〇整備チェック前のクリーニング
家の物が使用しているデスクトップPC(Gateway)が故障して1年以上そのまま放置されていたのですが、ここで少しチェックしてみることにしました。とりあえず、屋外でPCケース内部のホコリを吹き飛ばして、一通りクリーニングしてから部屋に持ち込みます。
(Gatewayの上のキーボードは Filcoのレフティ DFK-901LFII、10年以上前に購入のもの)
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CPU Core2Quad 3.2GHz / DDR3 4GB / Windows7
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〇ハードディスク
本体内部に装着されていたシステムHDDは、物理的に故障してしまっていました。ともかくGatewayPCがどこまで動くのか確認するために、手持ちの3.5インチHDDを引っ張り出してきました。
IDE・ATA接続の物もあれば、 SATA接続のHDDもあります。それぞれ中に何が入っているのか、他のPCに接続して確認します。ただのシステムドライブだったらそのまま初期化、データドライブだったらとりあえずバックアップを取ったのちに初期化して、動作確認用に再利用します。
〇不具合箇所はどこだあ?
*CPU冷却不十分
*ハードディスクの不具合
*接続周辺機器の不具合 (CD光学ドライブ)
*接続部の接触不良(メモリ・電源ケーブル・SATAケーブル・ビデオカードスロット・・・)
*マザーボード不良( コンデンサ ・・・)
*電源ユニット不良
まずは、先の本体のホコリ払いクリーニングに続いて、内部機器の接続、ケーブルの接続部分をすべて一度外し、接点潤滑剤をつけた綿棒で一通りクリーニングしたあと、少し「抜き差しを繰り返しつつ」元通りに組み立て直しました。
BIOSは普通に起動したので、その起動画面上で確認してみます。この段階で、先に取り付けてあったHDDは物理的な故障状態であることが分りました。
かわりに、他の稼働中PCでデータバックアップを取った後、初期化も済ませたHDDユニットを接続して、BIOSで認識されているのを確認して・・・・第一段階終了です。
〇Windows10/7 システムインストール
ネット情報でマイクロソフトHPからWindows10セットアップディスクを作成できるデータをダウンロードできることを知ったので、Windows10の 32bit用と、64bit用のシステムセットアップDVDを作って用意しました。
もともとはWindows7・32bitシステムを、無料アップデートが開始されたころにWindows10・32bitにして使っていたデスクトップPCです。ハードウエア上32bitなのかもしれませんが、もしかしたら64bitシステムも稼働するようなら、このメンテナンスのタイミングでメモリを有効に利用できる64bitにしてもいいなあ、と思ったのでした。
セットアップディスクを利用して、初期化したHDDにWindowsシステムインストールを行っている途中、ある程度のところまで進んだら、いわゆるブルースクリーンの警告画面が出て!インストール続行が不可能になりました。
ある程度のところまで読み込んで動作している途中、いつも同じような稼働率のポイントでPCとして不具合が発生する・・・ということは・・・・
〇試しにメモリ交換
以前経験した症状で、HDDからある一定量のデータをメインメモリ上に読み込んだところでPCが動作できなくなる・・というケースがあり、その時は使い込んだメモリが物理的に故障していたのを思い出しました。
それでは、とメモリを用意し、順繰りにメモリをスロットに差し替えながら動作確認をしてみました。
(DDR3 デスクトップ用メモリ 1GB二枚、2GB二枚 合計4枚でチェック)
結果は・・・どのメモリをどのスロットに差し込んでも・・・・PCが稼働停止!!!です(--;)
・・・・で、その後判断ができたのですが
「このPCにWindows10・64bitシステムインストールは不可」ということでした(^-^;)
というのも、最終的な結果までに、Windowsシステムを一通りインストール作業を繰り返してみました。(個人的にはどれもこれも普通にシステムインストールが可能だろうと思っていたのですが、実際はおおきく異なりました)
*Windows7・32bit 〇
*Windows7・64bit ×
*Window10・32bit ×
*Windows10・64bit ×
結果的に Windows7 32bit システムだけが、ごくごく普通にインストール作業が進んで、津城動作し、利用可能なWindowsPCになりました。
(Windowsディスクからシステムインストールが終わって、HDDからWindowsが起動したのち、その後のアップデートは相当時間がかかりました。 このWindowsシステムアップデートは出来たらもう繰り返したくないので、長大な時間をかけて現行バージョンまでアップデートを終了させて仕上げたシステムHDDは大事にそのまま残すことにしました。 その後の実験は別のHDDユニットを用意して、そちらでシステムインストール実験をすることにしました。)
・・・・ところがその他のバージョンでのインストールでは・・・・
確認のために Windows7 32bitで正常動作するのを確認したのちに、別のHDDを用意して、そこへもう一度Windows7 64bitをインストールすることにしました。・・・が、やはり途中でインストールが止まり、指示通り再起動するとインストールのやり直し、そして同じポイントで停止、再起動の指示・・・とループが繰り返されました。
そんなこんなで、少なくとも目の前のPC機器・パーツで組み上がっているこのPCは、ハードウエア上Windows7 32bitしか受け付けない「体質」のようです。
このPCは、いちおうGatewayの見かけ姿になっていますが、リサイクルPCショップの中古PCとして安く入手したので、内部の機器がGatewayのオリジナルとは限りません。また、オリジナルだったとしてもずいぶん古い時期のPCになるので、現在のPCのように32/64bitどちらもOkという「基礎体力」のないPCである可能性はずいぶん大きいです。
(Windows7のサポートが切れるまでは、このまま使い続けて、サポート終了時には、マザーボード・CPUごともう少し現在の世代に近いものにごっそり入れ替えてしまうことも・・・・今は考えています。)
次第に日常的に使っているアプリケーションもインストールして、ある程度の時間通常使用を連続している途中でもエラーが発生することなく、最後までWindowsが動作するかどうかを確認していこうと思っています。
ともあれ、一台こうして実験的に動かすことの出来るPCがあると、何かと便利だなあと今は実感しています。(^-^)。
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