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PBエレキベース (forDTM/DAW)

2013年09月22日 | 音楽DTM&DAW

  
  ( 購入のモデル、色 Mavis MPB-550 / Precision Bass type  イシバシ楽器店 )

ふとしたことからエレクトリック・ベース(の現状)を見て回ってみたら、びっくりしました。楽器店オリジナル・モデルとしてエレキギターもベースもそれぞれオンラインショップに並んでいて、その価格がギターでは五千円台で、ベースでも八千円台からショップの店頭を飾っています。

はあーーー????(^-^;)

例えば、ボディに取り付けてあるいわゆるマイク、ピックアップと呼ばれますが、これを部品で購入したら極標準的なピックアップで格安ギターやベース一台分と同じか、多くの場合は一台分の価格よりも高かったりします。例えばベッドについている「糸巻き」をセットで購入しても上記と同様になります。

パーツを個々に購入したら、本体総額の価格とはまったく違うことになるのは、車でもオートバイでも、その他なんでも共通の状況ですが、それにしてもエレキギター・ベースの格安新品本体価格は「どーなってるんだろう」と思ってしまいます。

そのような格安エレキベースですが・・・・ベース本体に加えて、1ベースケース 2スピーカーアンプ 3接続用ケーブル(シールド) 4ピック 5ピックケース 6ギター・ベーススタンド 7入門教則DVD教材 とそのすべてがセットになって、消費税と送料も込みの価格で¥9980!!! あーもう何がどうなっているのか考えてみることそのものが?????です。

もちろん、エレキベースの例では一万五千円くらいから、三万円くらいまでいわゆる「まともな製品」も普通に店頭にありますし、その上の五万円、七万円、十万円の「上質な製品」のエレキベースがずらりと並んでいます。( ビンテージもの、1960年頃のフェンダーベースが「なんと百万円をきって88万円です!」と得意げに入荷したエレキベースを販促する店員さんの動画もYoutubeで見ました。・・・)

・・・で、何もかも全部込みコミの¥9980・エレキベースが一方では存在します。

とはいえ、世界的に見て他に見られないほど上質な製品と完璧に近いサービスを要求する我が日本国の製品流通市場です。相応の対価!というものさしではなくて、¥9980でもお金を払って購入する新品商品であること、購入するお客としての(当然の?)権利!が、良くても悪くても日本国の製品市場で、間違いなく「質の向上」を生み出していく例はいろいろなところで多く目にすることが出来ると思います。

その結果、オンラインショップで見られるそれぞれの楽器店オリジナル・エレキベースを見比べていくと、この格安エレキベースが文字通り分不相応なレベルを確保した立派な製品になっているのもあちらこちらで目にすることになりました。

最終的な仕上げ、調整は日本国内で、もしくは楽器店のメンテナンスエンジニアが行うとしても、その製造は人件費の安い外国で作られています。日本のメーカーが行うことなので、その製品レベルが外国レベルにはかならずしもならないと思いますが、実際数ある最終製品には思いもかけないものもまじるのは、これまたどのジャンルの製品でも同じで、発生することでしょう。

例えば、あるショップでは通販の代表的な弱点である「手元に届いたらイメージと少し違った」という問題をクリアするために「返品保証期間」を設けてあって「返品」をごくあたりまえのこととして対応しています。同時に、インターネット・ディスプレイの問題である「自分のPC画面と届いたものの色が違った」という問題に対しても、「1度だけ限定、カラー交換可能」となっています。そして、極めつけが通常の使用で発生した故障、不具合に対して「安心の三年修理保証」が、この格安エレキベース・オンラインショップ販売の背景をしっかり支えています。

・・・おそるべしジャパン・クオリティー!

もう、しかたないなぁーーー。まったくもう。買ってしまいましたよ!あれもこれも込みコミ・格安エレキベースを!

