スクリーン狂の詩

Tiger Screen


てなわけで、小出しにしてないでまとめて紹介せよとの声にお応えして贈るスペシャルコンテンツ。こんなバカバカしいエントリは、たぶん世界で唯一でしょう（笑）。
純正ツーリングスクリーンが含まれていないのは、ボクがひねくれているせいです。(^^;)

また、この他にもゼロ・グラビティなどのブランドからタイガー用スクリーンが発売されていますが、もろもろの理由で購入する気にならず、我がコレクションには入っていないことをお断りしておきます。

以下、各スクリーンを個別にご紹介していきましょう。
原稿書きの合間にガガガとやったもんで、背景その他お見苦しい点はどうぞお許しを……(^^;)。

タイガー純正・ノーマルスクリーン

言わずと知れたノーマルスクリーン。
久しぶりに見ると非常に小振りに感じます。

純正だけに、サイドビューも端正そのもの。
ウインドプロテクションも、特に不満のあるものではありません。

GIVI・エアロダイナミクススクリーン

フロントカウル幅と一体化するデザインが特徴。
そのルックスから、当家では「ライオンのタテガミ」と呼んでおります。

幅、高さともに十分で、高い防風性を誇ります。
ただ、スクリーン下部中央のスリットが相対的に小さめになるためか、大面積のスクリーンと背圧のバランスが今ひとつ。高速域では負圧によると思われる上端部分のビビリが発生するのは少し残念。

MRA・バリオツーリングスクリーン

上端に可変式スポイラーを備えたこのスクリーンはルックスのよさで人気大。
けれども、当ブログにいただいたコメントによると、日本では入手難のようです。
海外通販で直接入手するのも手かも知れません。

スクリーン本体はノーマルと同等以下に小振りですが、
可変式スポイラーの効果で、なかなかの防風性を誇ります。
ただし、後席乗員によると、150ポポロン以上でエアフローの「中折れ」とでもいうべき現象が起こるようで、後席ではタービュランスを感じるとのこと。
ソロライダーなら安心してお使いいただけるかと思います（笑）。

Thunderbike・ツーリングスクリーン

豪州サンダーバイク社製のスクリーン。
同社ではタイガー用に３種類ものスクリーンを用意していますが、これはその中でもっともツーリング向け（大きめ）の製品です。

細身で長めのデザインは超ハンサムルック。
当家では「ネイル」の愛称で呼んでおります（笑）。
細身ながらその高さゆえ防風性はまずまず。
ただしやはり強度面では万全とはいかず、高速域では上端にわずかながらブレが生じます。個人的にはかなりお気に入りの１枚です。

MRA・ツーリングスクリーン

先にご紹介したバリオツーリングスクリーンと同じMRAの、スタンダードタイプのツーリングスクリーン。

サイズは純正と同等ですが、なぜか上端がかなり後方に反ったデザインになっています。
そのせいで防風性はミニマム。風を受けて走りたいライダー、または前傾姿勢がデフォルトの走り屋さん向けと言えるかも知れません（苦笑）。

PUIG・ツーリングスクリーン
スペインはプーチ社製のスクリーン。
つい先日ご紹介済みですが、モトＧＰでリズラ・スズキチームをサポートするブランドだけに、なかなかしっかりとした作りが印象的です。

半面、ある意味しっかりしすぎな印象も。(^^;)
なんだかちょっとポルナレフな風味を感じるのはボクだけでしょうか（謎笑）

BULLSTER・ハイプロテクションスクリーン

セクダムとも称するフランスのブランドからリリースされたスクリーン。
品質は？だが、効果はバッチリという気まぐれパリジェンヌ風味が特徴。

アールヌーボー調（？）の優美な曲面と、上端のスポイラー形状が高い防風性を生んでいます。
いつ手に入るか分からないという社会主義的供給事情と、日本人の感覚からかけ離れた品質管理に耐えられるなら手に入れる価値のある1枚ですね。

そしてそして……

本邦初公開！　秘蔵の１枚もここでご紹介しちゃいましょう！

SKIDMARX・ダブルバブルスクリーン

ここまでご紹介したどのスクリーンよりも強烈な曲面……もとい球面構成が特徴の1枚。
まるで戦闘機のキャノピーを彷彿とさせる出来です。

さらに個性が際立つサイドビュー。
当家での呼称は……「デコッパチ」で決まりですね（爆）！
テストライドはまだ行っていないのですが、個人的にはかなり期待しています。
後日のレポートをご期待ください(^^)

ふ～疲れた……(^o^;)
ちなみにオープニングムービーはウチのカミさん作です。拍手！