作がややこしいですが、使用頻度はかなり高いので、いつもいつも音源モジュールSC-55を使い続けていたら、きっと指がその操作を覚えてしまうことでしょう。

なによりこれらの豊富な機能が満載されたローランドの音源モジュールの、造りの素晴らしさに驚かされました。必要で購入したのではなく、ジャンク品ということで電子工作素材のつもりで購入したため、手にしてその高機能ぶりに驚かされたわけです。

修理という修理をすることなく、すぐ普通に動作するようになったこと(物分りのいい子)、に加えて上記の高機能ぶりを目の当たりにして、個人的にはいきなりお気に入りアイテムとなった、Roland SC-55 です。

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届く キーボードYAMAHA KX-61

2016年01月11日 | 音楽DTM&DAW

標準鍵盤(サイズ)のMIDIキーボード&コントローラーYAMAHA KX61・中古が届きました

   

   ( Amazon 詳細:YAMAHA KX-61 MIDIキーボード/USB )

 

 

  (KX61: およそ 幅94センチ 奥行35センチ  高12センチ 重量4.3kg)2016.01.11

サイズも大きく見た目もずっと以前のワークステーション並みの堂々とした見た目になっています。が、このキーボードは鍵盤こそ付いていますが単体では音が出ない装置です。PCにUSB接続して操作するための外部コントロール・デバイスです。

・・・と、いうことは先に購入して使っているKorg MicroKey61鍵盤と同じことになります。

・・・が、今回購入したポイントは、コルグのキーボードが「ミニ鍵盤」装備のデバイスで、今回のYAMAHAのキーボードは「標準サイズ鍵盤」のデバイスという違い!が第一のポイントでした。

普通サイズの鍵盤でも、ミニサイズの鍵盤でも・・・どうせ初めてのことで、まともに弾く能力がないのだからどちらでもいい!と、本当にそのように考えて最初コルグのミニ61鍵盤を購入しました。 鍵盤は小さく幅も狭いほうがちゃんと指が届いていいだろう!と思ったりもしました。

ところが、その後「単体で音の出るシンセサイザー、Roland Gaia」を手に入れたことで、他方では標準鍵盤も触れることになりました。確かにミニ鍵盤よりは大きく、幅も広いので手を広げて指の届く範囲は小さくなるのですが、・・・ですが、しだい次第に「 自分の手の大きさに対して自然に鍵盤を押すことが出来るのは標準鍵盤 」ということが実感されるようになりました。

手を鍵盤の上に置くと、自然に指がそれぞれの鍵盤を押しやすい位置になっているのは標準鍵盤の方でした。


ということで、同じ61鍵盤でも、標準サイズの鍵盤が欲しいなあと思うようになりました。当初は普通にもう一台シンセサイザーを用意するつもりで物色していたのですが、49鍵盤シンセサイザーではなく、61鍵盤のシンセサイザーとなるとこれはもうずいぶん高価なものになります。( 手元のローランドガイアは確か37鍵盤 )

ならば中古で・・・と、さらに物色してみました。3年前、5年前、7年前、10年前、15年前のシンセサイザー・・となると、中にはお手軽な価格になっているシンセサイザーもあるのが分かりました。

しかし!しかしながら!時代と技術の進化の過程に存在するそれら個々のシンセサイザーの「基本仕様」「特徴」が、現在のPCとUSB接続してDTM(デスクトップミュージック)を行うためのシンセサイザーとしては、細々としたことまで十分に判別、識別する能力が自分に無いことも分かりました。


個人的なポイントとしては「標準61鍵盤」がスタートなので、シンセサイザー部分をごっそり削り落としたMIDIキーボードの中から探せばいい!とサーチエリアを変更しました。ところが、標準サイズの鍵盤が61個もついた装置となると、そのどれもが安くはなくて、もう少し追加支出を覚悟したらシンセサイザーが購入できたりする状況でした。

ならば、MIDIキーボードの「中古品」!!!

・・・・ということで、ずっと頭のすみにおいて時々思い出したときにチェックをしていたところ、つい先日出くわしてしまいました。もう見た目とそのサイズはまるでシンセサイザーのYAMAHA KX-61に。 PC上のコントロールをキーボードパネル上で操作可能になっているのは覚えがありました。 「机の上に置くとでかいよなー」と思いつつ、自分の乏しい知識の範囲内でもとても良く出来たMIDIキーボードであるのは確かなので、OK。

なおかつ、おそらく付属の備品やディスク類が何もない、ということが理由か、大手楽器店の中古取り扱いページに一万円とちょっとで出てました。 「電源ケーブルを何とか作って」「USBケーブル接続」できたら、この装置は十分稼動してくれるので、OKです。


同じくYAMAHAのMX-61というシンセサイザーを六万円ほどで購入・・・するかぁ?とか思ったりしていたので、そのことを思うと一万円ちょっとで「標準サイズ61鍵盤」をひとまず手に入れるというのは悪くないよなあ、と今回の購入となりました。

2015年の十月頃から年末にかけて、たまたまYoutubeで見つけて気に入った「我是歌手」という動画などでいくつかの曲を「耳コピー」したりして遊んでいるところなので、ちょうど「標準サイズ61鍵盤」のMIDIデバイスに出くわすことが出来たのは幸いでした。

ということで、MIDIドライバをインストール、机の正面の安定化電源から12Vをキーボードに供給して、USBケーブルを接続、ついでにキーボードパネルからPCソフトを制御するリモートツールもダウンロードしてインストール、無事動作確認が出来ました。

同じ61鍵盤でも、ミニ鍵盤を左右の手で押さえていたときと違って、多少左右の手が遠く離れた感じがしますし、例えば1オクターブ離れた音を親指と小指で押さえると「手を一杯に広げた状態」でちょうどぴったりになります。ミニ鍵盤の時は1オクターブ以内のミスタッチや、同じくらいの確立でオクターブを越えたミスタッチをしていて、なかなかミニ鍵盤用の1オクターブの親指と小指の位置が決まらなかったのですが、標準鍵盤では(1オクターブを越えて押さえるのは難しいですが)、ぱっ!と広げた状態でほぼOKです。

ともあれ、そのようなタッチの違いを体感したかったので、その点においてはさっそく確認が無事スタートしました。

・・・そういえば、キーを押さえた時の重さ、反発の力もコルグのミニ鍵盤よりはぐんと強くなっているのが印象的です。



追記 USBバス駆動

「生産終了品」パンフレットをメーカーサポートページでダウンロードしてみると、USBで接続するだけで、そこから電源を得て動作する、というようなことが書いてあるのを見つけました。早速試してみたところ・・・おお!(^-^) 電源ケーブルを挿して供給しなくても、USBから電源を得てKX-61が普通に動作しました。 へーーー(^-^)、すごい。



追記 DAW:CUBASE と KX-61の連係動作について 2016.01.17

CUBASEなどいくつかの主なDAW(PC)ソフトを、MIDIキーボードKX-61パネル上のボタンやツマミで制御できる!というのが、特徴のひとつです。・・・が、それはKX-61発売当時のCUBASEバージョン4とのことです。

我が家でPCにインストールしたCUBASEは、ZoomのマルチトラックレコーダーについていたCDからインストールしたもので、バージョンは6です。

ということで、どうもUSBケーブルを接続するだけですべてのセットアップが完了!!!とはなっていない様子です。

それはそうでしょう、KX-61からしてみると、CUBASE6なんてのは「未来のアプリケーション」なわけで、まだ見ぬアプリケーションに対応しろというのが無理なことかもしれません。( 一般的にはこの「機能の引継ぎ」をして、進化発展を足踏みするか、 過去の引継ぎを振り払って「最新の進化」をするか、常に選択が求められるところです。)

YAMAHA KX-61 商品ページ

このTOPに、Cubaseの後のバージョンとKX-61パネル上のボタンやツマミの連係動作について書いてあります。

「・・・これらは技術的な理由により、残念ながら今後改善される見込みがございません・」

ということで、KX-61の大きな特徴の一つ、キーボードパネル上からのDAWアプリケーション制御のいくつかは( ・・・動作するものもある )、制限されるということが分かりました。

あとは、どれだけ手動で関連付けの設定を進めて、便利に動作させることが出来るか?ということになります。

でも、個人的には実はそれほど気になっていません。KX-61からDAW操作は出来なくても、普通の標準鍵盤が61個並んでること、それに、アルペジエーターが機能すること、この二点だけで実は満足していたりします。




追記 標準キーボードのこと   2016.02.09

もともと将来的には Korgのマイクロアレンジャーを購入するつもりでした。この機種はいわゆる「ミニ鍵盤」が付いているシンセサイザーでした。

そんなこともあって、とりあえず同じKorgのミニ鍵盤のマイクロキーMicrokey61・MIDIキーボードを購入していました。

なにせ初めての鍵盤なので、個人的にはミニも標準もありません(^-^;)。どちらでもいいだろうと思っていました。

ところが、その後購入したのが、あれれRolandのGAIAという電子音製造装置とでもいうタイプの、向いた方向が全く逆のシンセサイザーでした。で・・・、これについていた鍵盤が「 標準サイズの鍵盤 」でした。

Korg MicroKey61 / Roland SH-01 GAIA (37鍵盤)との間を行き来するうち、鍵盤の大きさ、幅が違うことで、押さえる時の動きも違ってきました。

こまった・・・、しかたない、じゃあ標準鍵盤の安いMIDIキーボードを探そう。(なにをやってるんだか(--;))


ということで、YAMAHA KX-61中古 を入手することになりました。

届いたKX-61で初めて鍵盤を押した時・・「鍵盤がでかい!」と思ったものです。(^-^;) 

そんなKX61ですが、届いて以降、ずーっと使っています。ミニ鍵盤はすっかり使わなくなってしまいました。

不器用な右手と左手の指で鍵盤を押さえる時には、小さく幅の狭いミニ鍵盤を押すよりも、大きく押し込んだ時に動きの大きい標準鍵盤の方が、自分の手の大きさには「自然」であることにすぐ気づかされました。もうこうなるとミニ鍵盤には戻れません(^-^;)。


そんなこんなで、標準鍵盤で練習をするようになってからは、普通に指を広げて押した鍵盤がどの音になるか、だいたいこの形で鍵盤を押すとどれとどれを押すことになるか、しだいに感覚的にも固定されてきたような気がしています。結果、ミスタッチがずいぶんと減ってきました。( 一番最初と比べての話で、ミスタッチはてんこ盛り状態ですが )


でも、もうひとつ実感したことがあります。

「ミニ鍵盤が弾けても標準鍵盤は難しい」
 逆に
「標準鍵盤が弾けたら、ミニ鍵盤を弾くのにそれほど差し障りは無い」

いまではすみに追いやられているKorgミニ鍵盤・Microkey61ですが、小型できわめて軽量ですから、ちょっとした演奏会やライブの時には気楽に持ち出せそうです! < ない!ない! そんなこと今まで一度もないし。



○ 標準鍵盤とミニ鍵盤 2016.02.20

標準鍵盤のYAMAHA KX-61が届いて1ヶ月少々が経過しました。実のところずっとKX-61ばかりを使っています。当初は鍵盤が大きく幅も広いので指が届かないなあとか思ったものの、自分の手の大きさ(手は小さく、指も短い!)に自然なKX-61が手放せなくなりました。(実際ミニ鍵盤のMicroKey61は部屋のすみに立てかけてあるものの、ケーブルを接続していません、ずっと。)

   
      (上:YAMAHA MX-61 下:KOEG MicroKey61 )

    ( 拡大写真 )

標準の鍵盤とコルグの「ミニ鍵盤」の比較メモとして一枚写真を撮ってみました。確かに、並べてみるとまるで鍵盤の大きさが違う!というのが、あらためてよく分かりました。

ミニ鍵盤の時には、1オクターブを押さえる親指と小指の「間隔」がなかなか定まらなくて、弾くたびにミスタッチをしていたのですが、標準鍵盤だとぐいっと手を広げたサイズがちょうど1オクターブの鍵盤の位置に相当するので、いっきにミスタッチが減りました。




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届く 小型デジタルアンプLEPY

2015年12月20日 | 音楽DTM&DAW

ネット上で話題!と目にした格安デジタルアンプをぽちっとして、今日届きました。

話題になっている小型中華デジタルアンプLepaiの「現行モデル」・・・ではなくて、二世代前の旧バージョンがより安く出ていたので、試しに購入することにしました。


( Lepai ではなくて Lepy とロゴが付いています。 )

   ( Amazon 詳細:LEPY デジタルアンプ  LP-2020A )



現在の状況は、オーディオ鑑賞する部屋ではないし、DENONスピーカーもいちおう右と左に置いてはあるものの、右が手前に近く、左スピーカーは遠く少し高いところに置いてあったりしています(^-^;)。

その他の環境も考えると、格安中華デジタルアンプの「現行モデル」か「旧型モデル」か?という問題は、我が家においては関係なさそうなので、とりあえず安いほうで十分!ということになりました。

基本的には、手持ちのシンセサイザーが「アンプ・スピーカー内蔵」タイプではないので、キーボードから左右の出力ケーブルを、この小型デジタルアンプに挿して、にわか「キーボードアンプ・システム」にするのが主たる目的です。

電源アダプターは付属していなかったので、机の上の「安定化電源」から12Vを接続します。(安定化電源はパネルのツマミを回すことで、直流電源を3Vから16Vくらいの間で必要な電圧を獲得できます)

とりあえず適合するDCアダプタを探して、電源ケーブルを作成し、デジタルアンプと安定化電源を接続して動作確認をしてみました。

   

よかった、無事動作して、普通に音が出ました。

・・・・で、机の正面に渡してある板(この上に飛行機プラモデルが並んでいる)に、小型万力ではさみつけて取り付けました。上下が逆になりますが、とりあえず臨時の設置なので、今日のところはこれでOKです。

   

デジタルアンプとスピーカーを接続し、アンプへの音声入力ケーブルを(ケーブル箱の中から)探して接続しました。

入力ケーブルの端は現在のところ「ステレオ・ミニ・プラグ」です。これをタブレットやスマートフォンに挿して、再生する音源を送り込むことにします。

・・・ということで、今あるステレオシステムとは別系統のステレオ再生システムが追加されました。

机の上にシンセサイザーをのせて、その出力をケーブルでミニアンプに接続することで、評判のいい良好な音質で増幅されたキーボードの音が、オーディオスピーカーから出てくるようになりました(^-^)。 格安・小型・中華デジタルアンプ・・・ばんざい!

