こんなニュースが目に付いた。
徳島県の地方紙の記事が報じているのは、「県内の2輪免許保持者が30年前の3割に減り、2.3万人となった」ということ。
3割減ったのではなく、3割になったという報道なのだから、これはちょっとした衝撃だ。
でもちょっと待てよ……。
今から45年前(1965年)までに免許を取得した場合、普通自動車免許でそのまま二輪車の運転ができたのだ。徳島県の場合、鉄道網の貧弱さと相まって免許取得率自体は以前から高かっただろうから、かつては自動車免許取得=二輪免許保持だったことは容易に想像できる。そうした世代の人たちが寿命を迎えるにつれて、そうした「勝手に付いてきた二輪免許」を保持していた人たちは減少していくことになる。それも一つの要因じゃないのか……?
また、地勢的な特徴からして、趣味としての二輪よりも実用に供される二輪の比率が相対的に高く、それが記事中にもある「より実用的(濡れずに4人が乗れ、さらに荷物が積める)軽自動車」への移行を、都市圏よりさらに加速させている面もあるだろう。
もちろんこれは憶測に過ぎないし、実際二輪免許を取得する人口が大きく減っていることは事実に違いない。ただ「3割」という衝撃的な数字には、上記を含めいろいろな背景(徳島県に限って言えば、この30年間で約5%程度の人口減も指摘できそうだ)があることもまた確かじゃないかと思うのだ。
どんな報道であれ、見たままを受け取るだけじゃなく、当否は別にして「はたと考えてみる」ことを自分に課していきたい。そろそろボケ防止にも気を配らないとネ!(爆)
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目の前にある情報を鵜呑みにするような、素直な輩ではありませんが
意識してさらに「考える」ことも、先々の不安をやっつけるために
必要なのかも。
でも、老いは確実にやってきており…(^_^;)
がんばろ
とかく額面通り受け取りがちで。
はい?!と思ってみるのね。
うんうん。
やってみる。
頭はついてるうちに使わにゃね。
そう、意識しないとついつい「考えてるつもり」になりがちなのが人間かと。
老いって……くまさんまだ若いでしょ~ッ!(爆)
>なおネィさん
素直なネィさんも好きだけどね~(笑)
>柳さん
それって試験? 体験のような気もするよね~(^^;)
ウチの数年前に亡くなった親父も、大型2輪乗れる免許持ってました(更新を面倒がって失効)が、同じ様に?「「陸王」のエンジンを(当然キックで)掛けて、校庭1周…で貰えた」って話してました(笑)
ニュースや情報も、額面通りには...
当時の学校施設って、多用途だったんだな~(笑)
今ならゼッタイ無理ですよね~(^^;)