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東に低いオリオン座

2022年10月12日 | カメラ・ビデオ関連
高感度性能が向上したという5DMarkIIに、明るい大口径50mm単焦点レンズを取り付けて、東の空に上ってくるオリオン座を試写してみました。

(ISO常用感度の幅が大きくなった=夜空背景のノイズが小さくなる・・はず)

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)

ISO1600  f2.8  4 s秒 JPEG*1shot Tripod 
Contax Planar50mm f1.4   Canon EOS5D mark2

三脚の上に固定して、星が先になって流れない程度のシャッター速度、4秒露光なので、画面を拡大してじーーっとみたら、星が天になっていませんが・・・それでも、「ああ、この星空写真に撮りたい」と思った場所で、思った時に、ぱちりと撮影できるようになりたいなーと思いつつ、星空撮影遊びを楽しんでいます。

(数年前のキャンプで、指をくわえて星空を眺めているだけだった経験をして、それをきっかけにデジタルカメラでの星空撮影にトライするようになりました)

「天体望遠鏡には手を出さないように」という家庭内通達が回ってきているので、星空撮影遊びはいつもカメラレンズです。

最初は中望遠、望遠レンズが必要なのでは・・・と思ったりもしたことがあったのですが、結果的には「今目の前に見えている星空を撮影したい」と思った時には、カメラの50mm標準レンズでも画角が狭く、見えている範囲の星空を写真におさめたい!と思ったら、35mm、28mm、24mm、18mmと、いわゆる「広角レンズ」が有効である!と分かりました。

それ以降は、カメラにできるだけ明るい(レンズに書いてあるf数字の小さいもの)を選んで、三脚の上にカメラ・レンズを固定し、そのまま3秒、4秒、レンズによっては5秒、7秒とシャッターを開いたままにして星空を撮影しています。

(広角レンズであればあるほど、星が天になって写真に写ります。地球が自転しているので、もし50mm、135mmレンズを取り付けて長い時間シャッターを開いたままにして撮影すると、見えている星空が写真の上では、光の線になってしまいます)

広角レンズ、写真に映る範囲の大きいレンズを使う頻度が多くなってくると、地球の自転に伴う星の動きの追尾のことは考えなくても、出来上がった写真上でぱっと見た限りにおいては、見えた通り星の光が点になって写ってくれています。
(PCディスプレイなどで、ぐいーんと拡大表示すると、星の光が楕円形になっていたり、少し線になっていることが判明しますが・・・)

現在では、星空を撮影する時の各種設定をカメラに記憶させておいて、いわゆる「ユーザー設定」モードにするだけで、例えばISO1000 絞りf2.8 シャッター速度4秒 レリーズ使用シャッター と、すべてが一発で(日常的な写真撮影のモードから)星空用のカメラ設定になるようにして利用しています。

なので、三脚の足を伸ばして設置したあと、レンズ・カメラを載せて固定、とりあえずレンズのピントリングを無限遠にまわしておいて、撮影したい星空にレンズを向けて、星の光に微妙なピント合わせ・・・・をしたら、撮影準備完了です。

有線でも、無線でもOKなので、(ブレ防止のために、カメラ本体を手で触らずに)リモート・レリーズを使ってシャッターを押すと、4秒後には撮影完了、背面液晶に星空の様子が表示されます。

これでJPEG画像の、目の前の星空が写し込んだ写真ができあがります。

星空、星景写真マニアの美しい星の世界、のような写真ではないですが、すくなくともどこかへ出かけた時、ふと見上げるとびっくりするほどのたくさんの星が輝いている、その時の様子は、JPEG写真にしてお土産に持ち帰ることは可能になりそうです。

上のオリオン座も、届いたばかりの機材の試験運用、撮影をかねて、夜中によっと玄関から外に出て、撮影したものです。





<<PentaxM28mmレンズ>>
<<Takumar 55mm f1.8 レンズ>>
<<Takumar 55mm f1.8 レンズ>>
<<PentaxM135mm レンズ>>
<<Canon EF24mm 単焦点レンズ>>



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