ラ・プロンジェ深海工学会

深海に関する学術技芸を考究し、海中観測・作業や機器開発などを推進する学会の活動を紹介します。

ごあいさつ

2019-04-24 04:41:25 | 学会からのお知らせ
ラ・プロンジェ深海工学会を設立してから3年が経ちました。その間、
「伊58呂50特定プロジェクト」
「呂500探索プロジェクト」
「大洋丸探索プロジェクト」
をおこない、多くの方々からのご支援を得て成功させました。ご協力を賜った皆様に深く感謝申し上げます。
また、伊58呂50特定プロジェクトの実行プロセスと成果を
「五島列島沖合に海没処分された潜水艦24艦の全貌」
として纏め、発行しました。大きな反響を得ることができました。
2020年8月には、新たに
「アルバコア探索プロジェクト」
を立ち上げました。どうぞよろしくご支援、ご声援をお願いいたします。

今後も、皆さま方からのご支援を得て、新たなプロジェクトを立ち上げ、実行していきたいと考えます。どうぞよろしくお願いいたします。

2019年4月から事務所を下記の五島市に移転しました。また、Eメールアドレスも公開いたしますので、ご意見ご提案をお待ちしています。

一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会
住所 853-0012 長崎県五島市長手町182番地1
Eメール office.laplongeeアットマークgmail.com (「アットマーク」を「@」に替えてご連絡ください)

2020年7月22日
代表理事 浦  環
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五島列島沖合に海没処分された潜水艦24艦の全貌

2019-01-28 16:37:39 | 伊58呂50特定プロジェクト
2019年2月15日鳥影社から出版しました

タイトルは
「五島列島沖合に海没処分された潜水艦24艦の全貌」
です。

伊58呂50特定プロジェクトがいかにして始まり、いかなる結果を出したか。どういう証拠で潜水艦を特定していったか。
水中のカラー映像をふんだんに駆使して艦名特定に迫ります。大人の絵本です。


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大洋丸探索プロジェクトにご寄付いただいた方々

2018-09-17 21:48:40 | 大洋丸探索プロジェクト
大洋丸探索プロジェクトにご寄付いただいた方々
(クラウドファンディング経由ではなく学会に直接ご寄付いただいた方々)
(2019年7月13日現在)

お名前をここにお書きし、心より御礼申し上げます。

団体の寄付者(敬称略 順不同)
(株)オーシャンウィングス
(株)タム・タム



個人の寄付者(敬称略、順不同)
001H 012U
014O 
広長伸一 伊藤紘一
007O 太宰章吾
006X 008N 011X
池田 要
002S 003I 004U 平田 敬
013K 015O 016T 018S 
019H 伊東 莞 加藤康宏 新矢喜義
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大洋丸探査日記

2018-08-23 06:03:17 | 大洋丸探索プロジェクト
Twitter(現X)に投稿した記事を日記としてまとめました

9月5日10時
西新橋にある航空会館地下の会議場にて『大洋丸探索プロジェクト』の潜航調査についての記者会見をしました。朝日新聞、読売新聞、NHKに取り上げられました。上部客室の右舷側先方部分をモザイクし、窓の配置を大洋丸の写真と比較しました。


8月31日
ACADEMISTのクラウドファンディングは、目標値を達成して無事に終了しました。ご支援いただいた皆様ありがとうございます。

8月28日7時半
無事に門司港田野浦に着岸。調査航海を終了しました。ROVの前で集合写真を撮影しました。


8月26日21時半
大1は、貨物船であろうと見受けられます。形から、「豊浦丸(日本郵船)」ではないかと思われます。これにて調査は終了しました。



8月26日9時
大2は漁船であると判断しました。写真はROVに取り付けられているスキャニングソナーの映像です。レンジは80m。35m長さの全体のうち、右舷側が見えています。左が艫で、漁船特有の艫の形が見えます。すなわち、この位置で切れた中型船の前半部でないことが分かり、戦時徴用船ではありませんでした。徴用された漁船の可能性もありますが、爆破された様子がないので、事故で沈んだ漁船と思われます。網が沢山かかっていましたので、左舷がわに入るのは危険でした。


8月25日19時
大3は、舳先の部分は見えましたが、網がかかって調査は困難。プロペラに網を巻き込んだので、これをカッターで切り、ROVを揚収しました。

8月25日12時
大4は、80m×35m、厚さ数mの平たい構造物が二つあることが分かりました。いったい何なのでしょう。

8月25日5時
大5は大洋丸であると判断しました。やりました。ご支援ご協力を賜りました皆様、有り難うございました。
大洋丸は左舷を下にして横たわっていました。写真は右舷側後部のC甲板とD甲板の手すりの部分です。

ROVは写真上側に位置取りをして、船底方向を見ています。見やすいように、撮影写真を上下逆にしています。
ドイツのハンブルグ海事博物館から手に入れたGAの対応する部分は




8月24日19時半
夕焼けがとても美しい。現場到着は20時45分ごろになりそうです。


8月24日16時
波もおさまり、絶好の調査日よりになりつつあります。現場到着は20時ごろになりそうです。
昨日、関門海峡を西に進む我らがKPLの勇姿を昨年に引き続き、汽っけいさんに撮影していただきました。素敵な写真を有り難うございます。一枚目は、これから関門大橋をくぐろうとしているKPLです。ブリッジから出て陸を見ている二人がいますが、後ろ側が私です。

