ここ最近、集中的に練習しているCanon EOS5D(初代)での撮影で気づいたことをひとつメモしておこうと思います。
中古で入手したばかりで、カメラボディもレンズもあれこれ作業していたりすることもあって、カメラ内部、レンズ基部にゴミ・ほこりが多い状況で、それらがそのまま<フルサイズイメージセンサー>に乗ってしまうことが頻発しています。
あれこれ加工作業をしているとはいえ、それでも一番最初にはクリーニング液をつけて汚れが染み付いていたセンサーをいちどキレイに拭ってクリーニングしました。そしてその後も、比較的頻繁にセンサーをブロアで吹いてセンサー上のホコリ、糸くずを取り除くようにしています。
・・・・が、それでも、撮影後にPCへデータを吸い出して、ディスプレイでチェックを始めた途端に「 ああ、またセンサーにゴミがぁ! 」となってしまいます。
(一番の原因は、上にも書いたとおりクリーニングや調整などで、カメラボディ内部にゴミ・ほこりが入る可能性が、今の所とても大きいという点にあります。すべての作業が一段落したら、その後はもう少し落ち着いた撮影ができるようになる予定です。)
・・・・で、そんなときに「同じCanonEOSでも、40Dではこんなことはないなあ」と思ったのでした。
(下の写真は CanonEOS40Dの電源投入時の背面液晶画面)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/1d/16630b5e8523c994fdc6a89c74cbb310.jpg)
Canon EOS40D(Asahi Takmar55mm f 1.8 単焦点レンズ + EOS 5D)
上の写真のようにEOS40Dでは、基本設定で電源を入れたc時に、いちばん最初にセンサークリーニングをするように設定しています。EOS40Dだけを使っている時には「ごくごく普通」だったのですが、この起動時のクリーニング機能が装備されていないCanon EOS5Dでは、40Dと比較して、センサー上にゴミやホコリの乗っている頻度が<圧倒的に>大きいように思ったのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/2f/11dd0f29fb23d3df020ed32452e3e969.jpg)
Canon 5D (Pentax DA18-55mm ズームレンズ + Pentax K-5)
こちらの写真(ちょっと液晶画面サイズの小さい方)は、Canon EOS5Dです。電源を入れる前も、電源を入れたあとも、この写真のように背面液晶は真っ暗のままです。電源が入っているのか、入っていないのかをチェックするために右肩のサブ液晶に視線を移動させて、確認しないと、ボディを眺めているだけでは、どういう状況なのか「わかりません」(^-^;)。
(これが夜中の星空撮影の時は、そのサブ液晶が表示されているかどうかさえ目視できませんので、右肩のボタン一番奥を一度押して、サブ液晶のバックライトを点灯させて確認することになります。
・・・ただ、背面液晶が何も表示されずずっと暗い状態のままなので、三脚上のカメラが眩しくて困る!ということがありません。これはメリットですね。またファインダーで構図をチェックする時にも、背面液晶表示をOFFにする必要性も・・・ないですね。)
ちなみにPentax一眼レフカメラでも、電源投入時にセンサーのクリーニングが行われるように設定してあるので、Pentaxでの撮影でも出来上がった写真でセンサー上のごみや糸くずが写り込んでいるというケースは、とても少ないですね。
なにげに、「電源投入時のイメージセンサー・クリーニング」は、良いものだったのだなあと、2005年登場の古い一眼レフCanon EOS5D(初代)を使うようになって、再認識されました。(^-^;)
サンプル センサー上の汚れ、映り込み
(画像をクリックで拡大写真へ)
センサー上の汚れを際立たせるように画像調整してみました。
昨夜届いたばかりの24mmレンズ試写でも、ゴミだらけでした。すぐブロアで吹き飛ばしておきました。
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