[現代日本史]: 不公正行政・政治、 既得権受益者、 国民ダマシ政治
<高セキュリティ?>
銀行カードやクレジットカードなどの 磁気ストライプ(おび)部分が読みとられ不正使用される 「スキミング事件」 を契機に、 銀行やクレジット会社の 「ICカード」化は 一気に進み始めた。
(いったいどれだけの金をかけているものやら...。 法人税支払いも遠いはずである..)
<金の成る木のICカード>
普及と量産により 製造原価も安くなったのか、ICカードは 大都市圏で勢いを増しながら 金融のみならず 輸送・交通 のほか、 電子マネー などと着実に 「国民総背番号制(一人一番号の住基ネット)社会」 の準備は整ってきている。 個人のプライバシーのない「悪の支配社会」 だ。
<スキミング防止用品>
量販店に行くと、 「アレレッ!?」 と思う商品を見つけた。 非接触型スキミング(情報読み取り)防止製品である。
効果のほどは図りかねるが、 「ふつう」 に考えても 製品として販売されてもおかしくもない。
ICカードが 高セキュリティ(安全性)だと 唱っていられるのは 内部情報の書式(フォーマット)や暗号化規則が判らないからだ。
内部仕様が判らないからこそ 解読ならびに複製防止に効果的なのである。
<技術とモラル>
実は 磁気ストライプカードの時も同じだった。
仮に 磁気情報が読みとられても デジタル情報の配列規則が判らなければ 解読できない。 だから安全だ。 と... 説明できた。
<雇用形態の変化と..>
10数年前までの日本は 終身雇用 が当然の社会であった。 転社を繰り返す者には良い評価はなかった。 それだから 自分の属する企業を護るためにも 「社内の情報」 は安易に漏れはしなかった。
だからこそ 「企業秘密漏洩」「企業スパイ」 は社会の大事件だったのだ。
利権を伴う磁気カードの普及に合わせて、 その開発の現場には 様々な仕様(情報書式)が出回った。 内部情報が公開状態なのだから 『守秘義務』 として 個人のモラルに頼らざるを得なかった。
(続)
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07/25 新既得権生成の『小泉構造改革』(2) 雇用形態の果て ・・・ 本記事
07/25 新既得権生成の『小泉構造改革』(1) ICカード
08/10 ニッポンの勝ち組(格差社会解消の恐怖)
<高セキュリティ?>
銀行カードやクレジットカードなどの 磁気ストライプ(おび)部分が読みとられ不正使用される 「スキミング事件」 を契機に、 銀行やクレジット会社の 「ICカード」化は 一気に進み始めた。
(いったいどれだけの金をかけているものやら...。 法人税支払いも遠いはずである..)
<金の成る木のICカード>
普及と量産により 製造原価も安くなったのか、ICカードは 大都市圏で勢いを増しながら 金融のみならず 輸送・交通 のほか、 電子マネー などと着実に 「国民総背番号制(一人一番号の住基ネット)社会」 の準備は整ってきている。 個人のプライバシーのない「悪の支配社会」 だ。
<スキミング防止用品>
量販店に行くと、 「アレレッ!?」 と思う商品を見つけた。 非接触型スキミング(情報読み取り)防止製品である。
効果のほどは図りかねるが、 「ふつう」 に考えても 製品として販売されてもおかしくもない。
ICカードが 高セキュリティ(安全性)だと 唱っていられるのは 内部情報の書式(フォーマット)や暗号化規則が判らないからだ。
内部仕様が判らないからこそ 解読ならびに複製防止に効果的なのである。
<技術とモラル>
実は 磁気ストライプカードの時も同じだった。
仮に 磁気情報が読みとられても デジタル情報の配列規則が判らなければ 解読できない。 だから安全だ。 と... 説明できた。
<雇用形態の変化と..>
10数年前までの日本は 終身雇用 が当然の社会であった。 転社を繰り返す者には良い評価はなかった。 それだから 自分の属する企業を護るためにも 「社内の情報」 は安易に漏れはしなかった。
だからこそ 「企業秘密漏洩」「企業スパイ」 は社会の大事件だったのだ。
利権を伴う磁気カードの普及に合わせて、 その開発の現場には 様々な仕様(情報書式)が出回った。 内部情報が公開状態なのだから 『守秘義務』 として 個人のモラルに頼らざるを得なかった。
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