冬の季節になって、キンセンカを買ってきて植え替えした頃、その花があまりに小さくて、クローズアップ撮影するために三脚を出しても、手持ちの三脚が大きすぎてうまく利用できない、という状況になりました。
その対策として、小型のミニ三脚を購入しました。(机の上で利用する小型三脚はいくつかあったのですが、小さな花を撮影するためにカメラ・レンズの向きを細かく操作するために利用するには、不都合でした)
小さいながらも脚が三段になっていて、必要に応じて長さを調整可能になっていますし、カメラの向きをどの方向へも固定できる小型の自由雲台が付いたタイプの製品です。更に、その自由雲台の上には個人的に手持ちカメラ固定で統一して利用している「アルカスイス互換クランプ・プレート」まで標準装備しているものです。 この三脚は脚を折りたたむことでかなり小型収納可能という点も特徴です。いろいろ装備がついていることもあって決してお手軽価格ではなかったですが、それでも十分な働きをしてくれそう!ということで購入することにしました。
( Amazon 詳細:ミニ三脚 )
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(三脚トップに取り付けている、微動雲台は別製品)
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上の写真では、バッテリーグリップを取り付けた一眼レフカメラを載せているため、かなりトップヘビーで、決して安定しているとは言い難いですが、それでも植え替えた花をちょっと一時的に拡大撮影する、という場合には、高さや向きなど、その撮影で実質必要な動きはすべてこなしてくれる、有能な三脚でした。
一番上の写真では、レンズ、バッテリーグリップをつけた一眼レフの重量では、ミニ三脚の小型自由雲台には少々オーバーワークになったようで、細かで微妙なフレーミングに十分対応するのが困難になりました。
そこで「星空撮影用の微動雲台・ビクセン」をミニ三脚の頭に取り付け、最終的なクローズアップ撮影でのフレーミングは、微動雲台の上下左右つまみを利用して、細かな構図選択を実現可能とさせました。
こうなると、もともとトップヘビーでしたが、さらに頭が重くなって、いよいよ不安定になります。それでも、結果的には花のアップ撮影は問題なく行うことが出来ました。
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ミニ三脚を構えて、その頭にビクセンの星空撮影用微動雲台を取り付け、その微動雲台の上に「バッテリーパック付きNikonD300」、そこへ金属鏡筒で少し重たいのオールドレンズ+接写リング装着での、花のクローズアップ撮影です。
個人的に仕事で、机上のカメラ固定用にもっと簡易な小型三脚を利用していたのですが、今回しっかりとした小型三脚を入手できたので、花の撮影だけにとどまらない、日常的に使用頻度の高いツールとなっています。
ただ・・・
もしある程度重量のあるカメラとレンズを固定する場合は、自由雲台そのものをもう少し大きめのしっかりとした雲台に変更して利用すると、基本的にはほとんどの利用状況で何も問題が無くなりそうです。
もしかすると比較的小型でしっかりとした自由雲台、さらに支出が伴いますが・・・ミニ三脚用の雲台を少し探してみようかなとも思っています。
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