昨年の10月18日から21日までの4日間の日程で台湾に行ってきました。
前回は2018年1月でしたので、5年半ぶりになります。
前回はツアーでの行動でしたので、効率的に回れる半面、自由が利かないため、色々期待していたことができなく、いつかリベンジをと誓っていたことがようやく実現しました。
なので今回はエアーチケットやホテルの手配から現地の移動など完全フリーで行動しました。
いくつか戸惑うこともありましたが、概ね計画していたことをクリアすることができました。
たくさん写真を撮りましたので、今回から日ごとに4回に分けて、旅の思い出としてここに残したいと思います。
1)迪化街
空港からホテルへはMRTを使って移動します。
少しチェックインには早かったので荷物を預けて市内観光に出発です。
最初に行ったのは迪化街(てきかがい、ディーホアジエ)です。

2)MRT北駅から入りました。
迪化街は19世紀中頃の清朝末期、貿易や船荷を扱う商店が街を形成し始め、20世紀初頭の日本統治時代に台湾全土から乾物、漢方薬、お茶、布などを扱う商店が集結し、台湾の主要な商業エリアとなり、今も台湾一の漢方、乾物、布問屋街としてにぎわっています。

3)旧正月前ともなると台北中から買い物客が訪れるそうです。

4)干し貝柱が並んでいますが、瓶には北海道や青森の文字が見えます。
昨年8月に福島原発がALPS処理水を海洋放出したことに反発した中国がホタテの輸入を停止したことと関係があるのでしょうか。
それとも以前より輸入されていたのでしょうか。

5)交差する路地も南国を感じさせてくれます。

6)同じく路地です。

7)一つ一つ特徴ある古い建物が続いています。
庇に店名と番地なのか電話番号なのか示されています。

8)店の看板も発音はできませんが、漢字表記なので親近感を覚えます。
また時々日本語もありました。

9)迪化街を引き返さず北の端まで進み、MRT大橋頭駅に向かうべく通った涼州街の歩道のタイル。
パターンが特別感を出しています。

タイトル画像はあるカフェの様子です。
外の喧騒とは真逆な静かな時間が流れていました。
10)大稲埕慈聖宮天上聖母(道教寺院)

11)

MRTを乗り継いで士林夜市に向かいます。
12)MRT剣潭駅でのスナップ
まるで広告から飛び出てきたようでした。

13)苺とミニトマトを飴でくるんだスナック

14)少し時間が早かったせいか人通りは想像よりは少なかったように思います。
もう少しゆっくりしたかったのですが、腰を下ろすところが見つからず、一回りしてホテルに戻りました。

15)士林慈誠宮
中に入ればたくさんの提灯が見られたのかもしれません。

旅行中のエピソードその①
MRTのチケット売り場でEasyPayカードにチャージする方法がわからずにいたら、丁寧に教えてもらいました。
エピソードその②
MRTの乗り換えのために路線図を見ていたら、なんとホームまで案内してもらいました。
会話はスマホの翻訳機能を使ってです。
台湾の人は親切です。
年が明けて早々に能登地方で大地震が発生し大きな被害が出ています。
名古屋でも震度4でしたし、かなり長い時間揺れていました。
現地の揺れはとうてい想像できるものではなかったと思います。
少しでも早く余震が収まり、復興されることを祈っています。