早々に梅雨の開けた中国地方、その後連日次から次へと雷雨にみまわれ、雨ばかりでしたが、今日7月19日はよく晴れ渡りました。夕立もない岡山市、夜になって夜空が < 真っ黒 >・・・・
ということは星がよく見えるかも!
ということで、風呂上がりにちょっと外へ出て、オート撮影が(ふつうに)可能となるPentax K-5とDA50-200mmレンズで、ピント合わせだけは手動ですが、明るい月を試しに撮影してみました。
(画像をクリックで拡大写真へ)
こちらは、ノートリミング、200mmに合わせてもっとも大きく月を捉えてシャッターを切った写真です。
そして、その同じ写真の月の部分をトリミングしてみると・・・・
(画像をクリックで拡大写真へ)
JPEG撮影で、一枚だけのものです。(複数枚を重ねて合成処理なし)
K-30は露出制御不良で、レンズとボディの情報のやり取りをしつつ撮影することが実現不可能でしたので、ずっとオールドレンズのPentaxMシリーズレンズで撮影していました。 ( フィルム時代のレンズで、レンズ基部に絞りリングが付いているため制御可能! シャッター速度はK-30ボディで制御可能!ということで撮影が実現していました。)
いろいろな電気的制御が動作するK-5では、絞りリングの付いていないDAL 18-55mm、と DA50-200mm ズームレンズを使用しての撮影が可能となったので、ここ最近、ずっとK-5とDAレンズの組み合わせで撮影練習をしています。
F値の暗いズームレンズなので、星空を撮影する上でどのくらい活躍してくれるのか?ちょっと疑問ですが、それでもPentaxのGPSユニットをストロボ用のホットシューに取り付けて<簡易星追尾撮影>ができるので、絞り値f4とか、f5.6とかでもどのくらい星の撮影ができるのか、今後も試してみようと思っています。
他方、写り具合の方は・・・ ということで、今回、明るい月を撮影して、トリミングなし、と付きをアップのトリミングをしてみたわけですが、個人的には思った以上によく撮れていて驚きました。
JPEG撮影 一枚どりで、複数枚を重ねて合成しているわけではないのですが、それでも、月の表面が思った以上に写し取られているように感じました。
これでRAW撮影して写真を微調整しつつ現像し、それら複数の写真を合成すると・・・ さらに今以上に明瞭な月の撮影ができそうです。
同様に星空に対しても、まずはJPEG一枚撮り、JPEG複数枚合成仕上げ、RAW撮影合成仕上げと、それぞれ試してみようと思っています。
とりあえず、カメラがK-30とK-5では、少し操作も違いますし、もしかするとその出来上がる写真も微妙に様子が違ってくるかもしれません。
当分、目の前の課題は、K-5カメラの操作に習熟することと、各種操作、動作を確認してみること、K-5での画像の生成具合を確認、体感してみること、と、いろいろ、とりあえずしばらくこのように K-5 と DAレンズを多用して試写を重ねてみようと思っています。
(画像をクリックで拡大写真へ)
ちなみに、K-30ではバルブモード、GPSユニット設定を済ませると、あとは、シャッターボタンを押すだけで毎回<簡易星追尾撮影>が可能になります。
・・・・が、K-30よりひとつ前の世代になるK-5では、どうやらそうはいかないことが判明してきました。
K-5では、 GPSユニットを使った<簡易星追尾撮影>では、
毎回Menu・・・GPS・・・星追尾の撮影開始画面で Ok を押しておかないと、 普通のバルブモード撮影になって、露光時間を設定していても、その時間経過時にシャッターが閉じませんし、 なによりイメージセンサーが星を追尾する動作をしていないため、撮影した星が日周運動の結果ぜんぶ流れた状態で撮影されてしまっていました。
上の写真の「アストロ・トレーサー」の画面で、 かならず「撮影開始」でOKを押しておかないと、GPSユニット利用の簡易星追尾撮影は起動しないようです。
K-30では、いちどGPS撮影の設定をしてしまうと、あとはシャッターボタンを押すだけで、毎回 星追尾撮影が出来ていたので・・・ それと比べると、K-5ではひとつ操作手順が入ってしまうのですね。
これは、同じ星空を、何枚も連続撮影するときに、カットとカットの間の時間が K-30よりも K-5での撮影では、時間が大きくなってしまうということになります。
手作業で、複数枚の星空写真を重ねて合成しているので、このカットの間の時間が大きいということは、次の写真のときには大きく星が移動してしまっている、ことをいみするので、 合成処理作業がちょっと大変になってしまいます!
まあこれも含めて、星空撮影あそびと思って、楽しむことにしましょう(^-^)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます