どうも!ぱっちです。
3月4日(日)に地域密着チームで活動しましたので、報告します。
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◆◆◆奥多摩「何でも探偵団!」早春の生き物みっけ!観察会◆◆◆
~ナガレタゴガエルを探そう!~
日時:3月4日10:00~「奥多摩ビジターセンター」集合
参加者:すだっち、かえ、ぱっち
持ち物:昼食、温かい飲み物、雨具、防寒着、あればルーペなど
服装:寒くない服装と長靴、帽子、手袋など
参照URL
http://business4.plala.or.jp/taki3/kansatu.pdf
http://www13.ocn.ne.jp/~okutamav/okutama_vc.html
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ホリデー快速に乗り、奥多摩駅に9:50着予定が古里に停まることになり、1分程度の遅れで到着。
やっぱり、奥多摩の空気は澄んでいて気持ちがいい。
この空気を吸うだけでも早起きして来てよかったなぁと思ってしまう。
だけど、天候は厚い雲に覆われスッキリとしなく、雨が心配。。。大丈夫かな。。。
天候を心配しつつ、集合場所が分からず迷いながら歩くこと2分。
「奥多摩ビジネスセンター」に到着。
誰一人遅刻することなく、時間通りに開始。
本日のプログラムの流れや注意事項を聞く。
1,美しい自然をそのままに!
2,自然を大切に!
3,楽しい1日を!
そして、本日のメインイベント!!
ナガレタゴガエルについて
『ナガレタゴタエルは奥多摩で昭和53年(1978年)に発見されて、平成2年(1990年)に新種として記録され、その後、関東、中部、穂区立、近畿地方の一部の地域で生息が確認しているが、まだまだ未知数な生き物。』
そんなナガレタゴガエルが、産卵期を向えていて1年の中で一番発見しやすい時期が今なのだ!
長久(ニックネーム:チョウキュウ)さんの案内の下、いざ出発!
JUON以外の参加されている方もたくさんいらっしゃり、総勢14人の参加。
スタートは6人だけど、途中の「奥多摩さかな養殖センター」でその他の方々が途中参加されるとのこと。
ご年配の方(50、60代)が多く、また奥多摩エリア以外から参加していたりと年代や地域を越えた団体で
ナガレタゴガエルを探しにテクテクと歩く。
スタートのビジターセンターから歩くこと30分くらいで途中参加の方々と合流!
それが子ども6名!!(幼稚園児から小学生まで)と大人2名
まさに年代を超えた集まりだ。
「奥多摩さかな養殖センター」ではヤマメ、ニジマス、ニッコウイワナ、奥多摩やまめについて説明。
印象に残ったのは『奥多摩やまめ』
やまめは2年(約20~30cm)で産卵して死んでしまうが、バイオテクノロジーによって「奥多摩やまめ」は3年で約40cm、4年で50cmまで成長し、この大型化によって、刺身や寿司の他に、洋食の素材としても利用ができる。
刺身や、ムニエル、にぎり寿司、カルパッチョ、スモークなどの料理にされ、今までのやまめではできなかった料理に活かされている。
とっても魅力的!!
ナガレタゴガエルより惹かれてしまう。
飼育池を見させてもらったが、ほんとに大きく、ニジマスに引けをとらない。
ちなみに、バイオテクノロジーの力で寿命を延ばし、巨大化しているが、この方法とは、染色体を2組から3組にして作出している。種無しスイカなどに実用化されており、安全性に問題はないとのこと。
ますます魅力的☆
そんな誘惑を退け、いざナガレタゴガエルが生息する沢へ一行は足を進める。
カエルなんてどこでもいると思っていたが、このナガレタゴガエルが生息するところは渓流のためどんどん山奥へと向う。
3日前に都心でも積もった雪がまだ融けていなく、気温も下がってくる。
ちょうどこの日は釣りの解禁日で至る所に釣り人に遭遇する。
焚き火をしながら自然の中で釣りをする。都会の喧騒から離れ、川の流れる水の音や風に揺られる木々の音たち。
そうした中、川の中を泳ぐヤマメに目を凝らし、集中力を切らせることなく何度も釣竿を振る。
釣った魚をすぐに塩焼きして自然の中かぶりつくなんて、最高だろうな~。
と思わず考えていると「海沢隋道」に到着。2億年前は海だった土地でそのときに作られた地層が見れる。
見上げるほどに幾層も重なり、その一つ一つの縞模様が時間の流れを伝え、自然の力に圧巻を覚える。
かれこれ「奥多摩さかな養殖センター」から歩くこと40分程度。
ようやくナガレタゴガエルが生息するエリアに到着。
吐く息が白く、ちょっとした寒さの中お昼ごはんを終え、ナガレタゴガエルの探索開始!!
「いる所にはいる、、、かもしれない」と長久さんの説明の下、川の中の石の下や落ち葉や木を掻き分けて
探してみるもののどこにもいない。
今日捕まえられるのか不安になりながらも、懸命に探すものの全く現れてくる気配もなく、ただ寒く、時間が過ぎていく。。。
さらに奥深く足を進めるチョウキュウさん。
着いていくと水溜りがあり、そこを見てみると、いた!ナガレタゴガエル!
