風の向くまま 気の向くまま

風と気の向くままに、日常を。

四方山話

2005-10-08 10:55:37 | 日常
水木金と泊まりで出張に行ったわけですが、仕事の話は置いといて夜の過ごし方などを少々。

出張先では当然、ビジネスホテルなんかに泊まるわけです。で、どのように過ごすのか。ホテルに入るとまずは日報やら、その場で処理できる仕事を片付けてしまいます。まあ、そんなに時間はかかりません。で、その後どうするか。

たまに取引先の人と飲みに出たりすることもありますが、そんな予定もない場合。2人3人といるなら遊びに出るのも良いが、大概は一人です。一人だと別に遊びに行く気にもならない。まあ先輩の中にはフーゾクに行くと胸を張って宣言する人もいますが。かといってコンビニ弁当で済ませてホテルでテレビ、なんてのはかなり切ない。

ではどうするか。私の場合は文庫本を片手に居酒屋に入り、2時間ぐらい過ごすというのが定番です。カウンター席に座り、ビール日本酒をやりながら本を読む。ちびちびとやるのでそんなに飲み食いするペースは速くありません。
そうして実にのんびりと過ごします。普通に家にいると、なんでもすることが出来るので、逆にこんなのんびりとした時間の過ごし方ができなかったりすから結構愉しいです。

さすがに5年以上同じ地域を担当してるので、出張先で泊まるところも大体同じところに落ち着き、いくつかお気に入りの店も決まってきました。まあいつも本を読んで2時間ぐらい過ごして、3000円ぐらいで済ませてしまう安い客ですが。何件かの店ではすっかり顔なじみになり、気安く過ごせる居心地の良さもあります。

この時に読む本は、昼間に立ち寄った本屋でテキトーに選びます。表紙がいいから買ったりとか、聞いたことのある作品だなあとか、あらすじを読んで面白そうと思うものとか、ほんとにテキトーです。で、大体は居酒屋で一気に読んでしまいます。

ちなみに今回は水曜の夜に横山秀夫「半落ち」、木曜の夜は桜坂洋「スラムオンライン」を読みました。読書感想文は嫌いなので特に書きませんが、2冊とも面白かったです。特に「半落ち」は涙腺が緩みそうでした。

で、1冊読み終えると店を出て、テキトーにぶらついて、ホテルに戻って、ニュース番組なと見つつ寝てしまいます。有意義かどうかなんざ知らんが、本人はいたってお気に入りの夜の過ごし方なのです。

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