違うのはINST INPUTにギターを繋ぎ、INST OUTPUTSからミキサーとかへ繋ぐ。
せっかくなので買うの迷った他の機種とも比較してみよう!
エレハモのV256
同じくエレハモのIRON LUNG
そしてBOSSのVO-1
これら3機種がお手軽価格でギターで使えるから選択肢になると思う。
BOSSは上位機種のVE-500もあるけど、これはちょっと置いておく。
さて、V256でギターを使ったボコーダーのやり方。
INSTインプットはギターから直で繋ぐとギターの生音を活かしたボコーダーサウンドになる。
MIDIキーボードを使って内蔵音源でボコーダーしたような、素直なボコーダーサウンドになります。
ここにはエフェクター通したギターやシンセなど何でも繋ぐことが可能で、繋いだ音色によってボコーダーサウンドが変わります。
VO-1はギター専用のようで基本はギター直で繋ぎ、エフェクターを繋いだ音色を使いたい場合はセンドリターンに繋がないといけないみたい。
IRON LUNGはギター専用というわけではなさそうなので、ギターでもシンセでも繋げられる。
なのでエフェクター通したギターも可能(取説にも書いてあった)
エフェクターを通したギターをV256に入れた場合、ディストーションサウンドのときは派手なボコーダーになる。
単音でフレーズ弾きながらワウワウ言うと、トークボックスみたいなサウンドになり面白い。
ギター直よりディストーションサウンド繋げたほうが良いねぇ。
しかもこのときもMIDI INからのMIDIキーボード情報は受け付けます。
ボコーダーサウンドはエフェクトアウトからでます。
インストアウトは基本インストインから入ってきた音そのままを出力します。
なのでギター直を繋いでいたならそのままエフェクターやアンプに繋いでも良し。
このインストアウトはボコーダーサウンドをミックスすることも可能で、MIC BYPASSボタンを押しながらBLENDツマミをイジれば調整できます。
なのでエフェクトアウトと同じようにボコーダーサウンドだけ出力することも可能。
後述のVO-1みたいにギターとボコーダーを半々くらいで混ぜてもよし。
IRON LUNGはアウトは1つで、基本はオンオフで繋いだ楽器の音かボコーダーサウンドかどちらかが出力されます。
その後アンプかエフェクターへ繋ぐみたい。
ただ、Yケーブルを繋ぐとバイパスのときは楽器の音と声が別々に出力可能になります。
オンにすると両方ともエフェクト掛かった音になるみたいだけど、これは使いにくそう。
VO-1とアウトプットは1つで、アンプかエフェクターへ繋ぐみたい。
オフのときはギターの音がそのまま出力されて、マイクからの入力はオフになる。
オンにするとマイクから声を出すとエフェクト音が出力される。
このときギターの音は出ない。
使い方としては完全にギターエフェクターかな?
アンプからギターの音やボコーダーの音が出る仕組みだし、分岐はできないし。
出力音もギターかボコーダーサウンドのどちらかだし。
※『BLEND』ツマミがV256とは機能が違うみたい。
V256はBLENDツマミで生声とボコーダーのバランスを取るんだけど(エフェクトアウト)、VO-1はボコーダーとギターの音のバランスを取るみたい。
IRON LUNGもVO-1も使いにくそうだな…
V256は出力先を完全に分岐できるので、インストアウトからは常にギターやシンセの音が鳴り、エフェクトアウトはオンにすればボコーダーサウンドが、オフにすれば生声が出せる。
しかも面白いのがインストインからの音とMIDIキーボードからのMIDI情報同時に使えること(笑)
VO-1やIRON LUNGでできることは全部V256でもできるね(*´∀`*)
ひとつだけ気になるところがあって、バイパススイッチを押すと、音が一瞬途切れる。
インストアウトをギターのみにしていてもオンオフすると音が途切れる。
これはちょっと使い方考えないといけないかもね?