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列島周辺あと一歩

2013年12月27日 | CQ HF+50MHz
太平洋上の電離層画像を見ると、今日は臨界周波数の高い電離層が日本列島のすぐ南を西へ移動している様子が表示されます。

   

しかしながら、日本列島周辺(南北四ヶ所の観測所データ)では、いずれも短波電波をしっかり反射してくれるような電離層が発生していません。

実際18MHzバンドや、21MHzバンドでダイヤルを回してみると、バンド内に信号の存在はあちこちに感知することができます。とはいえ、いずれも復調音になっていないもの、なにやら復調音になろうとしているものがほとんどです。


ひとつだけモスクワから記念局のCQを21MHzで受信しました。コールサインも確かにコピーすることができる復調音です。しかし、シャック内の無線機IC-7000は「 この信号はピークでS3にもならないよ 」と言っています。

S3まで振れるか振れない、という入感信号の場合、当常置場所のビニール線ダイポールアンテナでの運用経験から、かならずしもQSO不可能ではないものの、何度も繰り返し送信し直しながら最後には何とか交信が成立する、というのが常です。

今日は、ちょっとそのがんばる元気がなかったので、ワッチだけして終わりにしました(^-^;)。

それにしても、あとちょっと、もう少し、日本列島周辺でもうひとつ「反射」してくれる電離層がいてくれたら・・・すぐそこまで届いているHF電波を捉えることができるのではと思わずにはいられないコンディションなので、メモしておきます。

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