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Nikonよく似たD700&D300:外観・操作ボタン類

2023年07月29日 | カメラ・ビデオ関連
古い世代のNikon一眼レフカメラ、D700(フルサイズセンサー)とD300(APS-Cセンサー)を使っています。

この二機種はほとんどボタンや各種操作が同じです。カメラボディに入れるバッテリも同じ型番のものですし、縦型グリップ(バッテリグリップ)も共用です。

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)

右手グリップ部分、電源ON、OFFスイッチと、撮影モード変更ボタン、露出補正ボタンです。(このボタンを押しながら背面ダイヤルを回すことで、シャッターオート、絞りオート、マニュアルなどの撮影モード変更、カメラ露出計をプラス、マイナス方向へ調整する)

同様にカメラボディ左側には、ホワイトバランス変更ボタン、写真サイズ画質変更ボタン、ISO変更ボタンがあります。(それぞれ左手で押しながら、右手親指で背面ダイヤルを操作する)

・・・つまり、基本的にはカメラ本体背面のダイヤルを回して、上の各種設定変更するということになります。「常に2つの操作を同時に行う」・・・というのは、このNikonカメラを使い始めたときにちょっと操作に抵抗感がありました。

(例・Canonでは絞り優先モードからマニュアルモードに変更する時、ダイヤルをくるっと回して変更完了!でしたから。)


 
  (画像をクリックで拡大写真へ)上が D700、下が D300

背面の操作、ボタン配置もほぼ同じです。

D300とD700で、「異なっているボタン配置」は・・・

下の写真D700で、背面液晶に撮影設定各種を表示させるためのボタン Infoボタンが背面下、右手親指でワンタッチして表示させることが出来るようになっています。( D300では液晶左側に縦に並んだボタンの上から2つ目がInfoボタンになっています )

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)D700の背面右側ボタン

ではD300では、ボタンのかわりに何が配置されているかというと・・・記録メディア=コンパクトフラッシュカードの出し入れで、そのスロットカバーを開くためのスイッチ・レバーになっています。 逆に言えば、D300ではスロットカバーを親指で開こうとしても、開きません!スロットカバーを開くためのレバーを操作しないと、カバーが開きません。

 
  (画像をクリックで拡大写真へ) D300の背面レバー

先に使い始めたNikon一眼レフカメラはD300の方だったので、使い始めて間もない頃は、毎回のようにメモリカードを出し入れする時、スロットカバーが開かなくて「あれっ」となりました。(Canonの一眼レフも、Pentaxの一眼レフも、スロットカバーを親指でスライドさせると、カバーが開いて、カードを出し入れ可能、というスタイルでしたので)

それでも、しばらく連続してD300を使っていると、記録メディアの出し入れ時に、自然にスロットカバーオープンのレバーを操作するようになりました。どの道具でも基本的には「慣れ」が大事ですね。

・・・で、一方はフルサイズセンサーカメラ、他方はAPS-Cセンサーサイズカメラで、Nikonの場合はどちらのFマウントにもレンズを取付可能、というのが使い勝手がいい点です。

(Canonでは、APS-Cカメラ用のレンズ製品は、フルサイズカメラCanon EOS5D、や Canon EOS5D mark2には、同じメーカー製品なのにCanonのレンズをCanonのカメラに物理的に取り付けそのものが ”不可能” だったりしますので)

なので・・・、古いフィルム時代のオールドニッコールレンズを使っていますが、例えば50mm標準レンズ(35mmフィルム=フルサイズ)は、D700に取り付ければそのまま50mmレンズですが、APS-CのD300に取り付けるとやく75mmほどの中望遠レンズ・ポートレートレンズになります。

同じ手もとのNikonレンズ資産が、2倍の活躍場面を得て、二倍以上の働きをしてくれる!とちょっと大げさに表現することも可能だと思っています。

NikonのフルサイズFXとAPS-CのDXの間で、レンズが多様な働きをしてくれるのは、Nikonの大きなポイントかもしれません。

(ちなみにNikonDX・APS-C用のNikonレンズ製品・・・我が家では標準ズーム18-55mmが一本だけあります・・・そのDX専用レンズとなっていても、フルサイズFXのD700に、物理的に取り付けることは可能です! ズームレンズの画角によっては、ファインダーの枠の四隅に映像が結像せず、いわゆる ”ケラレ”の状態になるという問題が発生する場合もありますが。)

「物は試し」ということで、入手しやすい古い機種でNikonを使い始めたのですが、いろいろかなり特徴的なカメラメーカーだなあというのが印象です。でも、同時にさすが歴史ある「日本光学」をいろいろな面で体験しつつあります。また自分の中ではっきりしてきたら、メモしてみようと思っています。

 

 オールド MicroNikkor55mm +  D700








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