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ピント合わせのアシスト機能:Pentax と Nikon

2023年02月28日 | カメラ・ビデオ関連
最近NikonD300を集中的に使っています。D300そのものは古い世代のデジタル一眼レフカメラなのですが、そこへさらに古いフィルム時代のNikonレンズを取り付けて、ずっと以前の時代の「ニコンらしい、先のくっきりしたモノクロ写真」が自分の手元でも撮れたらいいなあと、そんな思いでニコン機材を面白がって使っています。

もともと使っているペンタックスの「Kマウント」と同様に、Nikonというカメラメーカーでは、古いフィルム時代のニコンレンズ:AI nikkor 50mm f2   AI nikkor 28mm f3.5 でも、、レンズマウントでは「不変のFマウント」と知られるニコンなので、製造時期の異なるカメラボディとレンズが(基本的には)取付可能になっています。

上記のニコンレンズは、鏡筒とガラスだけ(レンズにスイッチもなければ、中を開いても電子基板や配線などもありません)のレンズなのですが、NikonD300を使っていて、その(何も電子接点などのないレンズでも)古いレンズでも、D300のファインダー内にピントが合ったことを知らせてくれる「アシスト機能」があって、これが少しでも日暮れなど暗くなるとピント合わせが難しくなる、場面でとても有効!!

というこの点がNikonD300の特徴だなあと個人的に喜んで使っていました。


・・・が、同様に古いフィルム時代の、何もレンズ基部に電子接点などのないレンズを使用する時、ピントが合ったことを知らせるアシスト機能がペンタックスにもあることを再認識させられました。

今は、新しいNikon機材を喜んで集中的に利用していますが、Pentax機材でも同様に、目視でのピント合わせが厳しい時にカメラが補助してくれるのは、とてもありがたい機能です。

 
   Pentax K-5 と PentaxMレンズ、  NikonD300とAIニッコール


これが、Canonではそのようにはなっていないんですね。逆にユーザーの事情を無視するかのようにレンズマウントの規格を、時代、時代で必要に応じて変更してきたCanonのカメラを使用する場合、Canonボディとレンズのやり取りが可能になる「電子接点」が常に必要になっています。

例えば、個人的にペンタックスレンズの描写が好きで、レンズ基部を少し改造してマウントアダプターを使って、CanonボディにPentaxレンズを取り付けて使用しているのですが、その場合「電子接点付きマウントアダプター」を用意すれば、カメラボディ内でピントが合っているか、合っていないかを知らせてくれる機能が動作しますが、物理的にレンズを取り付けただけでは、カメラ内のピントアシスト表示は動作しません。次第に視力も弱くなってきているユーザーとしては、夕方以降の暗い状況とか、十分な光量のない場所での(ストロボなし)撮影では、なにより「ピント合わせ」が大変なことになっています(^-^;)。

その対策として、EF40mmf2.8という小型軽量パンケーキ、純正AFレンズを一つ用意していて、目視のピント合わせがどうにもならないなあという場面は、このCanonAFレンズに付け替えて、カメラ任せの撮影をすることができようにと、用意してあります。

ただ・・・Pentax,Nikonがピント合わせのアシスト機能を装備しているとはいえ、ボディ内手ぶれ補正を装備しているのはPentaxの方です。(Nikon,Canonとも一眼レフカメラ世代ではボディ内手ぶれ補正を採用していません)

暗くなってピント合わせが厳しい=絞りを開いて浅い被写界深度=ピントの合う範囲が狭くなる + 遅いシャッター速度というコンディションといううことになりますから、そうした場合、

ピント合わせはオートフォーカス、手ブレしそうな状況でもボディ内で手ブレを補正してくれるのはペンタックスのカメラということになります。

とはいえ、それでもカメラのAFオートフォーカスが機能するためには、カメラ本体がピントを合わせるための光量がないと動作しません。例えば絞り値を絞り込んでf8とか、f11にしてもオートフォーカスが動作する、というわけではありません。

判断のためのある程度の光量が必要なのは、人間も、カメラも同じとも言えそうです。

ともあれ、もっとも個人的に当てにして頼りにしているのはペンタックスのカメラなのですが、先月から新しく(初めて)使い始めたNikonの一眼レフカメラは、いろいろなところで根本的な違いもあって、それらは不便といえば不便ですが、趣味で写真札ウエイを楽しんでいるものとしては、それらも「楽しみの要素」になっています。

なにより「評判のいいD300のシャッターフィーリング」はとても気に入っています。この一点に関しては、今まで触ってきた、触っているカメラのどれをとっても、D300の「圧勝」だなあと個人的には思っています。

極端に言えばシャッターボタンを押したいために、NikonD300で写真を撮っている、ともいえそうなほどではないかなと思っていたりするくらいです。

Nikonが加わってとてもおもしろい、楽しいカメラ遊びになっています。









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