・・・はぁ(~_~;)。

Musical Tools 2013

 

 


   ・・・・・・・初のエレキベース購入時の覚え書き・・・・・・・


追記 足し算、引き算
¥9980ぽっきりの買い物で、送料を引きます。消費税を引きます。おまけのギタースタンド代金を引いて、ピックとピックケース代金を引きます。入門DVD教材の代金を引いて、ベースケースの代金を引きます。エレキギター・ベースアンプの価格を差し引いて、その接続ケーブル代金を引きます。 ・・・・ そうするとエレキベース本体の値段になります。

「 その他のものは一切何もいらないから、新品エレキベース本体だけ無料で送って下さい。だめでしょうか。 」



Eベース基本形 Fender Jazz Base type / Precision Basse type

エレキギターを始めた頃からエレキベースは、ポールマッカートニーのバイオリン型ベースの他には、フェンダーのジャズベースやプレシジョンベースの型が一般的でした。もうすぐ40年になろうというのに、どうやら今でもエレキベースの基本形の中に生き続けているのを知りました。
(個人的な形の好みでバイオリン型で格安ベースがショップに並んでいたら、後先考えずに迷わずバイオリン型ベースを購入していたことでしょう。ともかく形が面白いのと、コントラバスのようなオーソドックスな落ち着いた厚みがあって丸いベース音がまず欲しいという点で。)

プレシジョンベースは、それ以前のアップライト・ベース=コントラバスのフレットのない指板に対して、金属製のフレットを指板に埋め込むことで「正確」な音程で演奏出来るようになったベースと言われています。その名前が文字通り「正確(な音の)ベース」です。弦の音を拾うピックアップは一つだけで、そのいわゆるマイクに対して「音量」「音質」を変化させるつまみが一つずつ付いたシンプルな構成になっています。一般にその音質は太く厚いベースらしい音だと言われています。ただ、形だけを模した多くのメーカーのプレシジョンベースでは、おそらく実際に弾いてアンプのスピーカーから出てきた音を聞いた上で判断するのがいいのではと個人的には思っています。ただ、全体の方向付け、音のアレンジはクラシカルなベースの音に舵を切ったものではないかと思っています。

    
          ( PB:プレシジョン・ベース 検索ヒットした画像を引用 )

それに対して、フェンダー・ジャズベースのタイプは、ピックアップが2つ付いていて、それぞれの「音量調整」つまみが付き、その上に「音質調整」つまみがもう一つ付いています。(プレシジョンベース、PBがピックアップ1つ、つまみは2個。ジャズベース、JBはピックアップは2つ、つまみは3個、またはそれ以上) ネックに近いピックアップは暗く重たいベース音を出力するのに対して、ブリッジ側のピックアップは明るく軽いベース音を出力してくれますから、その二つの音を演奏者はつまみで比率を調整することで、ベースギター全体の音色を好きな好みの音づくりできます。
 ここのところ流行というより一般的になっている「スラップ・ベース」を楽しもうと思うときはおそらくジャズベースタイプのベースギターが好都合でしょう。そうした理由からではないかと思うのですが、初心者用に初めてのエレキベースとしてジャズベースを挙げてあるケースが多いように思います。実際、幅広く様々なジャンルの音楽に対応させることが出来るはずなので、最初の一本はジャズベース!というのはその通りだろうと思います。

    
          ( JB:ジャズ・ベース 検索ヒットした画像を引用 )

WEB上のオンラインショップで、入門用の格安エレキベースを見て回ると、上のジャズベースとプレシジョンベース型のものがほとんどです。何十年も使われてきたエレキベースの型紙、オリジナルデザインを利用することで信じられないような価格の格安ベースが成立するのかもしれません。

音作りについては、楽器そのものの持っている特性、出力する音色もまず第一の要素だとすると、エレキベースの場合必ず使用することになるアンプ(拡声器)の音色とそのイコライザーの能力、そしてスピーカーも第二の要素として大きいと思っています。その間に第三の要素として「エフェクター」を使用することも多いでしょう。その総合でベースの音が最終的に出来上がるとすると、とりわけ経験値の小さい初心者の場合であれば、ベースのタイプがJBであっても、PBであっても、あまり関係ないことなのかもしれません。

個人的にエレキベースを所有したことはなく、経験値は「存在しない」僕としては、JB/PBのどちらでもいいのかもしれません。ということで、結果的には基本的にどっしりしたベース音が好みである!を出発点に、単純な構成ですっきりしたエレキベース本体の「見た目」を重視して(~_~;)、PrecisionBassタイプを選びました。( PB/JB、ともにほとんど同じような形ですしどちらでもいいかも(^-^;) )

