卓上10chミキサーを在宅で使うようになり、事あるごとに出入力のケーブルをあちらこちらで抜き差ししなくても良くなりました。
・・・・ということは、その「抜き差ししていた機器」のすべてがミキサーに接続されている!というわけで・・・・
( 上の画像をクリックで、拡大写真へジャンプ )
というわけで、当然机の上が一気に各種オーディオ・ケーブルだらけになってしまいました(^-^;)。
ミキサーはジャックが基本的に<標準プラグ6.3mm>ですが、その接続相手のコネクタ形状は、3.5mmモノ・プラグ2極、 ステレオ・プラグ3極、 ヘッドセットなどで使われる4極プラグがありますし、各種オーディオ機器ではRCAピンジャックがずっと一般的です。そしてアンドロイドスマホやiPhoneなどの端末利用の場合、それぞれUSBーCタイプだったり、ライトニングだったりします。
特にスマホ利用での需要の大きさを筆頭に、各種オーディオ機器と接続するための各種< 変換アダプタ >は、よほどのことがない限り一般ユーザーとして困ることがないほど豊富に市場で供給されているように思っています。
実際、上の写真にあるように、ずっと以前のビデオデッキやラジカセの頃からRCAピンジャンクは一般的でしたから、ケーブルそのものはRCAケーブル保管用の段ボール箱の中でとぐろを巻いていたりします。
その都度必要に合わせて、購入したケーブルもあれこれ一緒にその段ボール箱のなかに入っていると思います。
今回、卓上音楽ミキサーを用意したこの機会に、段ボール箱の中のRCA各種ケーブルを一本、一本取り出して、その端子を一通り確認して整理してみようとも思っています。
個人的に、RCAケーブルはとにかく、そんなこんなで<在庫豊富>なので(^-^;)、RCAケーブルを3.5mmプラグや、6.3mmプラグに変換するアダプタを多用することで、ほとんど現状での要求をクリアすることができそうです。
それでも、机周りにはデスクトップPCが二台、必要に応じてそこへノートPCをもう一台追加することもあります。机の上にはアームで固定されたディスプレイが二枚あり、それらのすべてが電磁波を放出しています。例えば、乾電池駆動のAMラジオなどを近づけると、机周りで僕の目には見えませんが、かなりぐちゃぐちゃのノイズがのたくっているのがラジオのスピーカーからそれらの存在を確認することが出来ます。
そんな机の上のミキサーに接続する各種複数のケーブルは、これら複雑なノイズ環境のなか、ケーブルそのものが <アンテナ>となってノイズを受信するのは当然のことです。
その時、音声ケーブルの両端のすべてに<変換アダプタ>がついた状態というのは、 ( とりあえず動作確認は可能ですが ) 理想的な運用という視点からは、それぞれそれぞれケーブルの末端に、接続コネクタに対応したタイプの <専用ケーブル>を用意したほうがいいだろうなあと思っています。
10chすべてにケーブルを接続するところまでは行きませんが、それでもメイン出力をオディオインターフェイスに接続したり、インターフェイスをPCと接続するUSBケーブルも追加されますから、ライブ配信中の机の上はかなりごちゃごちゃになります。
とりあえず、今自分の使用環境で、どのようなケーブルをどのように使用しているのか確認し、整理してみようと思っています。
その上で、ここは<基本軸>というケーブルについては、この在宅テレワーク用に、新品ケーブルを用意しておこうかなと思っています。
(手持ちの豊富なケーブル在庫は、古いというか、古すぎるケーブルも含まれていますので、接触不良やノイズ対策のレベルの低いケーブルも多数見られます。)
◯ 現在テレワーク用卓上ミキサーの接続ケーブルの種類 2021.02.09
1 マイクケーブル
一般的なマイクといえば、カラオケなどでもおなじみのダイナミックマイクかなと思います。そのマイク本体の底にケーブルを差し込んで使いますが、本体のコネクタ部分はケーブルを抜いてみるとピンが3本あります。
しかし、そのケーブルの反対側の端を見ると、ごくごく一般的なのは<イヤホンのプラグの大きいやつ!>です。6.3mmプラグ、標準プラグ、フォーン端子プラグとも言われていわれるものです。
(画像をクリックで拡大写真へジャンプ
上の写真、銀色コネクタがケーブルの先に6.3mm標準サイズプラグの付いたマイクケーブルとなります。
