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秋雨前線南下、雲間にオリオン座きたる!8月31日

2019年08月31日 | カメラ・ビデオ関連
西日本に大雨を落とした秋雨前線が四国沖あたりに南下しました。星空は見えるかな?と夜中に外に出て見上げると、東の空からしだいに上ってくるオリオン座の方向で、雲が切れていました。
・・・それでは!と、Pentax-M50mmを取り付けたPentax-K30を三脚に乗せて、カシャカシャ連射してみました。
  

下の写真は、JPEGで取り出して、Windowsフォトギャラリーの編集機能で少し画像を調整しました。 そして、この画像はCanon純正ソフトで8枚のJPEGファイルを「加算平均」で重ね合わせて合成してみました。

(我が家ではコンポジットといっても、Canon DPP を使って、一枚一枚手作業で写真を重ねて最終的に一枚のJPEG画像にしている段階です。)

   
  (M50mm ISO800 絞りf1.7開放 3秒 トリミングなし画像をクリックで拡大へ)



イメージセンサーAPS-Cの一眼レフ・K-30に、単焦点50mmレンズ(換算約75mm)を付けて撮影では、斜めになったオリオン座がぎりぎりその画角の範囲におさまるくらいになりました。
(例えば昨年の撮影する時期、夜中の時間帯によって、夜空にいるオリオン座が、横に寝ていたり、縦になっていたりすることがあります。そうするとAPS-Cカメラに50mmレンズでは収まらないことになります。昨年には、何度か50mmには入らないなあと、広角レンズを付け替えて撮影したりしました。)

うーん、昨年はCanonカメラ、EOS40Dで星空を撮影していたのですが(ちょっと撮ってみる!くらいのときはSony NEX-5Rで)、やっぱり、なんかPentax-K30での星空写真の方がきれいに撮れているような気がしてなりません。(^-^;)

まだPentax-K30は手元に届いたばかりのカメラなので(そのため最近は出来るだけPentax-K30を持ち出して撮影しています)、星空撮影の枚数もごくわずかです。どこがどうちがう、とはっきり自分の中でも認識できていません。

でも、それにもかかわらず写真全体を見て、いつも「なんか、これ綺麗」と思うということは、きっと何か大きなその要因があるのだろうと思います。(差異が微妙だったら、一目見てパッと分るというようなことはないだろうと思うので)


ちなみに、比較のために 同じノートリミングで、画像編集ソフトで微調整をしていない、文字通り撮影後JEPGファイルとなったデータをカメラから取り出したものを、下に張り付けておくことにします。

   

こうして、カメラ(Pentax-K30)から取り出したそのままのJPEGデータを見ても、やっぱりきれいに撮れていますねー。

たとえば、Sony NEX-5Rに16mmレンズを取り付けると、広い夜空を撮影することが出来ます。レンズの開放f値は2.8なのでそれほど暗いレンズではないのですが、実際に星を撮影してみると、星の光が「三角のおにぎり」になって写ります(^-^;)。

「おにぎり」という表現をさらに正確に修正すると、能舞台で演奏される時の「鼓・つづみ」のような形にも似ています。カメラの世界では「コマ収差」と言われたりするようですね。
とにかく画面の中央であろうと、画面の四隅であろうと、明るいレンズだからその性能を活かして夜空撮影を!と「開放絞り値」で撮影すると、夜空に三角おにぎりが散りばめられることとなります(^-^;)

しかたないので、せっかくのf2.8レンズですが、星を撮影する時はf4に絞り込んで星を撮影するようにしています。これが個体差なのか、SonySEL1628のレンズ性能なのかは判断できてませんが、ともかく自分が持っているSEL1628では、星空に対してはF4レンズとなっています。

それに対して、1970年代製造のPentax-M50mmf1.7レンズは・・・・上の写真ですぐ確認できるように、f1.7のレンズを、開放f1.7で「普通に使うことの出来るレンズ」となっています!!(これはすごいことかも!(^-^))

古いレンズなのでガラス表面に曇りがあると、星々が少しにじんだりするかもしれませんが、その時はレンズガラス表面を少しクリーニングすればいいわけですから、やっぱり製品もともとの性能というのは大事ですね。

天体望遠鏡メーカーだったPENTAXの「氏素性」というか、生まれつきの「格」みたいなものが、ものづくりの根底部分で確保されているような気がしてなりません。

そして、もし上の仮定がそうだとすると、カメラボディPentax-K30にも同じ血統が引き継がれているはずなので、それを実際に使いながら確認できたらいいなあ・・・と、そんな思いがあって、K30を手元に用意したのでした。

ただ僕の方の基本能力が足りていなくて、「なんか・・なんか・・・きれーーーい」と間の抜けた、動物的な反応をするのが精いっぱいという現状です(--;)。 Web上の記事や、動画などで星空撮影に対するPentaxの製品づくりのポイントがいくつか指摘されているのを見聞きはしているのですが、なにせ・・・去年から星空撮影を始めたばかりの、何もよく分っていないユーザーなものですから、微妙なところなどはさっぱりまだ理解できていません。

あー、星が点になって写真になるか、流れて軌跡になるか、ここだけ・・分ります、はい(^-^)。色のメカニカルな反応の話とか、画像処理アルゴリズムでのノイズ処理の方法の話とか、そのあたりは・・・ 星の知識もないし、他の各種メーカーのカメラも使ったことがないし・・・ちっともわかりません! 

例えば上の、オリジナルのJPEGと、微調整をしたJPEGで、色合いが随分違いますが、今まで撮影してきたカメラとレンズでの色合いに近づくように調整してしまったのが、上の写真です。
それと比べると、Pentaxのカメラ・レンズの星空の色合いは、基本的にずいぶん、大きく違う!ということは、まだPentaxで星空数回しか撮影していませんが、はっきりと違う点ですね。

でも、過去一年撮影した星空の経験値を比較対象にして個人的な感想を言えば、Pentaxのカメラとレンズが映し出す星空は・・・とにかく、なんか綺麗です。(^-^)













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