コーヒー飲んで認知症予防できるらしい

コーヒーを飲む習慣を続けると、認知障害の発症を抑えられる可能性があると分かったらしい。コーヒーには脳に刺激を与える物質「カフェイン」が豊富に含まれていることから、コーヒーを飲む習慣があると、認知障害の発症を抑えられる可能性があるのではないだろうか？と考えたイタリアの大学の研究グループがいたらしい。

そこで、研究グループは、コーヒーを飲む習慣や習慣の変化と、軽度の認知障害の発症との関連性について検証を行った。対象者65歳から84歳までの1445人で、コーヒーを飲む習慣と軽度の認知障害発症について３年半の追跡調査を行い解析をした。

その結果、認知機能が正常で習慣的にコーヒーを飲む人は、コーヒーをほとんど、あるいは全く飲まない人に比べ、軽度の認知障害の発症率が低かった。コーヒーを飲まない人と比べた発症リスクは、１日１杯飲む人で約半分、１日１、２杯飲む人では約３分の１に減っていたらしい。但し、１日３杯以上飲む人は、飲まない人に比べて顕著なリスク低下は見られなかった。

一方で、コーヒーを習慣的に飲む習慣のある正常な人が、毎日飲む量を変えた場合、軽度の認知障害の発症率が高くなった。１日１杯飲む習慣だった人が、１日２杯以上に変えた場合、発症リスクは約1.8倍となっていた。また、１日１杯未満に変えた場合には、発症リスクが約2.2倍となっていた。

つまり、コーヒーを飲む習慣を続けると、認知障害の発症を抑えられる可能性があるが、飲む量を変えずに同じように飲み続けるのがポイントということのようだ。コーヒーは好きだけど、毎日は飲まないし、飲む量も一定しない。これからは、毎日２杯しっかり飲まないとあかんということなのかなぁ。なんちゅう、面倒くさい！！！