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年代物レンズで一等星シリウスを撮影

2021年12月02日 | カメラ・ビデオ関連
12月1日、この秋・・この冬・・一番といってもいい寒冷前線が、こちら西日本でも大暴れしました。その夜、風がおさまり、乾いた空気で吹き払われた満天の星空になっていました。

「じゃあ、無限遠微調整中のTakumar 55mm f1.8 でテスト撮影しよう!」

と中庭に三脚を出し、頭にCanon EOS5Dを「固定」し、ISO1600で露光時間4秒での撮影をしました。

今まで 開放f1.8 で試写、 f2.8 で試写 を行ってきたので、今夜は絞り値を f4 に絞っての撮影をしてみます。

 
 (画像をクリックで拡大写真へ 三脚固定ノートリミング

レンズはたぶん1970年頃の古い(M42マウント)旭光学SMCタクマー55mmです。

星追尾をすることなくカメラ固定で4秒露光しているにも関わらず、EOS5Dのフルサイズ・イメージセンサー全体に結像した星空の、その四隅をチェックしてみると、ほとんど見かけ上 <星が点>になって写っています。

以前の絞り値開放では、画面の角を拡大表示すると、ある程度<レンズの収差>の影響で星の形がゆがんでいたりはするものの、これまで個人的に使ってみた比較的安価なグループのレンズの中では、旭光学Takumar 55mm f1.8 はきわめて優秀なレンズだなあという印象です。
( この製品のポテンシャルなのか、それとも個体差で大当たりなのか、そこのところは現段階では不明です。 ・・・実は他のタクマーレンズも入手して試してみたいなあと思っていたりします。)

このようなレンズ性能のまま・・・28mmとか、24mmの広角レンズが手に入るとうれしいなあと思います。 ( =星追尾の機器など無しで、三脚にカメラを固定して、少し長時間露光するだけで、目の前の星空をお手軽に写真撮影出来るようになる )

フルサイズイメージセンサーのカメラ・EOS5Dであれば、(APS-Cカメラと違って)28mm 24mm は、文字通りそのまま広く星空を画面に捉えることの出来る広角レンズ、 Canon純正のレンズでも、M42マウントのオールドレンズでも、うまく出くわすことが出来たらいいなあと思っています。










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