二枚目は、関門大橋の下を通過中です。どこにいらっしゃるのか分からない汽っけいさんに向かって手を振る私とKCSの皆様です。右上のデッキ上にはニコニコ生放送をしているドワンゴメンバーが写っています。 手足の長い私が手をふると、まるでゴリラです。私のことを「ゴリラさん」と呼ぶ人がいるのですが、これを見るとなるほどと思います。

三枚目は西に向かって進むKPL。「私はケーブル敷設船である」と船尾が主張しています。


8月24日13時
船内と機器類を紹介するために、録画をしました。電波が届かないところがあるので、同時中継をするのは無理なのです。KCSの藤森さんと藤田さんに説明をしてもらいました。船倉の中は暑く、藤森さんは汗だくです。

8月23日13時
宗像沖合に来ました。遠くに沖ノ島が見えます。沖津宮に向かって、航海の安全と探索の成功を祈願しました。

デッキ上で、ドリル(退船訓練)をしました。NICTさんのアンテナの見えるところで点呼を受け、イマーションスーツの着方を習い、救命艇の振り出しを見学しました。

大洋丸では5月8日14時からドリルがおこなわれています。1300人以上が乗船していたにかかわらず1000人弱の分の救命艇があるにすぎませんでした。

8月23日06時
おはようございます。昨夜は、出港前の揺れない船室にて、越後村上の大洋酒造から取り寄せた純米吟醸「大洋盛」で団結力を高めました。7時15分から朝食、8時半に田野浦を出港して関門大橋をくぐり、西にいきます。下関の街に向かってチームの皆が手を振ります!見つけたら手を振って下さい。


8月22日13時
大洋丸 調査のために、門司田野浦港に停泊する「KDDI PACIFIC LINK」に乗り込みました。23日朝8時半の出港です。今夜は揺れませんが、出港すれば五島列島沖合までは、楽しい揺れが待っています。
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大洋丸探索プロジェクトへの寄付のお願い

2018-08-19 15:06:29 | 呂500探索プロジェクト
/2020年7月7日改訂/

 一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会は、戦時徴用船や戦前の客船技術にスポットライトを当てるため、大洋丸の位置を特定し、お亡くなりになった方々を慰霊し、沈没から75年たった大洋丸の現状を明らかにする「大洋丸探索プロジェクト」を開始しました。2018年8月に大型のROVを使って日本海洋データセンターのデータに基づく5隻の沈没船の調査をおこない、東シナ海に大洋丸を探し出しました。その位置は

北緯30度47分58秒 東経127度37分53秒 水深147m


この活動をおこなうために、広く寄付を集めています。よろしくご協力くださいますようお願いいたします。

ROV調査は終了しましたが、必要な資金は、2020年7月7日現在400万円不足しています。これを補填するために、皆様方のご寄付をお待ちしています。


 下記をご参照のうえ、一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会の口座に直接お振り込みください。これには期日がございませんので、よろしくお願いいたします。なお、以前作っていた大洋丸講座は解約しました。

 調査活動は、一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会のプロジェクトチームがボランティアでおこないました。下記の5つの海域(大1~大5)(海上保安庁からの沈没船情報による)に沈んでいるであろう大洋丸の現状をROVを使ってビデオ撮影しました。その結果、大1に大洋丸は沈んでいました。

成果は、9月5日10時から記者発表して、公開しました。詳細な調査内容については、本ブログにて公開しています。




趣旨にご賛同のうえ、よろしくご寄付を賜りたく、お願いいたします。関係ある方々にご紹介くだされば幸甚です。

なお、ACADEMIST主催のクラウドファンディングは2018年8月31日をもって達成終了しています。

++++++++++++++++ 記 ++++++++++++++++
(1) プロジェクト名:大洋丸探索プロジェクト
(2) 主催:ラ・プロンジェ深海工学会
(3) 寄付目標金額:4百万円
(4) プロジェクト寄付の単位
一口10万円(団体)
一口1万円(個人)
(5) 寄付金の使途:ROV調査用の支援船の用船等経費
(6) 寄付金の振込先
  親和銀行福江支店
  口座名義 一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会 代表理事 浦 環
  普通預金口座 店番号 611 口座番号 3133611
(7) 連絡:ご寄付いただける方は下記にEメールにてご連絡いただき、お振り込みください。なお、領収書の必要な方は、下記メールにその旨と送り先をお書きください。

 連絡先:uraアットマークiis.u-tokyo.ac.jp
    (アットマークを@に置き換えて下さい)
 連絡内容
  ・団体の場合―――――――――――――――――――――
    団体名(必須):
    代表者氏名:
    連絡者氏名(必須):
    郵便番号:
    住所:
    電話番号:
    Eメイルアドレス(必須):
    寄付口数(必須):
    振り込み日(必須:予定を含む):
    ホームページ等に貴団体名の掲載は可能か(必須):
       可  不可(どちらかを消去してください)
この活動を何で知りましたか:
  ・個人の場合―――――――――――――――――――――
    氏名(必須:屋号でもかまいません):
    郵便番号:
    住所:
    電話番号:
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    振り込み日(必須):
    ホームページ等にご氏名の掲載は可能か(必須):
       可  不可(どちらかを消去してください)
この活動を何で知りましたか:
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