JB/PBの二つを手にとって比べたことはないので感触は分かりませんが、演奏するときに大きく感触の異なる点があるようです。ネックの太さがジャズベースのほうは若干細くて、プレシジョンベースは逆に太いようです。この点は、ベースギターを普通のギターのように早い運指でメロディーやアドリブを弾く場合に、違いが際立ってくるかもしれません。とはいえ、もともと四本しか弦のないベースギターですから、指が届く、届かないというような違いにまではならないでしょう。(それよりも、フレットを1つ、2つ、3つ、4つと左手の指四本で押さえていく時の問題の方がはるかに大きいはず)


エレキギターの話では、バンドメンバーと演奏をしたり、ちょっとしたステージに上がって演奏したりする場合、自分の好みの「落ち着いた、まろやかな、太いエレキサウンド」をレスポールタイプのギターで出すと、となりで弾いているストラトキャスタータイプのギターリストの音に比べて、レスポールタイプの太い音は常に「抜けの悪い」、印象の薄い音になりました。( そんなこともあっていつかストラトキャスタータイプをひとつ購入しよう!と思っていました・・・が、いまだに35年以上前のレスポールだけです(--;) )

人前で演奏する人は同様のことが起こる可能性を考えると、鋭く抜けのいい音を出したい!と思ったときにそれが可能になるジャズベースは頼りになる一本になることでしょう・・・が、個人的にはもうバンドで演奏することもなく、一人で多重録音して音楽で遊ぶだけなので、「抜けの悪い、目立たない音」でも不都合はないだろうと納得することにしています。

ただ音の「粒立ち」は、何がどうなっても重要なのでこれは確保したいところです。ただ格安(国内最安値)エレキベースを購入しておいて粒立ちも何もないだろうと思うので、その点についても気にしないことにしています。( もしこの点を何とかしたいと思った時は、一気にずいぶん高価なベースに行かざるを得ないでしょうし、ベースの買い替えまでに行かないとしても、格安ベース一台分に相当する数千円のピックアップに交換してみる、というような道具遊びもあるかもしれませんね。 )

ともあれ、多重録音のワンマンバンドで音楽遊びをする上では、基本的に自分の好みの音に近くて、色やデザイン、見た目に十分好感の持てる道具選びが一番かなと思っています。お気に入りの道具を手にとっていじり回すのは何より無条件に楽しいものです(^-^)。 


でも実は何より心配しているのは、ベースの音やアンプの音作りではなくて、それよりも「でろーーんとした間延びしたベース音」ではなくて「音楽全体にフィットした、身体全身が心地よくなるリズムとノリのいいベース音」のことです。というのも、手元のギターでいくつかの典型的なベースラインを引いてみても、どうも???音楽を台無しにしてしまうような、ただ弾いているだけのゴミのようなベース音にしかなっていないものですから(^-^;)。

今回ベース購入してみることにしたのも、四本だけの、太い弦を、ボンボンボンと弾いたら、ギターと違った印象になるものだろうか?・・・というのもかなり大きなポイントになっていたりします。

できたら、リズムマシーンの正確なドラムに合わせて、ボンボンボンと自分の弾くベース音で、自然に身体が動いて心地よくなりたいなーと思っています。



追記 懐かしのエレキベース 9/25

  
                   ( 検索ヒットした画像を引用 )

ギターに夢中だった1970年代に、まわりはギターばかりでベースを担当する人がいなくて「誰かベースしない?」などとお互いに良く口にしていたものです。その頃、代表的なエレキベースはFenderで上の写真のようにブリッジ部分とピックアップ部分に金属カバーの付いたものを雑誌などでよく目にしていました。何のための金属カバーなのか分からないまま、でも当時から「これって弾きにくいんじゃない」と思っていました。

先日格安エレキベースのポチッとしてしまった後に、ネット時代の現在ですからすこし検索をしてみると「ブリッジカバー」「ピックアップフェンス」という呼び名で言われるものであることが判明しました。

そしてやっぱりこんなカバーが付くと「弾きにくい」ということで、現在のフェンダー製品では付属してくるものの最初からボディ本体に取り付けてない、という記事もいくつか目にしました。( 木製本体にネジで取り付けるので、不要だからと取り外すとボディ表面に穴を残してしまうことになる。よって付属でFenderとしては提供するが、取り付けはユーザーの判断で! ということのようです )

実際、ノスタルジーからピックアップフェンスを取り付けたというユーザーのブログを読んでみると、しばらく使ってみたけどやっぱり弾きにくいので外した!という記事もありました。この場合、ボディ本体に穴を残すことになります。 100万円に近い値段のビンテージ・ベースギターのアップ写真・映像では、この金属カバーを取り外した後の穴が開いたままになっているのを見かけます。・・・とはいえ、これほどの時間経過したベースギターは、穴が目立たないほど本体周りや裏側の塗装が剥がれていて、多かれ少なかれボロボロに見えるので相対的に穴は気にならないようにも思えます。

