つい先程から、運動不足解消の散歩から、少し里山散策へステップアップした時に、重量のある一眼レフボディに、重いズームレンズのかわり・・・小型軽量一眼レフにプラスティック鏡筒レンズ = Canon EOS Kiss N を持ち出すようになりました。

2005年登場のCanon EOS Kiss Digital N 、 800万画素の古い世代のデジタル一眼レフカメラです。撮影後の写真をトリミングしなくてもいいように、ファインダーの枠組みでフレーミングを可能な限り完成させておけば、出来上がった写真をSNSなどにアップする場合でも、十分な写りになっています。

安価なジャンクの、Canon純正EF-S標準ズームレンズを入手し、ズームのためのゴムリングなし、のジャンクレンズにテープを巻いて、さらにシリコンリングを取り付け、ズームリングを回しやすく加工しました。
・・・で、このカメラが小型軽量で、最近の運動不足解消のための散歩、散策のお手軽カメラとして使ってみて、なかなかいい感触だったものですから、あらためてCanon EOS Kiss digital N という古い世代のデジタル一眼レフカメラを、その使い方や、優れている点などを見直しチェックしてメモしておこうと思います。
当初、今現在集中的に撮影操作練習中のCanon EOS5Dを持ち出していたのですが、山歩きには結構重く感じてしまいます。
(画像をクリックで拡大写真へ 左が5D、右のシルバーがKissN)
標準ズームレンズセットで・・・Canon EOS5Dが 1315g
(画像をクリックで拡大写真へ Canon EOS5D+EF28-105mm)
EOS digital N にレンズをセットすると・・・・ 752g
(画像をクリックで拡大写真へ EOSKissN+EF-S18-55mm)
それぞれバッテリーを含んだ、実際に持ち出すときの重量です。
運動不足解消の山道歩きでは、<写真撮影>よりは<歩くこと>の方に重きを置くことになるので、首からぶら下げておくカメラについては少しでも軽いほうが良いなあということで、「かなり軽量なEOSKissN」を今後は持ち出そうと思うようになりました。
カメラ電源の軽快なON,OFF
同じ運動不足解消とはいえ、平地の散歩と、山道の散策ではちょっと様子が異なります。山道では傾斜の急なところもあれば、なだらかなところもありますが、どちらにしても<足の運びのリズム>が重要だったりします。
そのため、平地の散歩では景色の気になるところでいつでも立ち止まってカメラを手にする、のですが、山道の散策では<ちょっと小休止の時にカメラに手をのばす>という感じになります。
すなわち山道での散策では「撮影のために足の動きを止めることなく」、一定のリズムで足の動きを進めます。
(鉄げた代わりに、片側1500gの文字通り重たい、重登山靴を使って里山散策をしているため、一度歩き始めたら、一気に登ったり下ったりしてしまう、ということも影響している話です)
そのため、基本的にはカメラの電源はずっとOFFのままです。撮影する時にだけ、カメラグリップを握ってカメラを手にします。そして撮影したら電源をOFFにして<カメラから手を放します>。
かりに「ああここは写真を撮っておきたい!」と思うような所に差し掛かったら、しかたありませんその時は足の動きを止めシャッターを切ります。その時も、右手でカメラを持って、構えて、シャッターを切って、電源をOFFにして、カメラから手を放します。
・・・その時!! 例えばCanon EOS5Dとか、EOS40Dだと、カメラボディ背面にある電源スイッチを、左手も動員してON、OFFすることになるのですが、EOSKissNでは、カメラグリップを握った右手の人差指だけで電源ON,OFFが可能なデザインになっています。
そのつもりで確認すると、Sony NEX-5Rも、Pentaxのデジタル一眼レフカメラも、右手のグリップ、シャッターボタン周辺に電源スイッチが配置されています。
Canon EOS digital N
(画像をクリックで拡大写真へ)
Sony NEX-5R
(画像をクリックで拡大写真へ)
Pentax K-5 & K-30
(画像をクリックで拡大写真へ)
結構傾斜のきつい山道を、ゼーハー、ゼーハーと大きく息をしながら、登ったり、降りたりしている時に、小休止した場面で、あまりに気になる場面で、カメラを構えてシャッターを押そうという場合、
「右手でカメラを構えて、電源ON、オート撮影、電源OFF」が
一連の動作で完了する、グリップ部シャッターボタン付近に電源スイッチのある上記カメラ機種では、とてもスマートな撮影のための動きが実現します。
(画像をクリックで拡大写真へ EOSKissNで撮影)
(画像をクリックで拡大写真へ EOSKissNで撮影)
それに対して、カメラボディ背面のどこかに電源スイッチがある場合、ゼーハーゼーハーと息の荒い場面で、「右手でカメラを保持、そして左手でカメラ背面のスイッチを探して、電源ON、 撮影後はやはり両手で電源OFF」ということになります。
こうして綴ってみると「たいしたことない」ように思えるのですが、実際に山道でヘロヘロになっていたりすると・・・上の電源ON、OFFのための操作が、かなりめんどうに感じてしまったりもします。
とにかく、右手でカメラグリップを持って、構えて、電源ONにして、シャッターボタンを押すことが出来る、上記Sony,Pentaxなどのカメラ機種は、山歩き途中でのスナップ撮影には、とても具合の良いカメラ電源ボタン配置!ということになります。
(ふつうにカメラで写真撮影だけのために活動している時には、カメラを起動し終了させるための電源スイッチが、カメラボディのどの位置にあっても、大きく問題になるようには感じないのですが・・・・)
ともかく・・・・
今回市内の里山ではありますが、山道を歩いている時に、シャッターボタン近くにカメラの電源スイッチが配置されているデザインの「大きな効能」を実感、体感したので、そのことをブログにメモしておきます(^-^;)。
追記 小型軽量なら Sony NEX-5Rの方が!!!
里山散策で小型軽量なカメラが好ましい!ということであれば、Sony NEX-5Rとその純正標準ズーム18-55mmレンズの組み合わせの方がより軽快である!ことは間違いありません。
Sony NEX-5Rもモードが豊富で、絞り優先やマニュアルモード撮影も可能になります。
でも、「ファインダーを覗くことが出来ない」のが最大の問題になりました。明るい日中、もし強い日差しも差し込んでいるような山道だったりすると、撮影のための構図は背面の液晶で確認するのですが・・・これが<<よく見えない>>のです(^-^;)。
背面液晶ではなく「のぞき穴」で、これから自分が撮影しようとする景色を確認しながらシャッターボタンを押すことの出来る、一眼レフカメラは、やはり個人的には、自分としては、使いやすいカメラのように感じています。
・・・というわけで、手元にあるカメラではSony NEX-5R以外の機種で、小型軽量の一眼レフカメラは Canon EOS Kiss digital N だけ、選択肢として「一択」ということになりました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます