滋賀県米原市大久保の長尾護国寺にセツブンソウを撮りに行ってきました。
花の写真を撮り始めて5年目になりますが、ずっと行きたいと思っていた所の一つでようやく念願がかないました。
SNS等で見頃が何時になるのか見極めて訪れるようにしていますが、今年は本当に早いですね。
例年より1ヶ月近く早いです。
長尾護国寺のSNS投稿で既に見頃を迎えていることを教えてくれました。
それがなかったら見頃を逃していたかもしれません。
何度も行くことができないので、本当に助かります。ありがたい時代ですね。
1)カーナビで目的地を設定して行ったのですが、近くまでしか案内されなかったので、現地の方に聞きました。
親切に教えていただき、他の自生地までも教えていただきました。
2)長尾護国寺は1350年余り前の651年に開山された真言宗のお寺です。
幾度かの火事により仏像が消失し、今では2体しか残っていないそうです。
3)案内板があるので迷わずにセツブンソウが咲いているところまで行くことができました。
4)セツブンソウ(節分草)はキンポウゲ科セツブンソウ属の多年草で、早春に芽を出し節分の頃に花を咲かせることからこの名がある。
5)白い花びらに見えるのは実は花弁状の萼片。
6)花びらは先端に黄色の蜜腺が付いているのがそれで、5-10個ある。
この写真の花は9個ですね。
7)淡紫色のたくさんあるのが雄蕊。
8)雌蕊は2-5個。
この写真では中央のピンク色に4個見えるのがそれですね。
9)集中して結構たくさん咲いていました。
10)セツブンソウはスプリングエフェメラル“Spring Ephemeral:春の妖精、春のはかない命”と呼ばれています。
落葉樹が芽吹く前の早春に芽吹き花を咲かせ、木々が葉を茂らせる初夏までには、種子を実らせ地上部が枯れてしまい、翌年の早春まで地下の根茎や種子だけで休眠に入る、活動期間の短い植物の生態学的な言葉です。
11)奥に見えている黄色の点はフクジュソウの蕾です。
これもスプリングエフェメラルです。
今年は花が小さいということですが、嬉しくて気づいたら沢山撮ってしまっていました。
来年以降もずっと見られることを願っています。
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