でも、新品のベースギターを購入したばかりで、美しい塗装の表面にキリで穴を空けて、そこへ木ネジを差し込んでドライバーでグリグリとねじ込んで金属カバーを取り付ける・・・のはかなり躊躇するだろうと思います。

とはいえ、金属カバーの付いた姿は「いーなー」と個人的には思ってしまいます。むかし昔のことにプラモデルでこのフェンダー・エレキベースがあったと思います。本物を購入することは出来ないからせめてプラモデルで!と何度も箱を手に取ったのを覚えています。その時の箱のパッケージにあったのは、濃いサンバーストボディにローズウッドのネック、ピックガードはベッコウで、そして、ブリッジとピックアップに金属カバーのついた、まさに上の写真のモデルでした。

思いもかけないことにあれから40年近くたって、格安の偽者モデルとはいえ、まさにその色のPベースに出くわしてしまったので、ついついクリックしてしまいました。・・・が現在の格安最安値エレキベースでは金属カバーはついていないようです。しかたないので(どこが?)とりあえずブリッジカバーだけWeb上で見つけたショップでクリックしておきました(^-^;)。

ピックアップフェンス・・については、むかしながらの純正タイプ=かなり大きさで演奏にじゃまになる金属カバーにするか、それとも扱いにくさを少しでも解消できるようにすこし細身になってネック側でもブリッジ側でもより弾きやすくなったタイプの金属カバーにするか、その二つで迷ってしまったものですから、今は保留中です(^-^;)。
( このピックアップを覆う金属パーツひとつで、今回購入した格安ベース・一式セットの価格の半分近くになる・・・のは、なんともちぐはぐな話です。)

格安購入価格の不可思議な世界に首を突っ込むと、いよいよ訳が分からなくなります。

○プレシジョンベースのピックアップだけ購入すると、上の込み込み格安一式セットとほぼ同じになる
  


○ヘッドについている弦を巻き取る糸巻き四個セットを購入すると、今回購入の一式セットの値段を大きく越える
        

○新品の標準的なエレキベースの交換弦を4セット購入すると、一式セットとほぼ同じになる


○色違いのピックガード+ブリッジ金属カバー+ピックアップ金属カバーを購入すると、一式セットの値段よりも高くなる
     


○もしネックのフレットが磨耗してそれを新品交換したら、今回の一式セットの4倍の金額よりも高くなる

(一式セット・・・エレキベース・ケース・アンプ・ケーブル・ピック・ギタースタンド・DVD入門教本・購入消費税・一式配送料金)


エレキギターもエレキベースも、もししっかりした「楽器」を求めるならば、昔も今もやはりかなり高価な楽器を購入することになるのは同じなのかもしれません。

ただ逆に、あれこれパーツを交換したりメンテナンスをしたりすることは可能であるものの、そのメンテナンス工賃は結構な金額になるので、安い価格のギターやベースを新品で購入して、使っていくうちに不具合が出てきたら、その都度新しい楽器を購入して「乗り換える」などということが可能な状況になっているともいえます。

だとすると・・・お気に入りのピックアップ、チューニング・ペグ、ブリッジなどは良く吟味してパーツを所有しておいて、新品購入した楽器に取り付ける、というのもいいかもしれません。

もし楽器全体でのバランス・調和をもとめる感性が、どうしてもそんなことを許さないような場合には、「格安」「お求め安い」とはかけ離れた、結構高額な値段の付いている領域の楽器を購入することになりそうです。手に馴染むネックの形状、重量・バランス、弾いた弦の響き加減、指板やフレットの仕上げ・・などなど。

( あと、趣味的感覚、感性にもとづく所有、コレクションは、また別の楽しみで、もう途方もない世界が広がっていることと思います(^-^) )



・・・ということで不思議な世界が膨張していくのですが、こんな具合ですから各部を細かく見ていくと当然あれこれ思うこともあるだろうと思われる格安ベースです。でも、マルチ・トラック・レコーダーMTRで重低音のパートを録音することはできると思いますから、それが何よりです。
( エフェクター経由で普通のエレキギターの音をベースの音にして録音は実現したのですが、加工された音が妙に変であることと、加工のための変換時間がこれまた微妙なタイムラグになるということで、とにかくベースギターが一本あるほうが何かにつけていいだろうと、いうことになったのでした )

