なごみのメロディ

　
それはもう先々週のこと。

久しぶりに、本当に久しぶりにコンサートに出掛けた。
何年ぶりになるだろうか。

横浜は関内ホールで行われたこの日のコンサートは、

「かぐや姫」「風」の伊勢正三
「GARO」の大野真澄
そしてあの太田裕美

という異色（？）の三人によるコラボレーションだった。

子ども時分、生まれて初めて出掛けたのが、恥ずかしながら南こうせつのコンサートだった覚えがある。こうせつが好き、というよりかぐや姫が、あるいは正やんが好きだったのだ。

GARO、そして大野真澄についてはあまりなじみがなかったのだけれど、「学生街の喫茶店」はコーラスで歌った覚えがある。

太田裕美は……実は昔も今も大好きだ。(^^;)

そんな三人のステージ。これが期待以上に楽しませてくれた。

個人的に嬉しかったことベスト３（順不同）
・正やんが歌ってくれた『湘南・夏』
　かぐや姫の再結成アルバム（'78年の『かぐや姫・今日』）所収のこの曲、なんだか切なくて昔から大好きだったから。
・大野さんが歌ってくれた『チェルシーのうた』
　小学６年生のとき、生まれて初めて女の子にプレゼントしたホワイトデーの贈り物がチェルシー（ヨーグルトスカッチ味）だったのだ（照）。
・裕美ちゃんが歌ってくれた『君と歩いた青春』
　正やん作のこの曲、高校時代に登下校の道すがら、自転車を漕ぎながら何度も何度も口ずさんだ覚えがある（実は自分的には『振り向けばイエスタディ』に次ぐセカンドベストなんだけど(^^;)）。彼女にとっても思い入れの深い曲だと改めて知って、ちょっとうるるん（笑）。
※番外：３人全てのステージをキーボードでサポートしたセンチメンタルシティロマンス細井さんの頑張り。アナタはスゴイ！

このユニットを称して『なごみ～ず』（命名・太田裕美）。
なんともいいじゃありませんか。(^^)

その名の通り、ほんのり気持ちがあたたまるひとときでした。

……それにしてもこのチラシ、もうちょっと何とかならなかったのかなぁ。
ウチにデザインさせてくれたら良かったのに。(^^;)