流れがなく、すこし暖かいところにいるとのこと。
泳いでいると動きでわかるが、止まっていると砂利と同一していて全くわからない。
これは見つけにくいし、岩の下などに隠れてしまうので注意深く見ないと探せない。
そんなこともお構い無しに動きを先読みし、チョウキュウさんはものの見事に慣れた手つきで、捕獲した。
子どもたちからはヒーローの眼差しが注がれ、大人たちからは今日の達成の安堵感がもれた。
ナガレタゴガエルを見るとホントにぶよぶよしていてアマガエルの様に光り、引き締まった体と全く違う。
しかし、ぶよぶよした皮膚をうまく使って泳ぐ姿は素早い。
運よく、交尾しているナガレタゴガエルも発見し、違いを観察。
雄は黄土色だが、雌は赤っぽくて雄よりも一回り大きい。
雄をよくよく観察すると両手の親不備付近に吸盤があり、交尾のときに雌を話さないために使うのだそう。
トータル6匹も捕獲し、じっくりと観察した後に自然に帰して、さらなる増殖をみんなで祈った。
その後、「おくたま海沢ふれあい農園」や「海沢神社」に立ち寄り、午前中は心配だった天候も問題なく、
スタート地であるビジターセンターに戻り、充実した一日のプログラムを終えた。
準備もままならないまま参加をしてしまったけども、初めてナガレタゴガエルを見れたことが嬉しかった。
では、今回の地域密着チームの報告はこれにて。。。fin
【「海沢」という地名の由来】
和田山と神路山の麓に湖沼があった。大和朝廷の伝説上の英雄:日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征を命じ、蝦夷に向う道中、この地に立ち寄ったことで「神路山」と呼ばれるようになったという。この後いつの頃か一夜大雷雨の直後を受け、両山の最も低い場所が決裂して湖沼が流失、その跡が「沢」となった。山地では、湖沼のことを「海」といい、海は「うな」とも呼ぶ。海沢(うなざわ)の地名は湖沼(海)と沢とが結びつけられたものに由来する。
◆◆◆次回、地域密着チーム活動のお知らせ◆◆◆
日時:3月11日(日)10:00~
場所:おくたま海沢ふれあい農園
住所:東京都西多摩郡奥多摩町海沢497-21
http://business4.plala.or.jp/taki3/
是非ご参加ください!
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
3月4日(日)に地域密着チームで活動しましたので、報告します。
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◆◆◆奥多摩「何でも探偵団!」早春の生き物みっけ!観察会◆◆◆
~ナガレタゴガエルを探そう!~
日時:3月4日10:00~「奥多摩ビジターセンター」集合
参加者:すだっち、かえ、ぱっち
持ち物:昼食、温かい飲み物、雨具、防寒着、あればルーペなど
服装:寒くない服装と長靴、帽子、手袋など
参照URL
http://business4.plala.or.jp/taki3/kansatu.pdf
http://www13.ocn.ne.jp/~okutamav/okutama_vc.html
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ホリデー快速に乗り、奥多摩駅に9:50着予定が古里に停まることになり、1分程度の遅れで到着。
やっぱり、奥多摩の空気は澄んでいて気持ちがいい。
この空気を吸うだけでも早起きして来てよかったなぁと思ってしまう。
だけど、天候は厚い雲に覆われスッキリとしなく、雨が心配。。。大丈夫かな。。。
天候を心配しつつ、集合場所が分からず迷いながら歩くこと2分。
「奥多摩ビジネスセンター」に到着。
誰一人遅刻することなく、時間通りに開始。
本日のプログラムの流れや注意事項を聞く。
1,美しい自然をそのままに!
2,自然を大切に!
3,楽しい1日を!
そして、本日のメインイベント!!
ナガレタゴガエルについて
『ナガレタゴタエルは奥多摩で昭和53年(1978年)に発見されて、平成2年(1990年)に新種として記録され、その後、関東、中部、穂区立、近畿地方の一部の地域で生息が確認しているが、まだまだ未知数な生き物。』
そんなナガレタゴガエルが、産卵期を向えていて1年の中で一番発見しやすい時期が今なのだ!
長久(ニックネーム:チョウキュウ)さんの案内の下、いざ出発!
JUON以外の参加されている方もたくさんいらっしゃり、総勢14人の参加。
スタートは6人だけど、途中の「奥多摩さかな養殖センター」でその他の方々が途中参加されるとのこと。
ご年配の方(50、60代)が多く、また奥多摩エリア以外から参加していたりと年代や地域を越えた団体で
ナガレタゴガエルを探しにテクテクと歩く。
スタートのビジターセンターから歩くこと30分くらいで途中参加の方々と合流!