 


追記 届くMavisプレシジョンベース 2013.09.25

   

   

とりあえず、届いた日付で記念写真を撮っておきます。


梱包を解いて、あれこれ込みコミ一式セットを取り出します。ダンボールや袋があたりに散乱したのを片付けて、ひと段落したら取り合えず弾き易いように調整してみます。

   

ネックは軽く順反りだったので、付属の六角レンチで最初の調整をしました。それから指板の上の弦が高い位置にあったので、とりあえず弾きやすい弦の高さに下ろしていきます。初めてのベースの太い弦を押さえるのは出来るだけ低いほうがスタートしやすいです。が、そのうち今後ビビリ音との兼ね合いで少しずつ少しずつ高さ調整をしていくことにしましょう。

   

高さを合わせたので、今度はチューナー(MTR、ZOOM R8内蔵のチューナー)で開放弦を合わせて、倍音をチェック。エレキベースのブリッジはギターと比べて大柄で扱いやすいですね。高さは付属の細い六角レンチでクルクル、オクターブ調整は後ろ側からプラスのねじ回しでクルクル・・・高さとオクターブ調整はずいぶん「やりやすくて楽」というのが第一印象です。

   

   

最後に・・・フレットの端の仕上げをチェック。手や指を切りそうなところはハイポジションに2,3つありましたが、全体にある程度はヤスリ掛けが効果を見せています。でも、また気が向いたら一つずつ指で撫でて再チェックして、フレットの端を研磨して遊ぼうかと思います(^-^;)。


実際にプレシジョン・タイプの格安ベースを抱えてみると、ネックの終わりから、ブリッジまでの間がずいぶん距離があって、ネック側、ピックアップあたり、ブリッジ側で弾いてみるとずいぶん音色が変化して興味深いです。ともかく現物を初めて手に持ってみて思いの他スペースがあるので「これならピックアップの上に金属カバーをつけてもOK?」と思ってしまいました。

   

ブリッジカバーはもう既に注文してあるので、明日以降に届くと思います。そうそう頻繁に弦を交換することも無いと思われますので、届いたらすぐPB(プレシジョンベース)に金属製のブリッジカバーを取り付けようと思っています。JB(ジャズベースタイプ)のかなり巨大なブリッジカバーと違って、PBでは基本的にほとんど邪魔にはならないように思いました。(後々の判断は今は不明・・・)

それに対してピックアップ・フェンスは、オリジナルのサイズはかなり大きいので、ネック側の部分とブリッジ側の部分の二箇所がベース弦をつまびくところになるので、やっぱりじゃまに感じるのではないかと容易に想像できます。ただ、操作性よりもノスタルジックな見た目!重視に走りそうな予感も・・・・(^-^;)。

 

 


追記 Mavisプレシジョンタイプ・ベースの音の印象 9/25

弦も新しいこともあるのか、ベースの音というよりは、普通にエレキギターの音に近い点で、思ったよりも明るい(ブライト)な音であるのに驚かされました。プレシジョンタイプでこうなのですから、ジャズベースタイプのモデルだったらもっと明るい音になったのだろうと想像します(プレシジョンタイプを選んでよかった)。

トーンコントロールのツマミを最小にすると、ぐっとベースらしい音になりますが、それでも部屋で小型のアンプ・スピーカーから出てくる音は、弦の金属音の成分が多い音です。

試しに右手でブリッジ近くを軽く押さえてミュートをかけるようにして、弦をつまびくと・・・おおお、今度はコントラバス(アップライトベース)のような落ち着いた音になります。

個人的には、まず第一に落ち着いたベース音が欲しくてベース・ギターを用意したので、やはりブリッジカバーを利用してブリッジ部分で常時ミュートをかける使い方は悪くなさそうです。
(もしライブやステージで演奏する場合だったら、この音色だと低音がもごもごしていてベースラインが良く聞こえなかったりするでしょうね。・・・なんか低いところで音が鳴ってる!っという感じで・・・(^-^;))

