リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、3ヶ月が経過しました。
ホワイトトップオリジナル リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
容量 300Ah 3.84KWh
電圧 12.8V (LFP-4S)
標準充電電圧 14.6±0.2V
フロート充電 13.8±0.2V (標準電圧)
最大電流 200A
低電圧CUT 10.0V
この仕様にソーラーにて充電を行う為のシステムがあります。
EPソーラー社のコントローラーが搭載されています。
このコントローラーの取説にはリン酸鉄リチウムイオンの充電設定は、スタンダードモードで良いと記載がありました。
スタンダードモードに切替実験開始しました。
設定状況
以前の内容でも、良い結果を記載していたかと思います。
実際良好でした。
しかしナゼか1月に1回同時に取付を行った、オンリースタイル社製のOBS-1500が作動しました。
低電圧CUTの可能性は皆無だった為…当初は、雷?バッテリー使用が多く、過充電が作動?
と、憶測をたて可能性をちょうさしておりました。
そこで、オンリースタイル社製のCUTリレーの仕様を学習。
なるほど~
でも、CUTリレーが稼働する様な電圧になる可能性が???
そうこう考えていると、また1ヶ月経過。。。
すると~またナゼかCUTリレーが作動!!
『ん・・・???』
『ちょうど30日間隔???』
頭に可能性が過ります!
もう一度、ソーラー充電アルゴリズムをチェック。
リン酸鉄リチウムイオン電池の充電アルゴリズム確認。
ソーラーコントローラーのEPソーラー設定では、取説通りにスタンダードモードにて設定していましたが、当初より気になっていた点があります。
Equalize Charging
通常リン酸鉄リチウムイオン電池では、行わないモード。
今回のホワイトトップオリジナルバッテリーでは、問題ない充電アルゴリズムである事は確認済でした。しかし気になる…。
30日に1回となると、Equalize Chargingの稼働周期にピッタリ!!
でも充電電圧は14.6V!!
OBS-1500が作動する過充電電圧は、15.2±0.3V!
つまり14.9~15.5Vで作動のハズ!
ですが、作動回数は2回!30日間隔。
アヤシイ~(;^_^A
こうなるとユーザー設定に変更し、充電アルゴリズムをピッタリの環境設定にしてみよう!
でも、スタンダードモードで他の充電設定はOKな為、Equalize ChargingのEqualize Durationのみ0minへ変更しました。
結果良好で月に1回のカットリレーが作動しませんでした。
推測ですが、BMS搭載のリン酸鉄リチウムイオン電池は通常Equalize Chargingは不要。
私の搭載しているホワイトトップオリジナル リン酸鉄リチウムイオン電池はオーバー電圧CUTは16.0Vの為、追加接続したCUTリレー(15.2±0.3V!)が先に作動した推測。
また、リン酸鉄リチウムイオン電池へEqualize Chargingを行うと、均等作動中に一時的に高電圧になってしまう事がある模様。これが何故発生しているのかは不明。
事実わかる事は均等充電中にCUTリレーが作動する事。
一括りにリチウムイオン電池でも色々な種類があります。
安価な粗悪品も沢山流通していますし、事実火災になったと言う話も聞いています。
しっかりと下調べを行い、安全装置の取付を省く事なくされる事をお奨めします。
これはGEL等の液式も同じだとは思いますが、直流はある意味怖いです…。
ホワイトトップオリジナル リン酸鉄リチウムイオン電池は今回は簡単交換仕様の12Vバンクにて実験しております。
ショップ社長も色々悩まれて、仕様を決め日本にての販売を検討されている模様です。
使用した個人的感想は~12VバンクではGOODです。電気的に詳しくなくても、そのまま搭載可能と私は考えています(⌒∇⌒)
別に、ショップ店員ではないので~売り込みはしていませんので…個人的感想と素人実験結果です。(;^_^A
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