それが子ども6名!!(幼稚園児から小学生まで)と大人2名
まさに年代を超えた集まりだ。
「奥多摩さかな養殖センター」ではヤマメ、ニジマス、ニッコウイワナ、奥多摩やまめについて説明。
印象に残ったのは『奥多摩やまめ』
やまめは2年(約20~30cm)で産卵して死んでしまうが、バイオテクノロジーによって「奥多摩やまめ」は3年で約40cm、4年で50cmまで成長し、この大型化によって、刺身や寿司の他に、洋食の素材としても利用ができる。
刺身や、ムニエル、にぎり寿司、カルパッチョ、スモークなどの料理にされ、今までのやまめではできなかった料理に活かされている。
とっても魅力的!!
ナガレタゴガエルより惹かれてしまう。
飼育池を見させてもらったが、ほんとに大きく、ニジマスに引けをとらない。
ちなみに、バイオテクノロジーの力で寿命を延ばし、巨大化しているが、この方法とは、染色体を2組から3組にして作出している。種無しスイカなどに実用化されており、安全性に問題はないとのこと。
ますます魅力的☆
そんな誘惑を退け、いざナガレタゴガエルが生息する沢へ一行は足を進める。
カエルなんてどこでもいると思っていたが、このナガレタゴガエルが生息するところは渓流のためどんどん山奥へと向う。
3日前に都心でも積もった雪がまだ融けていなく、気温も下がってくる。
ちょうどこの日は釣りの解禁日で至る所に釣り人に遭遇する。
焚き火をしながら自然の中で釣りをする。都会の喧騒から離れ、川の流れる水の音や風に揺られる木々の音たち。
そうした中、川の中を泳ぐヤマメに目を凝らし、集中力を切らせることなく何度も釣竿を振る。
釣った魚をすぐに塩焼きして自然の中かぶりつくなんて、最高だろうな~。
と思わず考えていると「海沢隋道」に到着。2億年前は海だった土地でそのときに作られた地層が見れる。
見上げるほどに幾層も重なり、その一つ一つの縞模様が時間の流れを伝え、自然の力に圧巻を覚える。
かれこれ「奥多摩さかな養殖センター」から歩くこと40分程度。
ようやくナガレタゴガエルが生息するエリアに到着。
吐く息が白く、ちょっとした寒さの中お昼ごはんを終え、ナガレタゴガエルの探索開始!!
「いる所にはいる、、、かもしれない」と長久さんの説明の下、川の中の石の下や落ち葉や木を掻き分けて
探してみるもののどこにもいない。
今日捕まえられるのか不安になりながらも、懸命に探すものの全く現れてくる気配もなく、ただ寒く、時間が過ぎていく。。。
さらに奥深く足を進めるチョウキュウさん。
着いていくと水溜りがあり、そこを見てみると、いた!ナガレタゴガエル!
流れがなく、すこし暖かいところにいるとのこと。
泳いでいると動きでわかるが、止まっていると砂利と同一していて全くわからない。
これは見つけにくいし、岩の下などに隠れてしまうので注意深く見ないと探せない。
そんなこともお構い無しに動きを先読みし、チョウキュウさんはものの見事に慣れた手つきで、捕獲した。
子どもたちからはヒーローの眼差しが注がれ、大人たちからは今日の達成の安堵感がもれた。
ナガレタゴガエルを見るとホントにぶよぶよしていてアマガエルの様に光り、引き締まった体と全く違う。
しかし、ぶよぶよした皮膚をうまく使って泳ぐ姿は素早い。
運よく、交尾しているナガレタゴガエルも発見し、違いを観察。
雄は黄土色だが、雌は赤っぽくて雄よりも一回り大きい。
雄をよくよく観察すると両手の親不備付近に吸盤があり、交尾のときに雌を話さないために使うのだそう。
トータル6匹も捕獲し、じっくりと観察した後に自然に帰して、さらなる増殖をみんなで祈った。
その後、「おくたま海沢ふれあい農園」や「海沢神社」に立ち寄り、午前中は心配だった天候も問題なく、
スタート地であるビジターセンターに戻り、充実した一日のプログラムを終えた。
準備もままならないまま参加をしてしまったけども、初めてナガレタゴガエルを見れたことが嬉しかった。
では、今回の地域密着チームの報告はこれにて。。。fin
【「海沢」という地名の由来】
和田山と神路山の麓に湖沼があった。大和朝廷の伝説上の英雄:日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征を命じ、蝦夷に向う道中、この地に立ち寄ったことで「神路山」と呼ばれるようになったという。この後いつの頃か一夜大雷雨の直後を受け、両山の最も低い場所が決裂して湖沼が流失、その跡が「沢」となった。山地では、湖沼のことを「海」といい、海は「うな」とも呼ぶ。海沢(うなざわ)の地名は湖沼(海)と沢とが結びつけられたものに由来する。
◆◆◆次回、地域密着チーム活動のお知らせ◆◆◆
日時:3月11日(日)10:00~
場所:おくたま海沢ふれあい農園
住所:東京都西多摩郡奥多摩町海沢497-21
http://business4.plala.or.jp/taki3/
是非ご参加ください!
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