私の親友は、シングルで働きながら要介護5の母親と暮らしている。施設を申し込んだらどうかと薦めたことがあったが、ショートステイを利用した際のことを思い出すと、よほどのことかないとできないと言い介護保険をフル利用している。
そんな彼女の家に訪問介護で訪れるヘルパーさんの一人は、自身も母親と二人暮らしで介護しているとのこと。
ある日、そのヘルパーさんが自宅に帰るとお母さんが倒れていたので、慌てて心臓マッサージと人工呼吸を施し、心拍が戻ってから119番したらしい。
間に合ってよかったと喜びたいところだが、病院についてから、脳が酸欠状態だったために植物状態だと告げられたらしい。
ヘルパーさん曰く、もし心肺蘇生の心得がなければまず119番したはず。なまじ心得があったために心肺蘇生をしたが、それが仇になってしまった。あのまま静かに逝かせてあげた方がよかったかも知れないと悔やんでいるらしい。
どっちがよかったか分からないけれど、もしそのヘルパーさんのお母さんが、普段から万一のときはどうして欲しいのかということを娘と話し合っていたら、ヘルパーさんの悩みの重さは違っていたかも知れないと思ったりした。
そんな彼女の家に訪問介護で訪れるヘルパーさんの一人は、自身も母親と二人暮らしで介護しているとのこと。
ある日、そのヘルパーさんが自宅に帰るとお母さんが倒れていたので、慌てて心臓マッサージと人工呼吸を施し、心拍が戻ってから119番したらしい。
間に合ってよかったと喜びたいところだが、病院についてから、脳が酸欠状態だったために植物状態だと告げられたらしい。
ヘルパーさん曰く、もし心肺蘇生の心得がなければまず119番したはず。なまじ心得があったために心肺蘇生をしたが、それが仇になってしまった。あのまま静かに逝かせてあげた方がよかったかも知れないと悔やんでいるらしい。
どっちがよかったか分からないけれど、もしそのヘルパーさんのお母さんが、普段から万一のときはどうして欲しいのかということを娘と話し合っていたら、ヘルパーさんの悩みの重さは違っていたかも知れないと思ったりした。
結果論だと蘇生させない方がよかったかもということになるけど、
目の前で倒れている親を見たらなんとかして助けたいのが人情だし。
蘇生法を知っているのに何もしないで亡くなったら、
それはそれで後悔するだろうし。
もし事前に万一の時のことを話し合っていても、
いざそうなった時にどういう行動をとるかはわからないし。
どっちにしても辛い結果になりましたね。
私のリビングウィル・カードに、それも書き加えた方がいいかしら?
でもね、発見者の立場で考えると、やっぱりなんとか助けようという方向に動いてしまうんでしょうね。
難しいですね。
ちなみに、私の結婚している友人は、夜間10時間働きながら要介護5のお母さんを介護していたんだけど、この4月にやっと特養へ。でも、お母さんが泣いて帰りたがるので胸が痛いそうです。
このケースではもし心肺蘇生をしなければ、間に合わなかったそうです。
このヘルパーさんに心肺蘇生の知識がなければ、お母さんは亡くなっていたことになるのですが、その方がよかったと彼女は考えているようです。
80代になると、自然に任せてそっと逝かせてあげるがよいと、今読んでいる本に書いてありました。
わかっていても、直面すると無理かもと思います。
そうなんですか。お医者さんには多いんですね。AEDのキャンペーンと逆行してますね。
このケースではお母さんが倒れてから時間がたってしまっていたことが問題だったと思います。
もし風のすみかさんが、目の前で倒れたばかりだったら、心肺蘇生で充分間に合うはずです。
でも、実際はわからないですよね。