今日29日 Canon一眼レフ用広角ズームレンズ(中古) EF20-35mm f3.5-4.5 が届きました。
EFレンズの古い時代のモデルと思うのですが、まだちょっとチェックできていません。ともあれ、20mm-35mmと極端な広角側でのズームレンズです。
基本的に星空撮影で24mmレンズだと思った範囲をフレームに入れることが出来るか? 35mmだとどうか? では20mmでは? という具合に、広角レンズの画角、守備範囲を焦点距離ごとに体感してみたい!というのが今回の入手理由です。
広角単焦点レンズの物色の前に、どのくらいの焦点距離を自分は必要とするのか、焦点距離と画角を体験、経験するのが、今回の一番大きな理由となります。
・・・というのも、ここまでAPS-Cイメージセンササイズの一眼レフカメラを使用してきて、毎回「このレンズは今18mmだから、35mm換算でこの18mmは27mmくらいになるな」とか、いつもこんな具合で <焦点距離と画角の感覚>がぐちゃぐちゃになってしまっていましたから、これをなんとかしたいと思うようになっていました。
上の20-35mmレンズを、フルサイズのEOS5Dに取り付けると、そのまま20-35mm広角の画角が確認できますし、もしAPS-CのEOS40Dに取り付けると、このズームレンズは <<大体約30mm-45mm>>の標準レンズに近い画角の写りをするレンズとなります。
すなおにフルサイズセンサーのEOS5Dで、20-35mm広角の画面の様子を確認してみたかったのでした。
(もしEF-S18-55mmズームレンズを、フルサイズEOS5Dに取り付けることができれば何も問題はなかったのですが、物理的にAPS-Cカメラ用EF-SレンズをCanon EOS5D(初代)では使用不可能!というのが、何より大問題となりました)
もともと広角側のズームレンズは、どのメーカーのどの機種も、結構高価なレンズとなってなかなか手を出すことが出来なかったりするのが一般的です。そのような状況の中、上記の古いレンズ(EF20-35mm f3.5-4.5)は、ものによってはそれぞれ個別の<事情>でずいぶん安価な中古市場価格がついていたりします。個人的には、常用レンズという目的ではないので、それぞれの不備、不具合、よいコンディションではないレンズ、いろいろあると思いますが、その中で、もし縁があって出くわして、これならOK!と判断できるものが目の前に来たら、そのときは購入してもいいなとずっと思っていたのでした。
ちなみに、今回入手した20-35mm広角レンズでは安価であることよりも、レンズそのもののコンディションが比較的きれいで透明度の高いものを選びました。(その分動作についてはちょっと???どうか不明なのですが )
ともれ、今回入手した広角ズームは、広く星空を撮影したいと思うときには、レンズのF値が3.5からなので、ちょっと暗くて扱いづらい部分はあるのですが、基本的なイメージとしては、個人的には星空撮影と言うよりも、このレンズを普段、日中の撮影で時々使って、「超広角ぎみの絵作り」で写真を撮ってみたいなあと思っています。
(ついでに、出来たら星空も撮影できたらいいかな! くらいで)
追記 届いた夜、カシオペア座を試写! 2021.10.29
広角ズームが届いた29日金曜日、やっぱりさっそく星空撮影してみたくて・・・・・・ 今日の仕事、一通り片付けたあと、ちょっと中庭で真上に見えるカシオペア座あたりにレンズを向けて撮影してみました。
レンズ Canon EF20-35mm f3.5-4.5 広角ズーム
カメラ Canon EOS5D(初代) フルサイズ
ISO1600 絞り開放 f3.5 シャッター8秒 JPEG一枚
(焦点距離 20mm 三脚 固定・ 星追尾なし)
ほぼ真ん中左に<カシオペア座>、その右側には<アンドロメダ座>や<ペルセウス座>、画面の右下の方には<牡牛座>の プレアデス星団(すばる)が見えています。
三脚にポンと固定し、パシャとシャッターを切っただけですが、20mm設定の広角では、まるで星を追尾して撮影したかのように、夜空に点となって輝いています。 (へー、ふーん、そうなんだあ(^-^;) )
(画像をクリックで拡大写真へ)
ズームの一番画角の大きい広角側にセットし、絞りは<開放>、露光時間を6秒と8秒の2枚撮影してみたところ、 超広角のメリットで8秒露光でも星が流れ見えないくらいにおさまっているので、ブログ用には8秒露光の撮影を使いました。
画像をクリックしてみてください。ある程度大きく拡大表示されます。星追尾はしていない、三脚固定しただけの撮影ですが、夜空の星々が思った以上にきれいに写っていて、ちょっと驚かされました(^-^)。
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