神戸市立王子動物園のパンダ、タンタンが死んだ。国内最高齢の28歳で人間なら100歳近いとのこと。震災後の神戸を励ますために送られたパンダなので、市民にとても愛されていた。2代目の雄のコウコウが2010年に逝き、ずっとおひとり様だった。
NHKで、「ごろごろパンダ日記」が放送されていて、毎回癒やされながら見ていたが、タンタンの体調が悪くなり昨年末を最後に放送は終わってしまった。その後は飼育員の方がX(旧Twitter)でタンタンの様子を伝えていた。
2020年には中国に返還の予定だったけれど、コロナの影響でのびのびになり、体調を崩したこともありそのまま神戸に留まった。海外に貸し出されたパンダはいずれ中国に帰り、老パンダの専門施設に入る。タンタンも最後に、生まれ故郷のあの自然満載の施設に帰らせてあげたかったなと思う。
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