< マイク本体コネクタ ==ケーブル== 6.3mmプラグ >
そしてマイク本体コネクタ、黒色の方が、ケーブルの反対側にピン3本ついた黒色のXLRコネクタ付きのケーブルです。こちらをXLRケーブルとか、キャノンケーブルとか呼ばれたりするタイプのケーブルです。
< マイク本体コネクタ ==ケーブル== 3ピンXLRコネクタ>
それぞれのコネクタをオーディオ機器に取り付けようとする時の、差し込み口の形状は、外観、見た目がずいぶん異なります。
< インターフェイス EDIROL UA-3FXのマイク入力部分 >
( どちらの画像も、クリックで拡大写真へジャンプ )
< 音楽ミキサーYAMAHA MG10 のマイク入力部分 >
上の写真のように、我が家ではインターフェイスUA3FXを使う時は、差し込み口が6.3mm用一つだけしかないので、選択の余地なく標準プラグ付きのマイクケーブルをつかうことになります。
他方、音楽ミキサーYamaha MG10にマイクを接続する時は、6.3mm標準とXLRの、どちらのコネクタのケーブルも使用可能です。(LINEと書かれた6.3mm用の穴にプラグを接続も可能)
* 二極の標準プラグと、三極のXLRコネクタ
標準プラグの2極とXLRの3極の違いについては、検索すると記事がたくさんありました。結論として一般的な音響システムとしての配線では、XLR3極ケーブル利用が一般的のようですね。
我が家の大きいサイズのマイクは、ダイナミックマイクで、上記のどちらのケーブルでも動作確認出来ています。
しかしながら、もし今後なにかの必要性が発生して、電気じかけで動作するコンデンサーマイクを使う場合は、電源供給の線が不可欠となるので、その場合はどうしてもピンが3本ある方のマイクケーブルを必ず使用することになります。
そして、我が家のオーディオインターフェイス・EDIROL UA-3FXでは、3ピンXLRコネクタ・マイクケーブルを接続して使用することが不可能な機種なので、<コンデンサーマイク>と<XLRコネクタ装備のインターフェイス装置>の両方を購入しないといけないことになります。
(今回YAMAHAのミキサーを入手した理由の一つ、今後どちらのマイクにも対応できる環境を整備しておこうという意味もあって、10ch音楽ミキサーを用意したのでした。 ちなみにYAMAHA MG10/2は、10chのうち4chでXLRコネクタ・マイクケーブルを使用することが出来るようになっています。)
(現在ネットショップなどで見て回ると、軽量コンパクト・インターフェイスではXLRコネクタは1つ、 比較的小型なAudioインターフェイスではXLRコネクタが2つ、用意されている機器を多く目にします。)
例 ( Amazon 詳細:YAMAHA AG03 )
追記: Webショップでオーディオケーブルを見て回っていたら、こんなマイクケーブルもあるのか!とびっくりした製品に出くわしたので、ちょっとMEMOしておきます。何かの時に必要になるかもしれない・・・・。
USBーAに変換するマイクケーブル:
2ミキサー出力をインターフェイス(デジタル変換)入力ケーブル
我が家の環境では、YAMAHA10chミキサーでコントロールしたアナログ音声を、ライブ配信PCが処理可能なデジタル信号に変換してくれる変換装置=オーディオ・インターフェイスEdirol UA-3FXに送り込むためのケーブルは、環境全体を貫く幹線経路となります。
(画像クリックで拡大写真へ)
使用しているミキサーでは右上のところにある6.3mmジャックR/Lが、ミキシング調整されて配信したい音声の最初の出力となります。 それを・・・
アナログからデジタル変換するインターフェイスへ入力するところが、UA-3FX背面では RCAピンジャック R/L となっています。
現在のところ、変換アダプタープラグなどを手持ちのケーブルの端に取り付けて、とりあえず信号がケーブル内を流れ、アナログ・デジタルデータ処理をすることが出来るようにしてあります。
・・・ですが、ミキサー = インターフェイス = PC のラインは基幹Lineになるところなので、ここは専用オーディオ・ケーブルを用意しようと思っています。
< 6.3mmプラグ====ケーブル=====RCAピンジャック >
