こんにちは。YJ17期おぐれです。
今回は、今期地域密着チームの活動の一つとして企画していた、奥多摩の急斜面をアピールした流しそうめんをしよう試みの実践当日でした。
参加メンバー
はっしーさん、せんさん、このみさん、しもっちさん、おぐれ
今回も奥多摩ふれあい農園の皆様に、資材、実施場所の提供をしていただき、滞りなく事を進める事が出来ました。ご協力ありがとうございます。
前回ブログにアップしました流しそうめん仮制作をふまえて作成しました。
前回同様まっすぐに伸びた良い竹を選別し、伐木します。写真はのこ目をたてているところです。
仮制作に引き続き7m程度の竹を選択しました。加えて、今回は流し台を安定させるための台座を制作する為に、手頃な竹を2本伐木しました。先端の枝はノコやナタで枝払いを行います。竹材は鋭利な角が立つことが多く、素手での作業は厳禁です。
7mの竹は重量感があるように見えますが、中は空洞であるので重心を見つければ簡単に持ち上げる事が出来ます。流し台に使う竹は、半分に縦割りを行います。7×7で14mの流し台を作ることが出来ます。写真はそうめんを流すために竹の節をかなづちで除去しているところです。
今回は、前回の仮制作では行わなかった台座を制作しました。安定性を考え、三脚による台座を制作しましたが、14mの竹の重量、そして今回のアピールの一つである奥多摩の急斜面の影響でなかなか土台が安定せず、大変苦労しました。加えて流し台の竹のしなり具合などの勝手も並行して考えなければなりません。どの位置が一番負担が軽く安定するのか、スムーズにそうめんを流す為に竹のしなりをどう矯正、活用するのか、全員で思考錯誤を重ねました。
なんとか急斜面に14mの竹を安定して据え付ける事が出来ました。奥多摩で育った竹の野性味あふれるしなりを活かし、カーブを交えた立派な流し台です。ここまで完成すると壮観の一言です。
竹は万能です。せんさん、このみさんが中心となって、切り離した竹端を有効利用してそばちょこ、皿、はしを制作しました。どれも精巧で、それでいて粋なものを感じさせる味わい深い逸品に仕上がりました。食欲をそそられます。
そうめんのアクセントとして、しょうが、薬味ねぎ、奥多摩わさび漬け、しば漬けなどを持ち寄りました。また、流しそうめんの一興として、そうめん以外にもブルーベリーや、流し台を転がり落ちるように切ったウインナーやちくわ等も用意しました。
苦労して作ったそうめんの味は格別でした。
なお、一興として持ち寄ったウインナー、ちくわは、急斜面に耐え切れず飛び出してしまったので、ノーカウントとなりました。飛んで跳ねて暴れながらもしっかりと流し台を転がるブルーベリーは楽しませてくれました。奥多摩の急斜面を存分に実感することができました。
次回は、近隣の保育園の園児たちを動員しての流しそうめんを行おうという一大イベントを計画中です。まだ詳細は詰めていませんが、YJの皆様も気軽に参加してください。サポートお待ちしております。これから夏に向けてさらに気温も高くなります。一緒に流しそうめんを楽しみましょう。
YJ17期 おぐれ