「音がちゃんと出るのかあ?」レベルで試しに購入しましたが、この値段で驚くべき音質にすっかり驚かされました。DENONのオーディオアンプを使っていたのですが、この小型中華製アンプに乗り換えです!仕事場のBGMにはもう十分すぎる、気持ちのいい音を出してくれます。うーん、すごいなあ(^-^;)。



( メインPCで仕事している時に、机のすみにタブレットを置いて、動画や音声ファイルを再生して、それを小型デジタルアンプ経由でオーディオスピーカーを鳴らす使い方、と、PC(DTMソフトなど)から音楽を再生しながら、同時に机の上に鍵盤を置いてキーボード出力を小型デジタルアンプで増幅再生する使い方が、現時点での小型アンプ購入の理由)






追記 小型デジタルアンプの音 (トーンコントロール・スルー状態)

ずいぶん以前に購入したDENONのプリメインアンプ、CDプレイヤー、スピーカーをずっと使っています。毎日毎日、頻繁に音を鳴らしているというような使い方はしていませんが、それでも15年以上はずっと使ってきています。

もともと「疲れたときにリラックスできる音」を念頭に、ドンシャリせず、ピキピキとシャープにならず、豊かでまろやかな音がいいなあと思いつつ、いくつかの候補の中から選んだと覚えています。

そんな我が部屋のシステムですので、今回届いた小型デジタルアンプで音を出してみると、「あれっ、このスピーカー、こんな硬い音が出るんだ!」「あれっ、このスピーカー、ベースの音がこんなに筋肉質な音が出るんだ!」と驚かされることになりました(^-^;)。

旧世代モデルのLEPY(Lepai)ですが、評判どおりの、特徴的な、目の覚めるような音をスピーカーから出してくれています。 

うーん、もしスピーカーの特徴を抑えた設計の「モニタースピーカー」を用意したら、さらに興味深い音を楽しめそうだなあと思いました。
( 同じ疲れた時でも、スカッとしたい時もありますから、その時にはピキピキ、ゴリゴリと歯切れ良く、引き締まった音を再生して聞きたい時もありますから )

 




追記 リチャード・ボナの柔らかいベース音

エレクトリックベースでも、激しいプル音が入るスラップベースも迫力あってかっこいいのですが、ベースらしい柔らかい音とエキゾチックな歌で音楽を仕立てるリチャード・ボナ(ここ2年くらいずっと聞いています)を、今日届いた小型デジタルアンプで再生すると・・・

音は柔らかい「まま」、そのまま輪郭のくっきりとしたキレのいいベース音になっていて・・・・うーん、びっくりです(^-^;)。

  Youtube動画 Richard Bona at Markbass Headquarters.



Richard Bona Groupe を構成する、ソプラノやアルトサックスなどの管楽器が入った部分も、キレがいい!ぱぱっ、ぱーーーー、ぱっ!

 Youtube動画 Richard Bona - Jarasum Jazz Festival 2015



たいこを右から左へだだだだっと叩いていくと、ドラムセットの幅を反映してスピーカーとスピーカーの間で、太鼓の音が「移動する」のが・・・見えます! 

うわー、すごいなあ。面白い、おもしろい、デジタルアンプ! いやあ、試しに買ってよかったー。(^-^)



追記 次から次へ 2015.12.21

小型デジタルアンプで、ハードディスク内の音をDENONスピーカーから聴くと、「あれっこんな音だったっけ」と思うことが多くて、それが面白くて次から次へとついつい聞いてしまいます。

今回スピーカーへの配線作業のついでに、不ぞろいだったスピーカーの高さを少し揃えたこともあって、聞こえてくる音がまとまりました。

というより、それが極めて鮮明に判別できるデジタルアンプからの再生音が、とにかくとにかく「特徴的」です。何もかもがくっきり聞こえてきて、音のチェックには最適ですね。くっきり立ち上がって聞こえてきますから、聞いていても小気味いいです。

逆に今までずっと聴いてきていた音が、ふすまの向こうの音のようにも思えてしまいます。もちろん、疲れた時にゆったり聞き流したり、部屋で仕事をしながら何か音楽を聴いていたりするのに「具合のいい道具」を選択したつもりなのですが、それが正解だったことも、この小型デジタルアンプのおかげで分かりました。

ちなみに、小型デジタルアンプで音楽をかけると、あまりにむきだしの音なので、「聞き入ってしまって仕事の邪魔」か、もしくは「耳障りでうるさくてとめてしまう」かもしれません。

(追記 購入以来ずっとデジタルアンプでの音を聴いています。当初は、手持ちのアナログアンプよりもとげとげしく感じたのですが、単にシャープな立ち上がり、くっきりとした粒立ちというべき音で、それらが今までのシステムではぼんやりとしていた!というだけでした。
購入したPL-3sデジタルアンプの音が、決して「耳障りの悪い」音ではないということが判明しました。・・・というより、シャープで切れのいい音がしているのに、同時にやわらかく、まろやかな音であるというのが次第に分かってきました。 うーん、これ!もうアナログアンプに戻れないかも・・・(^-^;))

でも、その両極端な二系統の再生装置を手元に用意することが出来たのは、なによりです。同じ疲れているときでも、スカッとしたい時はとびきりファンキーな音楽をデジタルアンプの方で聞くと具合よさそうです(^-^)。

それにしても、1800円(消費税、送料込み)で購入したデジタルアンプですが、色々なジャンルの音楽を次から次へと、とても面白く再生してくれます。

これだけ「音が違う」と、このデジタルアンプからの信号を再生するスピーカーも「動きが違う」ことになりますから、スピーカーの性格も変化してきそうな予感です(^-^;)。



追記 USBオーディオインターフェイス -> 小型デジタルアンプ 12.22

今夜は、PCのオーディオジャックからではなく、USBから音を取り出して、オーディオインターフェースを経由して( 途中、実験中手元で音量調整のためミキサー経由 )、小型デジタルアンプに接続して音を出してみました。

   

「PCのイヤホンジャックよりケーブルで小型デジタルアンプへ入力」
「PC・USB接続・・オーディオインターフェース経由で 小型デジタルアンプへ入力」

もともとすっきりとした音のするデジタルアンプですが、USBケーブルでソースを入力すると、さらに透明感の増したクリアな音になりました。そのまんまですが、そのまんま変化する!というあたりが、格安ながら驚くべきデジタルアンプの底力なのでしょうか。

PCのUSBジャックの数の問題で、USBに空きがあるときはUSB接続をして音を出しています。




追記 小型デジタルアンプ 二個目を追加購入  2015年12月末

「同じもの」Lepy LP-V3s をもう一つ注文してしまいました。たまたまBOSE社IC搭載というLP-V3sが出てるのを見たものですから、電子知識はもちあわせておらず理解は出来ないのですが、基本が同じ(OK)で、ICが少しだけ異なる・・・というのは、興味をそそられました。ただ「聞いてみる」だけですが、何か違いが面白いことになるといいなあと。 何せもとのメインディッシュは間違いの無い「安心の味わい」ですから、この「冒険」にはもともとリスクは無いに等しいはず・・・と。

 ( Amazon 詳細:2013年版【LEPY LP-V3S】POWER IC TA8254使用 )



先に購入したLP-V3はブラック、今回はシルバーでした。特に色を選んで購入という状況ではなかったのですが、フロントパネルのシルバー^は共通で、ボディがそれぞれ色が異なるので、スピーカーにつないだり外したりする時にアンプ本体を「間違える」ことがなくて、幸いでした。

届いて、早速先のアンプを外して、接続しなおすと・・・「あれっ」。

先に購入したLP-V3を一週間から10日くらいの間、毎日音源をいろいろ取り替えながら音を出して聞いていたので、「大体こんな感じの音」とイメージが落ち着いてきていたタイミングでした。そこへ同じLP-V3を取り付けて音を出してみると、ずいぶん感じが違いました。

シーンとしたスピーカーの間の空間に、ぱっ!と立ち上がるくっきりした音の様子はほとんど同じでした。・・・が、それよりも単純に低音があまり出ていないため、あれっ・・・前のLP-V3と音の出方が違う!と感じたのでした。

それは決して低音が出ていないというのではなく、やせ細ったというわけでもありません。バランスよく低音が出ている感じです。・・・あれっ、これも悪くないじゃないか!というのが最初の印象です。

ただ、前者のLP-V3は、しっかりとした輪郭を持ちながらも豊かな低音が「ぶわーーーっ」と出ていたので、そのぶわーーーが無くなったのであれっ?と思ったのでした。

ということで、先のLP-V3は不要に低音が出すぎ!と、比較対象を得て思うようになったというわけです。でも、個人的にはその「ぶわーーーっ」と低音が出ているのも、好きですし楽しい部分なので、気に入っているところです。( とにかくこの小型格安デジタルアンプは・・・面白い!気に入りました!)




追記 小型デジタルアンプ 新品から10日ほど稼動させたあとの音の変化 (エージング?)  2016.01.08

今までにもオーディオ関連の記事で「エージング」というのを目にすることがありました。例えばスピーカーコーンであれば、真ん中のコーンが前後にスライドする部分に「あたり」「こすれ」に関して、これは確かにエージングの効果を比較的容易に実感することが出来ると個人的には思っています。

それに対して、アンプ・・ではどうなのか?

今回入手した小型中華アンプではそのつもりで意識して稼働させながら音に注目していました。

・・・あれま、時間の経過とともに音が変化する!確かに音が変化する!うーん、その変化も音がいい方向へ変化している。 心地よい落ち着いた音に変化していく。

ふつうに入手して毎日のように使っていれば次第に良くなるわけなので、特に意識することも気にする必要もないことなのですが、今回そのつもりで注目していたら、新品で購入し、通電して使い始めたばかりの時よりも、確かに道具としての具合が良くなるというのを、この小型中華アンプでも体感することが出来ました。

 

あまりに具合がいいので、この小型中華アンプの二個目も購入して、ふたつ手元に確保したのですが・・・(もし耐久性の面で問題があって故障してしまうようなことがあったら、すぐバックアップに入れ替えよう!というのが第一目的です)

・・・・少し内容が違うものを購入したせいか・・・・音が違う!

最初に購入の一台目・・・

( Amazon 詳細:2013年版【LEPY LP-V3S】POWER IC TA8254使用 )

すぐ後に購入の二台目・・・

( Amazon 詳細:Lepy ステレオアンプ LP-V3S 【BOSE社パワーIC使用】

あとに入手したものは BSSE製ICが組み込まれているということで、何か違いがあるかなとちょっと楽しみにしたのですが、

ともあれ、一台目で連日使用してLEPYの音を耳が覚えきっている状態で、二台目のLEPYを接続して音を出したら・・・・ 音が違う!

 

面白いなあ、こんなこともあるのかあ?とそのつもりで耳を傾けると、とても気持ちのいい音で気に入っていた一台目の出力音質に対して、二台目の音質が劣る!ということはありませんでした。でも何か違う・・・どこが・・・・

上記で述べたエージング(たいした稼働時間ではないが、全くの新品としばらく使ったあとの違いは、この小型中華アンプにおいてはすぐ体感できるほどの違いがある)、

エージング時間の違いかもしれないものの、後者のBOSE製IC仕様のLEPYアンプの方が、高音から低音までとても落ち着いたまとまりのある音になっている・・・なあ、と気づかされました。

逆に、分りやすく言えば一台目のLEPYは「ドンシャリ」の派手な音がするのに対して、二台目のLEPYはバランスのいい落ち着いた音、という感じです。一見(一聞)二台目のアンプに付け替えた時に、「あれ、地味な音だなあ」と感じたのが第一印象でした(^-^;)。

追記

後者の二台目アンプをその後継続して使用しています。こちらのアンプも「エージング」効果か?とにかく毎日通電して音を出していると、その音質が次第次第に変化してきたことを聞いていて感じました。普通にBGMとして流している音を耳で聞いて、違いが感じられるというのは、相当「道具としての変化」があるのだろうと想像しています。

ともかく、二台目のアンプも個人的にとても気持ちのいい音がするアンプになってくれています。

 

 

追記  2019.02.12 

二台目の予備(バックアップ)、LEPY小型中華アンプを購入して、その後ずっと接続したまま使い続けています。上記のメモで「小型中華アンプの耐久性」が未知数であることをメモしていましたが、すでに3年間連続使用でいまだに稼働し続けています。その途中、何も不都合、不具合は発生していません。いやあ、すごいなあ。たいしたもんです(^-^)。

   

 

 

 


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電源供給USB Midiキーボード

2015年12月13日 | 音楽DTM&DAW

コルグ マイクロキー61 (KORG MicroKey-61)という、PCにUSB接続して使うキーボードを利用しています。標準ドライバで、接続するだけですぐ使うことが出来る!というキャッチコピーの付く製品です。

   
   (コルグ製品購入時についてくる、ソフトシンセサイザー M1)

・・・が、たまたま自分のPCにUSB接続されている機器が多くて、電圧が下がっているのか、理由は判然としませんが、ともかくこのmidiキーボードが、比較的頻繁に音が出なくなります。

ちゃんと音の出る時もあるのですが、音の出ない時もある!というとても扱いづらい症状に悩まされてしまいます。

ここで「音が出ない」というのは、キーボードそのものが稼動しなくなる、というのではありません。その時々で、ある鍵盤の音が出なくなるという意味です。

ある時はファがでなかったり、シが出なかったり・・・またあるときはレ#がでなかったり・・・。 また鍵盤の右のほう、高いオクターブでは同じレの音がちゃんと音が出るのに、低いオクターブではレの音が出ない、とか・・・その逆とか・・・。

基本的にUSB機器を動作させる電源供給不足!というのは当初から思いつくことなので、100V電源アダプターつきのUSBハブを購入しました。これで横から電源を供給できるのでOKだろう・・・と、確かに当初はOKでした。・・・が、そのうち100%OKではないことも判明しました。

ということで、KORG マイクロキー61の側面にあるUSB端子を使って、さらにもう一本USBケーブルを接続することにしました。

しかし・・・そのためにはA形式の「オス」-「オス」のケーブルが必要になります。

・・・・あまり多くは無いようですがそういった形式のUSBケーブルが市販されているのもわかりましたが、手元に不要となったUSBケーブルが何本かあるので、そのうち二本を途中で切断して、ケーブル内部のビニール線を半田付けし、接続しました。これで「 Aオス-Aオス 」のUSBケーブルが出来上がりました。

   

これで、MICROKEY61 には、PCのバスパワーではなくて、100V電源供給タイプUSBハブに接続された、二本のUSBケーブルが差し込まれることになりました。

ふー、OK です。すべての鍵盤が、ふつうに、あたりまえに、音を出してくれるようになりました。良かったよかった(^-^)

サンプル 電源供給タイプのUSBハブ ---アマゾンより引用(Dec2015)
   



 

雑談 DTM デスク・トップ・ミュージック with PC 2015.12.03


DAW(Digital Audio Workstation)ソフトは,Cubase、MidiキーボードはKORG MicroKey-61、と材料はとりあえずそろっています。が、その真ん中でPC(Personal Computer)が趣味というよりは一年中毎日仕事で使い続けることになる道具であるため、どうしても3,4年の短時間で故障(ハードディスクがほとんど、時々ビデオカード、時々マザーボード、まれに電源ユニット)してしまいます。 

以前と違って最近ではPCというハードウエアが完全に普及して、その価格が大きく低下しているため、パーツ交換でその後も使い続けるということをしなくなりました。仮に、故障パーツを交換しても、そのうち他の部品がまた故障することもあったりして、そのためいつのまにか 「PC本体の購入、丸ごと入れ替え」をするようになりました。
( ふつう仕事の途中で故障したり、ある朝突然故障していたりするので、スタンバイさせておいたセカンドPCを起動させ、故障PCを取り出して、そこへ新規購入したPC本体をいれる! )

ということで、PCを利用したDTMとその環境はあまりに短い寿命となってしまいます。

というわけでCubaseもまだ一度もインストールしたことがありませんし、現在使っているKORG M1ソフトウエアシンセサイザーも、二回目のインストールになっています。


それでは・・・・と、PCを利用しないで、音を楽しもうということで、

用意したのがRoland SH-01GAIA、MTR(マルチ・トラック・レコーディング)で、ZoomR8、それからベリンガーのミキサーでした。ミキサーからの出力をアンプに入力してオーディオスピーカーから音を出したり、ある意味アンプ内蔵のパワードスピーカーである「ギターアンプ」や「ベースアンプ」に入力して、そこから音を出したりしています。

この環境ならば、まったくPCを経由していないので、PCのハードディスクが壊れようと、PCが起動しなくなろうとも、まったく支障がありません。音楽データは、すべてMTR、R8本体に挿してあるSDカードに書き込まれ、保存されています。

こうなるとデスクトップミュージックといっていいのかどうか?PC経由していないので、DTMとは言えないでしょうねえ(^-^;)。

前者のPCを使ったDTMは、基本的にUSB接続だけであとはマウス操作のみ・・・簡単。でも、いつ消滅するか分からない!!