変換アダプタなどをかぶせることなく、信号ロスも、外部ノイズ影響も小さくなる・・・はず・・なので・・・ きっと、たぶん(^-^;)。
(もしかしたらオーディオケーブルの段ボール箱の中にあるかもしれませんが、15年や25年前の古いケーブルなので、動作チェックくらいには再利用してもいいかもしれませんが、毎日の仕事・業務用の機器を接続するケーブルなので、新調します(^-^) そんな高価なパーツでもないですし。
・・・あっでも、シーリング力の大きい本格的なケーブルは数千円しますが・・・ )
◯届く ミキサーケーブル 2021.02.11

ということで、アダプターを経由させることなく音楽ミキサーとデジタル変換用オーディオインターフェイスを直接接続することのできるケーブルが届きました。今後はこちらのケーブルを使用して接続することにします。
3スマホ音声をミキサーへ入力、接続ケーブル
◯Androidスマホの場合
手持ちのスマホ、特に在宅テレワークで配信用データを保存している端末は、古いアンドロイドです。アンドロイドでは音声の出入力は一般的なイヤホンジャックの穴が本体にあるので、そこへ3.5mmプラグを差し込むことで利用できるタイプの端末となっています。
我が家では RCAピンジャックR/L=3.5mmステレオジャックのケーブルがすぐ手元にあったので、そのRCAピンジャックにかぶせるように使う6.3mm標準プラグ変換アダプタを利用し、音楽ミキサー(6.3mmプラグ・ジャック)と古いスマホ(3.5mmプラグ・ジャック)を接続して使っていました。

音楽ミキサー以前の環境でも、小型オーディオインターフェイスEDIROL UA-3FXの背面コネクタが、RCAピンジャックタイプでしたので、やはりこの同じケーブルで 古いスマホ(3.5mm)= 小型オーディオインターフェイス(RCAピンジャックR/L)を接続していました。
複数音声情報をコントロールするために先日入手した音楽ミキサー経由で、ライブ配信をするのが日常となるので、その音楽ミキサーにスマホなどの<イヤホン穴>付きの端末を接続する専用のケーブルとして、下の写真のような ケーブルのそれぞれ端が 3.5mmジャック=RCAステレオピンジャックR/Lになっているケーブルを用意しました。

とりあえず手元にあるオーディオケーブルで、各種変換アダプタを利用しながら接続確認、動作確認をする・・ということのメリットは大きいですが、自分の環境で、それぞれ使用用途が明確になったものから<自分の環境に必要なケーブルタイプ>は、ノイズ対策、接触不良対策という意味で、それぞれ専用のケーブルをポツリポツリと用意して、<臨時代用ケーブル>と差し替えていくのがいいかなと思っています。
またそうすることで、各種変換アダプタが<空き>となるので、それ以降にもその時その時必要な接続ケーブルを使いながらアダプタ変換で対応して、臨機応変に対応することが可能となります。
(注文したケーブルが届くまでは何も出来ない!というのを回避)
ともあれ、この専用ケーブルで安定してスマホ内部に保存した、ライブ配信用各種音声データをミキサーに入力することが出来、それをインターフェイス経由でPCから配信することが可能となりました。
◯iPhoneの場合
個人的にiPhoneは手元で現在のところ利用していません。聞いた話によるとiPhoneではイヤホンジャックの穴がない!ということのようです。
そこでiPhoneユーザーはイヤホンなどを利用する場合、アップルのライトニング接続で、3.5mmイヤホン(ヘッドホン)ジャックに変換するアダプタを使うのが一般的のようです。
Webショップで検索してみると、1000円ほどでベストセラーになっているのを見かけました。
アップルの製品は、MacBookPro、MacminiなどアップルPCと連携させて利用させた場合とても効果的な運用ができるように工夫されていたりしますので、そうしたことからも(特に日本では)、iPhoneユーザー比率が多いようです。
もしかしたらアップル・ライトニングに直接差し込んで使用するイヤホンやヘッドホン製品が十分に市場に供給されていたりするのかもしれませんね。
4HDMIケーブル情報から音声だけ取り出してミキサーへ
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