10月12日(昨日、今日と一時的に冷え込む)今夜も星がきれいに見えているので、中庭に三脚を構えて、昨夜レンズを向けなかった「木星」に望遠レンズを合わせました。
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ISO1600 f 5.6 20 s秒 GPS JPEG * 1 shot
Pentax M135mm f3.5 #オールドレンズ
PentaxK-5 APS-C ノートリミング
三脚の上に固定したAPS-CセンサーサイズのPentaxK-5に、フィルム時代のオールド望遠PentaxM135mmf3.5 単焦点レンズを取り付けて、ペンタックスのGPSユニットをカメラの頭につけて簡易星追尾で20秒長時間露光撮影です。
(普通に三脚固定カメラで20秒露光すると星の日周運動のため写真では複数の光の筋になってしまいます)
簡易星追尾が可能なペンタックスなので、レンズの絞りをf5.6にして明るい木星を「星のように」撮影してみました。
上のjpeg写真の拡大トリミングが・・・・
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この木星写真、連続で複数枚撮影しましたが、とりあえずJPEG一枚だけ取り出して、画像を微調整してみました。
(木星のまわりを回る衛星が時間差でズレたり、複数の光になったりするので・・・今回は一枚だけ)
絞りをf5.6にしたため、木星からの光が大きく伸びてしまって、そのまわりの衛星が見えにくくなってしまっています。今回はそれを覚悟で光芒優先でJPEG撮影しました。
ボディ内手ぶれ補正機構でデジタルイメージセンサーを、GPS情報をもとにして星の動きに合わせてセンサーを動かして、星が流れてしまわないように、光の点として撮影できるように作られているペンタックスカメラなので、20秒露光でも星が点になって写ってくれています。
古い一眼レフのNikon、Canonカメラの場合(レンズ側に手ぶれ補正がついている)、星の動きを追尾する機能はカメラには装備されていないので、三脚の上に日周運動を追尾する「赤道儀」を稼働させて、長時間露光の星空撮影をする必要があります。
その点、Pentaxカメラは、カメラの頭、ホットシューのところに小さなGPSユニットを取り付けて電源をいれるだけで、カメラ内部のセンサーの動きを制御するモードで、旅行先とか、ちょっとした出先で、すぐその場で星空の入った夜の景色を簡単に撮影出来る点は、大きなメリットですね。
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