後者の各種装置を使った音遊びは、SDカードにデータが保存されるので安心が確保されますが、あれこれケーブルでつないで、それぞれの装置の電源も接続して・・と準備が大変です。

もう一歩進んだところで、各種装置とPC環境のイイトコ取りをした環境にしてみたいなあと思っています。

   
    ( Roland SH-01 GAIA )

   
    ( Multi Track Recorder :Zoom R8 & Mixer: Behringer XENYX 1002

      USB接続タイプではないモデル )

   
     ( Cort GE15B & YAMAHA GA15 II )

( ちなみにギターはずっと以前から遊んでいましたが、ピアノ鍵盤は・・・ゼロからのスタートです(^-^;) )

   
( 1976年頃に購入して今に至る Greco Guitar deja pendant quarente ans )

   
    ( Bass Guitar Mavis Precision type tres tres Pas cher )

ちなみに、ソフトウエア環境でありながらほとんどハードウエア環境といえるのが、例えばアップのiPadにDAWソフトやシンセサイザーソフトをインストールして利用する場合だろうなあと、個人的には思っています。

薄い板一枚で、そこへ入力装置(キーボードなど)を接続するだけですから、机の上もすっきりしていますね。 (複数の装置に電源ケーブルと電気信号ケーブルを接続していくと、結構机周りがごちゃごちゃになります)

だた、我が手元にあるiPadは「初代iPad」で、OSバージョンも5で止まっています。そのため例えばKorgの最新アプリケーションなどの多くは 「インストール不可能」 です(--;)。



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PBエレキベース 3

2013年11月24日 | 音楽DTM&DAW

 届く ベースアンプ Cort GE15B 2013.11.24

部屋用ベースアンプが届きました。Mavis MPB-550を入手以来、YAMAHAのギターアンプ(GA15II・15W)に接続していました。このYAMAHAのアンプはとても綺麗な音がでるのですが、ベースの重低音を出すにはどうしても無理がありました。

   
      (出力15W 8インチ 約33*33*30cm 7.7kg)

大音量などではまったくないのですが、普通に音を出そうとしてもボリュームやトーンのツマミを無理のない音を出すために「加減」しないといけませんでした。このベース専用アンプで音質の限界を気にしないでMavis MPB-550を練習できるようになったら幸いです。( 近所迷惑にならない部屋練習用程度の音量でのこと。 ギターアンプではその範囲内でも厳しいところがありました。 )

   


ともかく、ベースアンプCortGE15Bの印象

○配達された荷物を受け取った時のこと・・・はぁ?か~る~い!!!

自宅練習用にAmpegやHartkeのアンプをチェックしてきていて、それらのコンボ・アンプは同じ8インチ・スピーカーで総重量が10kgを大きく超えた値でしたから、そのつもりでいたのが上記の第一印象の原因だと思います。(ブロンズ像だと思ったら石膏に塗装をした、見た目重厚な置物を持ち上げた時の感触と同じ!)箱の中に入っていた説明書のスペックを見ると重量は7.7kgとなっていました。他に購入予定だったコンボアンプの半分以下の重量です!ははは(^-^;)。

○具合のいい「ティルト・バック」

普通に立てて置くことも出来ますが、ティルトバックになっているので、上部を少し向こうへ押すとスピーカー面が斜め上になって「こちらを向く」姿勢になります。小型ギターアンプ(YAMAHA GA15 II)を部屋で使っていて、スピーカから出る音にかなり指向性をことあるごとに感じています。(ちょっと自分のほうに向けるだけでずいぶん音が変化する!!)そのことから、ベースコンボアンプを購入する時は「ティルトバック」のものを!と決めていました。このCortGE15Bにしたのも、その価格とティルトバックが決めてでした。

実際部屋で音を出してみて・・・・まるで違います。もしある程度広さのある部屋でベースを練習することの出来る人は、それなりの位置と高さに設置したらそれで解決するのですが、我が家ではおもちゃ箱のような狭い自分の部屋の中でベースを弾いて遊ぶので、斜め上にスピーカー面を向けることが出来るのは必要不可欠です。( ギターアンプも立方体ながら、本箱にもたせ掛けて斜めにしたりするのですが、何かの折にバタン!と倒れてスピーカーが天井を向いてしまうことも、結構頻繁にあります )

○ベース専用の音質

ヤマハのギターアンプで普段音を聞いていましたし、ベース音のチェック、コピーもしていましたので、ジャックをCortに差し替えると「おおおっ、ベースのおとだぁ!」と結構感動しました(^-^)。 

 ドゥダー、ドゥボー、ドーー、どのように表現したらいいか分かりませんが、ベース専用アンプのスピーカーから出てくる音は、ギターアンプから出てくると音とは・・・まったく別物!でした。

ギターアンプと違って、箱は密閉型で、正面の左右下に穴が二つ空いています。いわゆる「バスレフ型」といわれるスピーカーのタイプで、おそらくベースの低音に照準を定めた設定になっているのでしょう。確かに ダーーー と立ち上がりのいい重低音が全面に放たれる感じです!



 追記 プレートの位置を移動させる

とりあえず、8インチスピーカーの上部を覆い隠してしまう大きなCortのエンブレムを、表面の金属製ネットの左上に移動させました。

   



 追記 Cortベースアンプ兄弟 2013.11.27

箱の中に入っていた「紙一枚のマニュアル」によると、Grrove Engine という名前が付いています。うーん、このアンプを使うと音がグルーブしてくれそうな名前です(^-^;)。・・・で、このGE15Bの上に兄弟がいるようです。「GE30B」と共通のマニュアルとなっています。このシリーズでは他に兄弟はいないのか、いてもずいぶん姿かたちが違うのかもしれません。

仕様を見ると「ビルトイン型コンプレッサー」と書いてあります。

パネル表面にはコンプレッサーの表示はないのですが、このベースアンプを稼動させると何もかもコンプレッサーが機能して均一なベース音になるということでしょうか、自動的に!!?

パネルといえば、インプットに「Passive」と「Active」の二つが用意されています。これでアクティブ動作するベースもOKなので便利です。・・・とはいえ我が家にはアクティブベースはありませんが(--;)。

ヘッドフォンは大きいほうのプラグを挿すようになっています。アダプターを使わなくてもすむのでこの点は助かります。(エレキアンプは小さいプラグにアダプタを使って変更してヘッドフォンをさしています)

届いたばかりの今は、あれこれ音を入力して少しずつスピーカーコーンを動かしているところです。ギシギシの新品スピーカーの中には少し慣らし運転をしていくとどんどん音が変化していくものもあるようなので、このベースアンプはどうでしょうか? ともあれ、少しずつ音を出して様子をみているところです。


 追記 いわゆるエージングを少ししただけで、Cort GE15B ベースアンプが
     ずいぶん音が変化してきて、ちょっと驚いています。11/28

 追記 エージング後の音の変化のこと
    購入後音を出した時には、判断基準がなくて表現の方法がなかった
    のですが、エージングを経て、ふと気づくと「あれっ音がいい」
    と何度もCortGE15Bを見つめることになりました。
    重低音がまろやかな感触のいい低音になりましたし、
    中高音が抜けが良くなって音の輪郭が見え、
    スピーカーの前にホログラム映像のように浮かんでいる印象を
    受けるようになりました。
    ・・・それで「あれ、あれっ!」となりました。
    今現在でも時々、「いい音だなぁ」と思わされます。
    2014/01/08



 追記 ノイズの低さ 2013.11.27

CortGE15Bベースアンプが届いて以降、PCの音声出力を接続してあって、帰宅して部屋にいるときにはYoutubeやCD、DVDなどで常に音が出ている状態で使用しています。

夜の部屋の中で音量を絞って音を出すことも多くなりますが、アンプからのノイズが思いの他低くて快適です。もしかしたらベースを弾いていない時はノイズが気になって電源をOFFにしてしまうようなこともあるかも・・・と想定していたのですが、それはいいい方向で予想に反した結果となりました。

オーディオ装置のようにまったくノイズを感じないというようなことはなくて、常にノイズが出ていますが、それが静かな夜の部屋で身近に音を出していてもほとんど気にならない!ということです。

面白いものでYAMAHAのギターアンプGA15IIは、トレブルつまみを回すとアンプのノイズが聞こえたり聞こえなかったりするのですが、CortGE15Bはトレブルのツマミを端から端まで回しても影響しません。

ともあれ、このノイズの低さのおかげで、夜にYoutubeのベース・レッスンなどの動画を心地よく聞くことが出来ています。

ちなみに、普通のCDやYoutubeの音楽・動画を楽しむ場合は、圧倒的にYAMAHAのギターアンプの方が適しています。PCの外部スピーカーとして、手元ですぐ音量を加減したり、場合によってはイコライザーを使って高音・中音・低音を調整したりするのにギターアンプは都合がよくて使っています。

ところがCortベースアンプで音を出すと、こちらは「決定的に不向きな音質」です。誰に二つを聞き比べてもらっても、ギターアンプの方がいい音だ!というでしょう。

それは、Cortベースアンプがまさにベース専用アンプの証拠!ともいえます。だからこそ既にギターアンプがあるのに、さらに追加してCortベースアンプを購入することになるわけです。

逆に言えば、ベースギターを接続して音を出した時に、YAMAHAギターアンプはもう全く太刀打ちできません!比較対象にさえなりません。なるほど、ギターアンプ・ベースアンプ、それぞれ扱う周波数がまったくことなるんだなあ、と強烈に実感させられます。

「菜切り包丁」で刺身を作るのはむずかしいし、「刺身包丁」でキャベツの千切りを作るのも難しいです。 ・・・でもどちらも「切ること」は出来ますが。(^-^)



 追記 Mavis MPB-550・ナットの調整

YoutubeでSergio Groove 動画を見て(聞いて)、文字通り(名前どおり)とてものりがいいので、例によってベースラインを単純化して少し練習しています。

  




・・・ローポジションの1-3フレットを多用するこのベースラインでは、少し引き続けていると指が痛くなります。しかも1フレットの音は正確できれいな音にならないことが多く・・・うーん、練習が足りないのかなぁとおもっていたのですが、どうやらそうではありませんでした。

  



  ( Sergio Grooveのベースラインを単純化耳コピーして、
    1フレット-5フレットの間で左手の運指練習中 )

新品購入以来そのままだったMavis MPB-550のナットの溝に少しヤスリを入れて深くし、いわゆる0フレットの弦の高さを低く、そしてそろえてみました。

   
       (Precision Bass W 42mm cf JB W 38mm)

すると・・・なんとあれほど不正確な音が連発していて、なおかつ指先が痛くていたくて大変だったベースライン練習が一転して、弾いていて楽に弾けるし、しかも正確な音が簡単に出るようになりました。

とはいえ、ナットの高さの変更で、サドルの高さ調整、オクターブ調整などあれもこれもすべて再調整となりました。

これにはさらにおまけがついていて、軽く順反りのMavis MPB-550ですが、それなりに弦高が下がりましたし、そのことで当然指板全体で「より弾きやすく」なりました。

入手以来この2ヶ月、手を入れてばかりのMavis MPB-550ですが、次第にいい楽器になっていくものですから、そのぶんだけ妙に愛着が湧いてきて、今ではすっかり気に入ってしまいました。(15フレット以上は楽器として成立していませんが、それより下の音は今となってはもうバッチリです!) めでたし!めでたし。(^-^)



 追記 Mavis MPB-550 ナットの材質 2013.12.01

Mavis MPB-550のナットにヤスリを当てて調整をした時に気づいたことは、あれっ?ナイロン??? ヤスリで擦った時に感触が柔らかく、またその削りかすはまるで100円ショップのまな板にヤスリを当てているように、よじれながら捩れながら紐のようになってボロボロと落ちていきます。

ナットは弦の響きをいつまでも延ばしてくれるもっと堅い素材だと根拠無く勝手に思い込んでいたのですが、Mavis製のベースではそうではありませんでした。

とはいえ、ミュートのスポンジを挟んで演奏したいくらいなので、仮にこのナットの素材でサスティーンの伸びが損なわれたとしても、まっいいかぁ!と思って気にしないことにしました。



 届く 交換弦 フレットやすり 2013.12.07

Mavis MPB-550のハイポジション・フレットをヤスリで削ったため、フレットの頭が平らになっているので、それを少しでも整えようとフレット用のヤスリを購入しました。

   

HOSCO TL-FL3  3mm幅のやすりです。ベースのハイポジションあたりではこのサイズがいいかなと思ってのことですが、途中からはきっと2mm幅のやすりが欲しくなるかもしれません。

ともかく、また時間に余裕のある時にMavis MPB-550の平らに削ってしまったフレットの頭を丸く整えるためにヤスリをかけることにするつもりです。

ついでに、交換弦を1セット、それから弦の上で指のすべりを良くするフィンガー・イーズというのも購入しました。指板の上に軽くスプレーすると・・・おおお!なんと弦の上の指のすべりが!すばらしい!(^-^) 運指全体がスルスル滑らかになります。




 追記 最安値ベースを入手して思うこと 12/07

国内最安値レベルのベースを購入して二ヶ月少々を経ていろいろ思うことがありました。

○いやあ、こんなに面白くて、大切にするベースギターならば
 もっといいものを購入していてもよかったかな?

購入以来、ナットを削って高さを整え、トラスロッドを使っての反りを調整、ブリッジの高さ調整・オクターブ調整、その結果、素人ながらフレットのすり合わせとしてヤスリをかけてビビリ音を解消・・・などなど、これだけ手を入れていくとどんどん演奏しやすくなりますし、より正確な音で演奏できるようになりました。 これで愛着が湧かないとするとウソになります(^-^;)。 もうすっかりMavis MPB-550と関わってきて、手を入れてきて、この初めてのエレキベースがとても「かわいいやつ」になりました。

でも、またあらためて思うと、最安値に近いベースだった故に届いて間もない新品エレキベースに、躊躇することなくガリガリと金ヤスリを当てることが出来たと思います。

もし仮に3万円、4万円も出して購入していたら(整備の必要がないかもしれませんが)、ちょっと気になるところを次から次へと手を加えていくようなことは出来なかっただろうと思います。ましてや5万、それ以上のモデルや、FenderJapanのエレキベースなどだったら、「気になるところはプロショップへ」となったと思います。

とすると、最安値のリスクを避けて程ほどの値段のエレキベース! に手を出さずに、極端に価格の安いモデルを購入した方が「良くない?」というある種の「賭け」は、幸いにも大成功だったとも思えます。

(アンプやギタースタンド、ケース、シールドケーブル、ピックケースにピック、など一式セットで¥9980でしたから国内最安値などと表現していますが、ベース単体ではPlayTeckのベースの価格がそれよりも下です)

もし、入手してすぐ演奏に利用する!というような場合は、間違いのない楽器になっている価格帯のベースを購入すべきだと思いますが、他方でもしあれこれいじって遊ぼう、楽しもうというのであれば、市場に出ている最低価格帯の製品ならほんの数千円でまったく未知の領域にストンと導いてくれるわけで、これはもう「とほうもない付加価値」だ、などとも言えるのではないかと、個人的に思ったりします。

二ヶ月少々経過して、ベースの太い弦を押さえても大丈夫な左手の指先になってきていますし、右手も初めてチャレンジする二本指でのピッキングはなんとも興味深いものです。最終的には本格的な8インチスピーカー装備のベース専用アンプを手に入れることになって、当然ながら普通のギターでは味わえないような重低音をブリブリを奏でる心地よさもたまりません!(^-^)

最低価格帯のベース、あまりの安さで、ベースのメンテナンスを楽しむことが出来ますし、ベースギターの演奏を経験できます。そして、疲れた時にベースを抱えて弾くととても癒される重低音の心地よさも手に入れることが出来ました。