ただ、今全盛のちょっぱー・・・ではなくて、スラップ奏法では、少し明るい音でガチャガチャ、びぃよーーーーん、と音が響くほうがそれっぽいかもしれません。これはライブやステージでは、ちゃーんとベースの存在をアピール出来るでしょうし、音楽全体の色合いを大きく変えてしまうことも可能でしょうね。そうした使い方であれば、もともと音が硬くて、澄んでいて、明るい、抜けのいい音の<ジャズベース・タイプ>が選ばれることになるはずですし、実際ジャズベースタイプが圧倒的な人気のようです。

 

 



追記 届くブリッジカバー・・・取り付け 9/26

ベース本体が届いた翌日、僅かにずれたタイミングで注文してあったブリッジカバーが届きました。バイスで穴をあけてカバーを木ネジで固定しました。

   

今日はさらに、フレットの端が鋭いままになっているところを中心に、ヤスリを片手にギーコギーコと慎重に削って丸く角を落とす作業をしました。美しく出来たかは別として、ネック上部も下部も左手を勢いよく動かしても引っかかったり、手が傷つくようなことはなくなったように思います。

昨日はブリッジ部分の弦高・オクターブ調整の時、各部に軽く注油をしておいたのですが、今日は弦を大きく緩めてフレット研磨をしたので、ベッド部分・チューニングペグ4つに注油しておきました。

また指板のローズウッドにもオイルを軽く塗って布でぬぐっておきました。

あとはどんどん弾いて練習するだけなのですが、届いたばかりの昨夜、調子に乗って弾きまくっていたら左手の弦を押さえる指が腫れるように痛めてしまったので、今日はメンテナンスばかりしてお茶を濁してました(^-^;)。

・・・ところで、今日届いた金属製のブリッジカバーはパーツそのものが結構重たいものでした。取り付けたらベースそのものがぐんと手ごたえのある重さになったような気がします。これでもしピックアップフェンスを取り付けたら、もう一段ベースが重くなるんだろうなぁ。

とりあえずピックアップフェンスについては、もう少しベースそのものを色々弾いてみて、ピックアップすぐ上の弦が覆われた場合のことを確認して、そのうえで考えることにします。(でも、きっと購入してPBに取り付けるんだろうな)


  

エレキベース本体にブリッジカバーを取り付ける=カバーを木ネジで固定する、となりますから弦高調整とかオクターブ調整の時、もちろん弦の交換の時には木ネジを緩めてカバーを取り外すことになります。その時にはエレキベース本体のブリッジ横に「穴」が開いているのを目にすることになります。

  

・・・取り付け、一発目!外してしまいました。ボディの底の形状に合わせて取り付けたのがいけなかった・・・・ブリッジカバーが四本の弦に対して斜めになってしまいました。仕方ないので、竹の棒で穴を埋めて、新たにもう一つボディに穴を空けました。

基本的にボディの木材は、木ネジをほんの数回緩めて締めるとそれでクルクル回るようになりました。すなわちブリッジカバーを固定できなくなりました。で、正しい位置の木ネジ穴もやはり一度竹の棒を埋め込んで補強としました。





 追記 モデル・模型 9/27

   
   メディアファクトリー The Guitar Legend Fender The Best Collection
   “1962プレシジョンベース&ブラウン・トーレックス・ケース”《ミニチュアベース》

現在はこのようなミニチュアモデルで存在するのですねえ。オーナーが好みでピックアップフェンスやブリッジカバーを取り付けることが出来るように、パーツとして一緒にケースに入っているあたりもいいですねえ。

 



  追記 フレットの端のバリ・フレットの高さ 10/4

Mavisエレキベースが届いて4日目、最初の週末にはヤスリを片手にフレットをゴリゴリ削っていました。フレットの端をバチンとニッパーで切ってその後簡単にヤスリがけはしてあるのですが、かなり引っかかります。もし軍手をしてベースを弾いたら、途中でフレットに引っかかって軍手が脱げてしまうはずです(・・・決して大げさな表現ではない )

  

美しくきれいに仕上げたいところですが、残念ながらその技術はないので、フレットの端のバリを取って、指が引っかからない感じのところまで細かく、小さくヤスリを当てていきました。


ネック全体に、フレットの打ち込み=高さにばらつきが見られます。ネックの順反りともあいまって、いろいろ弦高を変化させてみてもハイポジションの特定のフレットで「高いフレット」に弦があたって(3&2弦)音が出にくくなってしまいます。

