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OSAMUの写真記録

岡本太郎展①絵画作品

撮影日:2023年2月24日

編集が遅れてようやくの投稿です。
その間に展覧会の会期が終了してしまいました。
岡本太郎は絵画のみならず立体、パブリックアートから生活用品まで、強烈なインパクトのある作品を生み出し、大阪万博の核となる「太陽の塔」をプロデュース、そして晩年は「芸術は爆発だ!」が流行語になるなど、戦後日本を代表する芸術家です。
大阪万博は小学生の時でしたので、正直あまり記憶がありません。ただ、すごく混んでいたことだけは覚えています。
それに対し「芸術は爆発だ!」のフレーズはよく覚えています。
当日チケットを買う際に、「太陽の塔」は都合で展示していないがそれでもいいかと確認されました。
そう言われても折角休みをとって来たのですから、引き返すわけにはいきません。
不届きな輩が壊してしまったようで、ネットニュースになっていました。
その後、再び展示されていたようなので、破損はそれほど大きなものではなかったようです。
過去最大規模の回顧展と謳う通り、作品群に圧倒されました。

1)「日の壁」1956年、旧東京都庁の壁面を飾ったレリーフの原画


2)「露店」1937年、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館蔵
40年振りの初里帰りだそうです。


3)


4)


5)「青空」1954年、1952年5月GHQからの占領解除3日後にデモ隊と警視庁予備隊が衝突し多数の犠牲者を出した「血のメーデー」に取材


6)機械化されていく世の中を強烈に風刺した作品


7)「芸術は爆発だ!」以外にもいろいろな語録が示してありました。
「面白いね実に、おれの人生は。
だって道がないんだ。
目の前にはいつもなんにもない。
ただ前に向かって心身をぶつけて、
挑む瞬間、瞬間があるだけ。」


8)また、
「自分の中にどうしても譲れないものがある。
それを守ろうとするから弱くなる。
そんなもの、ぶち壊してしまえ!」
なかなかできないことですよね。


9)「燃える人」1955年、1954年のビキニ環礁の水爆実験で第五福竜丸が被爆した事件をもとに描かれた


10)「愛撫」1964年、岩手の民謡「鹿踊り」に着想を得た作品
呪術的なものへの関心が反映されている。


11)これもそれに関連した作品でしょうか。


12)「群像」1949年


13)


14)「明日の神話」1968年、メキシコのホテルの為に制作された幅30mの壁画
長らく所在が不明だったが2003年に発見され、修復を経て2008年に渋谷駅に設置された。
以前見た記憶があるのですが、渋谷駅だったのかまでは覚えていません。
クリックして大きな画像で見てください。


15)「面」1975年


16)


17)「森の掟」1950年、異質なものを画面に混在させた「対極主義」の代表作

目録があるので、作品名はそれを見ればわかるだろうと思っていましたが、目録の順に観ているわけではないと途中で気づき、諦めました。
世の不条理への強烈な反骨心が、筆致の力強さや色使いから感じられました。
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