Mavis MPB-550が届いた当初は、とにかく指先が痛くて・・痛くて・・・本当に5分ほどが限界でした。「これじゃ、練習にならないじゃないか。上達なんか夢のまた夢だぁ!」と思ったものです。それが、指の痛みから開放されつつある最近は「あんなベースラインを弾けるようになりたい」とか「あー、これかっこいい。弾いてみるぞ!」とか思って、耳コピーに励む時間がなんとも楽しく、いい気分転換になっています。

また、ずっと以前から憧れだったサンバーストにベッコウ(風)ピックガードのベースギターに、やはりずっと疑問だった金属カバー(ブリッジとピックアップ)を別途購入して取り付けましたので、実物大のベースギター・プラモデル!として自分の部屋の隅に立てて置いてある様子を眺めているだけでもとても心地よいです。 ( ははは、もうデロデロ・・・(^-^;) )

   

Mavis MPB-550は、新品購入段階でトラスロッドを使い切ってしまっているので、今後ネックのそりがひどくなってまともに弾けなくなる時まで、もしくは、なんらかの故障が発生する時まで、このベースでたっぷり遊ぼうと思っています。



 追記 Youtubeでのベース動画 2014/01/11

昨年11月末にベースアンプCortGE15Bを入手して、ここ一月以上毎日使っています。いえ、毎日ベース練習をしているというのではなく、PCの外部(モノラル)スピーカーとしてCortベースアンプを使っているということです。

当初は使い始めのスピーカーの音の変化、に興味を持って文字通りのエージングのつもりでした。が、Youtubeでベース関連の動画を見たり、聞いたりすることが次第に多くなってきていたので、Cortベースアンプから出てくる低い音が心地よくて、毎日普通の「PC外部スピーカー」になってしまっています。

エレキベースレッスンのYoutube動画を見ていると、元の曲名やバンド名が出てくるものも多く、今度はその名前で動画を検索してオリジナル局を聞きなおす、ということも多くなっています。

そんなこんなで、エレキベース関連動画を頻繁に見るようになって思ったことに、えーエレキベースって昔ながらのただのベース楽器ではない!ということでした。

今のスラップ奏法は以前にチョッパーと呼ばれ「かっこいい、派手なベース」という認識は僕にもありましたがそこで止まってしまっていました。Youtubeの動画を見ていると、まるで「クラッシックギター」のようにクラッシック曲を演奏するものがあって、4本しかない弦で伴奏しながら主旋律、メロディラインを奏でたりするものも少なくありません。

指弾きでもアップライト・ベースそのままのようなものもあれば、あらゆるジャンル、リズムで個性的なベース、ベースラインを演奏していますし、指引きとスラップを効果的に織り交ぜた演奏もこれまたかっこいい!(^-^)

リズムをドラムマシンで刻んでおいて、その上にエレキベース独奏という動画も多く、センスとリズム感のいい奏者が弾くと、もうそれだけで実に気持ちのいい、ノリのいい音楽になっているのに驚かされたりもしました。

ぜーんぜん、音楽の裏方で低音部分をひっそりとしっかり支えるベース、いるのかいないのか分からないようなベース、(でもベースなしでは音楽が成立しない)・・・そんな地味なベースはとりあえずYoutubeの動画では少数派です!
(これはわざわざベースを録画してアップしているYoutubeですから、ベースにスポットを当てた動画ばかりになっていても、至極当然のことです)

うーん、以前にベンチャーズのコピーをしたり、フォークソングのベースを聞いていたり、ロックのベースを聞いてベースの世界をひとり思い描いていた僕には「なんてことになっているんだ」と驚きでした。
(逆にもう一方で、エレキギターについては、20年、30年経過しても、エレキベースほどの世界の変化はどうやらなさそうです(^-^;))

ともあれ、Youtubeで、おっこれはいいな、と思ったベースの音を、Cortベースアンプで出力して聞くのはとてもいい気分にさせてもらえていて、その意味でもベースアンプを購入してよかったなあと思ったりしているところです。


 ベースギターの守備範囲 2014/02/25

   

    Zander Zon - Solo Bass Composition - 'Kinetic'

相変わらずYoutubeでベースギターの動画を見ています。先日、あれま!という動画に出くわしました。もうすっかり クラッシックギター・・・クラッシックベース?? です(^-^;)。

少しコメントを読んでみると、普通のベースギターよりも細い弦を使っているとあります。弦は確かに四本なのですが、低音の出る普通のギター!という感じに近い楽器になっているようです。

今までにもいくつかの動画で、このようなスタイルでベースギターを演奏しているものを見かけました。弾いてみました!弾けてるでしょ!弾けました!こんなこともできます!・・・という動画であることも多いのですが、この動画では、十分にコントロールされた見事な音楽になっているのが際立っているように思えて個人的にすっかり見せられてしまいました(とはいえ、真似して自分も弾けるわけではないレベルなので、見て、聞くだけです、はい(~_~;))


他方、まだまだ見ていない動画、ベース初心者用に授業をしてくれている動画がどんどん出てきて、あっちも、こっちも、お気に入り登録するのに忙しい状況です。(そんなことより、自分のベースを抱えて実際に練習したほうがいいの分かっているのですが(~_~;))

・・・・どちらにしても、自分の弾きたい「好み」の音を出すためにレッスンを自分で選ぶことが出来るYoutubeはすごいなあと思います。


例えば外国語を学ぶのに、
 「旅行での会話がしたい」
 「新聞や本が読めるようになりたい」
 「ネットで書き込みができる語学力がほしい」
 「CDの歌詞を読めるようになりたい」
 「その言語で歌を歌えるようになりたい」
 「外国語で論文を書きたい」
 「外国語であいさつだけ、したい」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・などなど、どの出発点からスタートするにしても、「 ABCD 」の発音の仕方や、冠詞、名詞、形容詞などなどの基本文法からしか勉強しないオーソドックスな、基本的な、典型的な外国語文法学習しか方法がない!としたら、途中でいやになって挫折してしまいます。

その点、スラップベースが出来るようになりたい!と思ったら、そのレッスンがあるし、ウォーキングベースを弾きたいと思ったら、そのレッスンが見つかったりするYoutubeはすごい・・・もんです、はい(^-^)。



 購入 クリップオンチューナー&カポ 2014.03.05

   

今日はちょっとで先でついでに楽器店に入って、ベース用チューナーを購入しました。いつもは「音さ」か「MTRマルチトラックレコーダー内蔵チューナー」を利用しているのですが、クリップでいつも取り付けておくことの出来るチューナーは便利だろうなあと思っていました。

さっとベースを手にとって音を出すと、あれ!音がずれてる!と思うことは良くあるのですが、ギターと違って低音のベースはなかなか音を合わせるのが難しいと感じるのが常でした。そんなわけで次第にクリップしておくチューナーがあるといいなあと思うようになってきていました。

・・・・取り付けて使ってみました。・・・・これは、いい!!!(^-^)



 追記 右手の指先の変化  2014.05.17

先のベース関連メモから二ヶ月以上経過してしまいました。この間、それほど新しいベースラインを耳コピーしたり覚えたりはしていません。ずーーーーーーっとオーソドックなブルースコード進行の基本ベースラインばかり弾いていました。

エレキベース・Mavis MPB-550はケースに入れず部屋のすみに立てかけてありますので、ほぼ毎日夜に一度は手にとっています。弾かない時はクロスで撫でています(^-^;)。

いやあ、こんなに大切にするのなら、それなりのベースを購入していたら良かったかもと思うくらい、毎日手に取ったり、抱えて弾いたり、クロスで磨いたりしています。
( 当初DTM録音に手で直接弦を引いたベース音を重ねて録音したい、と思ったのがこの格安ベースを購入した理由でした)

当初から調整ロッドに残りが無く、軽い順反りのネックが、時間の経過とともに押さえずらいほどのネックの反りになるのでは、と危惧していましたが、今のところ問題が発生していません。これは予想外のことで、いい結果です。 (昨年夏の終わりに購入して、今年はこれから湿度の上がる梅雨の時期を迎えます。9月が来たら一年となります。)

そんなこんなで、弦を押さえる左手の指先は早々に「痛くなって--硬くなって--痛みを感じなくなって---最後には普通に柔らかい指先に」変化していきましたが、ベースを引き始めて半年を超えたところで、今度は右手人差し指の側面が「 硬くなって 」しまいました。 右手の指先に痛みを感じるところまでは毎日長時間の演奏をしていなかったので、痛み、を飛び越えて、指先の表面が硬くなってしまいました。

   

ほんの時々スラップ演奏もすることはありますが、90%以上は指弾きばかりです。

それでも、いつも手にしてエレキベースを構える日々になると、間隔の大きなベースのフレットが左手になじんできていますし、楽器そのものが馴染んできているように感じています。

必要以上に意味無く磨き上げられて、もともと分厚く塗られたペイントがきれいなMavis MPB-550でしたが、現在はなお一層緻密な表面の光沢を見せていて(--;)、ピックアップガードをつけたスタイルはいまだに部屋の中で目にするたびに、かっこいーなー、とメロメロです。
(^-^;) ははは。








 ジャンプ PBエレキベース2
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PBエレキベース 2

2013年09月23日 | 音楽DTM&DAW

 2013年9月に購入したエレキベース・Mavis MPB-550 関連 その2

 10日ほど前に購入したプレシジョンタイプ・格安ベースに、ブリッジカバーとピックアップフェンスを後日購入して取り付け、ノスタルジックなエレキベースにしてしまいました。

弦高調整、オクターブ調整の整備効率が悪くなること、色々な音色で弾くのを妨げてしまうこと、などなど問題の方が多いようにも思いますが、幸か不幸か弾き手がそのレベルからははるか彼方の谷底にいるので、実質的に問題は問題として存在していません!(^-^;)

それよりも中学生の頃からエレキベース=こんな形!と思っていた映像を、そのまま目の前に現物としてみることが出来、なおかつ実際に弾いたら「音も出る!」という実寸大のMPB-550は、眺めてよし、触ってよし、弾いてもよし、と、これは当初想像できなかったほどお気に入りの一品になってきました。

ネックのそり、フレットの不揃いな打ち込み、による不完全なハイポジションの出音についても、今のところ1フレットから7フレットあたりまでしか使わないわけですし、大きな問題に至っていません。

(逆にネック全体、フレット全体を使って演奏をしたいと思う、そして実際に演奏できるようになった時には、そこまで至った時にはまたもう少ししっかりしたベースギターを用意してもいいかもと思っています。 その時はこのベースはフレットを全部抜き取って溝を埋め、フレットレスベースにしてやろうと早くも改造を目論んでいます(^-^;) )

・・・まあ、ともあれ今はもう少しまともに「ノリのいいベース音」を指先から奏でることが出来るようになりたい!というのが最大の目標です。(10/07)

 


 追記 ベースの音 2013/10/11

格安ベースを購入する少し前からYoutubeでベース関連の動画をぽつりぽつりと選んで見ていました。どうも今のエレキベースはスラップ奏法が人気で、今では「ちょっぱー」と呼ぶ人はほとんどないようで、それでも1960年頃のFenderベースが今も基本形として広く愛用されているようで・・・・つまり「今はどうなってるんだろう」とチェックしてみることにしたのでした。

 思い返せば、1,2年ほど前に、同好の方のページに紹介されていたYoutube動画が、いろんな意味で衝撃的で、ぐーーーんと現在のベースの世界にひきつけられたのでした。

 最新Youtube動画 進撃の変態ベーシスト

・・・・(--;)、他のところはともかく、この一級のベーシスト、ベース演奏、高いレベルの音楽については度肝を抜かれました。

 他方で、もう一つ印象的なベースをその前後にYoutubeで見ていました。ただこちらはコントラバスなので、自分が演奏するというよりも外側から眺めているだけ!という感じですが。でも、こちらもいい感じのベースで強くあこがれました。

  アメリカン・アイドル Casey Abrams  オーディション番組 

・・・で、とうとう先月からベースを触るようになったのですが、どうやら今欲しいベース音はコントラバスのウッドベースの音へ傾いているのを次第に自覚しつつあります。

いや、せっかくエレキベースを手にしたのでスラップ奏法もしてみたいな!とは思いますし、実際右手の親指を立てて太い弦を叩いてみたりもしています。でも、どうやら自分の好みのベース音というのは丸く厚みのある重低音の ボン・・ボン・・・というもののようです。

そうしたこともあって、同じ格安エレキベースでも「ジャズベースタイプ」のセットではなくて、「プレシジョンタイプ」のセットの方を選んでクリック購入したわけですし、ブリッジカバーも「その中へスポンジ」を詰め込んでやろうというのが入手・取り付けの最大の目的でした。

( 購入前に、もう一つのジャズベースタイプの音の傾向をつかもうといくつか音を聴いて回ったのですが、特に最近のスラップ奏法においては、アンプの設定も含めて、とてもブライトな明るいベース音がその傾向であるように思いました。・・・そのブライトさは、僕の耳にはほとんど6本弦のエレキギターの音に近いように思えます。)

( プレシジョンタイプの「マイク1個」「ボリューム・トーンが1個ずつ」という必要最小限のメカ装備の、プレシジョンタイプ・エレキベースが妙に潔くてカッコよく思えてしまったのも選択の大きな理由でもあります。)


・・・とはいえ、手に入れたMavisプレシジョン・タイプ・ベースでも、ボディのトーンを最大にして、小型室内アンプ(YAMAHA GA15-II)のトーンも最大側にすると、これがかなり明るい音になります。一番太い4弦をのぞいて、下の3弦でメロディを弾くとエレキギターのようです。

ピックアップ一つ、コントロール一つでも、かなり音色設定の幅があるので、思いがけず感心した格安ベース Mavis MPB-550 です。

   
     現在、流用している アンプ Yamaha GA15-II (幅291×高300×奥189 mm)

いわゆる自宅練習用といわれような小型のベース用アンプも欲しいなあと思うようになりました・・・が、今のところ上のヤマハ・アンプが ○ノイズが少なく ○透明な音で ○くっきりとした存在感のある音 が出ているので、おそらく当分このまま流用していくことになりそうです。 試しにベースギターの4弦開放の音を大きく出そうとするとアンプの小さな箱が耐え切れずにブルブルし始めますから、もし楽器を持ち寄って合奏を楽しもうというようなケースでは役割を果たせないことでしょう。でも、部屋にはドラムがあるわけでも、にぎやかなリードギターがいるわけでもないので、その意味で現在のところOKです。

とはいえ、ベースギターの低い音程も余裕で鳴らしてくれるベース用アンプは、もう少しベースの練習が進んで、少ないベースラインながらリズム良く楽しく弾けるようになる頃には、なにかしら用意したいと思っています。





 追記 ピックアップフェンスのこと (10/11)

 先日プレシジョンタイプ・ベースにピックアップフェンスを取り付け、数日経過しました。手にするたび(今は入手したばかりで毎日少しずつ左手の指先で太い弦を押さえることにしています)、ボディ中央に取り付けた結構大きな金属カバーが・・・・・思いの他、じゃまになっていません。というのも、邪魔になるほど右手がバリエーション豊かな演奏をすることもないので、そのためだと思っています(^-^;)。

それでも、ピックアップフェンスの手前では「スラップ」と「穏やかなツーフィンガー」、フェンスの向こう側ブリッジに近いところでは「芯のしっかりしたツーフィンガーの音」とうまく住み分けができていて、これは思いのほか初心者に取っては好都合です。

また、まだ模索中ですが、右手をいろいろ動かしていく中でピックアップフェンスを基準点にして、その基準点からこの場合にはこのくらいこちらの方向へ移動、あの場合には基準点からこちらへこのくらい移動する・・・と、動きのきっかけとして役立っている点も初心者としてはなかなか具合のいいことになっています。

