
本人(スカラベオ自身ね(^^;))の独白では既報ながら、一応こっちでも書いておこう。
スカラベオに、純正のスポーツスクリーンを装着した。
このバイク、買ったときにはこれも純正のロングスクリーンが付いていたんだけど、国産のビッグスクーターと違って、背筋を伸ばして正しく座るラージホイールスクーターであるだけに、スクリーンの位置がライダーの目前にあって、ちょっとでも前傾姿勢を取ろうものならスクリーンにヘルメットが「ゴツン!」
押し歩きの際にも、ハンドルを握り、力を入れようと前のめりになると「ガツン!」
てな感じでどうにも使い勝手が悪く、早々に(これも標準添付の)メーターバイザーに付け替えてしまっていたのだ。
ところが、メーターバイザーでは防風効果なんて無きに等しいため、夏場こそ快適ながら、冬ともなると寒風と直立したライダーの上半身の仁義なき戦いになってしまう。
快適性命のスクーターとして、これはイカン。
そこで今回、手頃な長さのスクリーンをということで、純正オプションのスポーツスクリーンを取り寄せてみたというわけだ。
ちなみに現行モデルのスカラベオ250は今後、ミドルサイズのシールドを標準装着した同GTに移行していくという噂もある中、このオプション自体の寿命もこの先長くはないだろうって判断も背中を押してくれたんだけどね。
(実際、発注時にはまだアプリリアジャパンのホームページに掲載されていたこのパーツ、今はもう掲載されていないのだ)
入荷の知らせを受けてお店に出向くと、「装着どうされますか?」との問い。
出張続きで疲れてもいたのでお店にお任せすることにしたのだけれど、今回はつくづくそうしてよかった!と思わされることになった。
何がどうしたって、このスクリーン、「付かない」んである。(爆)
2本のステーをハンドル下部に装着し、そこにスクリーン固定用のパーツを通していくというシンプル極まりない手順なんだけど、そのパーツが片方のステーに通らないのだ。
よくよく調べてもらうと、なんと2本のステーの太さが違う(!!!)ことが判明。
いくらなんでもイタリア過ぎでしょ。(^^;)
ヤスリで削ってもらうなどするものの頑として「異径」であり続けるステー。
メカさんが途方に暮れたところで、社長が「あ!」とヒザを打ち、倉庫から出してきたのが、以前に別件のクレームで取り寄せたという同型のステーだった。
「こんなのあるなら先に言ってくださいよ~(^^;)」
とトホホな笑顔を見せるメカさん。こうして無事、我がスカラベオは新たなルックスを手に入れたという次第。

どうすかね?
「後ろの人」に聞くと、全然今までと変わらないらしいけど、ライダー本人にとっては胸の前面にあたっていた風が肩口に抜けていく感じで実に快適なこの新シールド。
これで冬の走りも快適性アップ!なのだ。
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取り寄せたパーツのいい加減さが凄いですよね(笑)
自分は、仕事で両国の充填機やペットボトルの成型機のメンテをしたことがありますが、それはもう信じられないことばかりでしたよ!!
何しろ、取り寄せたステーに穴が開いていないのは当たり前!
「自分で合わせて穴を開けろ!」と言わんばかりでしたし・・・(笑)
シャフトの系や長さが違うのも日常茶飯事。
ネジも、一発で大きさが合えば拍手したくなるくらいでしたから(笑)
それらの部品をスケッチして、国産化して行った日々・・・
毎回が冒険の日々でした!
うちの156はエアロがついているのですが、輸入時の状態だとずれていたり、剥がれかけてたりと、それはそれはひどいものらしく、日本で全部はがして、付け直してから納車するんだとか…。
購入後、1週間で動かなくなったうちの156。
そんなトラブルもなぜか憎めない、イタリア仕様です。
スカラベオ、改めて気づくとカッコイイですね。
「懐かしい」っても、昔、ベスパを二車種乗り継いだだけなんですけどね。
純正マフラーといえども、あるロットのエンジンにはどうやってもつかなかった…という体験を思い出しました。
型番によって"隠れキャラ"があり、まさしくソレに当たっちゃったのでした(笑)
トラブルはない方がいいに決まってますけど、ま、命に関わらない程度のことなら、思い出作りの一環だと思えばどうってことない話ですし。
とは言え、お店が遠かったり対応が悪かったりすると、こんなことでもストレスになって、別れちゃうってこともあるんだろうなぁ。その点うちのスカラベは幸せ者であります。