拘置所からの伝言

2015-02-10 | 仕事
仕事上、弁護士からの電話はよくある。その電話をとったのは私だったが、「○○法律事務所の弁護士の○○です。△△さんの国選弁護人ですが、△△さんからの伝言をお伝えします。」と内容だった。ひっかかったのが、国選弁護人???なんで???刑事事件担当じゃん???ということ。

伝言内容は「必ず払うから請求を止めてくれ」ということだった。該当者を調べると確かに支払いがかなり遅れていた。国選ということは、刑事裁判の被告ということでしょうかときいてみたところ、本人は拘置所に留置されており、どんなに早くても裁判が始まるのが半年先なのだが、無罪放免になるまで請求を止めて欲しいとの伝言ということだった。

そんなこと言われても~~(^0^;) だいたいもし有罪判決で服役したらどうするんですか?ともきけず、「伝言は確かに承りましたが、ご事情があったとしても、請求をお止めすることはできませんので、その旨お伝えください。電話は控えさせていただきます。」で話は終わった。

留守宅に請求書が届くのが嫌だったのかも知れないけど、できない相談だった。弁護士も解ってはいるだろうけど、依頼人の伝言を伝えるという義務を果たしただけのことだと思う。

それにしても、なんの被告なのだろう。詐欺? 強盗? 殺人?  etc
しかし、殺人を犯したかも知れない人が、カード会社の請求書なんか気にする? となると、やっぱり詐欺か??? それともえん罪???
ミステリー大好きおばさんの想像はどんどん膨らむのだった。

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