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撮影比較 Pentax・旭光学標準レンズ

2022年05月30日 | カメラ・ビデオ関連
5月末の雨前日、思いのほか星空がキレイだった29日の夜、星空撮影遊びをしてみました。

もともとPentaxM50mmf1.7や、旭光学タクマー55mmf1.8を使うことがあったのですが、最近50mmマクロレンズを入手して、花の接写撮影をしてあそぶようになりました。
なので、 ものはためし! ということで PentaxM50mmf4Macro レンズを比較のために持ち出して星空撮影をしてみました。

星空撮影には、基本的な前提としてできるだけ大口径の明るいレンズ!なのですが、そこでもしf4の星空撮影には向きそうにないレンズと比較撮影するとどうなるのだろう・・・とふと思ったのでした。


 
  (画像をクリックで拡大写真へ)

今回は、M42スクリューマウントの旭光学タクマー55mmf1.8の方を、マクロf4レンズとの比較に利用しました。

(星空撮影用にはCanonEFマウントに対応する変換アダプターを利用して、PentaxM28mmf3.5、M50mmf1.7、M135mmf3.5 と、使い分けながら撮影しています)

50mmマクロレンズと、大口径の明るいf1.8標準50mmレンズを正面から見ると、同じ50mm焦点距離のレンズながら、そのレンズの直径が極端にことなります。

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)

ここだけみても、真っ暗な夜空の星々を撮影する時、レンズ直径の小さな50mmマクロレンズでの星空撮影は・・・・ちょっと厳しいかなあという印象を持ってしまいます。

とはいえ、タクマー55mmでも、開放のf1.7から、2.8や4へ絞りリングを回して星空撮影することはあります。 

それでも、上のように大きなレンズ直径で、星々の微妙な光を捉えた上で、絞りがf4になっている!・・・・というのと、もともとf4の光量しかレンズの中に入ってこない!という場合とでは、普通に考えて「べつもの」に近いのではと思ってしまいます。

そして・・・・ 夜空を見上げて、明るく輝く一等星の中でも目に付きやすい星(実のところ、無数にある星々、星座のことがほとんどよくわかっていないのですが・・(--;)) 明るい目立つ星を試験撮影してみました。


◯ 夏の大三角・・・アルタイル付近  

レンズ: PentaxM50mmmf4 マクロ 
ISO1600 f4開放 4秒 JPEG 三脚固定 Canon EOS5D 

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)


レンズ: 旭光学SMCタクマー55mmmf1.8  
ISO1600 f4開放 4秒 JPEG 三脚固定 Canon EOS5D 

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)

ぱっとみたところ、夜空でどちらも真っ黒な写真! といえるのですが、上の写真クリックすると拡大写真が表示されるようにしてあります、写真を大きく拡大してみると、<50mmマクロf4>で撮影した星空と、<大口径50mmf1.8レンズ>で撮影した星空とでは、ずいぶん写真に捉えることのできた微妙な小さな光のようすが大きく異なりました。

マクロレンズ PentaxM50mmf4Macro はとてもコンパクトで比較的軽量のためレンズを付けたままでも手軽に撮影のできる、いろいろな面で優秀なレンズだと個人的には感じています。

特に手元の被写体を撮影しようとした時、接写をするつもりはなくてもついつい被写体にカメラ・レンズを近づけすぎるというケースは結構多くあります。

そうしたときマクロレンズはピントリングをクルクル回せば、自分が写したいなと思う距離までカメラ・レンズを近づけても、ピントを合わせることが出来、そして写真に取ることが出来る!という点で、マクロレンズの扱いやすさを個人的に強く感じています。

今までの経験で、自分のカメラ・レンズで何かを撮影していて、だんだんと被写体に近づいてしまった場面で「 ああこれ以上近づくとピントが合わないや、しかたないな、もう少し下がろう! 」ということはとても多かったように思います。

でもマクロレンズだと、そうしたことから一気に解消される!というその一点だけでも、マクロレンズの扱いやすさといえそうです。

(ただしF値が開放4なので、少し暗い室内などでの撮影とか、深い木々の中とか森の中など、撮影のための明るさがやや不足しているところの撮影では、ISO感度の設定を大きくして、ある程度手持ち撮影の可能なシャッター速度を確保する!必要性は発生しますね。・・・ その点では100mmマクロレンズでは遅いシャッター速度では手ブレが発生するので、より厳しい撮影になりました。)


そんなこんなで、個人的にはお気に入りのペンタックス50mmマクロレンズですが、星空撮影にはちょっと無理があるかな、という手応えの、撮影実験となりました。

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)









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