このあたりはショップにお願いしたら場合によっては「交換」、もしくは「3年保証」でメンテナンスして送り返してくれるのだろうと思いますが、せっかくの機会ですからフレットをヤスリがけして高さ調整をしてみました。(週末の1時間ほどで、最後に指板にオイルを塗って、弦を張りなおし終了の作業)

   

 ( 使い古しの竹の箸は、先をフレットのRに合わせて溝を彫って、この竹の箸に#1000紙やすりを付け、フレットを最終研磨=臨時のフレット磨き用ツール。最後はコンパウンドの予定でしたが、1000番紙やすりでかなり仕上がったので今日の作業はこれで終わりとしました。)

もちろんプロの技術によるメンテナンスとは比較になりませんが、結果として弦高・ネックのそり・フレットの高さの三点をパラメーターとして、とりあえず実用になる程度までバランス調整が実現しましたのでOKとします。(なんといってもベースの演奏技術がまるで低レベルなので、普通に音が出るようになっただけでもう何にも問題ありません!(^-^;))

ともあれ、あれやこれや「ベース遊び」が出来るのも、格安ベース提供のおかげです。もし5万円以上の普通のエレキベースを購入していたら・・・・穴を開けたり、ヤスリ掛けしたりなどするような勇気は基本的に持ち合わせていませんので(^-^;)。




追記 エレキベースの音 雑音!  10/4

PBが届いてこの一週間、指先が痛くなるまで(最初はほんの10分ほど)弾いているのですが、アンプに接続して音を出してみると、何かやたらと弦の振動、共鳴、弦とフレットの衝突音、弦の摩擦音、ピックアップへの衝撃音・・・などなど、「音楽を奏でる楽器」というよりは、とても耳障りな雑音発生器!のような気がしてきます(^-^;)。

エレキギターとはずいぶん様子が違うものだなあと、アンプから出てくる雑音に戸惑うだけで終わった最初の一週間という感じです。

エレキベース入門に良く出てくる「ミュート」が、エレキベースを演奏する上では最初の大きなポイントだなあと実感させられました。こうした体験は現物があるからこそで、最初の一本として格安ベースがあちこちで多く提供されている現状は、本当に幸いです。

ベースを抱えると左手の指は、太い弦と格闘しなくてはいけないし、フレット感覚もエレキギターとはまるで違います。右手は個人的にピックを使わない弾き方を好んでいますので、人差し指と中指で弾いてみたり、流行のスラップ(風)に親指を太い弦にぶつけて弾いています。

そうそう、右手の親指で弾くのに、スラップの構えをしてついつい親指で弦を一本ずつ爪弾いてしてまうのには、我ながら閉口しました。黒の革ジャンに身を包んでフルフェイスヘルメットをかぶり、買い物のママチャリに乗るようなぶざまさです。何のために親指を立てて右手を軽く握っているのか・・・・・それの親指で弦を一本ずつ ボン ボン ボン・・・ちがうだろー(^-^)。

太い弦をパン!と叩くと、ちゃんと音が出る・・・・・・ところまで4,5日はかかりました(^-^;)。

音が出るようになっても、4弦から3弦へ移動した・・・・つもり・・・・が、やっぱり4弦を叩いていたり・・・・・。しかも、左手も右手もミュートが実現できていないので、あれもこれも全部音がなりっぱなし!ひどいもんです(--;)。


「単調なフレーズを繰り返すだけ」・・とエレキベースを手にするまではずっと思っていたのですが、楽器のサイズや弦のサイズに馴染んだらOK・・・とはとてもいきそうにありません。これは、面白い、楽しいことになりました(^-^)。

エレキベース買って・・・よかったーーーーーーぁ(^-^)。

 Youtube 記録動画 購入3日目で取り合えずベースの音を録音 

 

 


 追記 サウンドメモ Youtube Bass memo #2

今、上のメモを書いたところで、○音がバラバラ ○ノイズだらけ ○弾くのが精一杯でリズムガタガタ の様子を録音しておこうと、記録しました。(^-^;)




   

シールなのですぐ擦れたり剥がれたりしそうですから、写真でメモしておきます。
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Made in Vietnam No.VA 37684
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追記 指先の変化 10/06

Mavisベースが届いて10日が経過しました。オマケでついてきたギタースタンドに立ててあるので、手を伸ばして抱えるのに好都合です。そのおかげで毎日太いベース弦を押さえることが出来ています。(ハードケースに入れてあるエレキギターやシンセサイザーは、取り出してケーブルを接続して、さあ弾いてみよう!というまでに敷居が高くてなかなか毎日弾いてみるというわけにはいきません)

