トヨペットコロナ 1500 DX
それがこのクルマの名前だ。
物心ついたとき、わが家のマイカーだったのがこのコロナ。
車体色もまさにこの赤だった。
両親の実家が共に関西だったわが家では、東京から毎年クルマで帰省していたことを思い出す。車の性能(※)、道路事情、何を取っても今とは比較にならないくらい大変だったに違いない。渋滞だけは少なかったかな(笑)。
ともあれ、父よアナタは偉かった!
トミカリミテッドのヴィンテージシリーズに、このクルマが入っているのを知って、思わず衝動的にポチッとな(笑)。
しみじみ見つめてみると、この上なく「クルマらしい」
端正なルックスに惚れ惚れする。
昔はトヨタにもこんな清々しいクルマが作れたんだなぁ(苦笑)。
男の子なら忘れられない「メカ原体験」。
このコロナは、ボクにとってのクルマ部門でのそれなのだ。
……で、エントリタイトルにまつわるお話。
このクルマで出かけた、開通後間もない奥多摩有料道路(現在は無料化して「周遊道路」に)での出来事。
家族4人乗車で調子よく急坂を登っていくと、どこからともなく響く「ピー!」という甲高い音。
「あれ、何の音?」
「ウチのクルマじゃないの?」
口々にそう問うボクたちに、ハンドルを握る父は毅然として
「ウチのじゃありません!!!」
次の瞬間、ボンネットからボワッと立ち上る白煙!(爆)
どうにか路肩に停車させ、路傍の沢から水を汲んでラジエーターへと流し込んだ幼い日の思い出……
父よアナタは面白かった!(爆)(^^;)
※トヨペットコロナ 1500 DX 主要諸元
エンジン:2R型 直列4気筒OHV 1490cc 70馬力
変速機/駆動方式:3速MT/FR
車体寸法:4,110×1,550×1,420mm(全長×全幅×全高)
ホイールベース:2,420mm
車両重量:945kg
ブレーキ:4輪ドラム
サスペンション:Fダブルウィッシュボーンコイル/Rリーフリジッド
最高速度:140km/h
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今なお通用するデザインの車って多いですよねー。
懐かし~
昔のデザインっていいですよね。
今の車もそう言われるようになればいいのですが。
渋滞の日本坂トンネル内で冷却水が漏れてオーバーヒート、トンネル抜けた直後にボンネットから煙モクモク。
新幹線こだまに乗り換えて名古屋に帰省したのは1980年頃でした。
あの頃の若い両親の顔、兄の顔を思い出しました(^^)
近隣の親戚はフツーなクルマで、特に記憶がなく
横浜の親戚が乗ってた、ホンダ1300クーペ9ですね。
その昔、S600もS800も所有したというクルマ好きで
この強制空冷4キャブの115馬力はさすがですが、
当時のワタシは、そんなコトは判らず、
スタイルに惹かれたものでした。
やっぱり皆さん男の子ですね~(^^)
それにしてもスバルにダットサン、マツダにいすゞ、三菱、ホンダと見事にみんなバラバラだなぁ。70~80年代のバイクもそうですが、選べる幸せがあったんですね。それを急速になくしてきたこの20年であったことよ。(T-T)
が、ファミリーカーと言うと「ホンダシビックハッチバック」
その後アコードに乗り換えたんじゃないかな。
あのころの車はサスペンションが甘くて、乗り物酔いの激しかった私は母の実家に行くたびに顔色悪くしてたのを思い出しました。
この車は僕の唯一の事故体験でもあって、いつものようにリアラゲッジで寝ていたら、信号待ち中に追突されて後席足元まで転がり落ちました。追突した車には犬が乗っていて運転者がそちらに気を取られていたこととか、運転席をとめていたボルトが折れて椅子が飛び上がっていたことなど、変な事ばっかり覚えています(^^;。車は全損でしたが、幸いどちらも大きな怪我はなく、とてもラッキーでした。
その後我が家に来たレオーネは、10万キロ以上働いてくれたしっかりモノでした。叔父叔母夫婦が乗っていたホンダシティとともに長野へ旅行した時に、碓氷峠でシティがオーバーヒートしちゃって大変だったのに対してレオーネはなんともなかった、というような記憶は、今も僕の車に対する見方に影響しているような気がします(^^;。
軽トラ標準装備ってのは羨ましいなぁ。(^^)
シビック→アコードってのもある意味王道だよね。
ウチはこのコロナの前は1000ccのパブリカ、コロナの後はマークII、クラウンとこれまたトヨタの戦略通りの道を歩んだようです(^^;)
>かざわくん
リアウインドウ直下のスペース!?
よくあんなところに寝られたねぇ。
ボクは小さい頃から大きかった(爆)から無理だわ。
それにしても、昔のクルマにはヘッドレストも、まともなシートベルトもなかったもんねぇ。無事で何よりでした。(^^)
車のある家がうらやましかったです。
我が家に車がきたのは、私が免許を取って、中古で買ったホンダZでした。
おー。水中メガネですね(^^)>初代ホンダZ
昔は、どこの家にもクルマがあるってわけじゃなかったですよね。
その後、ほとんどの家にクルマがある時代が来たわけですが、今また、クルマを持たない人が増えつつある時代が来ていると感じます。
持てないという理由以外に「持つ必要を感じない」という人が多いのもイマドキの特徴ですね。
都会暮らしの場合、特にそうなんだろうと思います。