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リートリンの覚書

散策日記・御茶ノ水〜秋葉原周辺

今回の散策はJR御茶ノ水駅〜秋葉原周辺です。

JR御茶ノ水駅

御茶ノ水駅(おちゃのみずえき)
東京都千代田区と文京区にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京地下鉄(東京メトロ)の駅です。

御茶ノ水駅をでてすぐ、木に何かが括り付けられているのを発見しました。


これは何?気になり近づいて見ました。



手書きで御由緒が書いてありました。読んでみたいと思ったのですが、劣化が激しく読むことができません。

読める部分を見てみると、「一口太田姫神社」と「太田姫神社 元宮」と書いてありました。

調べてみますと、太田姫稲荷神社はもともとこの場所にあり、昭和六年(1931年)に、御茶ノ水駅の総武線拡張により、遷座されたようです。なるほど。

今、総武線を快適に使うことができるのも、これ、太田姫稲荷神社に遷座していただいたからなのですね。初めて知りました。感謝して使わないとですね。

太田姫稲荷神社は、現在・東京都千代田区神田駿河台1-2にあります。

さて、散策を再開。

まずは、ニコライ堂を見に行きました。

ニコライ堂

ニコライ堂 
東京都千代田区神田駿河台にある正教会の大聖堂です。「ニコライ堂」は通称で、日本に正教会の教えをもたらしたロシア人修道司祭聖ニコライに由来します。正式名称は「東京復活大聖堂」です。


以前、御茶ノ水で習い事をしていたことがありまして、週一でこちらの前を通っていました。美しい建物だと常々思っていました。いやはや、懐かしい。

ニコライ堂を見た後は、聖橋を渡り、

聖橋

聖橋(ひじりばし)
神田川に架けられた橋の1つ。

湯島聖堂を見学しました。

実は、湯島聖堂を知ったのは、ここ近年。

車窓から木に覆われた大きな屋根が見えて、あれは何?と調べて知りました。

何度も通っていたのにね。

昔は、車窓から外を眺めることがなく、本を読んだり、眠ったりしていました。

って、通勤となると満員電車で外の景色を見る余裕なんてないですよね。

帰りは暗くなりネオンだけが目立ち、疲れていてそれどころじゃないですよね。

今までかなりもったいない事をしたと思っています。

最近は新しい発見があることに気づいて、なるべく車窓から外の景色を眺めるようにしています。

遠くを見ることは、目にもいいですしね。

湯島聖堂
湯島聖堂(ゆしませいどう)
東京都文京区湯島一丁目にある史跡です。江戸時代の元禄3年(1960年)、江戸幕府5代将軍徳川綱吉によって造営された、孔子廟です。後に幕府直轄の学問所となりました。

湯島聖堂に関しましては、私の別ブログにて詳しく記事にしています。興味のある方は是非ご覧ください。


湯島聖堂を見学した後は、神田神社を参拝しました。

神田明神


神田明神(かんだみょうじん)
東京都千代田区外神田二丁目にある神社です。正式名称は、神田神社(かんだじんじゃ)です。江戸の総鎮守です。

主祭神
大己貴命
(おおなむちのみこと)
少彦名命
(すくなひこなのみこと)
平将門命
(たいらのまさかどのみこと)

何度も参詣している神社なのですが、平将門命が祀られているということで、毎回、失礼がないかとドキドキしながら参拝しています。

神田神社に関しましては、私の別ブログにて詳しく記事にしています。興味のある方は是非ご覧ください。


また神田神社は、名所江戸百景 第10景 「神田明神曙之景」で描かれています。第10景 「神田明神曙之景」に関しましては、私の別ブログにて詳しく記事にしています。興味のある方は是非ご覧ください。


神田神社を参拝した後は、中山道を進み、昌平橋を目指しました。

昌平橋の交差点付近で上を見上げると、鉄橋と総武線が見えました。総武線に乗っている時、秋葉原駅と御茶ノ水駅の間で、ガタンガタンと橋を渡る音がするのですが、この鉄橋を渡る音だったのですね。

鉄橋と総武線


車窓からは緑の柱しか見えないのですが、このような形をしていたとは、始めて知りました。美しい鉄橋ですね。

ここで昌平橋を見学しました。

昌平橋

昌平橋(しょうへいばし)
東京都千代田区にある、神田川に架かる橋です。最初に橋が架設されたのは寛永年間(1624~1645年)と伝えられています。

この辺りは、名所江戸百景 第47景 「昌平橋聖堂神田川」で描かれています。第47景 「昌平橋聖堂神田川」に関しましては、私の別ブログにて詳しく記事にしています。興味のある方は是非ご覧ください。


昌平橋を見学した後は、万世橋を目指しました。
その途中にあった

マーチエキュート神田万世橋

旧万世橋駅も見学したのですが、写真がぶれぶれでお見せ出来ません。

現役時代の遺構も残されていました。
初代の駅舎は、東京駅と同様に辰野金吾の設計とのこと、さぞかし豪華で美しい駅舎だったと思います。

万世橋

万世橋(まんせいばし)
東京都千代田区にある、神田川に架かる橋の1つ。中央通り(国道17号)上にあります。

万世橋説明がき


万世橋

 現在の万世橋と昌平橋の間に江戸城の見附の一つである筋違門がありました。1872年(明治5年)に門が撤去されその石材を用いて架けられたのが万世橋(萬世橋)です。石造アーチの形状は眼鏡橋と通称され、東京名所として錦絵などにも描かれました。
 1903年(明治36年)、現在の位置に新たに万世橋が架橋された後、石造の萬世橋は1906年に撤去されました。現在の橋は関東大震災後1930年(昭和5年)に架けられました。甲武鉄道(後の中央線)のターミナル駅として万世橋駅が1912年(明治45年)に開業すると、橋の周辺は交通の要衝として大変な賑わいを見せました。

この辺りは、名所江戸百景 第9景 「筋違内八ツ小路」で描かれています。第9景 「筋違内八ツ小路」に関しましては、私の別ブログにて詳しく記事にしています。興味のある方は是非ご覧ください。


万世橋の袂。思わず撮影しました。

肉の万世


調べてみると、肉の万世の名前は、万世橋に由来するのですね。なるほど。

しかし、失敗したな、「肉の万世」を調べたら、ハンバーグの映像が次から次へと出てくる。食べたい~。

でも、今は関東にいない。今度行ったら食べに行こう。

何度も訪れていた御茶ノ水周辺でしたが、新しい発見が多々あり、いい散策ができました。

以上、御茶ノ水〜秋葉原散策日記でした。

神田川

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