幸いにも毎日の練習で次第に左手の指先が「強化」されてきているのが実感できます。ボロボロとベースを弾くのも最初は5分ほどで「限界」でしたが、それが10分になり、それ以上になって来ています。

また左手だけでなく、右手も指二本でピックアップ付近の弦を引いたり、右手の親指で太いベース弦を叩いて、スラップらしいそれなりの音が次第にするようになりました。ただ弦の響き方、音の大きさ、音色がバラバラで、しかも5回叩くと1回くらいはまともな音にならなかったりします。 最初は親指で弦を叩いてもスラップの音が出ませんでしたから、まあこちらも順調な変化かもしれません。

  現在の問題点
   ○右手二本指で引くときに1弦から4弦まで均等な音にならない
   ○右手親指で弦を叩く時に、音色が揃わない
   ○右手親指で弦を叩く時に、2弦から4弦まで他の弦に当たらず正確に叩けない
   ○余計な音・ノイズをきれいにミュートさせることが出来ていない

逆に言えば、上の問題点が克服されたら、とりあえずベースラインを弾くことができるようになったといえるのかもしれません。ただし、リズム感、ノリ、グルーブとは無縁の、ただ音が出ているだけのベースラインということになりますが(^-^;)。 ともあれベース練習では常にリズムマシンでドラムの音に合わせて弾くようにしています。(ギターではそのあたりはいつも適当だったように思うのですが。)

ベースの場合は難しいベースラインや速弾きが「出来るようになったか否か?」というよりは、粒の揃ったシンプルな音を「どれだけいいノリで弾けるか?」を個人的には最大のポイントにしています。

自分の弾いたベース音で身体が自然に動くようになれたらいいなあ、というのがベースを手に入れたばかりの現状の「 夢 」です(^-^;)。

 

 



 追記 ピックアップフェンス取り付け 10/07 

   

・・・・で、結局、やっぱり、ピックアップフェンスを取り付けてしまいました。


  ジェームズ・ジェマーソン
   

歴史上のベーシストの一人・・・名前は覚えがあったのですが良く知らないまま現在に至っていました。画像検索したらプレシジョンベースを抱えた写真があったので引用させてもらいました。

決してこうしたフェンダー62年製ビンテージPBを目指したわけではなく、ただ中学生の頃からギターや音楽雑誌で頻繁に目にしていたエレキベースが、このサンバーストにベッコウピックガード、そしてなにやら大小のお弁当箱を取り付けた姿・・・だったのでした。(何の意味があってあんな金属カバーが付いているんだろう・・・とずっと思っていました)

格安ベースを購入したのに「ブリッジカバー」と「ピックアップフェンス」を追加して購入したら、この金属パーツだけで「込み込み一式セット価格」に迫る値段になってしまいます。(これで予備のベース弦・ダダリオを2セット購入したら完全に本体セット価格を越えてしまいます)

ともあれ、これで「原寸大の懐かしのエレキベース」が出来上がりました(^-^;)。このモデルでは本物の弦が張ってあって、ケーブルを挿してアンプに繋ぐと、ベースの音もちゃんと出ます!二本指のフィンガー奏法を練習したり、スラップ奏法を実際にこのモデルで練習することも出来ます。

いやあ、この原寸大の(プラはつかない)モデルはかなり楽しいおもちゃです。

・・・・ピックアップフェンス取り付け後の印象

まだベースを始めたばかりで弾き方も固定していないこともあって、ピックアップフェンスは「じゃま」にはなりませんでした。スラップの練習をするときはネックの付け根のほうでゴソゴソやりますし、二本指で弦をボロボロ引くときはブリッジカバー近くで弦に触っています。

ただ一般によく言われるようにピックアップに親指を乗せて弦を二本指で引いた時は、確かにいい感触といい音色であるのを確認することができました。

でもそれよりは始めたばかりのものに取ってはピックアップフェンスが、自分の右手の「位置決め」の基準になってくれていて、その具合のよさ、メリットの大きさの方がはるかに現段階では有効に感じています。


( ベース関連はこのページに追記してまとめているのですが、
  文字数制限に近づいたので、ベース用の別のページを用意します 2013/10/07)

 「 PB エレキベース その2 」

 「 PB エレキベース その3 」

 

BassMemo#005 30Nov2013

 
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