古いPC整備をしていたら、BIOS画面での操作で普段使いのUSBケーブル接続キーボードがどうもうまく反応しないので、またまた古いキーボードを引っ張り出してきました。
(ここ数年間使っていた無線USB接続ワイヤレスキーボードが故障してしまったため、ケーブル接続キーボードたちが返り咲いている・・・我が家です(^-^;) )
背面を見ると マイクロソフト・インターネット・キーボード・プロ と書いてあります。この古いキーボードはケーブルの先に USBプラグと PS/2プラグの両方が装備されているタイプです。
< このPS/2プラグ を使うためにこの古いモデルを引っ張り出しました >
先ほどの古いデスクトップPCは背面にPS/2コネクタが装備しているタイプなので、この引っ張り出してきたキーボードのPS/2プラグをPCに差し込みました。 これで、古いPCのBIOS画面のメニュー操作が普通に行うことが出来るようになりました。
BIOSメニュー設定のためだけに引っ張り出してきたこのマイクロソフトキーボードですが、このまま使っていくことにします。
(理由・最近ずっと使用中の無線ワイヤレスキーボードの子機の方、PCのUSBソケットに差す小さなパーツのプラスティック本体が、経年変化でおせんべいのようにボロボロボロと崩れてしまって、抜き差しできなくなり・・・・ワイヤレスキーボードとの通信が不完全になってしまったので)
・・・とはいえ、このキーボードも古いもので、購入は2000年になります。
その当時フランスにいて、朝近所の雑貨屋でたばこを買う時に新聞も買って、紙面を開くと・・パリのシャルルドゴール空港を離陸する超音速旅客機コンコルドが火を吹いて墜落!のトップ記事を見ることになりました。この不幸な事故が記憶の中でピンのように刺さっていて、その当時のことはいつも何年だったか正確に思い出すことになります。
このキーボードはフランス語配列で、手持ち荷物として抱えて日本に持ち帰ったあとも、仕事上必要に応じて現在に至るまで現役で使っているキーボードです。
なのですが・・・当初から失敗したなあと思っていたりします。(^-^;) サイズが結構大きくて机の上に出すと ドデーーーーン と机の上の面積を占有してしまいます。まあ、これは一目瞭然で、分っていたことで覚悟のうえで購入したのですが、それでも・・・・使うたびにいつも「でかいなあ」といまだに無限ループから離脱できないままでいます。
でも、それ以上に問題なのは・・・・キーボードタッチです。作りがもともと小さなゴムドームの上にキーキャップが乗せられたタイプの物なので、いつ使ってみても フワフワ ムニョムニョ とした、「押しごたえのないキー感触」は、これも使うたびに「変な感触!」と同じことをいつも感じてしまいます。
・・・ただそうした構造上のメリットとして、入力時に指が受ける衝撃がかなり和らげられるキーボードなので、「指にやさしいキーボード」であることは間違いないと思っています。
・・・・・でも、この入力タッチは・・・個人的にどうしても好きになれません(^-^;)。
キーボード上部にズラーーーッと各種ボタンが用意されているので、ブラウザ、メールソフトなどの起動だけにとどまらず、再生中動画の一時停止、再生再開、音量調整 などなど、各種ツール類をキーボードから指先一つでコントロールできるようになっています。 ・・・これは確かに便利です(^-^)。
2000年の頃、このマイクロソフトキーボードは日本のPCショップでもずいぶん頻繁に目にしていましたが、今はもうあまり目にしないモデルですね。
ともあれ、久しぶりにまた引っ張り出してきたマイクロソフト・インターネットキーボードです。先日のFilcoレフティー同様、よく使う目の前のキートップ表面をクリーニングし、キー上下する時にこすれる部分をクリーニングののちシリコングリスを新しく塗布して、メンテナンスしました。
〇フランス語配列の特徴 2019.02.17
同じ英語でも、イギリスでの配列、アメリカでの配列、カナダでの配列があるように、フランスでは特徴的な文字を含むフランス語ゆえの配列があります。
手元で馴染みのある日本語配列キーボードと比較すると、常用する範囲でいえば上記の赤で囲んであるキーが目立って異なる配置になっています。
一般的に、QWERTY配列と呼ばれるものが AZERTY配列になっています。AとQの位置が上下入れ替わっていますし、WとZの位置も入れ替わっています。 それからNのとなりにMは存在せず、Lの隣になっています。
一文の終わり . ピリオドや ? 疑問符は、Shiftを押して打鍵します。
また一番上の日本語配列では数字を入力するキーは、フランス語配列キーボードではそのまま押すだけで特徴的なアクセント付き文字が入力できます。 étudiant comme ça à la carte étrangère など。
もし数字を入力する場合は、テンキー利用、または Shiftを押して一番上のキーを押すと数字入力をすることができます。
フランスのパソコンショップに入ると、当然そこで売られている各種キーボードは基本的にフランス語配列の物になります。
その他のキーボード :
2003年購入 Filcoレフティー(左利き用) DFK-901LFII (クリックで別記事へ)
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