弾き終えてベースをスタンドに立てた時、その金属パーツの付いたプレシジョンの顔つきを眺めて「うーん、いー感じだなあ」と、ベースの「あと口の余韻」も楽しむことが出来ています(^-^;)。 今のところ、これらカバー類を取り付けたことでより一層ベースギターを楽しめていて幸いです。


 追記 消音材いろいろ 2013/10/12

格安ベースに取り付けたブリッジカバーに、いろいろ詰め込んで消音を試しています。

   

とりあえず手元のティシュを詰め込むとそれだけでぐっと時代がかかったベース音になります。先日録音した時などは、指弾きとスラップ音の区別のために前半はぼろ布を詰め込んで、端を掴みやすくしておいて、途中でさっ!と布を抜き取ってスラップに移行しました。( スラップから何かをブリッジカバーに詰めて消音!!は・・・さすがに無理(~_~; )

台所の流しにあるスポンジの予備(新品)や、使い古して廃棄寸前のよれよれスポンジなどなど、いろいろな消音材料を試して遊んでみるのは面白そうです。

(その実、何よりも、まともなベースギター用の右手と左手の指使いを落ち着かせないと。いろいろベースラインをコピーしては音を出してみているのですが、特に左手のツーフィンガーが・・・もう動きがバラバラで、よく言えば臨機応変ですが(^-^;)、手当たり次第、その時の思いつきで一切規則性もリズム感もなく左手の指が弦を弾いています。(--;))



 追記 あれ?指先 2013/10/12

格安ベースが届いてからほぼちょうど2週間が経過した今日、あれこれベースラインを弾いていたらふと気づくと「あれ?左指先が痛くない?・・・うん痛くない!」

・・・で見てみたら指先に硬い皮膜が出来ていて、さらに硬くなろうとしている様子。これはと写真を取ってメモしておくことにしました。

   

もちろんまだまだ柔らかい左手指先ですが、それでも当初のように5分、10分弾いたらもうそれ以上は無理!というようなことがなくなり、ちょっと長持ちするようになりました。

ずっと以前の経験で、極端に指先を痛めてしまうとその回復にかなり大きな時間が必要で、その間ずっとネックの弦を押さえることが出来なくなるのが分かっているので、今回格安ベースの太い弦を押さえ始めた段階で、指先が傷みかけたらそこを「限界」として、ベースを置くことにしていたのでした。

そのうち左中指、薬指も強化されていくことでしょうし、ツーフィンガー奏法を落ち着かせるように練習をしていくと右手の人差し指、中指も強化されていくことでしょう。

ともあれ、10分、15分と少しでも長い時間ベースで練習できるようになってきているのは幸いです。



 追記 レリック加工!? 2013/10/14

   

Mavis MPB-550を手に入れて以降、Youtubeでベース奏者の名前を検索するようになりました。急にベースを弾こうとしてもベースの音はボン・ボン・ボンというオーソドックスな音しか耳に残っていないので、ベースらしい「音」を入手しようとまるで聞き方の違う聞き方をするようにもなりました(^-^;)。

そんな中、1960年頃のビンテージベースギターがブームになっているのも目にするようになり、普通に言う「ボロボロ」のものが珍重される側面もあることを知りました。・・・ということもあってか、なんと「レリック加工」という言葉もWEB上にちらほら見かけます。Youtubeでもショップが以来を受けてレリック加工をしている場面もありました。

30-40cmくらいのヤスリを片手にボディのあちらこちらをガツン!と叩いては、塗装面と一緒に木片をはがしたり、キーホルダーやネジを入れた袋をボディのあちこちに叩きつけたり、大き目のかなづちを片手にヘッドをこれはかなり力強く殴ったり、指板上にヤスリをかけたり・・・・などなど言葉を失います(^-^;)。

動画をアップしている職人さんも依頼されたお仕事とはいえ、当然気がひけるのでしょう画面上に「 ごめんね 」とテロップが入ります(^-^)。

演奏者と直接触れ合いながら音楽を生み出していく道具なので楽器は基本的にとても大事にされるものであるのは間違いないことだと思うのですが、音楽の種類によってはファッションとして、衣装や化粧、ステージでのパフォーマンスなども大きな構成要素になるものがあるのは常です。「キッス」がそうでしたし、「ジミーヘンドリックス」もそうかもしれません。ステージ上でギターを叩き壊すパフォーマンスがあったのもずいぶん以前からのことです。

でも、レリック加工というのはちょっと違うような気がしたのが、ベースに注目するようになって印象的なことでした。ベースだけでなくギターでも行われているので、ベースに特化したことではないのでしょうが、いずれにしてもいわゆる「弾きこんだ」雰囲気をむりやり作ってしまう!というのは、なるほどなあ分かるわかる!という気持ちと同時に、お金まで払って加工してしまうレリック加工に、なんともいえない恥ずかしさをも感じます(^-^;)。

誰も彼もがプロの演奏家ではないので、普通のアマチュアは楽器と触れ合う時間に関しては比較にならないほど小さいはずです。そうなるととてもプロの演奏家が抱えている楽器のようにボロボロになるまで弾き込んだギターやベースには早々簡単にはなりません。そこで一気にタイムスリップさせてしまおうというわけです。・・・うむ、本当に恥ずかしいことですが、気持ちは良く分かります(^-^;)。

もしかすると、もともとはプロ演奏家同士の間でお互いの楽器を見た時に、ボロボロになっている!というのはある意味「どれだけ仕事をしているか」というインデックスにもなるかもしれないので、ぼろぼろ加減を競うようなところもあったのではと想像します。・・・ただ、その場合は「恥ずかしい」というレベルではなくなりそうですが(^-^;)。
(今月の検挙数がノルマに達していないので違反切符を必要な数だけ偽造して提出するのに共通する感覚かもしれません)

そう思うとアマチュアがともかく見た目を用意するためにお金まで払ってレリック加工するのは、ファッションの一部としてかわいらしい行為なのかも知れません。プラモデルなどの模型の世界でウエザリングという言葉があるのは一般的ですが、その延長と考えると納得できます。 

   
(このRC模型飛行機はプラスティックと発泡スチロールで出来ているのですが、金属感を出そうとウエザリングを施しています。でも、ウエザリング、ということばよりも Relic という言葉は時間の幅と奥行きが大きく、また思い入れもきちんと表現可能ないい言葉のように個人的には思っています。)

ともあれ、今にいたって「 レリック加工 」というカタカナ交じりの言葉を初めて知ることになったので、そのことをメモしておこうと思います。



 追記 Richard Bona on Youtube

Youtubeでうろうろしていて出会ったのがRichard Bonaでした。

Chris Minh Doky & Richard Bona. 2011

ベーシストがふたり向き合って音楽を奏で楽しむ、まさにそういう動画で一気に見せられてしまいました。とくに左側の人、RichardBona というそうです。で、今度はこのベーシストの名前を検索キーにYoutubeで・・・・おお!たくさん動画がある!

すぐ後で知ることになるのですが、天賦の才能を与えられた世界的な音楽家であることを、その時には知りませんでした。

「派手なスラップ」「積極的でにぎやかなソロ」「ベースの音が第一で背景をバンドの音がついていく」、とにかく「どうだ!どうだ!どうだ!すごいだろう、どうだ!」の、協調した音楽無視のベーシストの動画が多く見られる中、 Richard Bona はとにかく別格の音楽で魅了してくれます。すごいなあ。

ベースを弾きながら歌う場面では、ふるさとの母国語で歌うところもこの素晴らしい音楽家の存在の根幹を見事に表現しています。

「くじらが口を大きく開けてギターのネックを飲み込もうとしている形」のベースギターも、Richard Bonaが弾いているということで、かっこいいなー、と思えるようになるあたりも、このベーシストのすごさだなあと個人的に思っています。

今回、ベースの音も、ベースギターの種類も、すばらしいベーシストたちのことも、なんにも分からないまま格安Mavis MPB-550を入手しました。あこがれのベーシストがいたら、そのミュージシャンが使っている楽器が気になるだろうし、音楽の中で好みのベース音の傾向がある程度定まってきたらその音の出るベースギターが欲しくなったりするのだろうと想像するのですが(ギターの方はそうだったので)、幸か不幸か「ゼロ」の状態でベースを手にすることになったので、向かった先は「 昔自分が見て覚えのあるエレキベースの形の・・・やつ 」でした。結果としてプレシジョンタイプのコピー格安モデルは見当外れではなかったのですが、ここに至って初めてRichard Bonaの使っている楽器がいいなあと思いました。・・・ただ、どうやらこの楽器は雲の上の楽器のようですが・・・・。(^-^;)

ともあれ、Richard Bonaの音楽を聴いていると「うっ」「うわー」「おおおおっ」「あーーー」といちいち心を揺り動かされ、豊かで幸せな気分にさせられます。ただその大きさ、規模が並大抵のものではありません。このような音楽に出会った時に個人的に、一級の音楽、一流の音楽という言葉に置き換えて心にメモすることにしています。


Youtube: Bobby McFerrin & Richard Bona

巨匠二人がいると、もうとんでもないことになってしまいます。Wow!

 

 



 追記 強化された指先 10/16

エレキベース・Mavis MPB-550を手に入れて、ちょうど三週間が経過しました。左手の指はもうすっかり表面が硬くなってきて、当初のような指先の組織を痛めてしまうことがなくなりました。表面は足の踵のように次第に皮が堅く、厚くなってきています。しばらくMavis MPB-550を弾いて遊んでいても、痛くならない段階に至りました(^-^)。

   


 追記 痛み始めた小指 10/18

順調に左手人差し指が強化されて、ベースの太い弦を余裕を持って押さえることが出来るようになったと思ったら、また別のベースラインを弾こうと指を動かして練習していると、今度は左手小指が痛くなりました(--;)。

というのも、別のベースライン・・・というのが、左手小指でオクターブ上の音を押さえて、それをスライド(グリッサンド=グリスというらしい)させるもので、ほとんど強化されていない小指の先は、1弦の細い弦とはいえグリグリ擦り付けられるのであっというまに痛めつけられてしまいました。・・・これは仕方ないですね。


  




 追記 OK!15フレットまで 10/29

生涯初めてのエレキベース(Mavis MPB-550)を手に入れてから3週間を過ぎてもうすぐ一ヶ月になろうとするところで、やっと普通に音が出るようになりました。いろいろ試みたので、それらを整理しておくためにも一度文字にしてメモにしておこうと思います。

  ○ネックの反り具合     ○トラスロッド調整    
  ○フレットの打ち込み    ○フレット全体の調整
  ○弦高の調整

・・・といってもギター職人ではないので、根本部分からひとつひとつ整えていって最終的な調整をする、というのではありません。Mavis MPB-550を弾いていて、ビビリ音が出たところでしばらく観察してどこに原因があるのかを探してみる、ということを繰り返してみました。

まず基本的にロッドでネックの反りを調整する「範囲」は使い切ってしまったので、もうこれ以上トラスロッドを利用してネックの反りに対応することは出来ません・・・残念(^-^;)ははははぁ。もう笑うしかない。

   

現状は・・・ボディに接続されたところが真っ直ぐで、その先でぐぐっと逆反りして、ネックの途中から順反り、というややこしいことになっています。この結果、ブリッジで弦高を高めに調整することでほとんどの音はまともに出るものの、指板上で高い位置にある太い弦を「よっこらしょ」と押さないといけません。力は余分に必要になりますし、移動の多いフレーズを弾くのも大変になります。

目の前の対処療法では、一度ネックをはずしてネック全体を少し前に出すように接続部分に薄いスペーサーを入れて、ネックを取り付けるとぐんと具合が良くなりそうです。

しかしながら、実はMavis MPB-550のネック・指板に打ち込まれているフレットが困ったことに、均等に指板に打ち込まれていません。あるフレットは端から端までしっかり指板にくっついているのですが、他のフレットのいくつかは真ん中あたり(2,3弦)が「浮いている」ものもあれば、端が(1弦側、もしくは4弦側)浮いているものもあります。

   
     ( 手前のどこを押しても、ぜーんぶ同じひとつの音程になる!!!おおっ!)

このためMavis MPB-550を弾きやすくするために可能な限り弦高を下げてトライしていくと、あるところで、面白い現象が発生します。あるフレットから2つ、3つは全部同じ音程になる!というものです。先のネックの反り具合とちょうど相乗効果を発揮して、ネックをボディ側へハイポジションへ移動していくと、「背の高いフレット」が弦をさえぎって、その手前の低い音程のフレットを弾いても全部、そのひとつの高い音程で弦が鳴ります。

なーるほど、こういうことになるのかぁ(^-^;)。個人的にはこれはこれでとても興味深くMavis MPB-550を向き合って、ベース遊びをすることになりました。

・・・ということで、実際に行った対処療法は、「初心者だからハイポジションは使わないだろう」ということで、ネックとボディの重なった、きわめて高いポジションのフレットを木槌で叩いて打ち込めるだけ打ち込んだ後、今度はさらに金属やすりでセッセ、セッセとフレットの山を削り落としました。( もし手にしているベースギターを長くずっと使って行こうと思う場合は、絶対こんなことはしてはいけません・・・)

とはいえ、今のところMavis MPB-550はそのネックの形状から「高めの弦高」になっているので、削り落としたハイポジションのフレットで弾いても、実は不都合なく音が出ています(^-^;)。

・・・ということは、おそらく格安Mavis MPB-550ではその価格設定から、フレットの確かな打ち込み、ネック全体のフレットの研磨・調整はされることなく出荷されているのだろうと思います。(ショップの長期保証がありますから、もし初心者でもハイポジションまで使ったソロ・メロディ・ラインを頻繁に弾くようなユーザーが不満を感じた時は、ショップ送料負担のサービスにベースギターを出せば、そのあたりは整備されて戻ってくるのかもしれません。ここのケースに対応するというのが、経済性については合理的でしょう。)

「ネックの反りをロッドで調整」して、適正な角度で「ボディとネックを接続」して、指板上の「均一に打ち込まれたフレット」を「専用のヤスリでフレット研磨」すれば、その時点でふつうのエレキベースになるはずです。

 「三万円あたりから上のベースギターを!」と、あちらこちらでベーシストのアドバイスを見聞きしますが、なるほど、このあたりのごく普通の製作の行われたエレキベースを入手したい場合には、上の製作工程をきちんと経た製品ということでその製品品質を確保するために手間とコストが必要ということなのですねえ、きっと。 (もし格安ベースギターを丸ごと整備に出すと購入価格の何倍もの整備手数料が必要になりますから、これは極めて不経済です。)

ただ、エレキベースという一つの商品になっているのだから、このあたりもきちんとして欲しい、という意見があるのはある意味当然だと思いますが、でも、「スピーカーアンプ」「シールドケーブル」「ギタースタンド」などなどが全部一式そろって、オマケにエレキベース本体もついてきて一万円以下!というのですから、上記のような整備が十分に出来てないエレキベースでも個人的にはまったく不満はありません(^-^;)。

80%まで完成された、エレキベース自作工作キット!のつもりで入手したとしたら・・・それでも数千円で「弦」も「ピックアップ」もヘッドの「チューナーペグ(糸巻き)」もついていて、本体もすでに塗装済み、となると、やっぱりかなりお得な楽しいエレキベースだと、個人的には思っています。

実際、ボディに穴を開けてブリッジカバーやピックアップフェンスを木ネジで固定するのも平気でしたし、コンコン木槌で叩いたり、金ヤスリを手にフレットをゴリゴリやったりすることに・・・まったく抵抗感はありませんでした。そしてその結果、最後には15フレットまで、何の問題もなくクリアな音を出すエレキベースに仕上げることが出来ました。数千円で、なんとも楽しいエレキベース製作遊びを体験することが出来ました。

