サプリメントのアレコレ

2024-03-25 | 健康

小林製薬のサプリメントで健康被害がでて大騒動である。コレステロール下げるつもりが、腎機能を下げてしまったという、笑うに笑えない事態になっている。一時的に人工透析の人もいたようなので重症だ。たしか「機能性表示食品」と認定されていたのでいかに厚労省がいい加減かわかる。

紅麹のサプリなんて初めて聞いたのでググってみたら、EUでは注意勧告、スイスでは使用中止になっていた。今回は紅麹に含まれている毒素?「シトリニン」は見つからなかったということだけれど、早く原因を解明して欲しい。

そもそもコレステロール値を下げたいのなら、私のように医者にEPA製剤(青魚の油)を処方してもらえば安心なのにと思ってしまう。医者に行くのが面倒なら、フィッシュオイルのサプリを買えばいいので、なんでわざわざややこしい紅麹なんぞを買うのか理解できない。ど派手な広告の効果かな。

回収品の中に、ナットウキナーゼもあった。納豆には血圧やコレステロールを下げる効果があるのがわかっているけれど、ナットウキナーゼにその効果があるかは学術的に証明されていない。でも、「日本ナットウキナーゼ協会」のサイトにはこ~んなに効果があるんだよとでかでかと書かれている。

話は飛ぶけれど、私は減塩のために食卓塩は「やさしお」を使用していたが、ふと気になってググったら、高カリウム血症になった症例が載っていた。いくら50%減塩でもカリウムの取り過ぎは身体に悪いということである。その後、「ウレシオ」というのをみつけて乗り換えた。これは塩化カリウム不使用で食塩相当量50%をカットしている。

医師が処方する薬にも副作用があり安心安全ではない。私は鎮痛剤で全身に発疹がでてえらい目にあった。膀胱の薬で高血圧になったこともあり、それを医師に訴えたが彼は副作用を知らなかった。今飲んでいる漢方薬も気になっているがまだ確信がもてないので様子見している。

手軽に健康を手に入れようと思うと、それなりに勉強が必要だとつくづく思う。というか、日々の食事でまかなうのがベストだとわかっているんだけれど、つい乗せられてしまう気持ちもわかるのだった。ちなみに私の愛用サプリは、マルチビタミン、カルシウム+VD(骨粗鬆症予防)、ルテイン(緑内障予防)とヒハツ(高血圧予防)である。ルテインとヒハツ(糖転移ヘスペリジン)はエビデンスを確認してある。カルシウムも摂りすぎると高カルシウム血症になるので要注意である。

私のバイブル

今朝から小林製薬の株価は値がつかない。どこまで下がり続けるのだろう。いつか半額近くまで落ちたら買いたいと思うがめつい私でした(^o^)

 

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6 コメント

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機能性表示食品 (pukariko)
2024-03-25 15:22:19
こんにちは。
機能性表示食品とはトクホと違い、
極端な言い方をすればメーカーが勝手に名乗れるもののようですね。
なんかわからんけどまことしやかに効能が喧伝されていれば
信じて買ってしまう人も多いのでしょう。
小林製薬の製品、CMで見る限りですがネーミングがふざけていて
ちょっと使おうという気にはなりません。

にゃんころりんさんの書かれているのを読むと、
医者の処方でも安心出来なくなります。
こないだ念のため薬の飲み合わせを医者に尋ねたら、
大丈夫、薬局でもきちんとチェックしているからとのことでしたが。
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pukariko さんへ (にゃんころりん)
2024-03-25 16:20:13
こんにちは。

紅麹事件では、当初より入院患者が増えていました。小林製薬が発表を遅らせたせい
で被害が増えたんじゃないのかと思います。

個人的な見解ですが、サプリはアメリカ製の方が信用できるような気がします。
FDAの認可があるものであれば、それなりの審査を通過しているからです。
ただ、コロナワクチンのスピード審査以降、FDAの信頼もややゆらいでいるらしいですけど(笑)

また、薬については医師より薬剤師の方が詳しい人が多い気がします。飲み合わせも
自分で調べた方がいいですよ。
種類が多すぎて、医師も薬剤師もよほどの被害でもでない限り記憶に残らないのではないかと思います。
私は今、漢方医の処方で漢方薬を二種飲んでいますが、この組み合わせで「偽アルド
ステロン症」を発症したという症例に出会いました。
まあ、定期的に診察を受けているので不安はないのですが、漢方薬は市販もされてい
るので、知らずになんらかの副作用を起こす人もいるかも知れません。

小林製薬はひょっとすると倒産するかもとウワサされています。第二の日医工というわけです。
返信する
薬剤師 (mio)
2024-03-25 17:30:08
私もね、労災で処方された薬を漫然と2年間飲んでいました。

たまたま違う薬局に処方箋を持って行くと、薬剤師が「これはいつから飲んでますか?」と聞くので、
「さあ、2年位前からです」と言うと、

「これは、最大で2週間以上は処方しないキツイお薬なので、一度医者と相談して、止める方がいいですよ」と。

慌てて労災へ行って、医者に伝えると

「医者の言う事と薬剤師のどっちを信用するんや!?」と怒られました(とほほ

まあね、医者なんて、患者の一人一人の事なんて気にしちゃおれないでしょう。労災の医者も、患者の顔よりパソコン見つめている方が長かったですもの。ブラインドタッチならぬ、人差し指1本打法でしたよ。

今は、転勤されたので、労災とは縁がきれましたが。

で、私も緑内障気になるのですが「ルテイン」のサプリ効きますか?
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mio さんへ (にゃんころりん)
2024-03-25 21:44:21
こんばんは。

緑内障は不治の病なので、サプリではどうもなりません。
ただ、予防と進行抑制いう意味では30%ほどの人に効果があったという論文を読みました。
その場合は一日10mg~20mgと、論文によって服用量が異なっていました。
あと、加齢黄斑変性の予防に効果有りという論文も読みました。

先日のニュースで、強度の近視の人は緑内障になる率が高いと報道していました。
現代では高校生の70%が近視という状態らしいです。
彼らが将来緑内障にならないように、近視の治療が必要だと伝えていました。
返信する
医師も薬剤師も (みどり)
2024-03-26 15:20:58
信用なりません。(キッパリ)
でも薬剤師の方が誠実かな。

緑内障、強度の近視の人がなりやすいと医師は言っておりました。(だから受け入れよと言わんばかり)
ルテイン、私も飲んでみようかな。
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みどり さんへ (にゃんころりん)
2024-03-26 21:35:57
こんばんは。

薬剤師は処方した本人ではないので、医師よりは責任が軽い分、患者に寄り添いやすいのかなと思います。
薬剤師も医師も常に勉強している人とそうでない人がいるかなと思います。
薬局で薬剤師が体調やらなんやら医師と同じことをきくのは、医師のミスを発見するためらしいです。
ルテインは緑内障の予防と進行抑制の効果があるとハーバー大の論文にありました。
一日20mg摂取だそうです。
ただ、すべての被験者に効果があったわけではないので、過大な期待はできないですね。
加齢黄斑変性の予防にも効果があるらしいので、飲んでも損はしないと思っています。
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