FLAIR CLOSSOVER/Tenere700/XLR250R/TRICITY125の11輪生活と雑感たれ流し。
迂回亭新館




レンズ交換式のデジタル一眼レフでは、そのレンズ交換時にボディ内にゴミが入り、それが撮像素子に付着して撮影画像に写り込むのが問題だと言われている。

実際そうした経験はあるし、困ったモノだとは思うけど、レンズ交換時に注意すればかなりの程度防げるし、万一ゴミが入ってしまった場合でも、ある程度は自分の作業でこれを取り除くことも可能だ。

ところが。。。

そういった問題とは無縁だと言われてきたレンズ一体型のデジタルカメラでも、実はゴミ問題が起こることが分かってきた。特に、沈胴式と言われるレンズ格納型のデジカメではそのレンズ格納時にゴミが入ることもあるようだし、近ごろ流行の手ぶれ補正機能付きデジカメでは、内部に駆動部品が多いことから、その動作そのものがゴミを生み出す可能性も否定できない。

とまあ理屈はさておきご覧あれ。
トップ画像は先日の出張中、僕の常備携帯カメラであるパナソニックのLUMIX FX7で撮った写真である。
四角で囲った部分は、その前日までの写真には全く写っていなかったのだが、この日を境に、すべての写真に写り込むようになってしまった。
レンズを拭いても改善せず。要するにゴミはボディ内にあるわけだ。

このカメラ、先にあげた「沈胴式レンズ」「手ぶれ補正機能」のいずれにも該当する製品で、原因はにわかに断定しがたいけれども、今回の出張では強烈な西の季節風にさらされながらの使用もあったことから、外部由来のゴミ、すなわち沈胴式レンズのあたりからボディ内にゴミが入った可能性が高いんじゃないかと思う。

すでに保証期間も過ぎているこのカメラ、分解清掃にはいくらのお金と時間がかかるのかなぁ。。。

ここでは一体型デジカメがゴミに悩まされる原因として沈胴式レンズや手ぶれ補正機能をあげたけれども、それがなければ安心かというとそんなこともないようだ。
先日リコーから発売された高級コンパクトデジカメ(?)GR-DIGITALでもこのゴミ問題が起きているようで、こうなると製造工程からしてさまざまな問題があるように思えてくる。

ここ数年のデジカメ市場の成熟は、同時に製造工程の合理化や海外シフトなどを生み、それが遠因になってこうした問題が起きているのではと勘ぐりたくもなってくるのだ。だって、これまで10台以上のデジカメを使ってきて、こんな問題初めて出会うもんなぁ。

いざゴミが入ってしまうと、自分では手の出しようがないだけに、一眼レフよりも厄介なレンズ一体型デジカメ。うーん……困ったもんですなぁ。

※ちなみに、トップ写真は利島港上空でホバリングする海保ヘリ。僕らが乗った船の上を延々と旋回してたんだけど、あれは一体なんだったのかしらん。。。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (くに)
2005-11-26 23:14:01
追撃用~意!<延々と旋回

狙われてます単二さん。



そんなこともあるんですねえ。

ヘリじゃなくってレンズね。

 
 
 
いや、マジで (単二)
2005-11-27 08:41:39
狙われてるのかと思ったんだよ~(^^;)



新島には自衛隊のミサイル試射場とかいうのがあるんだけど、その回りを車でウロウロしてたから怪しまれたかなぁ~なんて(ホント)



それにしても困った>デジカメ

また買っちゃいそうになるじゃないか!(爆)
 
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