もちろんそれだけではなく、実際にベースの重低音を我がものにすることが出来ていますし、太い弦に対する扱いや、流行のスラップ奏法を実際にそのMavis MPB-550が「ある」ことで練習できています。おそらく太い弦に対応して左手指先が強化されていくのと同時進行で、右手の二本指フィンガー奏法も慣れていくでしょうし、右手の親指でリズム良くグルービーなスラップも出来るようになるかもしれません。この数千円のエレキベースがまだまだ多くの楽しみを与えてくれそうです。


・・・・実際パーツショップやホームセンターを回って、エレキベース一台分のパーツや材料を買ってきても、工具までもし購入するとなると、どうひっくりかえっても数千円では実物のエレキベースにはなりません!!( もしまともなチューニング・ペグを4個、もしくはピックアップを一つ、購入したらそれだけで一万円が消えてなくなりますから )


工場で大量生産される経済性を勘定に入れると、多くのベーシストがアドバイスされているように、もし一台のまともなエレキベースという楽器を手に入れるのであれば「三万円から」というのは、きわめて妥当なラインだと実感・体感出来るようになりました。

また実際に楽器店でエレキベースを購入しようとする場合、基本的な「見方」としてどこをどのようにチェックしたらいいか、もこのMavis MPB-550遊びを通じて分かるようになりました。

三万円から四万円、それを越える価格のついたエレキベースについては、「ブランド価値価格」や音質重視の「ピックアップ」「ブリッジ」などのパーツ代、そして「木製楽器の材料価格」ということになりそうです。

それらを統合したところで「弾きやすさ」というあいまいな価値も加わりますが、これについても抱えたとき、ストラップで構えた時の「重心位置」、「ネックの断面形状」、身体にあたる部分の「ボディの形状」などが基本でまず第一の部分としたら、そこから先は実際に演奏するものの思いを各部に反映させた、手に馴染む、指に自然な、微妙な加工がさらになされることでしょう。もしここまで求めていくと、エレキベースの価格は一気に上がっていくはずです。

ともあれ・・・いずれにしても、初めてのエレキベース・Mavis MPB-550を手に入れて、とても刺激的な日々を過ごすことができています。中途半端な価格のエレキベースにしなくて本当によかったなあと今になって思います。これは想定以上の見返りを得て、実は本人が一番驚いています(^-^)。

「 15フレットまではまともな音の出るエレキベースになった 」・・・もう15フレットまでは、ビリビリ言ったり、薄紙を載せたような金属のびびり音がしたりするようなことはなくなりました。ただ、ある程度の弦高が現在段階では必要なので、指板を弦が這うような低い設定には出来ていません。とはいえ、7、9フレットまでの頻繁にベース音をだすあたりで、のんびりベース音を響かせるのにはまったく問題はありません。この信じがたい価格のエレキベース・ギターは最終的な調整を除いたらおそらくとっても出来のいい製品だと思います。あれこれ手を加えていじり回していますが、それだけにとても愛着のある楽しい一台になったMavis MPB-550です、はい。

(ふと思うのに、一つが数千円、ということは例えば三万円、五万円で何本もMavisを購入して、その中の具合のいいところを一つに寄せ集める、というのもありかもしれない・・・と。購入したその台数だけ予備パーツがあることになりますし、もしフレットが摩滅してうまく弾けなくなったとしても、まだまだ予備のネックが何本もあるので、4万円も5万円も支出してフレットの打ち直し、などをする必要もありません。 また、通信販売ではなくて、もしMavisの同じ機種が何台もたくさん並べてあるお店があるようなら、そこで手当たり次第一つずつ手にとって、良さそう!と思うものを何本かまとめ買いできたら、かなり具合のいいことになりそうな気もします。・・・・注 今回MPB-550をセール価格で通販購入しましたが、通常の単体価格は二倍だったりしています。)


いわゆるDTM(デスクトップミュージック)をPC上で多重録音して、その音に本物のベース音をボン、ボンと入れたいなあ、とそれだけのことで購入したエレキベースですが、もうすっかりエレキベースに魅せられてしまいました。この三週間ほどの間なのに「しっかり練習して、自分で弾いたリズムのいいベース音で心地よくなりたい」という思いがどんどん強くなってしまいました。(・・・ということで、このところシンセサイザーを中心としたマルチ・トラック・レコーディングはトンとやってません(^-^;))



 追記 新しいベースライン 10/19

左手の指先が次第に強化されつつあるので、新しいベースラインをひとつ覚える時間くらいは十分耐えることが出来るようになりました。先のメモを書いたあと、何気なくMavis MPB-550を抱えて新しいベースラインを練習してみました。オリジナルのベースラインは難しすぎたので、あちらこちら手抜きをして単純なベースラインに変更してしまいました。これで練習になるのかどうか怪しいですが、とりあえず音が何とか並ぶようになったので、さっそく録音、メモしました。

オリジナルのベースラインはもっと、もっとカッコいいラインだったのですが、それはまたおいおい練習するとして・・・とりあえず、3週間経過したところで15フレットまでは問題のないクリーンな音が出るようになった、ということで。

(音色が揃わないのは僕の左手のピッキングが不揃いによるもの。リズムが良くないのは右手の運指が弾くたびにばらばらで統一されていないため。・・・・繰り返しの練習でこのあたりをまずは何とかしたい!というのが今の目標です)

(強化された左手指先は、新しいベースラインを複数覚えるまでMavis MPB-550を弾き続けても大丈夫!というくらいまでになっているみたい。ベースラインを覚えて、練習して、録音するまで平気だったし、もう一つくらいラインを練習するのも可能かもしれない。三週間前は本当に5分、10分でもう弦を押さえることが出来なくなっていたので、そのことを思うと、いやあ本当にありがたい!たすかる!(^-^) )


   
( ページ表示が重くなるので「埋め込み」はしていませんでしたが、ちょっと試してみました )


 追記 1弦ハイ・ポジションのフレット整備 10/26

   

 先の整備作業で、4弦、3弦のハイポジションはビビリ無くクリーンな音が出るようになっていたのですが、2弦と1弦は15フレットまでOK!の段階で作業を終えていました。

( 理由:15フレット以上の部分はボディとがっちり接続されて補強されていることで、その先のネックの反り具合と状況がまったく異なるため )

この週末、ふと思い立ってまたヤスリ類を手元に用意して、ほんの少しだけ軽くフレットを加工しました。これで1弦もすべてのフレットで「ほぼクリーンな音」が出るようになって、またMavis MPB-550がステップアップしました。

先に目の粗いヤスリで一気にゴリゴリやって済ませておいたので、今日は全体を見渡しながら目の細かい金やすりで軽く撫でるようにフレットを加工して、クリーンな音が実現したところで、1000番の紙やすりでササッと整え、最後にコンパウンドをつけた布でクックッとフレットの表面を整えました。

ネックの反り+フレットの不揃いな打ち込み+バラバラのフレットの高さ・・・などによる不都合は、どんどん解消されてきています。残すところはあと3弦の15フレットより上です・・・が、今この辺りのハイポジションを使ってベースを引くことはないので、当分このままでOKかもしれません。とはいえ、またMavis MPB-550を整備して遊びたい気分になった時には、今度は3限の17フレットあたりの「ひとつだけ」を、ゴリゴリヤスリで擦って高さを調整してみようとも思います。


 追記 Youtubeのベース入門動画 10/26

エレキベース関連の単語(bass line, slap...etc)で検索すると、多くの「ベースカバー動画」「ベース入門講座」「初心者向け解説動画」などなどがYoutubeに見られます。おかげで、格安ベースながら実際にエレキベースを抱えて、Youtube動画をあれこれクリックしながら、ほーこうなるのか、あっそうだったのか・・・などと楽しいことになっています。

カセットテープに録音して、それを再生>停止>巻き戻し>再生と延々繰り返して、場合によっては本当に音ひとつずつ手元のギターで探して、欲しいメロディラインや、アドリブなどを「耳コピー」していたころは、実際に演奏している場面を目で見ることがありませんでした。ビデオデッキも存在しない頃なので、もしTVで見かけたらその動画のある部分だけ脳裏にデータコピーしていたものでした・・・たしかネックのあの辺りで、たしかこんな動きをしていたよなぁ、何でだろう? ・・・・という感じで。

それから思うと、もうすっかり状況は変わってしまっていて、PC画面の動画サイトで検索して、実際に演奏する場面の「アップ映像」を見ることが出来ますし、初心者用の動画では「アップ映像で、しかもスロー演奏」をして見せてくれたりします。もう、これはすごい!(^-^)

豊かになった情報のおかげで、何かを学習し、習得しようとする場合に大きな影響力を発揮していて、いやあもう、ありがたいことだなーとYoutube画面で何度も思っているところです。

「なんだ、そうやって音を出すからあの音がでるのか」とか、

「なるほど、こうじゃなくて、そうするって方法もあるのか」などなど(^-^;)。

ともかく、ありがたい・・・です。はい。



 届く メンテナンス用品 11/02

秋も進んで気温も下がってきました。11月に入ってメンテナンス用品を「いまさらながら」に購入、届きました(^-^;)。

指板メンテナンス用の「レモンオイル」・・・初めて手にしました。さわやかなレモンの匂いがしています、本当に(^-^;)。 それからフレットを磨く時に指板を保護するプレートです。今まで指板を保護せずにヤスリがけを重ねていったことで、Mavis MPB-550のハイポジションの指板がかなり傷だらけになりました。ここまでの作業の途中で部屋に転がっているプラ版で作ってもよかったのですが、「まっいいか!」とそのままガシガシヤスリを使っていたためです。

まさに「いまさらながら」に金属製のプレートを入手しました。グレコ・エレキギターに加えて、Mavis MPB-550も増えたので、一枚あってもいいだろうと購入しました。今後はコンパウンド磨きなどに利用しようと思っています。


 追記 磨き・指板側面 11/16

Mavis MPB-550購入後、11月に入ってネックの指板側面を磨くようになりました。ぽつりぽつりと練習していて、指板側面のローズウッドがザラザラしている感触、カットされたフレットの端が引っかかるような感触・・・が気になるようになってしまい、こうなるともういけません、練習の合間に細かいコンパウンドをつけた布で磨くことになりました。

確かに、実際ネックに沿って右手が動き回る時に感触が良くない!というのは、ユーザーの身体がベースに触れるポイントとして重要なところでもありますから、ちょっとでも楽器に触れていて心地よくなればと願うわけです。

   

結果、思いの他、ネック部分が磨かれて、まずメイプル部分が艶消しだったのにピカピカになってしまいました。この部分は予定外だったのですがピカピカ、ツルツルのネックはどうだろう?とついでにネック部分も磨きました。

ローズウッドの指板・側面は、これまた思いの他ツルツルになってきて、右手の移動に差し支えるどころかその運指にもひっかかりが「消えて」しまって、これはかなり楽器の感触が良くなりました。

感触が良くなると、以前にもましてMavis MPB-550を手に取る頻度が大きくなり、またその感触がいいのでついつい指板の上で、ちょこちょこっとベースラインに沿って右手を動かすことが多くなりました(^-^)。


 追記 ピックアップフェンスの問題 2013.11.23

Mavis MPB-550、プレシジョンタイプのベースにピックアップフェンスを取り付けています。目的はただ「懐かしい見た目」だけです(^-^;)。

・・・で、このピックアップフェンスで問題が発生しました。といっても、大したことではないのですが、その症状は次第次第に音の伸びが無くなる=まるでミュートのためにスポンジを入れているような、サスティーンの無い音がするようになりました。

その傾向は感じていたのですが、今日はっきりとまともな音でない状態になったので、Mavis MPB-550を観察してみました。

・・・・どうやら、ピックアップの上にホコリが溜まってきてそれがピックアップと弦の間に干渉しているようです(--;)。

なるほど、ピックアップフェンスがあるとその下というか、その中にホコリが溜まってきているのは確認していたのですが、こんなことになるとは。

   

ドライバーでネジを緩めてフェンスを外し、ピックアップ回りを布できれいに拭うと、それだけでそれぞれの弦の本来のサスティーンが得られるようになりました。

ネジを緩めてフェンスを外すのは面倒なので、スプレー式のエアダスターなどを使って時々ホコリを吹き飛ばすようにするのが良さそうです。

 もうひとつ、

決定的な別の話題・・・・Mavis MPB-550入手後少しずつ練習を重ねていますが、右手の指で弦を弾く場合どうやらピックアップフェンスの辺り=ピックアップ付近を指で弾くと、まろやかさも保ちながらベース音一つ一つに芯のある粒のいい音がするのが分かってきました。

現在は(1)ピックアップフェンスの前、ネックの付け根あたりを弾く、 または(2)フェンスの後ろブリッジの前あたりを弾く、・・・の二箇所で弦を弾いています。 その二つの音色の中間あたり、柔らかで芯のある音色はどうやら「ピックアップフェンス」のあるあたりを弾くと手に入りそうです(^-^;)。

ただ今のところそこまで音色を求める必要性に追われていないので、まだまだ当分ピックアップフェンスは付けたままにして、眺めて楽しむ部分を優先させることとします。







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PBエレキベース (forDTM/DAW)

2013年09月22日 | 音楽DTM&DAW

  
  ( 購入のモデル、色 Mavis MPB-550 / Precision Bass type  イシバシ楽器店 )

ふとしたことからエレクトリック・ベース(の現状)を見て回ってみたら、びっくりしました。楽器店オリジナル・モデルとしてエレキギターもベースもそれぞれオンラインショップに並んでいて、その価格がギターでは五千円台で、ベースでも八千円台からショップの店頭を飾っています。

はあーーー????(^-^;)

例えば、ボディに取り付けてあるいわゆるマイク、ピックアップと呼ばれますが、これを部品で購入したら極標準的なピックアップで格安ギターやベース一台分と同じか、多くの場合は一台分の価格よりも高かったりします。例えばベッドについている「糸巻き」をセットで購入しても上記と同様になります。

パーツを個々に購入したら、本体総額の価格とはまったく違うことになるのは、車でもオートバイでも、その他なんでも共通の状況ですが、それにしてもエレキギター・ベースの格安新品本体価格は「どーなってるんだろう」と思ってしまいます。

そのような格安エレキベースですが・・・・ベース本体に加えて、1ベースケース 2スピーカーアンプ 3接続用ケーブル(シールド) 4ピック 5ピックケース 6ギター・ベーススタンド 7入門教則DVD教材 とそのすべてがセットになって、消費税と送料も込みの価格で¥9980!!! あーもう何がどうなっているのか考えてみることそのものが?????です。

もちろん、エレキベースの例では一万五千円くらいから、三万円くらいまでいわゆる「まともな製品」も普通に店頭にありますし、その上の五万円、七万円、十万円の「上質な製品」のエレキベースがずらりと並んでいます。( ビンテージもの、1960年頃のフェンダーベースが「なんと百万円をきって88万円です!」と得意げに入荷したエレキベースを販促する店員さんの動画もYoutubeで見ました。・・・)

・・・で、何もかも全部込みコミの¥9980・エレキベースが一方では存在します。

とはいえ、世界的に見て他に見られないほど上質な製品と完璧に近いサービスを要求する我が日本国の製品流通市場です。相応の対価!というものさしではなくて、¥9980でもお金を払って購入する新品商品であること、購入するお客としての(当然の?)権利!が、良くても悪くても日本国の製品市場で、間違いなく「質の向上」を生み出していく例はいろいろなところで多く目にすることが出来ると思います。

その結果、オンラインショップで見られるそれぞれの楽器店オリジナル・エレキベースを見比べていくと、この格安エレキベースが文字通り分不相応なレベルを確保した立派な製品になっているのもあちらこちらで目にすることになりました。

最終的な仕上げ、調整は日本国内で、もしくは楽器店のメンテナンスエンジニアが行うとしても、その製造は人件費の安い外国で作られています。日本のメーカーが行うことなので、その製品レベルが外国レベルにはかならずしもならないと思いますが、実際数ある最終製品には思いもかけないものもまじるのは、これまたどのジャンルの製品でも同じで、発生することでしょう。

例えば、あるショップでは通販の代表的な弱点である「手元に届いたらイメージと少し違った」という問題をクリアするために「返品保証期間」を設けてあって「返品」をごくあたりまえのこととして対応しています。同時に、インターネット・ディスプレイの問題である「自分のPC画面と届いたものの色が違った」という問題に対しても、「1度だけ限定、カラー交換可能」となっています。そして、極めつけが通常の使用で発生した故障、不具合に対して「安心の三年修理保証」が、この格安エレキベース・オンラインショップ販売の背景をしっかり支えています。

・・・おそるべしジャパン・クオリティー!

