うちのタイガーに装着してあるキャリアは、純正のそれじゃなくてサードパーティ(SW-MOTECH)製。すでにレポート済みだけど、トップケースのメーカーに幅広く対応している上にリーズナブルで、お気に入りの一品なのだ。
しか~し!!
このキャリア、というか、キャリアにケースを設置するためのアダプターにはちょっとばかり問題があった。
この部分のパーツはトップケースのメーカーごとに変わってくるので、これはあくまでウチで使ってるGIVIモノキー用のプレートについての話だってことを最初に断っておく。
今まで使ってきたアダプタープレートはこんな感じだった。
見るからにのっぺりした構造で、見たとおり弱っちい。
キャリアベースへの固定は、中央部のクイックファスナーと、プレート前端部の突起をキャリアの穴に差し込むことで行っている。
脱着の簡単さというメリットはあるんだけど、プレート自体の剛性が決定的に低いため、振動などが加わるとプレートがたわんでトップケースがグラグラしちゃうのである。
乗ってる本人(カミさん含む)は、あまり気付いてなかったんだけど、走行中にも結構グラグラして見えるらしくて、一緒にツーリングに出掛けた人たちからも
「あれ大丈夫?」
「そのうちもげて落っこちちゃうんじゃない?」
なんて心配そうに言われちゃう始末だったのだ。
サードパーティ製だからしょうがないとは言え、ねぇ?
金属板でもあてがって補強するかなぁと思っていたある日、購入先のホームページを見ると……
何食わぬ顔で新型パーツ出てるし!
要するにウチらはモルモットだったのね……(/_;)
っていうか、きっと世界中から苦情が来たんだろうなぁと前向きに解釈しつつ、仕方なしにニューパーツを注文。あぁなんてお人好しの日本人(爆)。
だってさ~
「あんなの明らかに不良品なんだから良品交換せよ!」
……なんて、ドイツ語だの英語だので書けないし~(弱)
というわけで待つこと1週間ほど。
あっけなく届いたニューパーツがこれだ。
厚みからして全然違うヨ。(T-T)
旧パーツ比で約1.5倍ほどとおぼしきプレートは見るからに剛性の高そうな立体的な造形に変更。ベースへの固定も樹脂であるプレートの「引っかけ」に頼らず、金属製クイックファスナーを3箇所に増強。裏面を見ると、厚みを増したプレートのお陰で補強リブも深くなり、その数も、もうヤケとしか思えないくらいに増量されている。あ、ケースを支えるゴム突起も倍くらいデカくなってますな。
実際手に取って曲げ方向に力を加えてみてもビクともしない。
どーして最初からこれくらいの品質にしないんだよ(T-T)>ドイツ人
喜びと切なさが交錯する中、黙々と交換作業に励む早起き日本人(笑)。
キャリアベース前方にクイックファスナー用ベースを2点増設して、
あとはボルト(状のクイックファスナー)で固定。
見るからにガッチリ♪
わが家の黒箱も白箱も、これでバッチリ積載可能に。
手で力をかけてみても、以前とは雲泥のシッカリ感♪
よかったよかった~
それにしてもゲルマン民族よ。辺境の民を実験台に使うでないぞ。
今にバチが当たるからな。こんちくしょうめ。
……と、悪態をつきながらもちょっとシアワセな朝でした(^^)
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「ジャガイモ民族」と呼んでおりましたwww
今まで装着していたアダプタープレートは
ドイツ人とは思えない設計ですね。
きっと、出来の悪い設計者だったのでしょ
う。
今度のは剛体になったんで、折れたりして
、、、、。
いえ、悪い冗談。。。笑って。。。
ヤツはしっかりとした造りになっていたのですね。
エヘヘ~(^^)v
ボクもジャガイモ好きなんですが……ゲルマン系?(^^;)
>カズーさん
(/_;)
>pittsさん
そうなんだよ! ヒトバシラあってのシアワセなんだよ!
感謝とかカンパとかしてくれよ!!(T-T)ギブミー!
ただ補強しただけでなく、一からやり直しているようです。
ユーザーの立場からすると、何で最初から、と思うと同時に、
ああ、こんな事例がここにもあるのだな~、と変に納得したりして。
事情など、深くは聞かないで下さいねー(^^)ゞ
実際に破断したし。。
次に送られて来たステーは材質変えてありましたね~
しかし後ろに付いて走ってる人から見たら微妙にゆらゆらしてるらしいf^_^;
もうちょっとテストしてから市販して欲しいっすよね~
し、知りたい……(^^;)>事情
>GOさん
欧米が訴訟社会ってのはホントなのかと思っちゃいますよねぇ。(^^;)
誠に困ったもんであります。
いえ、まあ、その・・・(^^;
いつか、お会いした時にでも・・・。