もう、しかたないなぁーーー。まったくもう。買ってしまいましたよ!あれもこれも込みコミ・格安エレキベースを!

・・・はぁ(~_~;)。

Musical Tools 2013

 

 


   ・・・・・・・初のエレキベース購入時の覚え書き・・・・・・・


追記 足し算、引き算
¥9980ぽっきりの買い物で、送料を引きます。消費税を引きます。おまけのギタースタンド代金を引いて、ピックとピックケース代金を引きます。入門DVD教材の代金を引いて、ベースケースの代金を引きます。エレキギター・ベースアンプの価格を差し引いて、その接続ケーブル代金を引きます。 ・・・・ そうするとエレキベース本体の値段になります。

「 その他のものは一切何もいらないから、新品エレキベース本体だけ無料で送って下さい。だめでしょうか。 」



Eベース基本形 Fender Jazz Base type / Precision Basse type

エレキギターを始めた頃からエレキベースは、ポールマッカートニーのバイオリン型ベースの他には、フェンダーのジャズベースやプレシジョンベースの型が一般的でした。もうすぐ40年になろうというのに、どうやら今でもエレキベースの基本形の中に生き続けているのを知りました。
(個人的な形の好みでバイオリン型で格安ベースがショップに並んでいたら、後先考えずに迷わずバイオリン型ベースを購入していたことでしょう。ともかく形が面白いのと、コントラバスのようなオーソドックスな落ち着いた厚みがあって丸いベース音がまず欲しいという点で。)

プレシジョンベースは、それ以前のアップライト・ベース=コントラバスのフレットのない指板に対して、金属製のフレットを指板に埋め込むことで「正確」な音程で演奏出来るようになったベースと言われています。その名前が文字通り「正確(な音の)ベース」です。弦の音を拾うピックアップは一つだけで、そのいわゆるマイクに対して「音量」「音質」を変化させるつまみが一つずつ付いたシンプルな構成になっています。一般にその音質は太く厚いベースらしい音だと言われています。ただ、形だけを模した多くのメーカーのプレシジョンベースでは、おそらく実際に弾いてアンプのスピーカーから出てきた音を聞いた上で判断するのがいいのではと個人的には思っています。ただ、全体の方向付け、音のアレンジはクラシカルなベースの音に舵を切ったものではないかと思っています。

    
          ( PB:プレシジョン・ベース 検索ヒットした画像を引用 )

それに対して、フェンダー・ジャズベースのタイプは、ピックアップが2つ付いていて、それぞれの「音量調整」つまみが付き、その上に「音質調整」つまみがもう一つ付いています。(プレシジョンベース、PBがピックアップ1つ、つまみは2個。ジャズベース、JBはピックアップは2つ、つまみは3個、またはそれ以上) ネックに近いピックアップは暗く重たいベース音を出力するのに対して、ブリッジ側のピックアップは明るく軽いベース音を出力してくれますから、その二つの音を演奏者はつまみで比率を調整することで、ベースギター全体の音色を好きな好みの音づくりできます。
 ここのところ流行というより一般的になっている「スラップ・ベース」を楽しもうと思うときはおそらくジャズベースタイプのベースギターが好都合でしょう。そうした理由からではないかと思うのですが、初心者用に初めてのエレキベースとしてジャズベースを挙げてあるケースが多いように思います。実際、幅広く様々なジャンルの音楽に対応させることが出来るはずなので、最初の一本はジャズベース!というのはその通りだろうと思います。

    
          ( JB:ジャズ・ベース 検索ヒットした画像を引用 )

WEB上のオンラインショップで、入門用の格安エレキベースを見て回ると、上のジャズベースとプレシジョンベース型のものがほとんどです。何十年も使われてきたエレキベースの型紙、オリジナルデザインを利用することで信じられないような価格の格安ベースが成立するのかもしれません。

音作りについては、楽器そのものの持っている特性、出力する音色もまず第一の要素だとすると、エレキベースの場合必ず使用することになるアンプ(拡声器)の音色とそのイコライザーの能力、そしてスピーカーも第二の要素として大きいと思っています。その間に第三の要素として「エフェクター」を使用することも多いでしょう。その総合でベースの音が最終的に出来上がるとすると、とりわけ経験値の小さい初心者の場合であれば、ベースのタイプがJBであっても、PBであっても、あまり関係ないことなのかもしれません。

個人的にエレキベースを所有したことはなく、経験値は「存在しない」僕としては、JB/PBのどちらでもいいのかもしれません。ということで、結果的には基本的にどっしりしたベース音が好みである!を出発点に、単純な構成ですっきりしたエレキベース本体の「見た目」を重視して(~_~;)、PrecisionBassタイプを選びました。( PB/JB、ともにほとんど同じような形ですしどちらでもいいかも(^-^;) )

JB/PBの二つを手にとって比べたことはないので感触は分かりませんが、演奏するときに大きく感触の異なる点があるようです。ネックの太さがジャズベースのほうは若干細くて、プレシジョンベースは逆に太いようです。この点は、ベースギターを普通のギターのように早い運指でメロディーやアドリブを弾く場合に、違いが際立ってくるかもしれません。とはいえ、もともと四本しか弦のないベースギターですから、指が届く、届かないというような違いにまではならないでしょう。(それよりも、フレットを1つ、2つ、3つ、4つと左手の指四本で押さえていく時の問題の方がはるかに大きいはず)


エレキギターの話では、バンドメンバーと演奏をしたり、ちょっとしたステージに上がって演奏したりする場合、自分の好みの「落ち着いた、まろやかな、太いエレキサウンド」をレスポールタイプのギターで出すと、となりで弾いているストラトキャスタータイプのギターリストの音に比べて、レスポールタイプの太い音は常に「抜けの悪い」、印象の薄い音になりました。( そんなこともあっていつかストラトキャスタータイプをひとつ購入しよう!と思っていました・・・が、いまだに35年以上前のレスポールだけです(--;) )

人前で演奏する人は同様のことが起こる可能性を考えると、鋭く抜けのいい音を出したい!と思ったときにそれが可能になるジャズベースは頼りになる一本になることでしょう・・・が、個人的にはもうバンドで演奏することもなく、一人で多重録音して音楽で遊ぶだけなので、「抜けの悪い、目立たない音」でも不都合はないだろうと納得することにしています。

ただ音の「粒立ち」は、何がどうなっても重要なのでこれは確保したいところです。ただ格安(国内最安値)エレキベースを購入しておいて粒立ちも何もないだろうと思うので、その点についても気にしないことにしています。( もしこの点を何とかしたいと思った時は、一気にずいぶん高価なベースに行かざるを得ないでしょうし、ベースの買い替えまでに行かないとしても、格安ベース一台分に相当する数千円のピックアップに交換してみる、というような道具遊びもあるかもしれませんね。 )

ともあれ、多重録音のワンマンバンドで音楽遊びをする上では、基本的に自分の好みの音に近くて、色やデザイン、見た目に十分好感の持てる道具選びが一番かなと思っています。お気に入りの道具を手にとっていじり回すのは何より無条件に楽しいものです(^-^)。 


でも実は何より心配しているのは、ベースの音やアンプの音作りではなくて、それよりも「でろーーんとした間延びしたベース音」ではなくて「音楽全体にフィットした、身体全身が心地よくなるリズムとノリのいいベース音」のことです。というのも、手元のギターでいくつかの典型的なベースラインを引いてみても、どうも???音楽を台無しにしてしまうような、ただ弾いているだけのゴミのようなベース音にしかなっていないものですから(^-^;)。

今回ベース購入してみることにしたのも、四本だけの、太い弦を、ボンボンボンと弾いたら、ギターと違った印象になるものだろうか?・・・というのもかなり大きなポイントになっていたりします。

できたら、リズムマシーンの正確なドラムに合わせて、ボンボンボンと自分の弾くベース音で、自然に身体が動いて心地よくなりたいなーと思っています。



追記 懐かしのエレキベース 9/25

  
                   ( 検索ヒットした画像を引用 )

ギターに夢中だった1970年代に、まわりはギターばかりでベースを担当する人がいなくて「誰かベースしない?」などとお互いに良く口にしていたものです。その頃、代表的なエレキベースはFenderで上の写真のようにブリッジ部分とピックアップ部分に金属カバーの付いたものを雑誌などでよく目にしていました。何のための金属カバーなのか分からないまま、でも当時から「これって弾きにくいんじゃない」と思っていました。

先日格安エレキベースのポチッとしてしまった後に、ネット時代の現在ですからすこし検索をしてみると「ブリッジカバー」「ピックアップフェンス」という呼び名で言われるものであることが判明しました。

そしてやっぱりこんなカバーが付くと「弾きにくい」ということで、現在のフェンダー製品では付属してくるものの最初からボディ本体に取り付けてない、という記事もいくつか目にしました。( 木製本体にネジで取り付けるので、不要だからと取り外すとボディ表面に穴を残してしまうことになる。よって付属でFenderとしては提供するが、取り付けはユーザーの判断で! ということのようです )

実際、ノスタルジーからピックアップフェンスを取り付けたというユーザーのブログを読んでみると、しばらく使ってみたけどやっぱり弾きにくいので外した!という記事もありました。この場合、ボディ本体に穴を残すことになります。 100万円に近い値段のビンテージ・ベースギターのアップ写真・映像では、この金属カバーを取り外した後の穴が開いたままになっているのを見かけます。・・・とはいえ、これほどの時間経過したベースギターは、穴が目立たないほど本体周りや裏側の塗装が剥がれていて、多かれ少なかれボロボロに見えるので相対的に穴は気にならないようにも思えます。

でも、新品のベースギターを購入したばかりで、美しい塗装の表面にキリで穴を空けて、そこへ木ネジを差し込んでドライバーでグリグリとねじ込んで金属カバーを取り付ける・・・のはかなり躊躇するだろうと思います。

とはいえ、金属カバーの付いた姿は「いーなー」と個人的には思ってしまいます。むかし昔のことにプラモデルでこのフェンダー・エレキベースがあったと思います。本物を購入することは出来ないからせめてプラモデルで!と何度も箱を手に取ったのを覚えています。その時の箱のパッケージにあったのは、濃いサンバーストボディにローズウッドのネック、ピックガードはベッコウで、そして、ブリッジとピックアップに金属カバーのついた、まさに上の写真のモデルでした。

思いもかけないことにあれから40年近くたって、格安の偽者モデルとはいえ、まさにその色のPベースに出くわしてしまったので、ついついクリックしてしまいました。・・・が現在の格安最安値エレキベースでは金属カバーはついていないようです。しかたないので(どこが?)とりあえずブリッジカバーだけWeb上で見つけたショップでクリックしておきました(^-^;)。

ピックアップフェンス・・については、むかしながらの純正タイプ=かなり大きさで演奏にじゃまになる金属カバーにするか、それとも扱いにくさを少しでも解消できるようにすこし細身になってネック側でもブリッジ側でもより弾きやすくなったタイプの金属カバーにするか、その二つで迷ってしまったものですから、今は保留中です(^-^;)。
( このピックアップを覆う金属パーツひとつで、今回購入した格安ベース・一式セットの価格の半分近くになる・・・のは、なんともちぐはぐな話です。)

格安購入価格の不可思議な世界に首を突っ込むと、いよいよ訳が分からなくなります。

○プレシジョンベースのピックアップだけ購入すると、上の込み込み格安一式セットとほぼ同じになる
  


○ヘッドについている弦を巻き取る糸巻き四個セットを購入すると、今回購入の一式セットの値段を大きく越える
        

○新品の標準的なエレキベースの交換弦を4セット購入すると、一式セットとほぼ同じになる


○色違いのピックガード+ブリッジ金属カバー+ピックアップ金属カバーを購入すると、一式セットの値段よりも高くなる
     


○もしネックのフレットが磨耗してそれを新品交換したら、今回の一式セットの4倍の金額よりも高くなる

(一式セット・・・エレキベース・ケース・アンプ・ケーブル・ピック・ギタースタンド・DVD入門教本・購入消費税・一式配送料金)


エレキギターもエレキベースも、もししっかりした「楽器」を求めるならば、昔も今もやはりかなり高価な楽器を購入することになるのは同じなのかもしれません。

ただ逆に、あれこれパーツを交換したりメンテナンスをしたりすることは可能であるものの、そのメンテナンス工賃は結構な金額になるので、安い価格のギターやベースを新品で購入して、使っていくうちに不具合が出てきたら、その都度新しい楽器を購入して「乗り換える」などということが可能な状況になっているともいえます。

だとすると・・・お気に入りのピックアップ、チューニング・ペグ、ブリッジなどは良く吟味してパーツを所有しておいて、新品購入した楽器に取り付ける、というのもいいかもしれません。

もし楽器全体でのバランス・調和をもとめる感性が、どうしてもそんなことを許さないような場合には、「格安」「お求め安い」とはかけ離れた、結構高額な値段の付いている領域の楽器を購入することになりそうです。手に馴染むネックの形状、重量・バランス、弾いた弦の響き加減、指板やフレットの仕上げ・・などなど。

( あと、趣味的感覚、感性にもとづく所有、コレクションは、また別の楽しみで、もう途方もない世界が広がっていることと思います(^-^) )



・・・ということで不思議な世界が膨張していくのですが、こんな具合ですから各部を細かく見ていくと当然あれこれ思うこともあるだろうと思われる格安ベースです。でも、マルチ・トラック・レコーダーMTRで重低音のパートを録音することはできると思いますから、それが何よりです。
( エフェクター経由で普通のエレキギターの音をベースの音にして録音は実現したのですが、加工された音が妙に変であることと、加工のための変換時間がこれまた微妙なタイムラグになるということで、とにかくベースギターが一本あるほうが何かにつけていいだろうと、いうことになったのでした )

 


追記 届くMavisプレシジョンベース 2013.09.25

   

   

とりあえず、届いた日付で記念写真を撮っておきます。


梱包を解いて、あれこれ込みコミ一式セットを取り出します。ダンボールや袋があたりに散乱したのを片付けて、ひと段落したら取り合えず弾き易いように調整してみます。

   

ネックは軽く順反りだったので、付属の六角レンチで最初の調整をしました。それから指板の上の弦が高い位置にあったので、とりあえず弾きやすい弦の高さに下ろしていきます。初めてのベースの太い弦を押さえるのは出来るだけ低いほうがスタートしやすいです。が、そのうち今後ビビリ音との兼ね合いで少しずつ少しずつ高さ調整をしていくことにしましょう。

   

高さを合わせたので、今度はチューナー(MTR、ZOOM R8内蔵のチューナー)で開放弦を合わせて、倍音をチェック。エレキベースのブリッジはギターと比べて大柄で扱いやすいですね。高さは付属の細い六角レンチでクルクル、オクターブ調整は後ろ側からプラスのねじ回しでクルクル・・・高さとオクターブ調整はずいぶん「やりやすくて楽」というのが第一印象です。

   

   

最後に・・・フレットの端の仕上げをチェック。手や指を切りそうなところはハイポジションに2,3つありましたが、全体にある程度はヤスリ掛けが効果を見せています。でも、また気が向いたら一つずつ指で撫でて再チェックして、フレットの端を研磨して遊ぼうかと思います(^-^;)。


実際にプレシジョン・タイプの格安ベースを抱えてみると、ネックの終わりから、ブリッジまでの間がずいぶん距離があって、ネック側、ピックアップあたり、ブリッジ側で弾いてみるとずいぶん音色が変化して興味深いです。ともかく現物を初めて手に持ってみて思いの他スペースがあるので「これならピックアップの上に金属カバーをつけてもOK?」と思ってしまいました。

   

ブリッジカバーはもう既に注文してあるので、明日以降に届くと思います。そうそう頻繁に弦を交換することも無いと思われますので、届いたらすぐPB(プレシジョンベース)に金属製のブリッジカバーを取り付けようと思っています。JB(ジャズベースタイプ)のかなり巨大なブリッジカバーと違って、PBでは基本的にほとんど邪魔にはならないように思いました。(後々の判断は今は不明・・・)

それに対してピックアップ・フェンスは、オリジナルのサイズはかなり大きいので、ネック側の部分とブリッジ側の部分の二箇所がベース弦をつまびくところになるので、やっぱりじゃまに感じるのではないかと容易に想像できます。ただ、操作性よりもノスタルジックな見た目!重視に走りそうな予感も・・・・(^-^;)。

 

 


追記 Mavisプレシジョンタイプ・ベースの音の印象 9/25

弦も新しいこともあるのか、ベースの音というよりは、普通にエレキギターの音に近い点で、思ったよりも明るい(ブライト)な音であるのに驚かされました。プレシジョンタイプでこうなのですから、ジャズベースタイプのモデルだったらもっと明るい音になったのだろうと想像します(プレシジョンタイプを選んでよかった)。

トーンコントロールのツマミを最小にすると、ぐっとベースらしい音になりますが、それでも部屋で小型のアンプ・スピーカーから出てくる音は、弦の金属音の成分が多い音です。

試しに右手でブリッジ近くを軽く押さえてミュートをかけるようにして、弦をつまびくと・・・おおお、今度はコントラバス(アップライトベース)のような落ち着いた音になります。

個人的には、まず第一に落ち着いたベース音が欲しくてベース・ギターを用意したので、やはりブリッジカバーを利用してブリッジ部分で常時ミュートをかける使い方は悪くなさそうです。
(もしライブやステージで演奏する場合だったら、この音色だと低音がもごもごしていてベースラインが良く聞こえなかったりするでしょうね。・・・なんか低いところで音が鳴ってる!っという感じで・・・(^-^;))

ただ、今全盛のちょっぱー・・・ではなくて、スラップ奏法では、少し明るい音でガチャガチャ、びぃよーーーーん、と音が響くほうがそれっぽいかもしれません。これはライブやステージでは、ちゃーんとベースの存在をアピール出来るでしょうし、音楽全体の色合いを大きく変えてしまうことも可能でしょうね。そうした使い方であれば、もともと音が硬くて、澄んでいて、明るい、抜けのいい音の<ジャズベース・タイプ>が選ばれることになるはずですし、実際ジャズベースタイプが圧倒的な人気のようです。

 

 



追記 届くブリッジカバー・・・取り付け 9/26

ベース本体が届いた翌日、僅かにずれたタイミングで注文してあったブリッジカバーが届きました。バイスで穴をあけてカバーを木ネジで固定しました。

   

今日はさらに、フレットの端が鋭いままになっているところを中心に、ヤスリを片手にギーコギーコと慎重に削って丸く角を落とす作業をしました。美しく出来たかは別として、ネック上部も下部も左手を勢いよく動かしても引っかかったり、手が傷つくようなことはなくなったように思います。

昨日はブリッジ部分の弦高・オクターブ調整の時、各部に軽く注油をしておいたのですが、今日は弦を大きく緩めてフレット研磨をしたので、ベッド部分・チューニングペグ4つに注油しておきました。

また指板のローズウッドにもオイルを軽く塗って布でぬぐっておきました。

あとはどんどん弾いて練習するだけなのですが、届いたばかりの昨夜、調子に乗って弾きまくっていたら左手の弦を押さえる指が腫れるように痛めてしまったので、今日はメンテナンスばかりしてお茶を濁してました(^-^;)。

・・・ところで、今日届いた金属製のブリッジカバーはパーツそのものが結構重たいものでした。取り付けたらベースそのものがぐんと手ごたえのある重さになったような気がします。これでもしピックアップフェンスを取り付けたら、もう一段ベースが重くなるんだろうなぁ。

とりあえずピックアップフェンスについては、もう少しベースそのものを色々弾いてみて、ピックアップすぐ上の弦が覆われた場合のことを確認して、そのうえで考えることにします。(でも、きっと購入してPBに取り付けるんだろうな)


  

エレキベース本体にブリッジカバーを取り付ける=カバーを木ネジで固定する、となりますから弦高調整とかオクターブ調整の時、もちろん弦の交換の時には木ネジを緩めてカバーを取り外すことになります。その時にはエレキベース本体のブリッジ横に「穴」が開いているのを目にすることになります。

  

・・・取り付け、一発目!外してしまいました。ボディの底の形状に合わせて取り付けたのがいけなかった・・・・ブリッジカバーが四本の弦に対して斜めになってしまいました。仕方ないので、竹の棒で穴を埋めて、新たにもう一つボディに穴を空けました。

基本的にボディの木材は、木ネジをほんの数回緩めて締めるとそれでクルクル回るようになりました。すなわちブリッジカバーを固定できなくなりました。で、正しい位置の木ネジ穴もやはり一度竹の棒を埋め込んで補強としました。





 追記 モデル・模型 9/27

   
   メディアファクトリー The Guitar Legend Fender The Best Collection
   “1962プレシジョンベース&ブラウン・トーレックス・ケース”《ミニチュアベース》

現在はこのようなミニチュアモデルで存在するのですねえ。オーナーが好みでピックアップフェンスやブリッジカバーを取り付けることが出来るように、パーツとして一緒にケースに入っているあたりもいいですねえ。

 



  追記 フレットの端のバリ・フレットの高さ 10/4

Mavisエレキベースが届いて4日目、最初の週末にはヤスリを片手にフレットをゴリゴリ削っていました。フレットの端をバチンとニッパーで切ってその後簡単にヤスリがけはしてあるのですが、かなり引っかかります。もし軍手をしてベースを弾いたら、途中でフレットに引っかかって軍手が脱げてしまうはずです(・・・決して大げさな表現ではない )

  

美しくきれいに仕上げたいところですが、残念ながらその技術はないので、フレットの端のバリを取って、指が引っかからない感じのところまで細かく、小さくヤスリを当てていきました。


ネック全体に、フレットの打ち込み=高さにばらつきが見られます。ネックの順反りともあいまって、いろいろ弦高を変化させてみてもハイポジションの特定のフレットで「高いフレット」に弦があたって(3&2弦)音が出にくくなってしまいます。

このあたりはショップにお願いしたら場合によっては「交換」、もしくは「3年保証」でメンテナンスして送り返してくれるのだろうと思いますが、せっかくの機会ですからフレットをヤスリがけして高さ調整をしてみました。(週末の1時間ほどで、最後に指板にオイルを塗って、弦を張りなおし終了の作業)

   

 ( 使い古しの竹の箸は、先をフレットのRに合わせて溝を彫って、この竹の箸に#1000紙やすりを付け、フレットを最終研磨=臨時のフレット磨き用ツール。最後はコンパウンドの予定でしたが、1000番紙やすりでかなり仕上がったので今日の作業はこれで終わりとしました。)

もちろんプロの技術によるメンテナンスとは比較になりませんが、結果として弦高・ネックのそり・フレットの高さの三点をパラメーターとして、とりあえず実用になる程度までバランス調整が実現しましたのでOKとします。(なんといってもベースの演奏技術がまるで低レベルなので、普通に音が出るようになっただけでもう何にも問題ありません!(^-^;))

ともあれ、あれやこれや「ベース遊び」が出来るのも、格安ベース提供のおかげです。もし5万円以上の普通のエレキベースを購入していたら・・・・穴を開けたり、ヤスリ掛けしたりなどするような勇気は基本的に持ち合わせていませんので(^-^;)。




追記 エレキベースの音 雑音!  10/4

PBが届いてこの一週間、指先が痛くなるまで(最初はほんの10分ほど)弾いているのですが、アンプに接続して音を出してみると、何かやたらと弦の振動、共鳴、弦とフレットの衝突音、弦の摩擦音、ピックアップへの衝撃音・・・などなど、「音楽を奏でる楽器」というよりは、とても耳障りな雑音発生器!のような気がしてきます(^-^;)。

エレキギターとはずいぶん様子が違うものだなあと、アンプから出てくる雑音に戸惑うだけで終わった最初の一週間という感じです。

エレキベース入門に良く出てくる「ミュート」が、エレキベースを演奏する上では最初の大きなポイントだなあと実感させられました。こうした体験は現物があるからこそで、最初の一本として格安ベースがあちこちで多く提供されている現状は、本当に幸いです。

ベースを抱えると左手の指は、太い弦と格闘しなくてはいけないし、フレット感覚もエレキギターとはまるで違います。右手は個人的にピックを使わない弾き方を好んでいますので、人差し指と中指で弾いてみたり、流行のスラップ(風)に親指を太い弦にぶつけて弾いています。

そうそう、右手の親指で弾くのに、スラップの構えをしてついつい親指で弦を一本ずつ爪弾いてしてまうのには、我ながら閉口しました。黒の革ジャンに身を包んでフルフェイスヘルメットをかぶり、買い物のママチャリに乗るようなぶざまさです。何のために親指を立てて右手を軽く握っているのか・・・・・それの親指で弦を一本ずつ ボン ボン ボン・・・ちがうだろー(^-^)。

太い弦をパン!と叩くと、ちゃんと音が出る・・・・・・ところまで4,5日はかかりました(^-^;)。

音が出るようになっても、4弦から3弦へ移動した・・・・つもり・・・・が、やっぱり4弦を叩いていたり・・・・・。しかも、左手も右手もミュートが実現できていないので、あれもこれも全部音がなりっぱなし!ひどいもんです(--;)。


「単調なフレーズを繰り返すだけ」・・とエレキベースを手にするまではずっと思っていたのですが、楽器のサイズや弦のサイズに馴染んだらOK・・・とはとてもいきそうにありません。これは、面白い、楽しいことになりました(^-^)。

エレキベース買って・・・よかったーーーーーーぁ(^-^)。

 Youtube 記録動画 購入3日目で取り合えずベースの音を録音 

 

 


 追記 サウンドメモ Youtube Bass memo #2

今、上のメモを書いたところで、○音がバラバラ ○ノイズだらけ ○弾くのが精一杯でリズムガタガタ の様子を録音しておこうと、記録しました。(^-^;)




   

シールなのですぐ擦れたり剥がれたりしそうですから、写真でメモしておきます。
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Made in Vietnam No.VA 37684
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追記 指先の変化 10/06

Mavisベースが届いて10日が経過しました。オマケでついてきたギタースタンドに立ててあるので、手を伸ばして抱えるのに好都合です。そのおかげで毎日太いベース弦を押さえることが出来ています。(ハードケースに入れてあるエレキギターやシンセサイザーは、取り出してケーブルを接続して、さあ弾いてみよう!というまでに敷居が高くてなかなか毎日弾いてみるというわけにはいきません)

幸いにも毎日の練習で次第に左手の指先が「強化」されてきているのが実感できます。ボロボロとベースを弾くのも最初は5分ほどで「限界」でしたが、それが10分になり、それ以上になって来ています。

また左手だけでなく、右手も指二本でピックアップ付近の弦を引いたり、右手の親指で太いベース弦を叩いて、スラップらしいそれなりの音が次第にするようになりました。ただ弦の響き方、音の大きさ、音色がバラバラで、しかも5回叩くと1回くらいはまともな音にならなかったりします。 最初は親指で弦を叩いてもスラップの音が出ませんでしたから、まあこちらも順調な変化かもしれません。

  現在の問題点
   ○右手二本指で引くときに1弦から4弦まで均等な音にならない
   ○右手親指で弦を叩く時に、音色が揃わない
   ○右手親指で弦を叩く時に、2弦から4弦まで他の弦に当たらず正確に叩けない
   ○余計な音・ノイズをきれいにミュートさせることが出来ていない

逆に言えば、上の問題点が克服されたら、とりあえずベースラインを弾くことができるようになったといえるのかもしれません。ただし、リズム感、ノリ、グルーブとは無縁の、ただ音が出ているだけのベースラインということになりますが(^-^;)。 ともあれベース練習では常にリズムマシンでドラムの音に合わせて弾くようにしています。(ギターではそのあたりはいつも適当だったように思うのですが。)

ベースの場合は難しいベースラインや速弾きが「出来るようになったか否か?」というよりは、粒の揃ったシンプルな音を「どれだけいいノリで弾けるか?」を個人的には最大のポイントにしています。

自分の弾いたベース音で身体が自然に動くようになれたらいいなあ、というのがベースを手に入れたばかりの現状の「 夢 」です(^-^;)。

 

 



 追記 ピックアップフェンス取り付け 10/07 

   

・・・・で、結局、やっぱり、ピックアップフェンスを取り付けてしまいました。


  ジェームズ・ジェマーソン
   

歴史上のベーシストの一人・・・名前は覚えがあったのですが良く知らないまま現在に至っていました。画像検索したらプレシジョンベースを抱えた写真があったので引用させてもらいました。

決してこうしたフェンダー62年製ビンテージPBを目指したわけではなく、ただ中学生の頃からギターや音楽雑誌で頻繁に目にしていたエレキベースが、このサンバーストにベッコウピックガード、そしてなにやら大小のお弁当箱を取り付けた姿・・・だったのでした。(何の意味があってあんな金属カバーが付いているんだろう・・・とずっと思っていました)

格安ベースを購入したのに「ブリッジカバー」と「ピックアップフェンス」を追加して購入したら、この金属パーツだけで「込み込み一式セット価格」に迫る値段になってしまいます。(これで予備のベース弦・ダダリオを2セット購入したら完全に本体セット価格を越えてしまいます)

ともあれ、これで「原寸大の懐かしのエレキベース」が出来上がりました(^-^;)。このモデルでは本物の弦が張ってあって、ケーブルを挿してアンプに繋ぐと、ベースの音もちゃんと出ます!二本指のフィンガー奏法を練習したり、スラップ奏法を実際にこのモデルで練習することも出来ます。

いやあ、この原寸大の(プラはつかない)モデルはかなり楽しいおもちゃです。

・・・・ピックアップフェンス取り付け後の印象

まだベースを始めたばかりで弾き方も固定していないこともあって、ピックアップフェンスは「じゃま」にはなりませんでした。スラップの練習をするときはネックの付け根のほうでゴソゴソやりますし、二本指で弦をボロボロ引くときはブリッジカバー近くで弦に触っています。

ただ一般によく言われるようにピックアップに親指を乗せて弦を二本指で引いた時は、確かにいい感触といい音色であるのを確認することができました。

でもそれよりは始めたばかりのものに取ってはピックアップフェンスが、自分の右手の「位置決め」の基準になってくれていて、その具合のよさ、メリットの大きさの方がはるかに現段階では有効に感じています。


( ベース関連はこのページに追記してまとめているのですが、
  文字数制限に近づいたので、ベース用の別のページを用意します 2013/10/07)

 「 PB エレキベース その2 」

 「 PB エレキベース その3 」

 

BassMemo#005 30Nov2013

 
コメント
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